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Fターム[3J049BB17]の内容

巻き掛け伝動装置 (9,037) | 張力変更(付勢部材) (3,618) | 付勢手段 (934) | 流体圧 (117)

Fターム[3J049BB17]に分類される特許

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【課題】逆止弁ユニットのチェックボールの暴れを抑制することで、チェックボールの閉弁の迅速性を向上させると共に油室への圧油の流入流量を安定化させ、しかもストローク規制面の形状設定の自由度が大きい油圧式テンショナを提供する。
【解決手段】油圧式テンショナ100の逆止弁ユニット140において、リテーナ150の頂壁151は、離座状態のチェックボール148のストローク量を規制するストローク規制面152を有する。ストローク規制面152は、中心線Lを含む平面での断面形状が曲線153となる凹面である。ストローク規制面152でのチェックボールとの当接点Pにおける曲線153の曲率中心Ccは、中心線方向でストローク規制面152に対してシート面142が位置する側で、当接点Pよりも径方向内方に位置するか、もしくはほぼ中心線L上に位置する。 (もっと読む)


【課題】セットリングによってプランジャをシリンダ内に押込んだ初期セット状態に保持することができるチェーンテンショナのシリンダの小径化を図る。
【解決手段】シリンダ10の開口端部の内周に浅溝部27aと深溝部を有するセット溝を形成し、セット溝内に周方向の一部が切り離されたセットリング30を縮径状態で組込む。セットリングを浅溝部とプランジャ12の先端部外周に形成された係合溝の双方に係合させてプランジャを押し込み状態に保持する。セットリングの切り離し端のそれぞれを軸方向一側に向けて円形に折り曲げて、シリンダの先端部に形成された切欠部29内に収容される一対の縮径操作用の円形の操作片31を設け、操作片の外径を3〜4mmとする。操作片を、折曲げ起点を通るセットリングの接線に対して外方に傾斜させ、傾斜角を10〜40°として、操作片の外接円径の小径化を図り、シリンダの薄肉化を図る。 (もっと読む)


【課題】異なる種類のエンジンにおいても共通して使用することができるチェーンテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内にプランジャ10を摺動可能に挿入し、そのプランジャ10とシリンダ9とで囲まれた圧力室12内に作動油を導入する給油通路13を設け、その給油通路13の圧力室12側の端部にチェックバルブ14を設け、シリンダ9とプランジャ10の摺動面間にリーク隙間15を設け、プランジャ10を付勢するリターンスプリング16を設けたチェーンテンショナにおいて、プランジャ10のシリンダ9からの突出端部にプランジャ10の内外を連通するエア抜き用の第1オリフィス通路17を設け、シリンダ9の閉塞側の端部にシリンダ9の内外を連通するエア抜き用の第2オリフィス通路22を設ける。 (もっと読む)


【課題】ベルトが交換時期に達したか否かを高精度に検出できる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クランクシャフト11に設けられたクランクシャフトプーリ41と、吸気カムシャフト22に設けられた吸気カムシャフトプーリ43と、クランクシャフトプーリ41および吸気カムシャフトプーリ43に掛け回されたタイミングベルト組46と、タイミングベルト組46に張力を与えるテンショナ47とを備えた動力伝達装置であって、タイミングベルト組46は、主タイミングベルト46aと副タイミングベルト46bとの少なくとも2本を並列に有し、副タイミングベルト46bは、使用により劣化することを条件に主タイミングベルト46aより破断しやすくなっているとともに、テンショナ47が原位置から所定距離以上に変位したことを検出する検出センサ49を備える。 (もっと読む)


【課題】逆止弁ユニットにおいて、ボールシートのシート面でのチェックボールの吸着を抑制して、チェックボールの開弁性の向上およびチェーンのバタツキによる騒音の低減が可能であり、さらに圧油源からテンショナに供給される圧油の消費量の減少が能な油圧式テンショナを提供する。
【解決手段】油圧式テンショナは、ハウジングに設けられた収容穴に進退方向に移動可能に収容されてチェーンに張力を付与するプランジャと、逆止弁ユニットとを備える。逆止弁ユニットは、前記収容穴内でハウジングとプランジャとの間に形成された油圧室131に連通する弁油路143が設けられたボールシート141と、ボールシート141に対して着座および離座することにより弁油路143を開閉するチェックボール147とを有する。シート面142には、弁油路143と油圧室131とを、チェックボール147が閉弁状態にあるときに連通させるシート油溝150が設けられる。 (もっと読む)


【課題】プランジャを筒状部材と蓋体の2部品としてコストの低減を図り、そのプランジャを初期セット状態でプランジャの先端面の外周エッジの固着を防止する。
【解決手段】ハウジング11のシリンダ室12にプランジャ13と、リターンスプリング22とを組込み、上記プランジャ13の背部の圧力室25内に供給するオイルによる油圧ダンパ作用にてチェーンの張力を一定にする。プランジャ13の後端開口部内周の鋸歯状雌ねじ17にスクリュロッド18を螺合する。プランジャ13を、筒状部材14と、その筒状部材14に嵌合一体化される嵌合筒部を一方の端面に有する冷間鍛造された蓋体15とで形成する。嵌合筒部の開口端のテーパ面の大径端の直径をφA、スクリュロッドの先端部の外径をφBとしたとき、φA<φBとしてプランジャ13を押し込んだ初期セット状態でテーパ面がスクリュロッド18の先端面の外周エッジに接触する。 (もっと読む)


【課題】リング側当接部での摩耗の進行を抑制することができ、また、リング側当接部の摩耗に起因する噛込みロックを防止することができるリング式テンショナを提供する。
【解決手段】リング式テンショナ100は、収容穴103に収容された状態で前進および後退可能にボディ101に支持されるプランジャ110と、プランジャ110を囲んで配置されて径方向に拡縮可能な弾性リング120とを備え、プランジャ110のラック部111と弾性リング120のリング側当接部121との当接によりプランジャ110の移動が規制される。収容溝130に収容されているリング側当接部121は、リング側当接部121とラック部111とが当接するときに、収容溝130の軸方向ボディ溝壁面131bと当接する軸方向リング当接面121bを有する。軸方向リング当接面121bの断面形状は直線である。 (もっと読む)


【課題】油圧式テンショナ装置の動作に影響を及ぼすことなく、所定以上の油圧を確保して狙った所を潤滑できるタイミングトレーン機構の潤滑構造を提供する。
【解決手段】タイミングトレーン機構20の潤滑構造は、クランクスプロケット21とオイルポンプ用スプロケット24とオイルポンプ用タイミングチェーン26と第2油圧式テンショナ装置30と、を備え、第2油圧式テンショナ装置30は、高油圧室32とプランジャ33とリリーフバルブ50と、を有し、リリーフバルブ50は、第2チェックバルブ52の下流にリリーフ孔31fを有し、リリーフバルブ50は、高油圧室32よりも上方に設けられ、リリーフ孔31fは、クランクスプロケット21の噛み合い部に向かって開口している。 (もっと読む)


【課題】タイミングチェーンの伸びを迅速に確認できると共に、テンショナ装置の円滑な動作を確保できるタイミングチェーンの伸び確認構造を提供する。
【解決手段】エンジンEは、タイミングトレーン機構1及びタイミングカバー2を備える。タイミングトレーン機構1は、駆動スプロケット11及び従動スプロケット12a,12bに掛け渡されたタイミングチェーン13と、タイミングチェーン13に所定の張力を付与するアーム部材14と、アーム部材14をタイミングチェーン13に向けて付勢する付勢力を発生させるテンショナ装置17とを有する。タイミングカバー2には、開口部2aが形成され、アーム部材14には、突起部16gが形成される。開口縁部2bと突起部16gとの位置関係は、タイミングチェーン13が交換を要する伸び量に達したときに、突起部16gの一部又は全体が開口部2aから隠れるように設定される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の始動直後など油圧が十分でない場合であれ、適切な圧力を容易に発生させることのできる油圧テンショナを提供する。
【解決手段】油圧テンショナ60は、ハウジング61に形成されたシリンダ62とこのシリンダ62から摺動自在に突出するプランジャ63との間に区画形成された油圧室66に供給される油圧に応じてプランジャ63の突出テンションを可変とする。油圧テンショナ60は、油圧室66には、プランジャ63がシリンダ62内に最も深く収納された位置(P2)と突出移動する途中の位置(P1)との限られた区間でプランジャ63を突出方向に付勢するアシストスプリング74が設けられている。 (もっと読む)


【課題】油圧式オートテンショナの組立ての容易化を図ることである。
【解決手段】プランジャ19、チェックバルブ25およびプランジャスプリング23が組み込まれたバルブスリーブ12の開口端に複数の曲げ起こし可能な爪片27を設けてプランジャ19を抜止めし、プランジャ19、プランジャスプリング23、チェックバルブ25およびバルブスリーブ12からなる分解可能な油圧ダンパユニットAを形成する。バルブスリーブ12内が作動油で満たされた油圧ダンパユニットAをシリンダ11内に挿入し、そのシリンダ11内に作動油を充填し、リターンスプリング18およびプッシュロッド16の組込み後、シリンダ11の上端開口をシール部材13の組込みにより密閉して油圧式オートテンショナの組立てとする。 (もっと読む)


【課題】 油圧テンショナリフタの油圧回路中内のオイル中の空気を分離排出するエア抜き弁を提供する。
【解決手段】 油圧テンショナリフタ0の油圧回路内のオイル中の空気を分離排出し、オイル排出を抑制する弁体を有するエア抜き弁30において、油圧テンショナリフタ0のエア抜き弁収納孔20hにエア抜き弁ボディ30bが嵌装され、該エア抜き弁ボディ30bの外周面に横断面形状が矩形状の環状溝30cが形成され、該環状溝30cに断面形状が矩形状の環状弁体30dが軸中心線方向ならびに軸中心線に対し接近・離隔する方向に移動可能な状態で嵌装されたものである。 (もっと読む)


【課題】ラチェット式テンショナのラチェット機構のラック歯の摺動面の形状を工夫することにより、バックラッシュに起因する騒音低減を可能としながら、プランジャの前進の迅速性、プランジャの挙動の安定化およびラチェット機構の耐久性の向上を図る。
【解決手段】チェット式テンショナのラチェット機構は、ハウジングに摺動自在に収容されて摺動方向に移動するラチェット150と、プランジャ120に設けられてラチェット150のラチェット歯151と噛合い可能なラック歯122と、噛合い方向にラチェット150を付勢するラチェット付勢用ばねとを備える。ラック歯122は、後退方向に面するストップ面122aと、反噛合い方向に向かって後退方向に傾斜する摺動面122bとを有する。摺動面122bは、進入開始部123と進入終了部124との間で、前進方向および反噛合い方向に凸状の曲面180である。 (もっと読む)


【課題】 タイミングチェーンとの接触面の強度が高くて摺動抵抗が小さく、高速で走行するタイミングチェーンが接触しても摩耗しにくいタイミングチェーン駆動装置を提供する。
【解決手段】 タイミングチェーン1が弛まないように張力を付与する第1のチェーンガイド5aと第2のチェーンガイド5bを配設し、第1のチェーンガイド5aと第2のチェーンガイド5bに、ころで転がり支持された複数のローラ12を、タイミングチェーン1と接触するように配列した。 (もっと読む)


【課題】プランジャの後退を規制可能なラチェット式テンショナにおいて、巻掛け伝動体の張力過多時におけるプランジャの後退の迅速化を図り、以って過大張力に起因する巻掛け伝動体の負担および騒音の減少を図る。
【解決手段】ラチェット式テンショナのラチェット機構Rは、巻掛け伝動体の張力過多時に第2反力F2がプランジャ120に作用するときに、ラチェット150が反噛合い方向に摺動してラチェット歯151がラック歯122から噛み外れることによりプランジャ120の後退を許容する。ラチェット150の外周面153は、第2反力F2が作用しているプランジャ120により後退方向に押圧されたラチェット150が傾斜状態になったときに内周面115に接触する曲面である第2摺接面156,157を有する。ラチェット150は、各第2摺接面156,157において内周面115に線接触しつつ反噛合い方向に摺動する。 (もっと読む)


【課題】プランジャの後退を規制可能なラチェット式テンショナにおいて、巻掛け伝動体の張力過多時におけるプランジャの後退の迅速化を図り、以って過大張力に起因する巻掛け伝動体の負担および騒音の減少を図る。
【解決手段】ラチェット式テンショナのラチェット機構Rは、巻掛け伝動体の張力過多時に第2反力F2がプランジャ120に作用するときに、ラチェット150が反噛合い方向に摺動してラチェット歯151がラック歯122から噛み外れることによりプランジャ120の後退を許容する。ラチェット150には、そのプランジャ側端面154から噛合い方向に突出する突起180が設けられる。突起180は、第2反力F2の作用で後退するプランジャ120により押圧されたラチェット150が反噛合い方向に向かって前進方向に傾斜することにより外周面153が内周面115の前進方向側部分115aに接触することを防止する傾斜抑制構造を構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速で走行するチェーンが接触しても、低騒音で、振動の少ないチェーンガイド並びにそれを用いたチェーンテンショナ装置を提供する。
【解決手段】 チェーン1の走行方向に沿って設けられるチェーンガイドベース9に、チェーンガイドベース9をチェーン側に押し付けるテンショナプランジャー7を一体に取付け、チェーンガイド5自体の重量を増加させることにより、振動を低減させる構成とした。 (もっと読む)


【課題】高圧油室内に混入した空気をプランジャ収容穴からハウジングの外部へ迅速かつ円滑に脱気して空気の影響によるオイルダンピング力の低下を解消して走行チェーンのバタツキ異音を防止する油圧式テンショナを提供すること。
【解決手段】高圧油室R内に混入した空気をハウジング110の外部へ脱気する脱気機構160が、ハウジング110に設けてプランジャ収容穴112へ連通するねじ穴113のねじ込み側フランク部分とハウジング110のねじ穴113に脱気調整用座金161を介して螺合する脱気調整用ねじ162のねじ込み側フランク部分との間隙に形成される螺旋状オリフィス163と、ハウジング110の座金当接位置114に設けて螺旋状オリフィス163と連通してハウジング110の外部へ脱気する脱気誘導溝164とを備えている油圧式テンショナ100。 (もっと読む)


【課題】プランジャとラチェットからなるラチェット機構を誤動作させることなく確実かつ安定して作動させてバタツキ音を低減するとともにプランジャの焼き付きを防止するラチェット式テンショナを提供すること。
【解決手段】プランジャ側面のラック歯122に対してラチェット150のラチェット歯151を歯幅全域に亙って捩れることなく噛み合わせる噛み合い整合機構が、ラチェット収容穴113の内周面に対してラチェット150の外周面を回り止めした状態で構成されているラチェット式テンショナ100。 (もっと読む)


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