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Fターム[3J056CA07]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 係合部材の形状、構造 (1,079) | 対象 (772) | 多板(多板摩擦クラッチ) (201)

Fターム[3J056CA07]に分類される特許

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【課題】コアプレートの全体の平均厚さが薄くでき、かつ、パッククリアランスの低減が可能なこと。
【解決手段】セグメントピース12a,12bを貼り付ける部分の湿式摩擦材プレートの貼着面13a,13bの両面若しくは片面を所定の厚みまで薄くすることで、スプライン内歯11aの厚みに左右されることなく、湿式多板摩擦材構造100の総厚を低減させることができる。逆に、現状の寸法を維持するとなれば、湿式摩擦材プレートの厚みを厚くでき、耐熱性を向上し、熱容量が大きくすることができる。また、通常では、セグメントピース12a,12bの削減、即ち、コアプレート11の摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ドラグトルクを低減することが可能な湿式摩擦板を提供する。
【解決手段】セパレータプレート20と対向するリング状の摩擦面10aに内周から外周まで径方向に延びる油溝13が周方向に間隔を空けて複数設けられたフリクションプレート10であって、摩擦面10aの隣り合う油溝13の間の部分であるセグメント部14に撥油処理が施された撥油部15が設けられ、撥油部15は内周から外周に向かうに従って周方向に拡がるように設けられている。 (もっと読む)


【課題】クラッチ装置において、更なる引き摺りトルクの低減を実現可能なクラッチ装置、同クラッチ装置の引き摺りトルク低減方法および同クラッチ装置に用いられるクラッチ摩擦板を提供する。
【解決手段】クラッチ装置100は、平板環状のクラッチプレート103とクラッチ摩擦板110とを交互に配置するとともに、クラッチプレート103とクラッチ摩擦板110との間にクラッチオイルを有している。クラッチ摩擦板100は、平板環状の芯金111の表面に、同芯金111の内周側から外周側に亘って互いに平行n複数の小溝113aからなる小溝群113と、同小溝群113に隣接して同芯金111の内周側から外周側に向かって幅広に形成された扇状溝114とを有している。クラッチ装置100は、クラッチ摩擦板110の回転時に、芯金111の内周側に存するクラッチオイルを小溝群113および扇状溝114を介して芯金111の内周側から外周側に導いている。 (もっと読む)


【課題】フリクションディスクとセパレータプレートとの間に潤滑油を十分に供給することができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】湿式多板クラッチ1は、ドラム21の外周面21aを覆う固定カバー3を備えている。この固定カバー3は、ドラム21の外周面21aとの間に隙間3sを開けている。この隙間3sは、ドラム21の回転方向21gと同じ方向に且つ各列の複数のドラム穴(ドラム長穴21d、ドラム丸穴21e)に向けて回転方向21gの順に徐々に狭まるように形成されている。これにより、隙間3sに回転方向21gと同じ方向に流れている空気Cの流れを各ドラム穴の近傍Dで速くして負圧を発生させている。 (もっと読む)


【課題】 反りを軽減したセパレータプレート及びコアプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】 内周に軸方向に貫通した貫通孔を備え、外周に複数のスプラインが設けられた環状のセパレータプレートを製造する方法であって、板材を打ち抜き、スプラインの形状に相補的な形状を有する複数の孔を環状に形成すること、板材を打ち抜き、環状の複数の孔の内側に前記貫通孔を形成すること、環状の孔の径方向の外縁と内縁との間において、環状に板材を打ち抜き、セパレータプレートを取り出す。 (もっと読む)


【課題】相対回転差が高いクラッチ開放時、クラッチプレート間での引き摺りトルクの低減を図ること。
【解決手段】駆動力の伝達を断接する乾式多板クラッチ7を備える。このハイブリッド駆動力伝達装置において、乾式多板クラッチ7は、クラッチハブ3にスプライン嵌合されるドライブプレート71と、クラッチドラム6にスプライン嵌合されるドリブンプレート72と、気流変向放射溝791と、を備える。気流変向放射溝791は、ドリブンプレート72のプレート面に設けられ、プレート回転により外径方向に発生する遠心気流Eの向きを、隣接するクラッチプレート間の位置にて軸方向(軸方向気流H)に変える。 (もっと読む)


【課題】短時間の処理でμ−V特性が正勾配となる湿式摩擦材とする。
【解決手段】 400℃〜 700℃に加熱された相手材の平滑表面に摩擦材を圧接させながら摺動させる。繊維成分に含浸し硬化されたバインダー成分が熱によって軟化するとともに、摺動による剪断力と加圧力によって押し潰されると考えられ、繊維成分周囲が平滑化されるとともに平面部分が多くなる一方、空孔も十分に残存するため、摩擦係数が安定するとともに、少なくとも摩擦係合初期のμ−V特性が正勾配となる。 (もっと読む)


【課題】ロックアップクラッチ装置でのリーク流量を抑えつつ、摩擦部材の潤滑及び冷却をも十分に行え、かつドラグトルクを低減する。
【解決手段】ロックアップクラッチ装置に用いられる摩擦部材は、複数の摩擦部51と複数の溝52とを備えている。複数の摩擦部51は、周方向に並べて設けられ、環状の摩擦面を形成する。複数の溝52は、複数の摩擦部51の間に形成され、内周側から外周側に貫通する。そして、複数の溝52のそれぞれは内周溝54及び外周溝55を有している。内周溝54は、内周端に開口を有する内周側の第1溝57及び第1溝57に連続する外周側の第2溝58からなり、周方向に開くV字状に形成されている。外周溝55は、内周溝54の第2溝58の外周端に連続し、外周方向に放射状に延びる。 (もっと読む)


【課題】生産効率を向上させ、短時間で多くの摩擦板を製造するには、打抜き、押圧接着、及びインデックスの動作を高速で行う必要がある。従って、これら一連の動作による押圧接着では押圧時間が短くなり、充分な接着力を得るのは難しいという問題点がある。また押圧接着後は直ちにインデックスされるため、摩擦材セグメントの位置ずれが生じ易い。
【解決手段】本願の摩擦板の製造方法は、ほぼ環状のコアプレート(21)に複数の摩擦材セグメント(32)を貼着する摩擦板の製造方法であって、前記摩擦材セグメントを貼着位置に予め位置決めしておき、接着剤(26)を塗布した前記コアプレートと前記摩擦材セグメントを押圧して仮接着を行うことを特徴としている。また、本願の摩擦板の製造装置は、ほぼ環状のコアプレート(21)に複数の摩擦材セグメント(32)を貼着する摩擦板の製造装置であって、貼着位置に配列した状態で保持することによって前記摩擦材セグメントの位置決めを行う治具(40)を備えたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチの摩擦板や車輌等のディスクブレーキ等の摩擦・摺動部品において、摩擦熱によるヒートスポット(局部的な変質層)の発生や熱歪み(変形)、摩耗量増大を解決する。
【解決手段】厚さ10mm以下の金属製摩擦体の内部は、金属部分(総体積E1)と冷却用熱媒体の流路となる空隙部分(総体積E2)とから構成され、それらの体積比は1≦E1/E2≦15とする。摩擦体は複数枚の鋼板を積層し互いに接合した構造を有し、摩擦体の内部を構成する鋼板は、冷媒流路として作用するようにあらかじめ設計された形状の板厚方向に貫通した空隙またはスリットを有した1枚または複数枚の鋼板である。 (もっと読む)


【課題】多板式摩擦係合装置の非係合時の引き摺りを低減させる。
【解決手段】多板式摩擦係合装置を、複数枚の摩擦板70と複数枚のセパレータ72とが軸方向に沿って交互に配列された多板クラッチや多板ブレーキとして構成し、摩擦板70のコアプレート70aを、山部と谷部とが軸中心から放射状に連続するよう波板状に形成し、コアプレート70aに対して周方向に沿って山部には低摩擦係数の摩擦材71aを谷部には高摩擦係数の摩擦材71bをそれぞれ貼り付ける。これにより、コアプレートの山部に高摩擦係数の摩擦材を貼り付け、谷部に低摩擦係数の摩擦材を貼り付けるものに比して、非係合時の引き摺りの発生を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】回転力を伝達又は遮断するクラッチ装置におけるクラッチプレートにおいて、帯状板部材からクラッチプレートを打ち抜き加工により製造する場合に、未使用のロス部分の発生を一層抑制できるクラッチプレートを提供する。
【解決手段】複数の略弧状の弧状分割体101が環状に配設されて環状に構成されるクラッチプレート100において、弧状分割体101は、その内周端101b側の曲率r1とその外周端101c側の曲率r2とを同一に構成すると共に、クラッチプレート100とクラッチ本体との係合に用いられる係合部104を、弧状分割体101の内周端101b側の領域101a又は外周端側の領域に備える。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦クラッチの断続性能を低下させずに、フリクションプレートおよびクラッチプレートの耐久性の向上を図る。
【解決手段】湿式摩擦クラッチは、フリクションプレートを支持するクラッチハウジングと、クラッチプレートを支持するクラッチボス30と、クラッチハウジングおよびクラッチボス30に挿通されたメイン軸とを備えている。メイン軸には、クラッチボス30の裏側に油を供給する孔が形成されている。クラッチボス30の裏側には、中心側から外周側に延び、その表面を油が外周側に向かって伝わる複数のフィン60が形成されている。 (もっと読む)


【課題】摩擦フェーシングを介して圧接するプレート間に滞留する摩耗粉による引き摺りを抑え、多板乾式クラッチが締結/開放不良になるのを防止すること。
【解決手段】多板乾式クラッチ7が閉鎖空間内に配置されたハイブリッド駆動力伝達装置において、多板乾式クラッチ7は、インナープレート71と、アウタープレート72と、摩擦フェーシング73と、ハウジングカバー60と、を備える。インナープレート71は、クラッチハブ3とのスプライン嵌合部領域に軸方向の内周流入路74,74…を有する。アウタープレート72は、クラッチドラム6とのスプライン嵌合部領域に軸方向の外周流出路77,77…を有する。摩擦フェーシング73は、径方向のクラッチ溝76を有する。ハウジングカバー60は、外気導入穴66と外気排出穴67を有する。クラッチ溝76は、外部側の摩擦フェーシング73に有する溝の溝断面積合計より、内部側の摩擦フェーシング73に有する溝の溝断面積合計を大きく設定した。 (もっと読む)


【課題】カム機構を作動させるためのトルク及びサイズの増大を抑制しながらカム機構の一対のカム部材が中立状態から相対回転することを抑制することが可能なカム機構、及びカム機構を備えた駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】カム機構7は、第1のカム面702a,712aを有する第1のカム溝702,712、及び第1のカム溝702,712よりも浅い第2のカム溝703,713がそれぞれの対向面に形成されたメインカム70及びパイロットカム71と、メインカム70及びパイロットカム71の間に介在する第1のカムボール72及び第2のカムボール73とを備え、第1のカムボール72は、第1のカム溝702,712を周方向に転動することでメインカム70及びパイロットカム71を離間させる方向のカム推力を発生させ、第2のカムボール73は、中立状態において第2のカム溝703,713に嵌合する。 (もっと読む)


【課題】トルク伝達容量を低下させることなく異音の発生を抑制することが可能な駆動力伝達装置及び車両を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、同軸上で相対回転可能なフロントハウジング8及びインナシャフト3と、フロントハウジング8とインナシャフト3との間でトルクを伝達するメインクラッチ4と、メインカム70及びパイロットカム71を有してメインカム70によってメインクラッチ4を押圧するカム機構7とを備え、フロントハウジング8のスプライン歯80bとアウタクラッチプレート41の第1の突起41aとの周方向の隙間角度をθ、インナシャフト3のスプライン歯30aとインナクラッチプレート40の突起40aとの周方向の隙間角度をθ、インナシャフト3のスプライン歯30aとメインカム70の突起70bとの周方向の隙間角度をθとしたとき、θ+θ−θ≧1.0°の不等式を満たす。 (もっと読む)


【課題】湿式多板クラッチの構造を複雑化せずに、摩擦係数を向上させ、トルク容量が大きい湿式多板クラッチのセパレータプレートを提供すること。
【解決手段】湿式多板クラッチのセパレータプレート10は、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であるポリマー12を、金属製の基材14にコーティングしてなる。ポリマー12を基材14にコーティングすることによりセパレータプレート10の摩擦係数を向上させ、湿式多板クラッチの構造を複雑化せず、大きさや重量に影響を与えることなく、湿式多板クラッチのトルク容量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】優れたな摩擦係数とトルク伝達性能が得られ、摩擦材表面を摩耗させることがなく、摩擦材、セパレータプレートの枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができること。
【解決手段】摩擦材4aに潤滑油中で係合することによって回転トルクを伝達する湿式多板クラッチであって、少なくとも摩擦材4aに係合する面の摩擦材4aに接触する部分の全面に、摩擦面積に対する細溝30の溝面積(表面溝率)が10〜70%となるように複数本の細溝30を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】摩擦面間の相対回転速度を摩擦係合させる2部材間の相対回転速度よりも低くすることを可能とする。
【解決手段】相対回転可能なアウター・プレート111及びインナー・プレート113にそれぞれ備えられた摩擦面間に、回転自在なフローティング・プレート109を介設し、理論的にはアウター・プレート111及びインナー・プレート113の摩擦面とフローティング・プレート109との間の相対回転速度をアウター・プレート111及びインナー・プレート113の相対回転速度の1/2にすることができ、摩擦面間の相対回転速度をアウター・プレート111及びインナー・プレート113間の相対回転速度よりも低くすることができることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


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