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Fターム[3J056FA09]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 製造方法 (310) | 加工手段 (254) | 表面処理加工 (39)

Fターム[3J056FA09]に分類される特許

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【課題】コアプレートの全体の平均厚さが薄くでき、かつ、パッククリアランスの低減が可能なこと。
【解決手段】セグメントピース12a,12bを貼り付ける部分の湿式摩擦材プレートの貼着面13a,13bの両面若しくは片面を所定の厚みまで薄くすることで、スプライン内歯11aの厚みに左右されることなく、湿式多板摩擦材構造100の総厚を低減させることができる。逆に、現状の寸法を維持するとなれば、湿式摩擦材プレートの厚みを厚くでき、耐熱性を向上し、熱容量が大きくすることができる。また、通常では、セグメントピース12a,12bの削減、即ち、コアプレート11の摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】冷却による素材の変形を抑制するとともに、表面に錆が発生しない摺動部材、クラッチプレートおよびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】摺動部材は、鋼材からなる母材部110と、母材部110の表面側に20〜50μmの厚さに形成される窒素拡散層120と、窒素拡散層120の表面側に20〜50μmの厚さに形成され最表面をなす窒素化合物層130とを備える。この摺動部材における窒素化合物層130および窒素拡散層120は、鋼材からなる素材を660〜690℃のアンモニア雰囲気にて加熱処理を行う加熱工程と、加熱工程の後に60〜80℃の油温にて油冷を行う油冷工程と、油冷工程の後に表面側を加圧しながら250〜350℃の温度にて焼き戻し処理を行う焼き戻し工程とにより形成する。 (もっと読む)


【課題】短時間の処理でμ−V特性が正勾配となる湿式摩擦材とする。
【解決手段】 400℃〜 700℃に加熱された相手材の平滑表面に摩擦材を圧接させながら摺動させる。繊維成分に含浸し硬化されたバインダー成分が熱によって軟化するとともに、摺動による剪断力と加圧力によって押し潰されると考えられ、繊維成分周囲が平滑化されるとともに平面部分が多くなる一方、空孔も十分に残存するため、摩擦係数が安定するとともに、少なくとも摩擦係合初期のμ−V特性が正勾配となる。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチの摩擦板や車輌等のディスクブレーキ等の摩擦・摺動部品において、摩擦熱によるヒートスポット(局部的な変質層)の発生や熱歪み(変形)、摩耗量増大を解決する。
【解決手段】厚さ10mm以下の金属製摩擦体の内部は、金属部分(総体積E1)と冷却用熱媒体の流路となる空隙部分(総体積E2)とから構成され、それらの体積比は1≦E1/E2≦15とする。摩擦体は複数枚の鋼板を積層し互いに接合した構造を有し、摩擦体の内部を構成する鋼板は、冷媒流路として作用するようにあらかじめ設計された形状の板厚方向に貫通した空隙またはスリットを有した1枚または複数枚の鋼板である。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性を確保しつつ、摩擦面の摩擦係数の低下を抑えることができる摩擦部材の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維を含有した熱可塑性樹脂からなる摩擦面を含む摩擦部材の製造方法であって、前記繊維と前記熱可塑性樹脂とから成形体を成形する成形工程S12と、該成形体を摩擦部材の形状に削り込む削り込み工程S13と、該削り込んだ摩擦部材の摩擦面を、前記熱可塑性樹脂の軟化点以上に加熱した押圧部材で押圧することにより、前記摩擦面を含む前記摩擦部材の表層の熱可塑性樹脂を軟化させて、前記摩擦面を平滑にする平滑化工程S14と、を含む。 (もっと読む)


【課題】優れたな摩擦係数とトルク伝達性能が得られ、摩擦材表面を摩耗させることがなく、摩擦材、セパレータプレートの枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができること。
【解決手段】摩擦材4aに潤滑油中で係合することによって回転トルクを伝達する湿式多板クラッチであって、少なくとも摩擦材4aに係合する面の摩擦材4aに接触する部分の全面に、摩擦面積に対する細溝30の溝面積(表面溝率)が10〜70%となるように複数本の細溝30を形成してなる。 (もっと読む)


【課題】良好な初期なじみ性および耐摩耗性を有するなじみ層を提供し、これにより、摺動時におけるなじみ性を向上させることができる摺動部材を提供すること。
【解決手段】アウタークラッチプレート35の表面(基材2Aの表面)は、DLC膜15によって被覆されている。DLC膜15上には、直流パルスプラズマCVD法によるDLCの堆積層であるなじみ層16が形成されている。なじみ層16は、N(窒素)、H(水素)およびSi(シリコン)を含有している。 (もっと読む)


【課題】経時的な摩擦特性の変化を抑制することを可能とする。
【解決手段】相手摩擦面に接触して摩擦係合を行う摩擦面7に、起伏9を設けて粗度を調整する摩擦板1の製造方法であって、プレス型材11Aの表面13に、ショット・ピーニングにより起伏21を形成する起伏形成工程3と、起伏21を備えたプレス型11を摩擦板1に押しつけ摩擦面7の起伏9を反転成形する起伏反転工程5とを備え、プレス型11の凸部19の頂部19aは、プレス型11の凹部17の底部17aよりも急峻な形状となり、このプレス型11の表面の押し付けにより摩擦面7に反転成形された起伏9の凸部25の頂部25aは、摩擦面7の凹部23の底部23aよりも緩慢形状にすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クラッチ装置における動力伝達特性を長期間維持することができるとともに効率よく生産することができるクラッチ装置用の従動側回転体、同従動側回転体を備えたクラッチ装置、同従動体回転装置の製造方法および同従動側回転体を備えたクラッチ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】クラッチ装置10における従動側回転体としてのクラッチプレート17を熱処理炉に配置して同熱処理炉内に不活性ガスを導入して約740℃に加熱する。次に、クラッチプレート17の表面に約0.1〜1.0%の濃度で窒素を固溶させるために必要な流量でアンモニアガスを熱処理炉内に導入する。そして、熱処理炉内の温度および窒素濃度を一定に保つことにより、クラッチプレート17の表層に窒素を浸透させて窒素含有層を形成させる。次に、窒素含有層が形成されたクラッチプレート17を冷却油中に投入することにより窒素含有層を焼入れしてマルテンサイト組織に変態させる。 (もっと読む)


【課題】加工コストを抑制すと共に、良好なμ−V特性が得られる湿式摩擦伝動装置及び被摩擦板成形方法を提供することにある。
【解決手段】芯材36の側面に摩擦材37が貼り付けたクラッチディスク35と鉄系金属製のクラッチディスク31とを対向して回転し、クラッチディスク31と35の間に潤滑油を介在すると共に押圧することで回転力を伝達する湿式摩擦伝動装置であって、クラッチディスク31の摺接面32に、研削または切削加工により油溝33となる溝32aを形成し、バニッシング加工により溝32a間に平坦なプラトー面32bを形成し、このプラトー面32bにショットピーニング加工により多数の油溜め34となる凹部32cを形成する。潤滑油が多数の油溜まり34に保持されて摺接面32の全面に油膜が形成される一方、油溝33に保持された潤滑油が各油溜まり34に補給されて良好なμ−V特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 湿式摩擦クラッチ機構の摩擦抵抗を一定に保つ。
【解決手段】 湿式摩擦クラッチ機構を有している。湿式摩擦クラッチ機構は、固定側クラッチ部品と、可動側クラッチ部品と、クラッチばねとの組み合わせを有している。固定側クラッチ部品は制輪子隙間調整装置の筐体に形成され、可動側クラッチ部品は摩擦ライニング18aを有し、クラッチばね19によって、一定圧力で加圧されて固定側クラッチに押し付けられている。摩擦ライニング18aは、固定側クラッチに圧接されて制輪子隙間の調整に際して摩擦拘束力を生じさせる。可動側クラッチの摩擦ライニングを圧接させる固定側クラッチの全面には、潤滑油の油溜りとして可動側クラッチに接触する全面に分散させて10〜15μmの深さの窪みを有するディンプル27が形成されている、 (もっと読む)


【課題】ダイヤフラムスプリングに接触する当接部の摩耗を防止できて、クラッチレリーズの初期性能を維持できるとともに、摩耗粉の発生を抑制できて軸受へのダメージリスクを軽減でき、しかも、生産性に優れかつコスト低減を図ることができるクラッチレリーズ軸受装置を提供する。
【解決手段】エンジンとトランススミッションとの間に配置されるクラッチレリーズ軸受装置である。回転しているダイヤフラムスプリングに接触する当接部1を有する軸受2を備える。軸受2の少なくとも当接部1が、その金属素地よりも低摩擦係数のコーティング層Sにて被覆されてなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来の湿式摩擦係合装置用摺動部材と比較して、プレートが充分な摩擦係数を有しながらもプレートの相手材であるペーパ系摩擦材に対する攻撃性を顕著に低減した湿式摩擦係合装置用摺動部材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、摺動面に非晶質炭素膜を施したプレートと、前記摺動面に接するように配置されるペーパ系摩擦材との組み合わせからなる湿式摩擦係合装置用摺動部材であって、前記非晶質炭素膜は、ラマン分光分析法で測定されたGバンドシフトが1534cm−1以上、1560cm−1以下であり、かつGバンド半値幅が157cm−1以上、186cm−1以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第1部材と第2部材を共に焼結金属で形成し、その第1部材と第2部材各々の端面に設けた凸部と凹部を互いに噛合わせる噛合いクラッチを、初期なじみ性や相手攻撃性の悪化を招かない方法で噛合い部を強化してより厳しい条件下での使用に耐えられるものにすること課題としている。
【解決手段】端面に凸部5を設ける第1部材2と、端面に前記凸部と噛合わせる凹部6を設ける第2部材3を共に樹脂を含浸させた金属の焼結生材で形成して、焼結生材と同等のマイクロビッカース硬さを維持しながらロックウエル硬さを向上させて第1部材2と第2部材3の圧縮耐力を向上させた。 (もっと読む)


【課題】衝撃や過大荷重に対して爪片が折れ難いシンクロナイザリングを提供する。
【解決手段】軸方向に亙って直径が変化するテーパ円筒部13と、このテーパ円筒部13の大径側端部に形成された複数の爪片14とからなるシンクロナイザリングにおいて、テーパ円筒部13の硬度が爪片14の硬度より高く設定されている。テーパ円筒部13の硬度がHRC57以上でHRC65以下に設定され、爪片14の硬度がHRC33以上でHRC57未満に設定されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本来的な初期フェード防止機能を損なうことなく、摩擦材表面を焼き処理しても良好な平面度を確保できる摩擦材表面焼き方法を提供する。
【解決手段】摩擦材2の表面2aをバーナー8の放射熱を与えて焼く摩擦材表面焼き方法であって、摩擦材2の表面2aを焼く前に、該摩擦材表面2aを、これの周縁部2cを中央部2bよりも沈降させた形状に予め研磨しておくことを特徴とする。表面2aを焼く前の中央部2bと周縁部2cとの高低差は、10μm以上としておく。 (もっと読む)


【課題】固体潤滑剤を利用した摺動部材よりも、低い摩擦係数を得ることができる摺動部材を提供する。
【解決手段】基材11に被膜12が形成された摺動部材10であって、前記被膜12は、リン酸チタニウム化合物を含有している。摺動面13には、リン酸チタニウム化合物の無光触媒作用により、水分を分解して、摺動面13に水酸基(−OH)が生成される。該水酸基の生成により、摺動面13は親水性の表面となり、摺動面13には、水(H2O)層が形成される。これにより、摺動面13に潤滑油、グリースなどの潤滑剤が供給された場合には、水層と潤滑剤の油層からなる境界層が形成される。該境界層は、基油のみの場合に比べて摺動部材10の摺動によるせん断力が小さいので、摺動部材の摩擦係数をより低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】コイルスプリングの縮径時における負圧の発生に起因する異音の発生を防止できるスプリングクラッチおよびそれを用いた電動パーキングブレーキ装置を提供する。
【解決手段】回転軸線を中心とする扇形の切欠き39が形成された出力カム33と、シリンダ部材31に回転可能に設けられた入力回転部材13に一体的に設けられて切欠き39の円周方向内端面の間に円周方向に隙間をおいて挿入される入力カム32と、シリンダ部材31内に嵌挿され拡径により内周面31aに摩擦係合されるとともに両端部に切欠き39の円周方向内端面と入力カム32の円周方向外端面の間の隙間内に位置される折曲部が形成されたコイルスプリング34とを備え、シリンダ部材31の内周面31aに、固体の潤滑被膜50を形成した。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、初期摩擦特性を初期ならし作業や研磨や切削を行うことなく安定させることができ、これによって不要な研磨屑・切削屑の発生を防ぐとともに、製造工程を削減して製造時間の大幅な短縮を図ること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、製造金型4,5で加圧・加熱されることによってリング状摩擦材基材3が芯金2の表面に圧着固定されるとともに上型4の外周側のテーパーに対応した角度αのテーパーがリング状摩擦材基材3の外周側に付けられるため、従来の製造工程に新しい工程を加えることなく、リング状摩擦材基材3の半径方向の厚さを半径方向の途中から外周方向に向かって薄くなるようにテーパーを形成しているため、リング状湿式摩擦材1がディスクに係合する際にトルクの高い外周側から、線でなく面で滑らかに係合して、初期摩擦係数を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】異音防止と寿命向上とを実現可能なクラッチレリーズ軸受装置を提供する。
【解決手段】クラッチレリーズ軸受装置3は、内輪11及び外輪12と、内輪11の軌道面11bと外輪12の軌道面12bとの間を転動するボール15とを含むクラッチレリーズ軸受10と、ガイド軸9a上に摺動自在に嵌合されたガイドスリーブ20と、ガイドスリーブ20に対してクラッチレリーズ軸受10を保持するばね部材30とを備える。そして、内輪11のダイヤフラムスプリング7との当接部11aに、非鉄のショット材を用いたショットピーニングによる金属被膜を形成する。 (もっと読む)


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