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Fターム[3J057CA09]の内容

油圧・電磁・流体クラッチ・流体継手 (17,432) | 回転ピストン型の構成 (576) | リターンスプリング又はリテーナ (76)

Fターム[3J057CA09]に分類される特許

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【課題】油圧クラッチの締結に必要な油圧を発生できない低温時、駆動力伝達可能状態を達成すること。
【解決手段】ハイブリッド駆動力伝達装置は、エンジンEngから駆動輪への駆動力伝達系に、クラッチハブ軸2と、クラッチドラム軸4と、両軸2,4の間に介装され、油圧供給により締結されるノーマルオープンタイプの乾式多板クラッチ7と、を備える。このハイブリッド駆動力伝達装置において、駆動力伝達系を構成する一部の部材を、低温時に形状特性が変わる素材を用いた形状記憶スプリング84とする。そして、乾式多板クラッチ7の締結に必要な油圧を発生できない低温時、形状記憶スプリング84の形状変更により駆動力伝達可能状態とする第1低温時駆動力伝達機構A1を設けた。 (もっと読む)


【課題】製造コストを低減することができる皿ばねの製造方法により得られる皿ばねを用いたクラッチ装置を提供する。
【解決手段】クラッチ装置は、クラッチドラムを内部に有する2つのクラッチ機構を備えている。各クラッチ機構のクラッチドラムの内部における従動プレートとピストンとの間に、リング状の親皿ばねおよび子皿ばねのそれぞれが設けられている。親皿ばね1の凸面側内周縁部には、荷重負荷時に最初に相手部材と接触可能な平坦部が形成され、その平坦部により弾性変形における平坦時発生荷重が所望値に調整されている。このような親皿ばねおよび子皿ばねのブランク1A,2A(図6)は、プレス加工によって同一の板厚を有する板材から得る。このとき、ブランク1Aには、その曲げ成形後の形状を考慮に入れて、内周縁部に平坦部12Aを形成する。
【選択図】図7
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【課題】簡単な構成で、摩擦係合部を押圧するピストン部材が軸方向に対して傾くことを防止できるクラッチ構造を提供する。
【解決手段】軸方向に移動することで摩擦係合部(23)を押圧するピストン部材(33)には、リターンスプリング(35)の付勢により摩擦係合部(23)から最も離間した位置でピストンハウジング(31)に接地する接地部(39)が設けられており、この接地部(39)は、ピストン部材(33)の外径端(33a)におけるピストン室(32)側の面(33d)に配置されている。また、リターンスプリング(35)は、ピストン部材(33)の外径端(33a)におけるピストン室(32)と反対側の面(33c)に設けた当接部(36)に当接しており、該当接部(36)を軸方向に押圧するように設置されている。これらによって、ピストン部材(33)が軸方向に対して傾くことを防止できる。 (もっと読む)


【課題】エンジン再始動に伴う前進クラッチの締結ショックを抑制しつつ、エンジン停止時においてもニュートラル制御を可能とする。
【解決手段】エンジン11と駆動輪19f,19rとの間の動力伝達径路18には前進クラッチ49が設けられる。この前進クラッチ49の締結油室63にはスプリング65が組み込まれ、制御油圧が低下するアイドリングストップ時にも前進クラッチ49はバネ力によって滑り状態または締結状態に保持される。これにより、エンジン再始動に伴う前進クラッチ49の締結ショックが抑制される。さらに、動力伝達径路18には噛合クラッチ15が設けられており、噛合クラッチ15はセレクトレバー45aに連動する電動アクチュエータ44によって操作される。これにより、滑り状態や締結状態に保持される前進クラッチ49を備えていても、噛合クラッチ15を解放することでニュートラル制御が可能となる。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングがスプリングリテーナから外れ難いスプリングユニットを提
供する。
【解決手段】リテーナ62の複数の凸部のうち少なくとも一つの凸部は、スプリング7の
内径部が係止される少なくとも二つの係止突部611、612を高さ方向に間隔を隔てて
に有する係止接触部をスプリング7の内径部が位置する方向に間隔を隔てて少なくとも二
つ有する装着係止突部61である。スプリング7は常に2個以上の係止突部611、61
2で係止されている。このためスプリング7の締め代がこれら2個以上の係止突部611
、612で常に維持される。このためスプリング7が装着係止凸部61より抜け出るのが
効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】係合装置の部分係合状態を容易に実現することができ、更に係合装置の応答性を良好に維持することができる車両用駆動装置を実現する。
【解決手段】内燃機関に駆動連結される入力部材と車輪に駆動連結される出力部材とを結ぶ動力伝達経路上に、回転電機MGと係合装置C1とを備えた車両用駆動装置。係合装置C1は、入力部材に連結された係合入力側部材31と、係合入力側部材31と対をなすと共に回転電機MGに連結された係合出力側部材32と、係合入力側部材31と係合出力側部材32との間に配置された摩擦部材33と、摩擦部材33を押圧方向A2に押圧する押圧部材34と、を備える。係合出力側部材32と押圧部材34との間に作動油圧室H1が形成され、作動油圧室H1に作動油圧が供給されない状態で押圧部材34を押圧方向A2に付勢する付勢ばね35が、作動油圧室H1の外部に配置されている。 (もっと読む)


【課題】摩擦係合装置の冷却性能を高く維持することができる発進装置の実現。
【解決手段】内燃機関に駆動連結される入力部材Iと車輪に駆動連結される出力部材Mとの間の駆動力の伝達及び遮断を切替可能に設けられる摩擦係合装置CLを備えた発進装置SM。摩擦係合装置CLは、一対の摩擦部材31と、押圧部材41と、リターンスプリング49と、保持部材47と、を有し、摩擦係合装置CLを収容するハウジングCH内に所定圧以上の油が満たされており、ハウジングCH内における軸方向で保持部材47と押圧部材41との間の空間V2の径方向内側端部に油を供給する油供給部65bを備え、摩擦係合装置CLの解放状態で、油供給部65bが、径方向に見て押圧部材41及び保持部材47とは重複しない位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 バックラッシュによる騒音を抑制することができるとともに、クラッチ摩擦板に焼き割れが発生するのを抑制することができるクラッチ機構を提供する。
【解決手段】 フライホイール6の回転駆動力をクランクシャフト4に伝達するためのクラッチ手段8を備えるクラッチ機構2である。クラッチ手段8は、フライホイール6とともに回転自在に且つクランクシャフト4の軸方向に移動自在に支持された押圧ディスク38、第1及び第2ピストンディスク36,40と、クランクシャフト4に取り付けられた第1クラッチ摩擦板42と、フライホイール6に取り付けられた第2クラッチ摩擦板44と、を備える。第1クラッチ摩擦板42は、第1ピストンディスク36と押圧ディスク38との間に配設され、また第2クラッチ摩擦板44は、押圧ディスク38と第2ピストンディスク40との間に配設されている。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチ装置において、キャンセラープレートを正しく組み付けできるようにする。
【解決手段】制御油圧室の油圧増大に応じて第1及び第2の摩擦板を加圧する側に移動するクラッチピストンと、クラッチピストンとの間に制御油圧室を形成するピストンガイド92と、クラッチピストンの制御油圧室と反対側に油圧キャンセラー室を形成するキャンセラープレート93とを設け、キャンセラープレート93に設けた凸部133と、ピストンガイド92に設けられ凸部133と係合する第1の切り欠き部122Aとを係合して組み付けると共に、ピストンガイド92の切り欠き部122に、キャンセラープレート93の凸部133が係合しない第2の切り欠き部122Bを設けた油圧クラッチ装置において、ピストンガイド92の第2の切り欠き部122Bに、軸方向に突出する複数の突出部125を設けた。 (もっと読む)


【課題】入力部材に付与された動力を複数のクラッチの係合状態の切り替えにより変速比を複数段に変更して出力部材に伝達可能な変速装置において、入力部材と複数のクラッチのクラッチドラムをケースに対して安定に支持しつつ部品の点数削減を図る。
【解決手段】自動変速機30では、第1クラッチとしてのクラッチC2のクラッチドラム50が入力軸34に固定され、第2クラッチとしてのクラッチC1のクラッチドラム40がクラッチドラム50にスプライン嵌合部60を介して連結されると共にクラッチC2のキャンセルプレート57と当接する部位としてのブラケット60bを有しており、入力軸34に取り付けられたスナップリング70により軸方向に位置決めされる。そして、クラッチドラム50および入力軸34は、1個のラジアルベアリング61と1個のスラストベアリング62とによりトランスミッションケース18に対して支持される。 (もっと読む)


【課題】 コイル状のリターンスプリングを支持するスプリングリテーナをピストンガイドにバヨネット結合する際に、リターンスプリングの倒れを防止する。
【解決手段】 切欠き20bおよび突起22bよりなるバヨネット結合部25でピストンガイド17の円筒部22にスプリングリテーナ20を結合するとき、スプリングリテーナ20がリターンスプリング19を圧縮しながら軸線L方向に移動して切欠き20bを突起22bが通過した後に、スプリングリテーナ20が軸線Lまわりに回転してピストンガイド17の円筒部22に係止される。このとき、治具Jによってスプリングリテーナ20に設けた第1凹凸係合部20dとピストン16に設けた第2凹凸係合部16eとが一定の位相関係を保つので、ピストン16に対してスプリングリテーナ20が相対回転してリターンスプリング19が円周方向に倒れるのを防止し、スプリングリテーナ20の組付け作業を容易かつ確実に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】部品点数を抑えた簡単な構成で、エンドプレートの移動を規制するスナップリングが外れることを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】複数の摩擦プレート21,22における積層方向の一端に配置した環状のエンドプレート24と、ケーシング10に係合してエンドプレート24が積層方向に移動することを防止する環状のスナップリング28とを備え、エンドプレート24の側面24aには、径方向の外側を向く段差面25が形成されており、スナップリング28は、その側面28cがエンドプレート24における段差面25の外径側25aに当接しており、かつその内周端28bが段差面25に対向している。スナップリング28が巻き方向の力によって小径化する際に、段差面25に当接することでそれ以上の小径化が規制されるので、スナップリング28が溝部14から内径側に外れることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチ装置において組付けの作業性を向上する。
【解決手段】第1クラッチインナ84と、駆動及び被動摩擦板85,86に対向して第1クラッチインナ84に設けられる受圧板部84Dと、加圧板部91Dに連設され制御油圧室96の油圧増大に応じて駆動及び被動摩擦板85,86を加圧する側に移動するクラッチピストン91と、クラッチピストン91との間に制御油圧室96を形成するピストンガイド92と、制御油圧室96と反対側に油圧キャンセラー室97を形成するキャンセラープレート93とを設けた第1油圧クラッチ装置36において、キャンセラープレート93の凸部133と、ピストンガイド92に設けられ凸部133と係合する切り欠き部122とを係合して組付けると共に、切り欠き部122の係合溝123に係合して、キャンセラープレート93の軸方向の移動を規制するクリップ135を設けた。 (もっと読む)


【課題】クラッチシリンダ内のクラッチ本体部が遠心油圧キャンセラの外周側にある場合でも、加圧室とキャンセル油圧室の遠心油圧の差を可及的に小さくして、クラッチピストンの動作の円滑性を確保する。
【解決手段】クラッチピストン2から見て加圧室Aと反対側に配置されると共に遠心油圧キャンセラ3とを備え、クラッチピストン2によって接続又は遮断されるクラッチ本体部5が遠心油圧キャンセラ3の外周側に位置するものにおいて、クラッチピストン2が、ピストン本体21と、クラッチ本体部5の内周に配置されると共にピストン本体21に密接された環状の仕切り板24を備え、遠心油圧キャンセラ3の外径部に設けられたシール部材32が、仕切り板24の内周面に軸方向摺動可能に密接されることにより、クラッチピストン2と遠心油圧キャンセラ3の間に仕切り板24の内周面を外径とするキャンセル油圧室Bが画成される。 (もっと読む)


【課題】遠心油圧キャンセラ3によってクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌可能とし、自動変速機の始動時の貧潤滑を防止する。
【解決手段】ピストン2を油圧室A側へ付勢するリターンスプリング4を支持すると共に、ピストン2との間に油圧室Aの遠心油圧と対抗する遠心油圧を発生させる平衡油室Bを画成する遠心油圧キャンセラ3であって、撹拌羽根33が取り付けられている。このため、遠心油圧キャンセラ3自体の外周形状に依存することなく、回転によって撹拌羽根33がクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌することができる。 (もっと読む)


【課題】油圧室に一端を臨ませるピストンを付勢する付勢手段をそれぞれ備えるとともに単一の油圧クラッチアウタを共通に備える複数の油圧クラッチが、各油圧室に作用する油圧の独立制御に応じた断・接作動を可能として各ピストンの作動方向と同一方向に延びる軸線を有する出力軸の軸線方向に並設されて成る多重クラッチ装置において、出力軸の半径方向でのコンパクト化を図る。
【解決手段】各油圧クラッチ30A,31Aの付勢手段38,48が、出力軸20,21を囲繞しつつ該出力軸20,21の軸線方向に並んで配置される。 (もっと読む)


【課題】 ピストンシール及びキャンセルプレートの必要強度を確保しつつ、加工工数を削減することができる密封装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 密封装置は、油圧によりハウジング内を軸方向に移動することで多板クラッチを押圧作動させるピストンシールと、このピストンシールに対向配置された環状のキャンセルプレートとを備えている。この密封装置の製造方法は、環状の金属材料からなる前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートの中間素材を鍛造することによって、それぞれ前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートの粗成形品を得る鍛造工程と、前記粗成形品に対して、前記鍛造工程における加工精度よりも高い加工精度が必要な部分を切削加工により形成することで、前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートを得る切削工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングにウエーブスプリングを用いたクラッチにおいて、座屈を生じさせないで、安定した変速性能が得られるようにする。
【解決手段】ピストン20とスプリングリテーナ30の間にリターンスプリング15を配置する。ピストンはスプリングリテーナに向かう複数の突起25を周方向に有し、スプリングリテーナは筒部32を備えて先端に突起に対応する切欠き35を有する。突起が切欠き内に進入することにより筒部と突起が軸方向にそって連続して、リターンスプリングが間隙sへ落ち込むのを規制するので、圧縮の際に径方向にズレたリターンスプリングが筒部と突起に挟まれてクラッチの締結解放機能を損ずる事態が確実に回避されるとともに、切欠きと突起の係合によってピストンとスプリングリテーナ間の相対回転も抑えられるので、リターンスプリングは波の山同士のズレが助長されることなく、座屈が防止される。 (もっと読む)


【課題】製造コストを低減することができる車両用自動変速機の摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】環状のストッパ部材76は、周方向において分割された少なくとも2つの円弧状部材78から構成され、その環状のストッパ部材76の内周側に嵌め入れられた環状突部82aを有する環状の保持部材82によってその円弧状部材78の周方向溝54a内から軸心C側への移動が阻止されていることから、ストッパ部材76が従来のように穴用スナップリング88から成る場合と比較して同じ板材から打抜加工により製作可能な個数が増えて材料の歩留まりが小さくなり、また、その環状のストッパ部材76を組付ける際に弾性変形させる必要がなくなって組付管理レベルを落とすことができ、組付け精度確認が不要とされて1台あたりの組付けにかかる時間が短縮され且つ設備コストを低くできるので、製造コストを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】相対回転する相手部材への潜り込みを回避できるウェーブスプリングの挟持構造を提供する。
【解決手段】周方向に交互に形成された複数の山部91および谷部92と、周方向の一部に形成された開口部93とを有するウェーブスプリング90は、底板部材50bおよびスナップリング10によって挟持される。スナップリング10の周方向の一部が分断され隙間12が形成されている。ウェーブスプリング90およびスナップリング10は、互いに相対回転可能に設けられている。ウェーブスプリング90は、山部91が底板部材50b側に突起し谷部92がスナップリング10側に突起するように、底板部材50bおよびスナップリング10によって挟持されている。開口部93は、山部91に形成されている。 (もっと読む)


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