説明

Fターム[3J058GA28]の内容

ブレーキ装置 (43,364) | 摩擦ライニング (2,429) | 基材、添加材 (1,110) | 無機質 (518) | 炭素 (157) | 黒鉛 (63)

Fターム[3J058GA28]に分類される特許

41 - 60 / 63


【課題】摩擦調整材を意図的に多量に添加することで、相手材への攻撃性を抑制した焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】焼結摩擦材は、金属材料をマトリックスとし、固体潤滑材と摩擦調整材とを含んでおり、摩擦調整材として炭酸カルシウムを1〜15vol%含んでいる。その配合材料中に炭酸カルシウムを多量に添加することにより、炭酸カルシウムが焼結(熱処理)過程中において、微粒子のカルシウム酸化物に分解され、摩擦界面に極めて穏やかな研削効果を出して、特に低温域での相手材攻撃性が大幅に改善される。相手材がアルミニウムやその合金およびアルミニウム複合材のような軽金属製ロータである場合でも、摩擦係数や耐摩耗性等の一定の摩擦性能を維持しながら相手材攻撃性を大幅に改善し、相手材と組み合わせて用いることができる。 (もっと読む)


【課題】ノンアスベスト系摩擦材において摩擦摩耗性能等の摩擦材自体の性能を損なうことなく、良好な鳴き、異音特性を持つノンアスベスト摩擦部材を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とを含む摩擦材がプレシャプレートと一体に成形されたノンアスベスト摩擦部材において、前記摩擦材は、摩擦面側の第一層摩擦材とプレッシャプレート側の第二層摩擦材とを有し、該第二層摩擦材中に少なくともエラストマー、架橋剤を含むプレミックスが配合されていることを特徴とするノンアスベスト摩擦部材。該プレミックスが繊維を含むことが好ましく、また該プレミックスがエラストマーを10〜97vol%配合されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法指定化学物質の使用量を極力減らし、環境保護の面での改善を図るとともに、高温制動時の摩擦特性が向上した鉄系焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 本焼結摩擦材は、金属材料をマトリックスとし、研削材と潤滑材とを含む焼結摩擦材であり、マトリックスの金属材料として、主成分が鉄系材料としての鋳鉄25〜50vol%と、銅1〜7vol%と、その他、研削材等のセラミックス、潤滑材の黒鉛を含んでいる。銅は、PRTR法指定化学物質であるが、アルミニウムより融点が高く高温摩擦特性に優れており、その含有量を従来材と比較して約1/5(7vol%)以下と大幅に低減させることで環境保護にも配慮している。銅の添加により、摩擦材中の鉄と鉄系材料の相手材中の鉄同士の同種摩擦を防止することができ、摩擦材と相手材の摩耗量が少なく、高温摩擦係数も確保できる。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法の指定化学物質をまったく含まないことで環境保護の面で好ましいとともに、高温制動時の摩擦特性や相手材への低攻撃性を維持し、低い焼結温度で焼結可能な焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 金属材料をマトリックスとし潤滑材と研削材とを含む焼結摩擦材において、マトリックスの金属材料として鋳鉄粉と還元鉄粉とを使用した。鋳鉄粉は基材として用い、鋳鉄粉より融点が約300℃高く且つ低炭素であり軟らかい還元鉄粉とを併用する。全体として焼結温度を低下させることができ、焼結摩擦材の製造が容易になるとともに、高温に耐えられる還元鉄粉の作用によって、高温制動下での摩擦特性や相手材への低攻撃性に優れた焼結摩擦材を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】主成分として鉄系材料を用い、PRTR法の指定化学物質を含まない,摩擦係数、強度、耐摩耗性、相手材への低攻撃性等のブレーキ性能にも一層優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】金属材料をマトリックスとし潤滑材と研削材とを含む焼結摩擦材において、金属材料として還元鉄粉を使用している。主成分が鉄系の還元鉄粉であり、他の配合材は潤滑材と研削材であり、PRTR法で指定されている指定化学物質をまったく使用することなく焼結摩擦材を得ることができる。焼結摩擦材の骨格となるマトリックスを構成する金属主成分を低炭素であるため軟らかい還元鉄粉を使用し、高温下での摩擦特性や相手材への低攻撃性の点で優れた焼結摩擦材が得られる。さらに、異種材料のアルミニウムを摺動面間に介在させることで、摩耗量の軽減を図る。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法の指定化学物質をまったく含まないことで、環境保護の面で好ましいとともに、摩擦係数、強度、耐摩耗性、相手材への低攻撃性等のブレーキ制動時の性能にも優れた焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 この発明による焼結摩擦材は、鋳鉄から形成された粉末をベースに構成されており、鋳鉄30〜65vol%、アルミニウム5〜20vol%、モース硬度6以下の研削成分5〜10vol%、及び黒鉛25〜40vol%を配合した配合粉末を焼結して得られる。アルミニウム粉末を配合することで、焼結摩擦材の表面には常に薄いアルミニウムの膜が形成され、摩擦材中の鉄と相手材中の鉄同士の同種摩擦が回避される。研削材としては、マグネシアのようなモース硬度を6以下の比較的柔らかいものを配合する。潤滑材としての黒鉛を通常よりも多量に含有することで、相手材攻撃性が更に低下する。 (もっと読む)


【課題】 特に小型ブレーキライニング(小型BL)用摩擦材において、高温熱履歴後の多湿環境下放置後におけるME現象、グー音の発生を同時に防止する摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくとも消石灰を7〜30体積%、かつアルミニウム粒子を2.0〜3.5体積%含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】耐久性と摩擦性能に優れた湿式摩擦材の製造方法を提供すること。
【解決手段】不織布20の表層に粒子32と熱硬化性樹脂42を充填し乾燥・硬化させて粒子32と樹脂42からなる層(中間層)12を形成した後、不織布20の裏面側から密度調整剤31と熱硬化性樹脂41を充填し乾燥・硬化させ、不織布20の表面に摩擦調整剤33と熱硬化性樹脂41を塗布して乾燥・硬化させる。中間層12が壁の役目を果たし、密度調整剤31が不織布20内部へ高密度に充填され、摩擦調整剤33が摩擦摺動面15の表層に定着し均一に塗布される結果、湿式摩擦材10の耐久性及び摩擦性能を向上させることができる。 (もっと読む)


本発明は摩擦材料に関わり、さらにとりわけ、従来の製紙プロセスを使って製造できる湿式摩擦材料に関する。湿り気を付与した一様な骨組マトリクスを形成するために長いファイバーが使われ、そのファイバーは、摩擦マトリクス全体およびマトリクスバインダー全体に、特に隣接したファイバーの隙間において粒子状材料を分散させることによって補強され、それにより材料の剪断強度を著しく増やす一方で、材料を通る流量に対するほとんど無視できる影響を持つ。
(もっと読む)


【課題】 たとえ湿度の高い雨天時であっても、湿度の変化による摩擦係数の変化を抑え、摩擦特性の安定した摩擦材を提供する。
【解決手段】 黒鉛に化学的処理を施して、黒鉛層間に低分子物質を挿入した黒鉛層間化合物を生成させた後に有機化剤溶液に浸漬することにより、黒鉛層間に有機化合物が挿入された有機化黒鉛からなることを特徴とする潤滑材。及び上記の有機化黒鉛からなる潤滑材を摩擦調整用固体潤滑材として含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】
Niを添加した焼結金属摩擦材料と同等の摩耗特性を有するNiを含まない焼結金属摩擦材料を提供する。
【解決手段】
金属、合金の中の少なくとも1種のマトリックスと、潤滑物質、硬質物質、摩擦調整物質、pH調整物質、補強物質の中の少なくとも1種のフィラーとからなる摩擦材料において、焼結金属摩擦材料は、マトリックス:焼結金属摩擦材料全体に対して40〜90重量%と、フィラー:残部とからなり、マトリックスは、Fe:マトリックス全体に対して3〜92重量%と、Al:マトリックス全体に対して0.56〜70重量%とを含み、重量比で、Fe:Alが92:8〜30:70の範囲にあり、FeとAlとの合計はマトリックス全体に対して7重量%以上である焼結金属摩擦材料。 (もっと読む)


【課題】C/Cコンポジットの欠点である低速・低温摩擦係数が低く、水分の影響を受け易い等の問題が生じずに、C/Cコンポジット、セラミック基複合材のロータの他に、一般路上走行に使用されている鋳鉄のロータとの摩擦でも安定した性能が得られ、尚且つ低価格の摩擦材を提供する。
【解決手段】有機材料を焼成炭素化して結合材とした摩擦材において、室温における圧縮変形量が荷重4MPaの時に0.3〜2.5%であり、かつ荷重10MPaの時に1.0〜4.5%であることを特徴とする。また、前記室温における圧縮変形量と300℃における圧縮変形量との圧縮変形比が荷重4〜10MPaの範囲の時に、1.0〜1.5の範囲である。更に、前記焼成炭素化は、真空、還元ガス、不活性ガスの何れかの雰囲気中で荷重をかけながら550℃〜1300℃の温度で前記有機材料を炭素化してなる。 (もっと読む)


【課題】 摩擦材の品質を維持することが出来、かつ導入設備のコストを抑えつつ、予熱工程及び加熱加圧成形工程の時間短縮が実現可能な摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を主成分とする摩擦材の製造方法において、成形型への投入物を高周波誘電加熱により予備加熱し、その後、加熱加圧成形をおこなうことを特徴とする摩擦材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 摩擦材への高負荷条件下において、ディスクパッドとしての耐久性の維持しつつ鳴き発生の低減、及び摩擦材とバックプレート接着面端部および近傍のキレツ、はがれを低減化するディスクパッドを提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材をバックプレートに接着したディスクパッドにおいて、該摩擦材の該結合材としてストレートフェノール樹脂とフェノールアラルキル樹脂を質量比85:15〜65:35で含有することを特徴とするディスクパッド。 (もっと読む)


【課題】 摩擦係数が高く(高μ)、それにもかかわらず、摩擦材の対面であるローターの摩耗量を抑制し、かつ錆落とし性を満足させる摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材及び研削材を含有する摩擦材において、該研削材として少なくとも電融ケイ酸ジルコニウム、炭化ケイ素、及びアルミナを含有する摩擦材。電融ケイ酸ジルコニウムの平均粒径は10〜120μm、炭化ケイ素とアルミナの平均粒径は1〜7μmであるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高摩擦係数と耐摩耗性を備えた摩擦装置を提供する。
【解決手段】 本発明の摩擦装置の典型例となるディスクブレーキ装置10は、タングステンカーバイドを有するサーメット層が表面に形成された相手材としてのロータ20および炭化ケイ素を含む摩擦材としてのパッド30を備える。より好ましくは、パッド30は、5〜35体積%の炭化ケイ素を含む。また、より好ましくは、パッド30は、平均粒径5〜80μmの炭化ケイ素を含む。 (もっと読む)


本発明は、石綿を除く繊維状物質、無機質摩擦調整剤、有機質摩擦調整剤及び結合剤を含む摩擦材組成物であって、無機質摩擦調整剤として活性アルミナを含み、有機質摩擦調整剤としてフッ素系ポリマーを含んでなる摩擦材組成物並びに摩擦材組成物を用いた摩擦材を提供する。 (もっと読む)


【課題】朝方等の低温時や高湿度時に車両の運転を開始した運転初期に、ブレーキ操作時に発生するモーニングエフェクト現象に因る鳴きを解消し得る摩擦材を提供する。
【解決手段】基材中に複数種の有機材を含有する摩擦材において、前記有機材の1種として、カルナウバワックスを含有することを特徴とし、摩擦材の全重量に対して0.5〜3重量%となる量を配合することが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、複合セラミック体およびその製造方法に関する。複合セラミック体は、炭素を含有する繊維強化された芯部領域と、SiCを含む表面領域とを有している。複合セラミック体の良好な長期挙動を得るために、芯部領域の内部を起点として表面領域の内部に至るまでSiCの割合が連続的または実質的に連続的に変化するように、複合セラミック体がSiCを含んでいることが提案される。 (もっと読む)


【課題】連続スリップトルクコンバータとシフティングクラッチシステムとを有する連続トルクトランスミッションシステム用に、高い摩擦係数特性、耐ジャダ性、耐熱性を有する新しい摩擦材を提供する。
【解決手段】多孔質基材、少なくとも1つのタイプの樹脂材料、及び少なくとも1つのタイプのナノ粒子サイズの摩擦調整粒子を含む摩擦材料を開示する。樹脂材料は、基材全体にわたって実質的に均一に分散し、予め定められた量のナノ粒子サイズの摩擦調整材料の不連続層は、基材表面に多孔質上面を形成する。 (もっと読む)


41 - 60 / 63