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【課題】ブレーキ液への摩擦熱の伝達を抑制しつつブレーキ鳴きを低減するディスクブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】
ディスクロータ2をブレーキパッド6で挟持することで車両に制動力を付与するディスクブレーキ装置において、ディスクロータ2のアウター側摺動面2a2にはディスクロータ摩擦材2cを配置させ、アウターパッド6bには金属パッド6b2を用いた。摩擦材よりも熱伝導性の高い金属パッドを車体外側に設けることによって、摩擦熱の伝熱をブレーキ液から遠ざけることで、ブレーキ液に熱が伝わりにくくした。また、金属パッド6b2が車体外側に設けられるアウターパッド6bに配置させることで、外気に近づくため冷却されやすいため、アウターパッド6bから支持部材4へ伝わる熱が摩擦熱よりも低くなる。 (もっと読む)


【課題】高精度の削り加工が不要でありながら、起動初期時に異音が発生することを防止・抑制可能な電磁連結装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ロータ2のうちアーマチュア4に押圧し得る摩擦面を、アーマチュア4と対向する磁極部21,22と、フェーシング3とによって構成した電磁連結装置Xの製造方法として、磁極部にフェーシング3を組み付けて、磁極部21,22及びフェーシング3を面一または略面一に加工する摩擦面加工工程と、摩擦面加工工程後に、所定雰囲気下に置いて、フェーシング3を膨張させて、フェーシング3の表面を、励磁コイル12の励磁状態において必要な吸引力を確保でき且つ起動初期状態で磁極部21,22よりも優先してアーマチュア4に接触し得る程度に磁極部よりもアーマチュア4側に膨出させるフェーシング膨張工程とを経る方法を採用した。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキ板の耐久性の確保と制動性能の確保とを両立できる湿式ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ブレーキケース32とブレーキピストン49との間に、加圧状態の潤滑油59が流入するブレーキ圧調整油室58を設ける。そして、ブレーキ圧調整油室58に流入する潤滑油59により、ブレーキピストン49に対し、ばね部材53の付勢力に対抗する力を付与する。これにより、ばね部材53の付勢力を小さくしなくても、制動時にブレーキピストン49から回転側ブレーキ板47と非回転側ブレーキ板48とに急激に過大な力が加わることを抑制することができ、これらブレーキ板47,48の耐久性の確保と制動性能の確保とを両立できる。 (もっと読む)


【課題】摩擦性能を適正化することができるブレーキ装置、ブレーキ装置用摩擦対及びブレーキパッドを提供することを目的とする。
【解決手段】転動体42と当該転動体42を回転可能に保持する保持器43とを有する第1部材4と、転動体42と接触して設けられ第1部材4との相対変位に伴って転動体42を保持器43で回転させる第2部材5と、第1部材4と第2部材5とを押し付ける押付機構3とを備え、転動体42と第2部材5との接触面5a、42aの少なくとも一方に皮膜48が設けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】所望の深さ及び仕様の別個の冷却溝パターンを有する摩擦材料を製造する。
【解決手段】油を局所的に供給する複数のスロットを有する摩擦材料に関する。摩擦材料10は、複数の接続した部分18と、油を局所的に供給する複数のスロット20とを有している。接続した部分18の各々は、摩擦材料10に油を局所的に供給する隣接したスロット20により画成される。油を局所的に供給するスロットは、摩擦材料10が最終用途製品にて所望の形状に形成されたとき、油を局所的に供給するスロット20内に流体を保持するリザーバを画成する対向した側部を有する。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、相手材のセパレータプレート及びこれと係合する外周ドラムの仕様を変更することなく、非締結時におけるATFの排出を一層促進して、相対回転数が低い領域においても優れた引き摺りトルクの低減効果を得られること。
【解決手段】湿式摩擦材としてのセグメントタイプ摩擦材1Aは、両面に放射方向に貫通する複数の油溝4Aが設けられた平板リング形状の鋼板製の芯金2Aに、複数のセグメントピース3を接着剤(熱硬化性樹脂)を使用して間隙5及び引き込み6を空けて並べて貼り付け、芯金2Aの裏面にも同様に接着剤で貼り付けてなる。従来例に係るセグメントタイプ摩擦材(芯金に油溝が設けられていないもの)と比較して、相対回転数と引き摺りトルクの関係を試験した結果、広い相対回転数の範囲(500rpm〜3000rpm)に亘って、引き摺りトルクの低減効果が大きいことが実証された。 (もっと読む)


【課題】乾式摩擦材において、摩擦面に、成形時にガラス繊維の露出率を大きくすることなく、外周及び内周には達しない凹部を設けることによって、表面研摩によるガラス繊維の露出率を低減させて、金属製の摩擦相手材との間の錆付きを確実に防止できること。
【解決手段】複数の凹部2,2A,2Bは表面研摩されておらず、ガラス繊維の露出率が極めて小さいのに対して、それ以外の乾式摩擦材1の表面は表面研摩されているため、ガラス繊維の露出率が大きい。乾式摩擦材1においては、凹部2,2A,2Bの占める面積の合計が、摩擦面1aの総面積の40%となるようにしているため、ガラス繊維の露出率は14%となり、凹部2,2A,2Bを設けない従来の乾式摩擦材(ガラス繊維の露出率:35%)と比較して、ガラス繊維の露出率が約60%低減されている。 (もっと読む)


【課題】衝撃騒音を抑えつつ、また、連結部の損傷を防止しつつ、回転駆動部と連結部とを連結状態と非連結状態とに切り替えることが可能な電磁連結装置を提供する。
【解決手段】電磁連結装置1は、所定の回転駆動方向に移動可能な回転駆動部10と、回転駆動部10に対して、回転駆動方向と略直交する進退方向に相対的に進退可能に設けられた連結部30と、電磁力を作用させることによって連結部30と回転駆動部10とを互いに圧接した連結状態と互いに離間した非連結状態とに切り替える切替手段40とを具備し、連結部30は、進退方向に少なくとも周縁部が非締結状態で積層された複数の板状部材31を備え、隣り合う板状部材31同士の少なくとも一方の板状部材31には、他方の板状部材31と対向する面に、他方の板状部材31が回転駆動方向に摺動するのを規制する摺動規制部32が設けられている (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、初期摩擦特性を初期ならし作業や研磨や切削を行うことなく安定させることができ、これによって不要な研磨屑・切削屑の発生を防ぐとともに、製造工程を削減して製造時間の大幅な短縮を図ること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、製造金型4,5で加圧・加熱されることによってリング状摩擦材基材3が芯金2の表面に圧着固定されるとともに上型4の外周側のテーパーに対応した角度αのテーパーがリング状摩擦材基材3の外周側に付けられるため、従来の製造工程に新しい工程を加えることなく、リング状摩擦材基材3の半径方向の厚さを半径方向の途中から外周方向に向かって薄くなるようにテーパーを形成しているため、リング状湿式摩擦材1がディスクに係合する際にトルクの高い外周側から、線でなく面で滑らかに係合して、初期摩擦係数を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、芯金の内周側から供給される潤滑油を外周側へ排出し易くするとともに、外周に油溜まりが発生して攪拌トルクが大きくなる事態を防止することによって、確実により大きな引き摺りトルクの低減効果を得ることができ、内周側からの潤滑油の供給がない仕様の場合にもより大きな引き摺りトルクの低減効果を得られること。
【解決手段】セグメントタイプ摩擦材1においては、セグメントピース3A,3Bの内周及び外周をR加工することによって、油溝4Aを短くしてATFの径外への排出を促進してキャビテーションをより向上させるとともに、セグメントピース3A,3Bの外周をR加工することによって、外周側のスペースが確保されて、ATFが油溜まりを形成することによる攪拌トルクを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 環境への負荷が懸念されている繊維形状物質を使用しなくても十分な強度を保持することができる上、成形体において、原材料の偏析や分離がなく、品質の優れる摩擦材を提供する。
【解決手段】 複数のセルを有するハニカムコアのセル内に、摩擦調整用粒状材料と樹脂結合材とを含む混合物を造粒してなる、粒径100〜2000μm、安息角40°以下の摩擦材用造粒物を充填し、熱成形する摩擦材の製造方法、この方法で得られた摩擦材、および複数のセルを有するハニカムコアのセル内に、摩擦調整用粒状材料と樹脂結合材とを含む混合物を造粒してなる摩擦材用造粒物が充填され、熱成形されてなる摩擦材である。 (もっと読む)


【課題】同じ摩擦係数のブレーキパッドを使用しても、初期摩擦係数と相当回数使用後のそれとの差が小さく、大きなブレーキトルクを確保でき初期のパーキング効力が向上したブレーキパッドを提供することである。
【解決手段】少なくとも、基材繊維、結合材及び充填材からなる摩擦材の摩擦面にテーパ部を形成したブレーキパッドであって、該摩擦面のロータとの接触位置の内周側に前記摩擦面の面積の1/3〜1/2を占め、テーパ部の深さが0.05〜0.5mmのテーパ部を形成したことを特徴とするブレーキパッド。テーパ部の深さが0.1〜0.25mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂をライニングの結合材として用いて耐熱性を確保したブレーキシューを、従来は不可欠と考えられていたライニングの予備成形工程を省いて安価に製造できるようにすることを課題としている。
【解決手段】可塑剤を含有した熱硬化性樹脂を結合材として使用した摩擦材組成物をロール成形してライニング用素材シートを造る。その素材シートを所定長さに切断してシュー本体2上に重ね、シュー本体と一体で成形接着してライニング3の両端に型抜き用のテーパ4が形成され、さらに、ライニング3の気孔率が5%以下となったブレーキシュー1を得る。 (もっと読む)


【課題】湿式クラッチ用摩擦板において,帯状摩擦材から複数の摩擦セグメントを歩留り良く得ることができ,しかもオイル溝の幅および形状の自由度を高め得るようにする。
【解決手段】環状芯板2と,その環状芯板2の環状平面3に接合された摩擦材4とを有し,各摩擦材4は環状平面3に配置された複数の摩擦材セグメントa,b,bよりなり,相隣る両摩擦材セグメントa,b,b間にはオイル溝5を設けてなる湿式クラッチ用摩擦板において,少なくとも1つの帯状摩擦材6,13に,その長手方向に沿う複数の連続した切込みを入れて複数の短冊状摩擦材7を形成すると共に,これら短冊状摩擦材7間を,オイル溝5に対応する間隔に開けた状態で,これら短冊状摩擦材7の先端部7a,7b,7c,7bを切放して複数の摩擦材セグメントa,b,bとなし,これら摩擦材セグメントa,b,bを環状芯板2の環状平面3に接着した。 (もっと読む)


【課題】 樹脂含浸紐に結び目があっても差し支えなく、樹脂含浸紐が毛羽立つことも防止されており、そのうえ摩擦材用素材中の配合ゴムの含有量を任意に設定することが可能な摩擦材用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、基材繊維束に熱硬化性樹脂を含浸させた樹脂含浸紐2に配合ゴムGを付着させて配合ゴム付着樹脂含浸紐からなる摩擦材用素材を製造する方法である。本発明では、一端側から他端側に貫通する貫通孔Tと貫通孔Tの他端側の開口に近接したノズル孔Nとをもつ押出型Dを使用し、貫通孔Tに樹脂含浸紐4を挿通しつつノズル孔Nより配合ゴムGを連続的に押し出してゴム紐3を形成し、ゴム紐3を樹脂含浸紐2に付着させる。貫通孔Tの内径を十分大きくとれるので、樹脂含浸紐2の押出型Dへの挿通がスムースであり、ノズル孔Nの開口径および数の調整によってゴム含有率が大幅に調整可能である。 (もっと読む)


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