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Fターム[3J069DD25]の内容

流体減衰装置 (14,126) | 細部構成の目的 (2,556) | 電磁気で粘性の変化する流体を用いた装置 (184)

Fターム[3J069DD25]に分類される特許

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【課題】磁気粘性流体を利用する制振装置を簡易な構造とし、安価に提供し、また継続して安定した性能を発揮させる。
【解決手段】内部に磁気粘性流体を充填したシリンダ1内を軸線方向に移動可能なピストン3により第1,第2の隔室9,10に区画し、ピストン3に固定されたピストンロッド2をシリンダ1に出入り自在に挿入する。第1の隔室9と第2の隔室10との間に磁気粘性流体を流通させるために、ピストン3にオリフィス11を設ける。オリフィス11の上下に位置し、磁気粘性流体の粘度を増すための磁界を形成する永久磁石12を設ける。支持体又は被支持体の一方にシリンダ1を連結し、他方にピストンロッド2を連結して、シリンダ1内のピストン3の相対移動をオリフィス11に流れる磁気粘性流体の流動抵抗により妨げて振動を減衰させる。 (もっと読む)


【課題】ピストンロッドの強度耐久性を向上させると共に、組み付け工程を簡素化すること。
【解決手段】磁気粘性流体26が充填されたシリンダチューブ16内に変位自在に収装されるピストン18と、前記ピストン18に連結されて一体的に変位するピストンロッド20と、前記ピストンロッド20が最伸張したときにピストンロッド支持部材14に当接して衝撃を吸収する弾性部材50と、前記弾性部材50と前記ピストン18との間に設けられる支持部材52とを備え、前記支持部材52は、前記ピストンロッド20の軸方向に沿った両端部にそれぞれ径方向に延在する第1壁部56及び第2壁部58と、前記ピストンロッド20の外周面に加締められた加締め部60とを有する。 (もっと読む)


【課題】磁気粘性流体4を用いる磁気粘性流体デバイス1において、その製造時に、磁気粘性流体4をアウタ部材2とインナ部材3との隙間に容易にかつ確実に充填できるようにする。
【解決手段】アウタ部材2及びインナ部材3の少なくとも一方に、インナ部材3のアウタ部材2に対する相対移動に伴って、流入口25より流入した磁気粘性流体4を、アウタ部材2とインナ部材3との隙間において該流入口25から離れる方向へ流動するように案内する凹溝部35を形成する。 (もっと読む)


第1の構造体上に第2の構造体を取り付ける取付け台が提供される。取付け台(100)は第1の構造体に取り付けるための第1の取付け面を有する筐体(10)を備える。取付け台(100)は筐体(10)内に位置する第1の端部(62)を有するバイアス部材(60)も含む。カップ形保持部材(22)は保持部材(22)自体を第2の構造体に取り付けるための第2の取付け面(29)を有し、保持部材(22)は、バイアス部材(60)が保持部材(22)と筐体(10)とによって拘束されるように、バイアス部材(60)の第2の端部(64)を受け入れるとともに少なくともその一部分が筐体(10)内に位置するように構成される。カップ(40)は保持部材(22)を取り囲み、保持部材(22)の外部と筐体(10)の内部との間の封止部を提供する。
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【課題】ドラムを収容する水槽を、磁気粘性流体を使用するサスペンションにより防振支持するものにおいて、減衰力の調整が充分にできるようにする。
【解決手段】磁気発生装置35に磁場を発生させることによる磁気粘性流体45の粘度の変化が、シリンダ24の内部における磁気回路発生部34の軸方向両側の空間42,43を連通させた溝部44で生じると共に、磁気回路発生部34の上ヨーク36及び下ヨーク37の外周面とシリンダ24の内周面との間のギャップ39,40でも生じ、ともに水槽の上下振動に対する減衰力を大きくするように働く。かくして、溝部44相当の磁気粘性流体用流路で生じる磁気粘性流体の粘度の変化によってのみ減衰力の調整をしていた従来のものより充分に減衰力の調整ができるようになる。 (もっと読む)


【課題】ドラムを収容する水槽を、機能性流体を使用するサスペンションにより防振支持するものにおいて、その機能性流体の使用量の低減ができるようにする。
【解決手段】フィールド発生装置36のコイル36bに通電することにより、磁気粘性流体40(機能性流体)の粘度を変化させ、減衰力を制御する構成において、シリンダ24内のフィールド発生装置36下方の位置にシール部材34を設け、該シール部材34により磁気粘性流体40の漏出を阻止するようにした。この結果、磁気粘性流体40をフィールド発生装置36とシャフト22との間及びその近傍であるシャフト22と下ヨーク35及び上ヨーク37との間にのみ充填して使用することで、水槽6の防振支持ができ、多くの磁気粘性流体40を使用することがないので、磁気粘性流体40の使用量の低減を充分に図ることができる。 (もっと読む)


【課題】磁性流体に対して均一に磁界を作用させることが可能な自動二輪車のステアリング緩衝機構を提供する。
【解決手段】このステアリングダンパ(ステアリング緩衝機構)は、ハンドル4の回動に伴って回動するとともに、ヘッドパイプ2の中空部2aに回動可能に支持されるステアリングシャフト5と、ヘッドパイプ2とステアリングシャフト5との間にステアリングシャフト5の周囲を取り囲むように形成され、磁界の作用により粘性が大きくなる磁性流体が充填されたオイル室14と、オイル室14の周囲を取り囲むように配置され、オイル室14内の磁性流体に磁界を印加するコイル部17とを備える。 (もっと読む)


【課題】磁気粘性流体デバイス1の製造において、磁気粘性流体4を容易かつ確実に封入する。
【解決手段】磁気粘性流体デバイス1は、磁気粘性流体4を封入するアウタ部材2と、アウタ部材2に対し相対変位可能に構成されたインナ部材3と、アウタ部材2とインナ部材3との隙間に充填されている磁気粘性流体4に対して磁場を与える磁場生成手段34と、アウタ部材2内に開口する流入口224と、を備える。アウタ部材2及びインナ部材3の少なくとも一方にはフィン33が形成されている。 (もっと読む)


本発明は、車両衝突時のエネルギ吸収のための変形エレメントに関する。本発明によれば、当該の変形エレメントは、少なくとも1つの開口(114)を有し、エネルギ吸収のために変形可能な容器(101)と、該容器内に配置され、該容器の変形時に前記少なくとも1つの開口から流出する媒体(112)と、調整信号に基づいて前記少なくとも1つの開口からの前記媒体の流出を制御する変調装置(320)とを有する。
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【課題】磁性流体に磁界を与えてその粘度もしくは流動性を変化させる作動機構の初期始動性を向上させる。
【解決手段】磁気を帯びることにより流動性が低下する磁性流体1がケーシング2の内部に封入された磁性流体式作動機構であって、前記ケーシング2内の磁性流体1中に微細気泡を発生させる微細気泡発生器4を備えている。したがって、磁性流体が静止状態に放置されても、微細気泡によって磁性体粒子が互いに分離し、また分散させられた状態に維持されて磁性体粒子の濃度の偏りを解消もしくは抑制されるので、磁界を与えることにより、磁性流体の粘度もしくは流動性が所期通りになり、初期始動性が向上する。 (もっと読む)


制御自在マウント(106)を用いる機械(100)、及び機械動作に基づくかかるマウント(106)の制御方法が開示される。制御自在マウント(106)は、ハウジング(108)と、ピン(120)と、ハウジング(108)内のレオロジー流体(116)と、レオロジー流体(116)に近接して提供されたコイル(131)とを含み得る。コイル(131)に電流が印加されると、レオロジー流体(116)の見掛け粘度が増加し、その際、制御自在マウント(106)の減衰及び剛性の特性がそれに従う。仕上げの地ならし、耕起及び積み込みなどの特定の機械動作では、これは、操作者が所与の作業をより迅速に又は効率的に行うのに役立ち得る。道路整地又は平坦な表面での作業などの他の動作では、マウント(106)により提供されるフィードバックは操作者の快適性ほど重要ではなく、その場合、コイル(131)に印加される電流を低下させてもよく、従ってマウント(106)がより弛緩した状態となり得る。本開示の機械(100)は、センサ(270)、予測アルゴリズム(266)、器具(268)の位置、及び操作者入力(188)を介して行われている機械動作を特定し、それに従い制御自在マウント(106)の電流及び特性を設定する。
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制御自在マウント(106)を用いる機械(100)、及び理想スナッビング高さ(144)を維持し、マウント診断を提供するためのかかるマウント(106)の制御方法が開示される。制御自在マウント(106)は、ハウジング(108)と、ピン(120)と、ハウジング(108)内のレオロジー流体(116)と、レオロジー流体(116)に近接して提供されたコイル(131)とを含み得る。ピン(120)は、エラストマー部材(124)により遊びの程度を制限されてハウジング(108)内に保持され、これによりピン(120)が理想スナッビング高さ(144)に保持され得る。時間が経つと、エラストマー部材(124)は分解し、弛み始め得る。ハウジングと連係するセンサ(160、170、214、222、226、230)がこの弛みを監視し、必要であればハウジング(108)内におけるレオロジー流体(116)にわたるフィールド又は加圧ガスを加え、それによりピン(120)の位置を調整して理想スナッビング高さ(144)に戻す。センサ(160、170、214、222、226、230)により収集されたデータはまた格納され、制御自在マウント(106)の残存使用可能寿命の判断及びそれを交換すべき時期の診断のために使用することができる。
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【課題】長手形状の挿入部材を被挿入部材に挿入して連結させる継手技術に関し、二つの部品を簡単・確実に連結させることができる継手構造を提供する。
【解決手段】継手構造において、長手形状の先端の外周部分が長手方向に延出してなる突出部23が形成されている挿入部材20と、挿入部材20を挿入させる挿入孔35の終端に、突出部23が当接する当接面36及びこの当接面36から径方向外側に延びる連続面を含む環状溝37が形成されている被挿入部材30と、を連結するために、挿入部材20を被挿入部材30に圧入し、当接面36に当接した突出部23を変形させて環状溝37に係止させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】部品点数の増加と構造の複雑化を招くことなく減衰力を高い応答性で適宜調整することができる減衰装置を提供すること。
【解決手段】本発明による減衰装置1は、円筒2と、円筒2内を軸方向に摺動自在な摺動部材3と、摺動部材3により円筒2内部に画成されて作動油LNと作動油LNより動粘度が大きい磁性イオン流体LMを含む流体Lが充填された第一流体室8と第二流体室9と、摺動部材3に設けられて流体Lに抵抗を付与して第一流体室8と第二流体室9とを連通する流路4、5と、円筒2内において磁性イオン流体LMを流路4、5に対して接近する方向又は離隔する方向に選択的に移動させる移動手段10、11、12を備えることを特徴とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 捩じり剛性の大きさが可変な可変剛性スタビライザー装置の小型化を図る。
【解決手段】 可変剛性スタビライザー装置のアクチュエータ15を、一方のトーションバーに連結したシリンダ16に、他方のトーションバーに連結した回転軸20に設けたベーン22を嵌合させることで、シリンダ16内に隔壁24およびベーン22によって仕切られた第1、第2液室29,30を区画し、隔壁24のオリフィス24aを通過する磁気粘性流体の流量をシリンダ16の内部に配置したコイル28への通電量で制御するので、スタビライザーの左右のトーションバーの捩じり剛性を変化させて車両の操安性や乗り心地を調整することができる。流量制御手段であるコイル28をシリンダ16の内部に配置したので、可変剛性スタビライザー装置を小型化して車両への搭載性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】舵角センサの異常が発生しても快適なステアリング操作を実現できるステアリングダンパシステム及びそれを備えた鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】舵角センサ14及び車速センサ15でそれぞれ検出された舵角と車速とによって鞍乗り型車両の走行状態を判定し、その走行状態に応じて、減衰力指令出力部32がMRダンパ20の減衰力を調整する。中心検出スイッチ19がステアリングの中心位置を検出したとき、異常判定分40は、舵角センサ14で検出された舵角を読み込み、その検出舵角が予め定められた舵角範囲に入っているか否かを判定する。検出舵角が予め定められた舵角範囲に入っていない場合は、舵角センサ14に異常が発生したものと判断して、ステアリングの減衰力を強制的に略最小にする。これにより、舵角センサ14に異常が発生しても鞍乗り型車両のライダーは快適にステアリング操作を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】横力等の偏った力が作用している状態での動作精度の低下が抑制されると共に、優れた耐久性を有する可変減衰力ダンパ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】可変減衰力ダンパ10は、磁性流体(MRF)が充填されるシリンダチューブ12と、シリンダチューブ12の内部に摺動自在に配置されるピストン16と、ピストン16に連結されると共にシリンダチューブ12の一端から突出するように配置されるピストンロッド13と、シリンダチューブ12の一端を閉塞すると共にピストンロッド13を摺動自在に支持するロッドガイド19とを具備する。ロッドガイド19を、所定の基材部31と、基材部31の表面に設けられた熱処理されたフッ素樹脂含有Niめっき膜32とを有する構造とし、ピストンロッド13をフッ素樹脂含有Niめっき膜32に対して摺動させる。 (もっと読む)


【課題】 大きな減衰力の発生を可能にして四輪車両への利用に向く一方で、規模を小さくしての利用も可能にする。
【解決手段】 車両における車体側あるいは車輪側に連結されるケース1と、車両における車体側あるいは車輪側に連結されながらケース1に連繋される基軸2と、ケース3内に収容されて基軸2に連結されながらケース1内で基軸2を回動中心にして回動する二翼以上の翼部32を有するベーン3と、ケース1に設けられてベーン3の回動を規制するストッパ4と、ケース1あるいはベーン3に保持される磁界発生手段5と、ケース1内に充満されるMR流体とを有してなるロータリダンパにおいて、磁界発生手段5とケース1あるいはベーン3との間にMR流体を通過させる通路を設け、この通路が磁界発生手段5によって形成される磁界内に位置決められてなる。 (もっと読む)


磁気粘性流体バルブは、少なくとも1つの電磁コイル(204)、および極長Lの少なくとも1つの磁極を有する磁界発生器を有する。磁気粘性流体バルブは更に、電磁コイルに隣接する少なくとも1つの流路(118)を有する。少なくとも1つの流路は、間隙幅gを有し、比率L/gは、15以上である。
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【課題】 路面段差の通過時等における車両挙動の安定化や乗り心地の向上等を実現した減衰力可変ダンパの制御装置を提供する。
【解決手段】 後輪3rl,3rrが路面段差を通過すると推定されることで、ステップS28の判定がYesとなると、ばね下制振制御部59は、ステップS29で後輪収斂時間Tcが経過したか否かを判定する。現在時刻Tpが後輪共振開始時刻Trrに達した直後にはステップS29の判定が当然にNoとなるため、ばね下制振制御部59は、ステップS30で前輪制振目標値Dsvfおよび後輪制振目標値Dsvrを出力する。現在時刻Tpが後輪共振開始時刻Trrに達した後に後輪収斂時間Tcが経過し、ステップS29の判定がYesとなると、ばね下制振制御部59は、ステップS31で前輪制振目標値Dsvfおよび後輪制振目標値Dsvrの出力を停止する。 (もっと読む)


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