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Fターム[3J069DD25]の内容

流体減衰装置 (14,126) | 細部構成の目的 (2,556) | 電磁気で粘性の変化する流体を用いた装置 (184)

Fターム[3J069DD25]に分類される特許

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【課題】 車両が段差を乗り越える場合の乗り心地性能を高める。
【解決手段】 スカイフック制御されるサスペンション装置のダンパーの減衰力をバネ上速度およびゲインの積により設定するものにおいて、路面の段差により生じるバネ上速度の絶対値が所定値以上の場合に、(1)に示すように段差に乗り上げてバネ上速度が正になったときには、(3)に示すように段差を乗り下げてバネ上速度が負になったときよりもゲインを大きく設定する。これにより、段差の乗り上げ時にダンパーの減衰力を通常のスカイフック制御よりも増加させてバネ上速度の増加を許容することで、乗員がシートから浮き上がるような違和感を解消して乗り心地を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】急ブレーキ時に運転者の意思に沿った制動信号を素早く取り出すことを可能となしてブレーキの踏み遅れを防止することができるようにしたブレーキ操作入力装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ操作部材2の回転速度の増加に応じてそのブレーキ操作部材2の回転抵抗を増加させる抵抗制御装置を付加した。その抵抗制御装置は、ブレーキ操作部材と共に回転する回転板24aと固定板24bとの間に電気粘性流体24dを入り込ませた抵抗調整器24と、ブレーキ操作部材2の回転角度を検出する角度センサ9と、その角度センサからの回転角度検出信号と経過時間からブレーキ操作部材2の操作速度を演算して電気粘性流体24dへの通電電流値を制御する電子制御装置7とで構成されるものなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ケーシング10の内部空間10aに揺動ピストン51を配置して該内部空間10aを2つの流体室C1,C2に区画する一方、それら両流体室C1,C2間を互いに連通する連通路55を形成し、これら流体室C1,C2および連通路55に磁気粘性流体Fを充填し、磁気回路により連通路55内の磁気粘性流体Fに磁界を印加して剪断応力を変化させることで、ケーシング10に対する揺動ピストン51の相対回動を減衰させるようにした揺動型減衰装置50において、電磁石を用いる場合のような装置の大形化および製造コストの上昇を招くことなく、減衰力を変化させることができるようにする。
【解決手段】連通路55内の磁気粘性流体Fに磁界を印加するための永久磁石60と、連通路55内の磁気粘性流体Fに対し、永久磁石60を揺動ピストン51の相対揺動に連動させて変位させる変位手段51aとを備える。 (もっと読む)


【課題】第1部材10の貫通孔12a,15aと第2部材31との間の隙間をシール材20で密封して磁気粘性流体が洩れ出ないようにした磁気粘性流体装置において、磁気粘性流体中の強磁性体粒子の分布を偏らせることなく、また、強磁性体粒子の分級精度を高めたり、第2部材31の表面に特別な加工処理を行うことなく、シール材20に到達する強磁性体粒子の量を低減することができ、もって、大幅なコストアップを招かないのみならず、磁気粘性特性および第2部材に対する潤滑性を共に損なうことなく、シール寿命を延ばして磁気粘性流体装置の耐久性の向上に寄与することができるようにする。
【解決手段】貫通孔12a,15a内におけるシール材20の内部空間側において第2部材31の表面に摺接する摺接面40aを有し、該第2部材31の表面上の磁気粘性流体中の強磁性体粒子に対し、該磁性体粒子を摺接面40a内に保持するように係合する1つ以上の係合部材40を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】ケーシング10の内部空間に揺動ピストン51を配置して該内部空間を揺動方向に分割された2つの流体室C1,C2に区画する一方、それら両流体室C1,C2間を互いに連通する連通路を形成し、これら流体室C1,C2および連通路に磁気粘性流体Fを充填し、連通路内の磁気粘性流体Fに磁界を印加して剪断応力を変化させることで、揺動ピストン51の相対揺動に対する減衰力を変化させるようにした揺動型減衰装置において、部品点数およびシール箇所を減らして、製造コストの低減化および信頼性ならびに耐久性の向上に寄与できるようにする。
【解決手段】揺動ピストン51とケーシング10との間の隙間の全ての領域のうち、少なくとも一部の隙間領域により連通路52を構成し、その揺動ピストン51との間に、連通路52内の磁気粘性流体Fに磁界を印加する磁気回路Mを形成するようにする。 (もっと読む)


【課題】車両発進時における過渡トルクステアを抑制することで、ドライバーのステアリング操作に違和感を与えないようにする。
【解決手段】車両発進時に、左右のコイルスプリング46が伸長することでコイル軸回りの回転力が発生すると、摩擦力可変支持手段56は、高フリクションベアリング64,66がコイルスプリング46の上端部に配置したアッパーサポート54に係合して回転を規制することで、前記コイル軸回りの回転力を左右の転舵軸回りのトルクとして伝達しする。この左右の転舵軸回りのトルクは、左右の駆動軸の長さが異なることで左右の前車輪で発生しようとするトルクステアを打ち消す。 (もっと読む)


本発明は防振し、エネルギーを消耗する減衰器に関する。減衰器は、シリンダーと可動体とを備える。可動体の少なくとも一部がシリンダー内に位置され、シリンダー内には少なくとも一つの軸方向に延伸するチャンバーが設けられ、該チャンバー内には粘性減衰液体が注がれ、減衰チャンバーが形成される。可動体は減衰チャンバー内に対応設置されている可動羽根から構成されてなり、可動羽根と減衰チャンバーの壁が切断チャンバーを構成し、切断チャンバーの厚さがその軸方向のサイズより非常に小さい。該減衰器は減衰特性が柔らかい、構造が簡単、コストが低い、性能が安定、寿命が長いなどメリットを有して、再生が容易で、環境を守る特徴を持つ。
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【課題】 パッケージに角速度検出を行うセンサ素子を取り付けてなる角速度センサ装置において、外部加速度の変化に応じて、外部加速度のセンサ素子に対する減衰量を適切に制御する。
【解決手段】 パッケージ100と、パッケージ100に取り付けられた角速度検出を行うセンサ素子200とを備える角速度センサ装置S1において、センサ素子200は、粘性を制御することの可能なER流体やMR流体などの粘性制御液体300に支持された状態でパッケージ100に取り付けられ、センサ素子200に印加される加速度を検出し、この検出された加速度に基づいて制御電極110に加える電圧を制御するようになっている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、磁性粒子の濃度が高く、長期にわたり磁気粘性特性に優れ、良好な分散安定性を維持することができるとともに、磁性粒子の沈降のない磁気粘性流体を提供する。
【解決手段】 特定の平均粒径の金属酸化物粒子と特定の平均粒径の磁性粒子を特定の配合比率で分散媒中に分散してなる磁気粘性流体において、粘性調整剤として酸化ポリエチレンを磁性粒子に対して0.5〜5重量%を少なくとも含有することを特徴とする磁気粘性流体である。 (もっと読む)


電気粘性流体ブレーキ又はアクチュエータ装置は、手動又はコンピュータ制御下で、いずれかの回転方向の能動トルク出力を有するか有しない制御可能な抵抗を与える。このブレーキ及びアクチュエータ装置は、膝又は肘のような関節用の矯正装置で使用されるのに好適である。 (もっと読む)


【課題】 磁性流体を減衰液とし少ない消費電力で減衰特性を変化させることができるようにする。
【解決手段】 防振支持装置は、スタッド11が装着される弾性体としての防振ゴム22と、防振ゴム22が開口端部側に設けられる筒状のケースとを有しており、ケース12の内部に形成された液体収容室23は、スタッド11に固定された減衰部材25により第1室23aと第2室23bとに区画されており、液体収容室23内には減衰液として磁性流体24が封入されている。減衰部材25にはその外周部分である円筒部28により磁気回路部が形成されており、磁気回路部にはケース12の内周面との間で形成される環状の通路31を介してケース12とにより軸方向に延びる磁気回路が形成される。円筒部28にはケース12と磁気回路部とにループ状に磁界を発生させる電磁コイル34が設けられている。 (もっと読む)


第1のレベルの緩衝を有する第1のモードから成るダンパー装置(50)、予め定められた機能に対応する第2のレベルの緩衝を有する第2のモード、正常な位置に対応する第1の出力およびエンドストップ接近位置に対応する第2の出力端を有するセンサシステム(84)、および 第1の出力と第2の出力を受けて第1のモードと第2のモードを実行するために動作可能な制御システム(88)。ダンパー装置(50)は、制御システム(88)が第1の出力を受けるとき第1のモードで動作可能であり、制御システム(88)が第2の出力を受けるとき第2のモードで動作可能である。ダンパー装置(50)、磁気プローブ、磁気プローブの位置を検出するために動作可能な少なくとも一つの位置センサ(214)を備えるセンサシステム(84)、およびセンサシステム(84)とダンパー装置(50)に電子的に接続された制御システム(88)を備え、制御システム(88)は、センサシステム(84)の出力を受けてダンパー装置(50)を制御するために予め定められた機能を実行するために動作可能である制御可能な懸架装置(48)。電気信号は、システムの動作中、エンドストップ衝突を防止するのに十分な緩衝を与えるために制御システム(88)からダンパー装置(50)に与えられる。
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【課題】 可変減衰力ダンパーの失陥時に所定の減衰力を発生させて必要最小限の乗り心地性能や操安性能を確保する。
【解決手段】 ピストン22に設けたコイル28に通電して流体通路22a中の磁気粘性流体の粘性を変化させて減衰力を制御する制御手段が故障し、コイル28に対する通電制御が不能になった場合でも、制御手段に代わって電流供給回路がコイル28に所定の定電流を供給するので、ダンパー14に所定の減衰力を発生させて必要最小限の乗り心地性能や操安性能を確保することができる。また制御手段がセンサの故障等に起因するコイル28への通電制御の異常を検出すると、制御手段がコイル28に所定の定電流を供給することで必要最小限の乗り心地性能や操安性能を確保することができる。更に、ピストン22にサブコイル28′を配置し、コイル28の断線時にサブコイル28′に所定の定電流を供給しても、同様の作用効果を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】 温度変化により粘性流体の粘性が変化して可変減衰力ダンパーの減衰力が変化するのを補償する。
【解決手段】 自動車のサスペンション装置のダンパー14は、磁気粘性流体を充填したシリンダ21に摺動自在に嵌合するピストン22に流体通路22aを備えるとともに、流体通路22aに磁界を発生させるコイル28を備えており、コイル28に通電して磁気粘性流体の見かけの粘性を変化させることで減衰力を任意に制御することができる。磁気粘性流体の粘性が増加する低温時にコイル28に通電して発熱させ、磁気粘性流体を加熱して通常の粘性に復帰させることで、温度による粘性流体の粘性の変化を補償してダンパー14の減衰力を的確に制御することができる。磁気粘性流体を加熱するためのコイル28への通電は、車両の乗り心地を悪化させないように停車時に実行される。 (もっと読む)


【課題】 磁気粘性流体中の磁性体微粒子の沈降による可変減衰力ダンパーの機能低下を最小限に抑える。
【解決手段】 車両の停止状態が所定時間以上継続したために磁気粘性流体中の磁性体粒子が重力でシリンダ21の底部に沈降しても、その後に車両を走行させる際に走行中の車両の運動状態に関わらずに所定値以上の電流をコイル28に供給するので、コイル28により発生する磁界でピストン22内の流体通路22a中に磁性体粒子をより多く集積させ、通常の減衰力の制御時よりも流体通路22aの実質的な通路断面積を狭くすることができる。これにより、ピストン22の移動に伴って流体通路22aを通過する磁気粘性流体の流速を高め、シリンダ21の底部に堆積した磁性体粒子を攪拌して巻き上げることで均一に拡散させ、磁性体微粒子の沈降による可変減衰力ダンパー14の性能低下を最小限に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 MR流体ダンパにおいて、MR流体の使用量を低減し、磁場発生装置の簡素化を図ること。
【解決手段】 MR流体ダンパ10であって、ダンパチューブ11にピストンロッド12を挿入し、ピストンロッド12の軸方向2位置にダンパチューブ11内を摺動する第1と第2のピストン20、30を設け、ダンパチューブ11の内部にピストンロッド12の第1と第2のピストン20、30により挟まれてMR流体を収容するMR流体収容室13を区画し、ダンパチューブ11のMR流体収容室13に臨む部分に磁場発生装置40を設け、磁場発生装置40がMR流体収容室13を上下の2室13A、13Bに区画するとともに、ピストンロッド12との間で上下2室を連通するMR流体用流路14を形成するもの。 (もっと読む)


【課題】 MR流体ダンパにおいて、減衰力の位置依存性を簡易に確保すること。
【解決手段】 ダンパチューブ11にピストンロッド12を摺動自在に挿入し、ダンパチューブ11の内部にMR流体を収容するMR流体収容室13を形成し、ダンパチューブ11のMR流体収容室13に臨む部分に磁場発生装置40を設け、磁場発生装置40がピストンロッド12との間でMR流体用流路14を形成するMR流体ダンパ10であって、ピストンロッド12の磁場発生装置40に相対する外周に、該ピストンロッド12の軸方向に沿う溝60を設けたもの。 (もっと読む)


【課題】狭い設計間隙を採用し、低減されたオフ状態の力及び優れた性能を示す磁気応答組成物を含有する磁気レオロジー装置を提供する。
【解決手段】特に、規定された間隙の磁気レオロジー装置に関し、平均数直径分布が6〜100ミクロンの非球形磁気応答粒子及びその磁気応答粒子間の粒子間摩擦を低減する少なくとも1つの摩擦低減添加物から成ることを特徴とする磁気応答組成物を使用する。 (もっと読む)


ダンパーデバイス、ロータリーデバイスを含む磁気粘性デバイス、およびこれらのデバイスで構成されるハプティックシステムが開示される。これらのデバイスは、乾燥磁気応答性粒子、またはこの磁気応答性粒子を含むMR流体を含む。軟磁性粒子は、特定のサイズ内で、累積的な10容積%、50容積%、および90容積%のフラクション(すなわち、2μmのD10から5μmのD10以下、8μmのD50から15μmのD50以下、25μmのD90から40μmのD90以下)を有する、アトマイズ化粒子の単プロセス産出物集団により特徴付けられ、そして、0.77以上の、累積容積%フラクションに対する対数正規粒子サイズの最小二乗回帰により特徴付けられる。
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【課題】 MR流体ダンパのピストンの構造を簡易にし、加工組付性を向上すること。
【解決手段】 ダンパチューブ11に挿入されるピストンロッド12に設けられ、ダンパチューブ11の内部にMR流体を収容する上下の2室22A、22Bを区画するとともに、上下の2室22A、22Bを連通するMR流体用流路61を備えるMR流体ダンパ用ピストン21において、ピストンロッド12に固定され、磁場発生装置41を形成するピストン本体40と、ピストン本体40の外周の一部を覆うように設けられる非磁性部50と、ピストン本体40に結合され、ピストン本体40の外周の非磁性部50に嵌合するとともに、ピストン本体40の非磁性部50が設けられない外周との間にMR流体用流路61を形成する磁性体のカバー60とを有してなるもの。 (もっと読む)


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