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Fターム[3J103BA09]の内容

Fターム[3J103BA09]に分類される特許

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【課題】耐久性を低下させることなく温調能力の向上を図る。また、外セルの柔軟性が軸方向で異なる成形ロールを得る。
【解決手段】シート2を加圧成形するための円筒状の外セル5と、外セル5の内部に配され外セル5の内径よりも小さい外径を有する円筒状の内セル6と、を備える。外セル5が、外セル5と内セル6と間の空間を回流する温調液7によって温調されるシート成形用ロールにおいて、外セル5の内周面に、外セル5の軸回りに沿って延びる雌ネジ状又はリング状の凹部12が形成される。凹部12の深さは、外セル5の径方向の厚みの0.1倍以上である。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性の良いゴムを使用することでスリーブ表面の高効率で且つ迅速な加熱・冷却が可能となり、被成型物の巻き付きを未然に防止できるようにする。
【解決手段】加熱・冷却可能な軸芯部2の表面にゴムロール4を介してスリーブ5を外嵌し、ゴムロール4内に熱伝導金属6を混入して成るスリーブゴムロール1を形成する。軸芯部2は、金属ロール内管2aと金属ロール外管2bとの間に加熱・冷却媒体流路Pを形成して成る。軸芯部2とスリーブ5との間には、当該軸芯部2に対するスリーブ5の位置ズレを元位置に自己復帰するためのテンションバネ12a,12b使用によるズレ防止装置11を備える。スリーブゴムロール1の製造に際し、熱伝導金属を混入して成るゴムロール4を形成し、ゴムロール4内に、加熱・冷却熱媒体流路Pを形成して成る軸芯部2を挿入してから、ゴムロール4に加熱膨張させたスリーブ5を外嵌する。 (もっと読む)


【課題】 肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を有する熱媒体通流ローラ装置において、負荷熱量やローラの熱伝導率にかかわらず、ローラの表面温度の変動に省エネルギーで即応させること。
【解決手段】循環する熱媒流体路に熱交換装置5a、5bを配置し、前記熱交換装置で熱交換された熱媒流体を、肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室1bを有するローラ1の内部に通流して前記ローラ1を所定の温度に保持してなる、前記ローラ1の表面に当接する処理物を熱処理する熱媒体通流ローラ装置において、ローラ1の表面温度とローラ内部へ送る熱媒流体の温度との差が所定の一定となるようにローラ内部へ送る熱媒体の通流量を調節する。これによりローラ表面の温度変動に対してローラ表面温度の均一化を図りつつ迅速に対応し、最適の省エネルギー運転ができる。 (もっと読む)


【課題】極薄フィルムの押出成形において剛性の主ロールと対接させるタッチロールとして極めて高いフィルム品位を達成できるものを提供する。
【解決手段】ロール芯軸1の本体部10の外周面全体に、一端側から他端側へ連続する複数本の溝状流路5が形成され、ロール芯軸1の各隣接する溝状流路5,5間を区切る隔壁部13の頂端と、薄肉金属パイプ2の内周面との間隙の範囲で、薄肉金属パイプ2が撓んで弾性変形可能である。熱媒液供給手段4より導入口60に供給される熱媒液Lが、ロール芯軸1の一端側の導入流路6を通して溝状流路5に流入し、薄肉金属パイプ2の内周面と金属製ロール芯軸1の外周側との間の空間全体に充満した状態で、導出流路7を通して導出口70から排出される。 (もっと読む)


【課題】タッチロール式のキャスティングに適用でき、各熱媒体室の個別の温度設定を適正に行うことができるロール円周方向にロール表面温度差を有する温調のシート・フィルム成形ロールを提供する。
【解決手段】中心回転軸20と、中心回転軸20の軸線方向に離れた二つの位置に配置された固定端板28,29と、両端を固定端板より回転可能に支持された金属薄膜製の外筒40と、両端を固定端板より回転可能に支持され中心回転軸の外周面に摺接すると共に外筒の内周面に摺接する複数個の転動ラバーロール70とを有し、転動ラバーロールは外筒と中心回転軸との間の円環状の空間を円周方向に複数個の熱媒体室に区分しておりその複数個の熱媒体室の各々に熱媒体が入るよう構成されており、各熱媒体室のうちの少なくとも1つの熱媒体室91には、電気を熱源とするヒータが設けられているシート・フィルム成形ロール10である。 (もっと読む)


【課題】キャスト式シート・フィルム成形やタッチロール式シート・フィルム成形に用いられるシート・フィルム成形ロールにおいて、ロール軸線方向中央領域とロール軸線方向端部領域とで、外筒の表面温度を異なる温度に個別に設定できるようにすること。
【解決手段】外筒11の内周面と内筒21の外周面と間に画定された環状の熱媒体通路41を仕切板42、43によってロール軸線方向中央領域44とその両側のロール軸線方向端部領域45、46とに区分し、それら各領域に熱媒体を個別に供給する。 (もっと読む)


【課題】十分な耐久性を有する製紙機械用転がり軸受、製紙機械用軸受部品および耐久性に優れた製紙機械を提供する。
【解決手段】製紙機械用転がり軸受である自動調心ころ軸受を構成する外輪11、内輪12およびころ13は、0.7〜1.2%の炭素と、0.1〜1.1%の珪素と、0.25〜1.5%のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成されている。そして、外輪転走面11A、内輪転走面12Aおよびころ転走面13Aを含む領域には、外輪窒素富化層11B、内輪窒素富化層12Bおよびころ窒素富化層13Bがそれぞれ形成されている。さらに、外輪窒素富化層11B、内輪窒素富化層12Bおよびころ窒素富化層13Bは、ベイナイト組織を含み、残留オーステナイト量が5体積%以下に抑制されている。 (もっと読む)


【課題】従来の定着ロールの製造方法では、加熱炉中に循環する熱風が芯金に被せたPFAチューブの表面に当たり、芯金とPFAチューブの間に気泡が発生するという問題があった。かかる気泡が発生した定着ロールを画像形成装置で使用すると、画像品質を悪化させるという問題があった。
【解決手段】中空の芯金の表面にプライマーを塗布した後、プライマーの表面に熱収縮性チューブを被せて熱風が循環する加熱炉で焼成する定着ロールの製造方法において、一または複数の孔が肉厚方向に貫通してあけられた板状プレートを準備し、板状プレートの全ての孔に、焼成前の定着ロールの芯金の中空部が位置するように焼成前の定着ロールを板状プレートに立設し、板状プレートの孔および芯金の中空部に熱風が通り、板状プレートにより焼成前の定着ロールの表面に熱風が直接当たらないように焼成した。 (もっと読む)


荷重を支持するための円筒形の内部シャフト(2)と、内部シャフトを取り囲む金属製の外部層(4)と、内部シャフト及び外部層の界面との関係で配置される、伝熱剤のための流れ通路とを含む、繊維ウェブ機械の加熱及び/又は冷却ロール、即ち、サーモロール(1)。サーモロール(1)は、内部シャフトと外部層とを組み立てることによって製造される。サーモロールの流れ通路は、内部シャフトの外表面及び/又は外部層の内表面の上に内部シャフトと外部層との組立て前に形成される流れ溝から成る。
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【課題】通常の研磨加工法を採用しながら、気液二相の熱媒体を封入する密閉室を備えたローラ表面の機械精度を高めることができるようにすること。
【解決手段】ロールシェル1およびロール軸2肉厚内に軸方向と同方向に伸びる気液二相の熱媒体を封入する密閉室3および4を備えたローラの表面を、研磨加工する際、前記密閉室3および4内にアルコールなど研磨加工温度において気化蒸発する液体を封入する。これにより研磨時ローラ全体の表面温度が潜熱移動により維持され、偏った研磨加工温度による軸方向における直径などのくるいを修正することができる。 (もっと読む)


【課題】均一な線圧分布の他、所望の線圧分布を得ることができるロール調整装置、さらには該ロール調整装置を有する薄膜形成装置、該薄膜形成装置を用いた薄膜製造方法を提供する
【解決手段】本発明のロール調整装置は、外セル1と、外セル1内に二重管構造で設けられた内セル2と、内セル2を被覆するゴム3と、内セル2を保持する軸6とを有し、外セル1が内セル2に対して偏心可能なように、外セル1の両端部にて、外セル1と軸6とを連結する連結手段5を有する成形ロール20を、隣接して配置された他の成形ロール21に対して相対的に移動させるロール調整装置であって、軸6を移動させる軸移動機構26aと、外セル1を移動させる外セル移動機構46とを有する。 (もっと読む)


【課題】ロールシェルの表面温度の分布を一層均一化するとともに、熱媒流体の出入り口間の温度差によるロールシェルへの影響を低減すること。
【解決手段】熱媒通流路を有し、前記熱媒通流路を流れる熱媒流体により表面に当接する処理物を加熱又は奪熱処理する中空円筒状の熱媒通流ローラにおいて、ロールシェル21を、外周を構成する管21aと両端部に凸部を形成した内周を構成する管21bとを重ねた二重管構成とし、その凸部よって形成される空間を気液二相の熱媒体を封入する密閉室24とし、その密閉室24内に位置し、内周を構成する管21bの外周に沿って熱媒通流管24を螺旋状に巻回して配置する。これにより、ロールシェル21の内部表面および外部表面温度とも均一にすることができ、熱媒流体の出入り口間の温度差によるロールシェル24の熱膨張を均一化し、ローラの機械精度のくるいが小さくなる。 (もっと読む)


【課題】定格荷重が高く、ころの表面損傷を軽減したドライヤロール用調心輪付き円筒ころ軸受を提供する。
【解決手段】ドライヤロール用調心輪付き円筒ころ軸受は、内輪12と、外径面が凸球面状の外輪14と、外輪14を内包し内径面が凹球面状の調心輪20と、内輪軌道面と外輪軌道面との間に転動自在に介在する複数のころ16と、隣り合うころ16間に介在させた間座18とを具備し、間座18の軸方向両端にころ端面16bと向き合う面をもった拡張部18bが設けてある。 (もっと読む)


【課題】 肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を有する熱媒体通流ローラ装置における省エネルギー性を高めること。
【解決手段】 循環する熱媒流体路に熱交換装置5a、5bを配置し、前記熱交換装置で熱交換された熱媒流体を、肉圧内に気液二相の熱媒体を封入したジャケット室1bを有するローラ1の内部に通流して前記ローラ1を所定の温度に保持してなる、前記ローラ1の表面に当接する処理物を熱処理する熱媒体通流ローラ装置において、ローラ1内部へ送る熱媒流体の温度を検出する温度センサ13とローラ内部から排出する熱媒流体の温度を検出する温度センサ14を設け、温度センサ13と14の検出温度差が一定となるようにローラ内部へ送る熱媒体の通流量を調節する。これによりローラ表面の温度変動に対して迅速に対応し、最適の省エネルギー運転ができる。 (もっと読む)


【課題】 発熱体の発熱温度とその発熱体で加熱される流体の温度との差を小さくし、所定の熱量を流体に効率よく伝達できるようにすること。
【解決手段】 熱媒体通流ローラ装置などの流体循環路に配置し、前記流体循環路に流れる流体を加熱する流体加熱装置であって、閉磁路鉄心1に巻回した1次コイル2と2次コイル3とからなる変圧器構成における2次コイル3を、循環する流体を通流する貫通孔が形成されたSUSなどからなる導電体を巻回して構成し、その2次コイル3の両端同士を電気的に短絡し、その短絡によって発熱する2次コイル3の熱を2次コイルの貫通孔を流れる流体に伝達する。これにより、流体と接触する発熱面積を大きくすることができ、2次コイルの発熱温度とその2次コイルで加熱される流体の温度との差を小さくしても、所定の熱量を流体に伝達することができる。 (もっと読む)


【課題】 グリースの滞留部位を低減し、グリースの固化を有効に防止し得るロータリージョイントを提供することを目的とする。
【解決手段】 ケーシング33と、ケーシング33から突出して配置された管状のロータ35と、ロータ35をケーシング33に回転自在に支持する一対の軸受と、一対の軸受間に間隔を設けるスペーサ41と、ロータ35の内側に設けられた管状の内管43と、ロータ35の他端側端部に取り付けられたシートリング45と、ロータ35の他端側位置でシートリング45と協働してロータ35の内部を封止するシールリング47と、シールリング47を押圧付勢するバネ49と、が備えられたロータリージョイント1であって、スペーサ41は、その外側位置が少なくとも第一軸受37の転動体の中心位置よりも外側に位置し、各第一軸受37および第二軸受38に向けてグリースを流す流路が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ローラ内を通流する熱媒体とローラの接触面を広げ、ロールシェルの径を大きくしたり、ローラの回転速度を遅くすることなく、処理物を所望の温度まで加熱または冷却することができること。
【解決手段】 熱媒体をローラ内部に通流して前記ローラを所定の温度に保持してなる熱媒体通流ローラにおいて、ローラ本体を構成するロールシェル11の肉厚内部に、周方向に沿いかつローラの一方の端部から他方の端部に伸びる螺旋孔11aを形成し、その螺旋孔11aに回転駆動軸12の中空内部に流入した熱媒体を通流する。熱媒体を通流する通流路はロールシェル11の肉厚内部に形成するので、熱媒体とローラの接触面を広げることができる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂フイルムなどの処理物の均一な熱処理を可能にするとともに、熱交換器やポンプを小型化することのできる熱媒通流ローラを提供することを目的とする。
【解決手段】 円筒状のロールシェル11の肉厚内部に、ロールシェル11の長手方向に伸びる気液2相の熱媒体15を封入する密閉室13を、ロールシェル11の外周面に沿って複数形成すると共に、ロールシェル11内部に中子17を設け、その中子17の外周面とロールシェル11の内周面との隙間を熱媒流体の通流路とし、その熱媒通流路に出入り口間の温度差5℃〜83.3℃の処理物を加熱又は奪熱するための熱媒流体を流す。これにより熱媒流体の出入り口間における温度差にかかわらず処理物を均一に加熱又は奪熱処理することができ、その温度差の低減に要する流量を減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂フイルムなどの処理物の均一な熱処理を可能にするとともに、熱交換器やポンプを小型化することのできる熱媒通流ローラを提供することを目的とする。
【解決手段】 円筒状のロールシェル11の肉厚内部に、ロールシェル11の長手方向に伸びる気液2相の熱媒体15を封入する密閉室13を、ロールシェル11の外周面に沿って複数形成すると共に、その密閉室13と並べてロールシェル11の肉厚内部に熱媒通流路14を形成し、その熱媒通流路14内に処理物を加熱又は奪熱するための熱媒流体を流す。これにより熱媒流体の出入り口間における温度差にかかわらず処理物を均一に加熱又は奪熱処理することができ、その温度差の低減に要する流量を減少させることができる。 (もっと読む)


本発明は抄紙機に対するチューブロールに関連する。チューブロールは、抄紙機に対し回転可能でチューブロールを支持するために、シェル(10)とロールヘッド(11)を含む。シェル(10)は二個のメタルシリンダ(12、13)を持ち、お互いにある間隔で同心円的に調整されている。シリンダ(12、13)間で、シリンダ(12、13)の両方に取り付けられたコア構造が更にある。各ロールヘッド(11)はシリンダの両方に取り付けられ、少なくとも内部シリンダはシート状メタル材料から作られている。本発明はまたチューブロールを製造するための方法に関連している。
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