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Fターム[3K161EA32]の内容

Fターム[3K161EA32]に分類される特許

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【課題】有機廃棄物の臭気の拡散を防止しながら、比較的少ない燃料消費により、乾燥及び炭化を行うことができる有機廃棄物の炭化方法及び炭化プラントを提供すること。
【解決手段】
有機廃棄物の炭化プラント1は、微生物が添加された余剰汚泥等の有機廃棄物を減圧環境で加熱して乾燥有機物を形成する減圧発酵乾燥装置3と、乾燥有機物を粒状化するリングダイ式造粒機4と、粒状化された乾燥有機物を炭化する炭化装置5を備える。炭化装置5で乾燥有機物の炭化により生成された可燃性ガスを、炭化装置5の加熱室53に導いて燃焼させると共に、減圧発酵乾燥装置3の蒸気ボイラ33のバーナに導いて燃焼させる。炭化装置5の加熱室53で可燃性ガスが燃焼してなる燃焼ガスを、蒸気ボイラ33の熱交換器に導いて、余剰の熱を用いて蒸気を生成する。 (もっと読む)


【課題】補助燃料による燃焼排ガスの追い焚き不要な燃費改善されたバイオマスの炭化処理装置及び炭化物の製造方法を提供する。
【解決手段】乾燥物を生成する乾燥機と、乾燥物から熱分解ガスを生成する炭化炉と、熱分解ガスを燃焼して乾燥機での乾燥用の燃焼排ガスを生成する燃焼炉とを含み、燃焼炉は、熱分解ガス導入口と、1次燃焼空気を熱分解ガスの流れに沿って導入することによって還元雰囲気領域を形成する1次燃焼空気導入口と、還元雰囲気領域よりも下流において酸化雰囲気領域を形成する2次燃焼空気を導入する2次燃焼空気導入口と、酸化雰囲気領域よりも下流において乾燥機から排出される乾燥排ガスを導入して自己脱硝領域を形成する乾燥排ガス導入口と、燃焼排ガスを自己脱硝領域から排出する燃焼排ガス送出口と、炭化炉での熱分解ガスの生成に用いられる燃焼炉高温ガスを酸化雰囲気領域から抽気する燃焼炉高温ガス抽気口とを有する。 (もっと読む)


【課題】有機質原料を効率よく熱分解する、運転が容易で安全性の高い熱分解装置を提供する。
【解決手段】原料Xを可燃ガスYgに転換する熱分解装置HKは、横型円筒形状の本体部Kと、原料Xを本体部Kに送入する原料供給部Iと、可燃ガスYgを本体部Kから送出するガス導出部OGと固体残渣排出部Osとからなり、更に本体部Kは、原料Xを熱分解してガスと固体にする熱分解空間Pと、固体を高温ガスで加熱する熱媒体加熱空間Hと、PとHの中間にあって固体をPとHの間を循環移動させる固体熱媒体循環部Cと、PとCの中間にあってCとの間に中継空間Tを構成するとともに、固体を循環移動させる固体熱媒体部Dを設けて、PとHのガスが混合することを防ぐ酸素含有気体混入防止手段としている。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスを、急冷室で冷却した後に多量の飛沫を同伴させることなく、下流側に接続される諸設備に送り出すことのできる燃焼炉の急冷室構造を提供する。
【解決手段】可燃物を燃焼させる燃焼室13と、冷却水14が貯留される急冷室12とを含む高温ガス化炉(燃焼炉)11における、下降管15と上昇管16とが二重構造となるように配置された急冷室12の構造において、上昇管16の上端開口16aよりも上方に配置されて、下降管15の外周面から外側に張り出す冷却水14の飛沫遮断板17が取り付けられており、この飛沫遮断板17は、上方から視て下降管15と上昇管16との間の間隔sを覆う長さで外側に張り出した状態で、下降管15の全周に亘って設けられている。飛沫遮断板17には、これより上方の下降管15の外周面に沿って冷却水14の飛沫wの一部を上昇させる貫通切欠き穴(開口部)18a,18bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】バイオマスの熱分解ガス化システムにおいて、配管内壁などに付着した熱分解生成物を効果的に除去できる方法及び熱分解ガス化システムを提供する。
【解決手段】下水汚泥や木質バイオマスなどのバイオマスの熱分解ガス化システム10において、熱分解ガス化炉11と燃焼炉13との間に設けられる配管12に、酸素濃度が5体積%以上13体積%以下の不活性ガス及び酸素の混合ガスを流通させ、ガス温度500℃以上の条件で、前記配管12の内壁に付着した熱分解付着物を燃焼させて除去する。 (もっと読む)


【課題】焼却灰の触媒能及び吸着能を賦活させる技術を提供する。
【解決手段】焼却灰を微粉状に粉砕処理してから、チタンの酸化物と混合し、低酸素雰囲気または、還元雰囲気において加熱する。これにより、焼却灰に含有される金属化合物類が、難溶性金属化合物に変化し、触媒作用と吸着能が賦活化され、有用な触媒となる。該触媒は、焼却灰低温再焼却触媒、脱水反応または、水素付加反応触媒、および脱臭触媒として有用な触媒である。 (もっと読む)


【課題】導入される下水汚泥のエネルギ含有量に基づいて高効率で作動できる下水汚泥を利用する方法およびシステムを提供することにある。
【解決手段】利用すべき物質が最初に乾燥されかつ次に熱分解ガスを発生させる目的で熱分解リアクタ内で熱分解される構成の、生体源物質より詳しくは下水汚泥を利用する方法に関する。本発明の方法は、前記物質が、互いに連続して配置された少なくとも2つのドライヤ段で熱的に乾燥され、物質の搬送方向で見て下流側に配置されたドライヤ段の廃棄熱が、上流側に配置されたドライヤ段のプロセス熱として使用されることを特徴とする。また本発明は、生体源物質より詳しくは下水汚泥を利用するシステムに関する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物の熱を含まれる水の蒸発潜熱として消費することなく回収し、高水分廃棄物のもつエネルギーを高効率で回収することができるうえ、排水処理に必要な薬品類の消費量を低減できる高含水廃棄物を含んだ廃棄物の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】食品廃棄物や汚泥等の含水率の高い有機性バイオマスをメタン発酵処理によりメタンガスと消化汚泥および排水に分離し、前記消化汚泥は水分を低減した上で有機性廃棄物と混合することによりガス化溶融炉にて処理する廃棄物の水分量を低減し、前記メタン発酵によって得られたメタンガスの全量もしくは一部を酸素もしくは酸素付加空気およびガス化溶融炉の後段で採取された可燃性ダストと共にガス化溶融炉の羽口に吹き込み、炉内還元剤、加熱用の熱源として利用することにより、ガス化溶融炉の燃料として使用するコークスの消費量を抑制するとともに、前記メタン発酵処理によって副生する排水の全量もしくは一部をガス化溶融炉の後段に設置する燃焼炉に吹き込んで無害化する。 (もっと読む)


【課題】有機系廃棄物からのエネルギー回収率を向上させた上に効率のよい発電を行うことができる石炭ボイラを使用した発電システムを提供する。
【解決手段】本発明の発電システムは、有機系廃棄物を水蒸気と130〜250℃の温度および0.2〜3MPaの圧力の条件下で接触させて、有機系廃棄物を微粒子状の乾燥物として排出する廃棄物処理装置1、該装置1から排出された乾燥物を保管して乾燥物中の水分を蒸発させる貯蔵槽2、該槽2から排出された乾燥物を石炭と共に粉砕する粉砕機5、粉砕機5から排出された混合燃料を燃焼させて高温高圧水蒸気に変換して排出する微粉炭ボイラ3、および発生した高温高圧水蒸気により発電する発電機4を備えており、微粉炭ボイラ3から排出された高温高圧水蒸気のわずかの部分が廃棄物処理装置1に供給される。 (もっと読む)


【課題】溶融排ガスから集塵手段にて捕集された飛灰を容易に無害化できる飛灰処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】飛灰にCr(VI)用重金属溶出防止薬剤を供給して混練する手段と、飛灰中のCr含有量を測定する手段と、飛灰からの溶出液のpHを測定する手段と、予め用意した溶出液のpHとCr含有量に対するCr(VI)溶出量の比率との相関関係に基づいて、測定したpHにおけるCr含有量に対するCr(VI)溶出量の比率を算出し、算出された比率をCr含有量の測定値に乗ずることによって、飛灰からのCr(VI)溶出量の予想値を演算し、かつ、その予想値に基づき、Cr(VI)用重金属溶出防止薬剤の適切な供給量を目標値として演算する手段と、その目標値となるように供給量を調整する手段とを備え、Cr含有量を測定する手段が、蛍光X線分析装置である飛灰処理装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】 イニシャルコストやランニングコストを削減できると共に、現場での作業を減らす。
【解決手段】 炉本体3の天井壁に昇降自在に設けた主電極4先端から炉本体3内に不活性ガスGを供給しつつ、炉本体3内の被溶融物を溶融して炉本体3内に溶融メタル層M及び溶融スラグ層Sを形成する灰溶融炉2に於いて、主電極4を降下させながら炉本体3内に供給している不活性ガスGの背圧を測定し、背圧の増加率の変化から主電極4の先端が溶融スラグ面及び溶融メタル面にあるときの主電極4の位置を検出すると共に、溶融スラグ面及び溶融メタル面の検出時に於ける主電極4の位置から溶融スラグ層Sの厚みL1を算出し、又、炉本体3に設けた非接触式の距離計14により当該距離計14から溶融スラグ面までの距離L3を測定し、前記溶融スラグ層Sの厚みL1と測定距離L3とから溶融メタル層Mの厚みL2つまり溶融メタルレベルMLを算出する。 (もっと読む)


【課題】燃焼炉の炉内へ二次空気若しくは排ガスを供給するガス供給ノズル若しくはガス供給管に固着した堆積物を簡便且つ効果的に除去することができる燃焼炉及び堆積物除去機構を提供する。
【解決手段】
ガス供給ノズル若しくはガス供給管は、炉内開口より直線状に奥側に延在する第一の通路部と、該通路部の途中位置に連接され、前記第一の通路部を介して炉内開口より二次空気若しくは排ガスを炉内に導入するガス導入通路とを具え、
前記第一の通路部に挿脱自在に且つ少なくとも先端が回転可能に構成された軸体と、前記先端に前記炉内開口周囲若しくは開口近傍の第一の通路部内壁に固着した堆積物5を除去する清掃ヘッド7とを有する堆積物除去機構6を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】石炭、バイオマス、廃プラスチック材、下水汚泥等の各種含水有機物である原料を用いても、発生した水蒸気やタールが原料供給管内壁に凝縮しないようにし、且つ発生した一酸化炭素等が原料供給管を逆流して気密性の弱い場所から外部へ漏洩しないようにした炉設備を提供する。
【解決手段】ガス化炉本体1へ石炭、バイオマス、廃プラスチック材、下水汚泥等の各種含水有機物を原料Mとして供給するための原料供給管4に抽気管11を接続する。 (もっと読む)


【課題】化石燃料の使用量を大幅に削減するだけでなく、少量の助燃料で処理主体である汚泥を安定的に炭化燃料化することのできるとともに、ボイラー効率を下げることを回避し、安定して運転でき、ランニングコストを大幅に低減できることを課題とする。
【解決手段】汚泥を熱分解炭化処理して熱分解ガス及び炭化物を生成させる熱分解炭化炉6と、この熱分解炭化炉6で発生する熱分解ガスを燃焼させる燃焼炉7を有し、前記燃焼炉7にて発生する燃焼排ガスを前記熱分解炭化炉6の熱源として用いるとともに、前記燃焼炉7の燃焼炉排ガス出口と前記熱分解炭化炉6の間の燃焼排ガスライン14aに、排ガス中の粉塵を回収する粉塵回収装置21を備えたことを特徴とする汚泥燃料化装置。 (もっと読む)


【課題】化石燃料の使用量を大幅に削減するだけでなく、汚泥を安定的に炭化燃料化でき、更にランニングコストの低減、処理設備の設置面積を小さくすることを課題とする。
【解決手段】含水汚泥中の含水率を落とす乾燥炉3と、汚泥を熱分解炭化処理する熱分解炭化炉6と、熱分解炭化炉で発生する熱分解ガスを燃焼させる燃焼炉7と、燃焼炉で発生した燃焼排ガスを加熱源とする排熱回収ボイラー8を有し、前記燃焼排ガスを熱分解炭化炉へ送る第1の燃焼排ガスライン14aと、熱分解炭化炉の加熱源として利用後の燃焼排ガスを熱分解炭化炉から排熱ボイラーへ送る第2の燃焼排ガスライン14bと、排熱回収ボイラーの加熱源として利用後の燃焼排ガスを第1の燃焼排ガスラインと合流させる第3の燃焼排ガスライン14cとで形成する熱風循環ラインを設置し、熱分解炭化炉の加熱用排ガス熱風の循環風量を高めることを特徴とする汚泥燃料化装置。 (もっと読む)


【課題】廃棄物の定量供給性能がより優れたガス化炉の廃棄物供給装置を提供する。
【解決手段】廃棄物供給装置1を構成するシールシュート部7の垂直シュート部分7aに設けられ、外部空気のガス化炉内への流入を阻止するシール機能を有し、交互に開閉操作される上部ダンパ11と下部ダンパ12のうち、前記下部ダンパ12を、シールシュート部7の水平シュート部分7bの幅方向の中心をとおる長手方向の中心線Lcと平行であって、かつ垂直シュート部分7aの相反する内壁側に設けられた下部支持軸12pを介して開閉される下部左側ダンパ12aと下部右側ダンパ12bとからなり、閉状態における下部左側ダンパ12aと下部右側ダンパ12bの先端部の併合線12cが、前記中心線Lcの上方に位置するように構成する。 (もっと読む)


【課題】セメント焼成設備の操業に与える影響が小さく、セメント焼成能力を維持しつつセメント焼成設備にて効率的に処理し、しかも多量の高含水率廃棄物を処理することができる高含水率廃棄物の処理方法及び処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の高含水率廃棄物の処理方法は、サスペンションプレヒータ8と、仮焼炉7と、セメントキルン4と、クリンカクーラ5とを備えたセメント焼成設備を用い、酸素製造供給装置31から発生した酸素を、セメントキルン4の燃料燃焼空気、仮焼炉7の燃料燃焼空気のうちいずれかまたは双方に混入させて燃料燃焼を行うとともに、高含水率廃棄物をサスペンションプレヒータ8、仮焼炉7及びセメントキルン4のうちいずれか一個所以上に直接投入し、その後焼却処理を行う。 (もっと読む)


【課題】流量調整を可能とし、所定の温度に調整可能なキルン炉、廃棄物ガス化システムを提供する。
【解決手段】本実施の形態に係る第一のキルン炉10Aは、被処理物である廃棄物101が供給されるキルンシェル102と、該キルンシェル102の周囲に所定空間を持って覆うように設けられる外筒103と、該外筒103の周壁に設けられ、前記キルンシェル102の内部に供給される前記被処理物を間接加熱する燃焼排ガス104を前記空間に送給する燃焼ガス供給路105と、間接加熱した後の燃焼排ガス104を前記外筒103の外に排出する燃焼ガス排出路106とを有するキルン炉であって、前記燃焼排ガス104の前記燃焼ガス供給路105の開口部105aに前記燃焼排ガス104の流量を調整する流量調整ゲート11Aを配設してなる。 (もっと読む)


【課題】キルンシェルへの灰の付着・堆積を防止し、キルン炉における燃焼排ガスの伝熱効率の維持が可能なキルン炉、廃棄物ガス化システムを提供する。
【解決手段】本実施の形態に係る第一のキルン炉10Aは、被処理物である廃棄物101が供給されるキルンシェル102と、該キルンシェル102の周囲に所定空間Sを持って覆うように設けられる外筒103と、該外筒103の周壁に設けられ、前記キルンシェル102の内部に供給される前記被処理物を間接加熱する燃焼排ガス104を前記空間Sに送給する燃焼ガス供給路105と、間接加熱した後の燃焼排ガス104を前記外筒103の外に排出する燃焼ガス排出路106とを有するキルン炉であって、前記燃焼ガス供給路105の開口部105aが、前記燃焼排ガス104のガス流れを前記キルンシェル102の接線方向となるように設けられてなる。 (もっと読む)


【課題】ガス混合を保持し、未燃成分の発生および火炎の長炎化を防ぐと共に炉壁温度の上昇を抑制し、炉壁への灰の付着・溶融を防ぎ、耐火材の劣化の防止が可能な燃焼炉、廃棄物ガス化システム、可燃性ガス処理方法を提供する。
【解決手段】第一の燃焼炉10Aは、可燃性ガス11を燃焼炉本体12内に供給する可燃性ガス噴出ノズル13と、一次燃焼空気14を燃焼炉本体12内に供給する一次燃焼空気噴出ノズル15と、一次燃焼空気14による燃焼後の可燃性ガス11中で未反応なN分、その他の可燃分を燃焼させる二次燃焼空気16を燃焼炉本体12内に供給する二次燃焼空気噴出ノズル17を三つ配設される燃焼炉において、可燃性ガス11下流側より噴出される二次燃焼空気16−3により形成される仮想円面積が、可燃性ガス11上流側より噴出される二次燃焼空気16−1により形成される仮想円面積より小さくしてなる。 (もっと読む)


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