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Fターム[3K161EA45]の内容

Fターム[3K161EA45]に分類される特許

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【課題】 乾溜ガスに熱分解する被処理物を収納した容器を、従来よりも時間を掛けなくて加熱することで被処理物を乾溜できるようにし、上記加熱と同時に事前に容器そのものを予熱器でさらに時間を掛けて予熱することで、更に乾溜時間を短くし、バーナとして必要な重油量を少なくするだけでなく、個々の容器内の被処理物を乾溜に必要な時間を短縮して効率を向上させんとする。
【解決手段】
炉本体と容器4及び/又は予熱器と第2容器との間隙に、ラセン状熱風誘導路を配置することにより、バーナからの熱風を、前記容器もしくは第2容器の周囲に巻き上げて加熱するようにしたことを特徴とする乾溜熱分解器。 (もっと読む)


【課題】都市ごみ等においても分別を必要とせず、プラスチックや合成ゴム等が混ざった廃棄物でも油化と炭化の連続的処理が可能で、高品質の油化品・炭化品が得られる減圧熱分解処理装置を提供すること。
【解決手段】廃棄物等を減圧下で連続的に熱分解処理するための減圧熱分解処理装置(乾留装置)。密閉可能な減圧熱分解室(減圧乾留室)9と、減圧熱分解室9を加熱する外部加熱手段(加熱炉)51とを備えている。減圧熱分解室9は、横置き管25で形成され、該横置き管25の内部に回転攪拌機19を配して、該回転攪拌機19の回転により投入原料を前進・後退可能としたものである。減圧熱分解室9には、原料供給手段5、7と製品排出手段58を、それぞれ二段式バルブ11、12(又は62、63)を有して接続する。減圧熱分解室9の生成ガス出口15をエゼクタ47等の減圧(吸引)手段と接続する。 (もっと読む)


【課題】生物体廃棄物を埋め立てや堆肥化、焼却する代わりにその炭素や窒素、ミネラル等を貯留し土壌へ循環させる方法である。
【解決手段】乾燥窯や凝縮器、熱風炉等を組み合わせた「低酸素熱風密閉式循環システム」及び「薫留‐凝縮‐乾留」工程に基づいてごみを処理する。ごみは乾燥窯へ投入して薫留乾燥や殺菌消臭、固液分離、無機化し、凝縮器で同窯の排ガス中の蒸発液を凝縮回収し、「生物酢液」を精製する。同窯から出た薫留乾物は「生物体」や「人工物」等に分類し、前者は炭素や窒素等が貯留されている薫留生物体で、「生物薫肥」や「炭素窒素剤」を精製する。後者は熱風炉で乾留し、発生した熱風は再び乾燥窯に吸込まれ、繰り返し熱・物質移動を行う。本発明では、ダイオキシンや温室効果ガス、有害物質のゼロエミッションを実現し、生物ごみの栄養元素を100%土壌に還すことでその物質循環が生かせ、肥沃な土壌を育め、土壌有機炭素貯留量を増やせる。 (もっと読む)


【課題】有機質原料を効率よく熱分解する、運転が容易で安全性の高い熱分解装置を提供する。
【解決手段】原料Xを可燃ガスYgに転換する熱分解装置HKは、横型円筒形状の本体部Kと、原料Xを本体部Kに送入する原料供給部Iと、可燃ガスYgを本体部Kから送出するガス導出部OGと固体残渣排出部Osとからなり、更に本体部Kは、原料Xを熱分解してガスと固体にする熱分解空間Pと、固体を高温ガスで加熱する熱媒体加熱空間Hと、PとHの中間にあって固体をPとHの間を循環移動させる固体熱媒体循環部Cと、PとCの中間にあってCとの間に中継空間Tを構成するとともに、固体を循環移動させる固体熱媒体部Dを設けて、PとHのガスが混合することを防ぐ酸素含有気体混入防止手段としている。 (もっと読む)


【課題】燃焼効率がよくて環境性も高く、しかも、良質な炭化物を生成できる燃焼装置を提供する。
【解決手段】炉体内部を囲む壁部の上壁1a,1bに材料投入部2と通じる投入孔16と、排気孔6とが設けてあり、炉体内部を上下に隔てるロストル11を有し、ロストル上下の空間Sa,Sbにはバーナー30,31が各々取り付けてあり、排気部3は、周壁3aで囲まれた内部に煙道24を有する筒状をなし、且つ炉体1上壁1bからほぼ垂直に起立しており、給気部4は、排気部3内の煙道24に沿って取り付けてあり、煙道24とは隔壁4aで隔てられた送風路25aを有し、送風路25aは、排気部3外に通じる外気取入口33と、外気取入口33から取り入れた外気をロストル11近傍に吹き込む送風口34とを有しており、隔壁4aには煙道24に向けて外気を吹き出す多数の噴出孔23が設けてある。 (もっと読む)


【課題】燃焼炉又は燃焼炉からの排ガスに添加して、クリンカー付着防止ないし抑制効果を有効に発揮するクリンカー付着防止剤を提供する。
【解決手段】燃焼炉又は燃焼炉からの排ガスに添加してクリンカーの付着を防止するクリンカー付着防止剤において、マグネシウム化合物を含み、JIS R 1628における嵩密度が0.1〜0.9g/mlで、平均粒子径d50が1〜20μmであるクリンカー付着防止剤。適切な粒子径であることによるクリンカーへの歩留り向上効果と、適切な嵩密度であることによる優れたクリンカーの焼結遅延効果とで、従来よりも少ない添加量でより高いクリンカーの付着防止ないし抑制効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガス化炉から燃焼炉へ送り込まれるチャーの送給量を把握してガス化設備の運転状態の燃焼炉燃焼不足防止を確実に行い得るようにする。
【解決手段】現在のガス化炉1への水蒸気3の流量(水蒸気量)と原料5の投入量(原料量)を第一のマップに照らして定格点でのチャー7の送給量を読み出すと共に、現在のガス化炉1の温度と流動媒体4の循環量を第二のマップに照らして係数を読み出し、該係数を定格点でのチャー7の送給量に乗算して実際のチャー7の送給量を算出し、該チャー7の送給量に対しその完全燃焼に必要な理論空気量を算出して該理論空気量を燃焼炉2への空気量の下限値とし、該下限値を前記燃焼炉2への空気量が下まわらないように操作可能範囲を制限する。 (もっと読む)


【課題】ファン等の動力を用いずに実施でき、廃油、廃タイヤ等の処理物の完全燃焼処理が可能であり、小工場、一般家庭等の自家設備用として、また、農業用ハウスの補助暖房として、更には災害時の緊急設備として実施するのに好適な、自然燃焼式の廃油・廃タイヤ等処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】処理物を燃焼室1に投入する工程と、処理物を燃焼させる工程と、燃焼ガスを多数の空気取り入れ用小孔を有する上昇筒2を通して渦流を起こさせつつ渦流室4に導入する工程と、渦流室4内において燃焼ガスaを、比較的比重の小さい完全燃焼ガスcと比較的比重の大きい不完全燃焼ガスbとにそれらの比重差を利用して自然分離させる工程と、分離された完全燃焼ガスcを大気放出すると共に不完全燃焼ガスbを下降筒3を通して渦流室4内の室内圧によって燃焼室1内に戻す工程と、燃焼室1内に戻した不完全燃焼ガスbを再燃焼する工程とから成る。 (もっと読む)


【課題】低温熱分解炉において、熱分解時に生じる強烈な臭気を処理すること、及び、安定的な動作を継続するため熱分解の速度をコントロールすることを可能とする。
【解決手段】分解炉本体部と、ゴミ投入部と、空気取入口と、ガス排出口と、灰排出部と、分解炉本体部とガス排出口の間に設けられた触媒層と、分解炉本体部と空気取入口の間に設けられた空気変成部と、を有する低温熱分解炉において、制御部と、分解炉本体部と排気口の間に設けられた排気促進機構と、空気取入口と分解炉本体部の間に設けられた空気流入量調節機構と、触媒層の出口近傍に設けられた触媒層温度センサーとを有し、制御部において、触媒層温度センサーからの温度情報を用いて空気流入量調節機構及び/又は排気促進機構を制御すべく構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、有機廃棄物の熱分解ガス化のための新規な方法に関する。本発明の方法は、予め高温に加熱された(500〜1100℃)金属トロイド(2)の形状の金属塊及び熱分解される有機材料(3)が充填された垂直炉(1)を用いる。この方法は、ギアモーター(19)によって駆動されるアルキメディアン・スクリュー(18)により運搬されるトロイド(2)の加熱に適した炉(9)と共に、ふるい(14)及びギアモーター(16)で駆動されるアルキメディアン・スクリュー(15)によりトロイド(2)と残渣(12)が分離される、無機物残渣(12)を回収するための分離器(11)にも関与する。本発明の方法は、再生可能エネルギーと考えられるバイオマス由来であるにしろ、バイオマス由来でないにしろ、有機物を含むあらゆる産物の処理に用いることができる。
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【課題】本発明は、焼却灰スラリーの脱水を容易にする技術を提供することである。
【解決手段】ポリアクリル酸ナトリウムを脱水助剤として焼却灰スラリーに添加することにより、焼却灰スラリーからの脱水を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】廃棄物溶融炉の送風羽口から吹き込む可燃性ダストの燃焼性を向上させ、可燃性ダストのコークス置換率を向上させて、コークスの使用量を低減できる廃棄物溶融炉への可燃性ダスト吹き込み方法を提供すること
【解決手段】廃棄物溶融炉1に廃棄物をコークス、石灰石とともに装入し、乾燥、熱分解、燃焼、溶融して廃棄物を溶融処理し、廃棄物溶融炉1から排出された可燃性物質を燃焼させ、その燃焼排ガスの熱回収を行う廃棄物溶融処理設備にて、廃棄物溶融炉1で廃棄物を溶融処理する際に、廃棄物溶融炉の送風羽口8から可燃性ダストを酸素富化空気又は空気とともにコークスベッド1aヘ吹き込む方法において、前記酸素富化空気又は空気を廃棄物溶融処理設備で発生する熱によって予熱する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、焼却灰を水系に分散させた場合の脱水に関して、焼却灰の固化などを防止しつつ、薬品により焼却灰の脱水を促進することである。
【解決手段】リグニンスルホン酸および/またはその塩を含んでなる脱水助剤を添加して焼却灰の水分散物からの脱水を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】炉内の下部に燃焼炎を吹き込んで廃棄物に着火する着火手段6と、炉底部から酸素を供給する酸素供給手段とを備える乾留ガス化炉において、異常燃焼を生ずることなく火床の生成を促進できるようにする。
【解決手段】炉底部を着火手段6からの距離がそれぞれ異なる複数の領域10〜10に区分し、該各領域毎に、該各領域の温度を検出する温度センサ17〜17を備え、酸素供給手段7は、該各領域別に酸素を供給するように構成される。着火手段6の燃焼開始時に、着火手段6に最も近い領域にのみ酸素供給手段7により酸素を供給し、以後、各領域の着火手段6に近い側に隣接する領域に備える温度センサの検出温度が所定温度に上昇したとき、酸素供給手段7による該各領域への酸素供給を開始する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物を収納すると共に、廃棄物の一部を燃焼させつつ燃焼熱により廃棄物の残部を乾留して可燃性ガスを生じさせる乾留ガス化炉であって、乾留ガス化炉内の下部に熱風を吹き込んで廃棄物に着火する着火手段6を備えるものにおいて、着火手段の個数をできるだけ減らして、且つ、火床の生成を促進できるようにする。
【解決手段】着火手段6は、炉内の下部に熱風を乾留ガス化炉1の周壁部1aの接線方向から吹き込むように配置される。周壁部1aの内面に、炉底部に隣接する部分に位置させて、着火手段6による熱風の吹き込み箇所から周方向にのびるアンダーカット部18が形成される。 (もっと読む)


【課題】ガス化炉と燃焼炉との間で流動媒体が循環されるガス化設備において、ガス化炉内における流動媒体の層高を制御し得、該ガス化炉内に留まる流動媒体の滞留時間を、ガス化炉内での流動媒体の温度とは個別に調節することができ、ガス化炉に投入される原料のガス化率、即ち炭素転換率を要求に応じて変化させ得ると共に、ガス化特性の異なる原料に対してもそのガス化率を目標値とすることができ、安定した運転を行い得るガス化設備における流動層ガス化炉の層高制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】ガス化炉2に媒体分離装置8で分離された流動媒体を供給すると共に、原料を投入し、ガス化炉2にその上下方向へ所要間隔をあけて接続された流動媒体抜出ポート40a,40b,40cのいずれかから流動媒体を抜き出して燃焼炉5へ導くことにより、ガス化炉2の流動媒体の層高を制御しつつ滞留時間を制御する。 (もっと読む)


【課題】流動層炉における硫黄分の除去方法及び脱硫剤を提供する。
【解決手段】流動層燃焼により燃料及び/又は原料を燃焼させる流動層炉において、炉内で発生するガス中の硫黄分を除去する方法であって、ライムケーキを含む脱硫剤を炉内に投入することを特徴とする硫黄分の除去方法。好ましくは、ライムケーキの粒子径は0.08mm以上であり、燃料及び/又は原料の硫黄分に対する脱硫剤のCa分は0.5〜7(モル比)である。 (もっと読む)


【課題】汎用性に富む蒸気ボイラで未燃物が少なく燃焼効率の高い燃料として利用でき、飛躍的に熱効率を向上でき、省エネルギー化を図れて地球温暖化を抑制することができる、廃タイヤの燃料化によるサーマルリサイクル方法を提供する。
【解決手段】廃タイヤをチップ状に破砕してチップ状廃タイヤAとし、ガス化・炭化炉2内に投入し、1次空気を導入しかつ水分を加えて部分燃焼させるとともに、前記チップ状廃タイヤに含有された炭素および炭化水素成分の水性ガス化反応等を同時に行わせることにより可燃性ガスGを生成する。未燃カーボンは炭化物Bとして副生し、含有されている鉄類を除去したのち、粉砕して微粉化し、水または油と混合・撹拌してスラリー化し、可燃性ガスGおよびスラリー状微粉炭化物C’をそれぞれ蒸気ボイラ5の燃焼室5a内に送り込んで2次空気を導入して完全燃焼させ、蒸気ボイラ5内の水を水蒸気化して熱源にする。 (もっと読む)


本発明は、発熱量が少なくとも1MJ/Nm3の可燃性ガスを製造するための方法であって、スチーム又は酸素又はCO2を含む酸化ガスと、タンク内に入っている溶融ケイ酸塩浴と接触している有機物質とを反応させることと、当該溶融ケイ酸塩に給熱することを含み、当該方法は連続的に運転して、ケイ酸塩を当該タンクから定期的に排出し、バッチ物質を当該ケイ酸塩浴への供給のため定期的に導入する、可燃性ガス製造方法に関する。給熱は、好ましくは液中燃焼タイプのものである。本発明はまた、燃焼ガスを発生させるガス燃料バーナーを含む工業製造ユニットでの連続生産、ボイラーでのスチームの連続生産、スチームを含む酸化ガスと有機物質とを反応させることを含む、可燃性ガスを製造するためのユニットでの可燃性ガスの連続生産、を含み、前記燃焼ガスを水を気化させスチームを製造するため前記ボイラーに移送し、ボイラーで製造されたスチームを前記有機物質との反応のため前記可燃性ガスを製造するためのユニットに移送し、前記可燃性ガスを燃焼のために前記工業製造ユニットにガス燃料として移送する、連続工業製造方法にも関する。 (もっと読む)


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