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Fターム[3K161FA32]の内容

Fターム[3K161FA32]に分類される特許

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【課題】一次空気の調節のみによって、著しいコストアップを伴うことなく、NOxの発生の抑制と溶融炉でのスラグ詰まりの防止の双方を図ることができるガス化溶融炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ガス化炉102へのガス化用空気の供給量、溶融炉106への一次空気の供給量、及び二次燃焼室110への二次燃焼空気の供給量、並びに二次燃焼室110からの排ガスの酸素濃度から、溶融炉106における一次空気の供給後の空気比である溶融炉空気比を求め、NOxの発生を抑えるのに適した第1の値から溶融炉106内の温度を上昇させるのに適し第1の値よりも大きな第2の値までの間の範囲で溶融炉106内の温度が低いほど高い値を溶融炉空気比の目標値として設定し、この目標値に溶融炉空気比の値を近づけるように一次空気の供給量を調節することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】システムの立ち上げ時間を短くして運転時間の延長を図るとともに、助燃材の使用量をできるだけ少なくしてランニングコストの低減をも図ることができる、ハイブリッド式焼却炉システムを提供する。
【解決手段】このシステム1では、外部から供給された貝片A、海藻・木くず片Bが、乾燥炉400の少なくとも電気ヒータ402による加熱で乾燥され、この乾燥された貝片A、海藻・木くず片Bが、外部から供給された紙片Cとともに、焼却炉500に装着された電気ヒータ502による加熱で燃焼されうるので、システムの立ち上げ時間を短くして運転時間の延長を図るとともに、助燃材の使用量をできるだけ少なくしてランニングコストの低減をも図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガス化溶融設備が備える溶融炉において、熱分解ガスが導入される炉内入口又は近傍で、熱分解ガスに着火するための安定した火炎を発生させる技術を提供する。
【解決手段】廃棄物のガス化により発生した熱分解ガスが、炉壁又は炉頂に設けられた炉内入口22aより導入されるようにしたガス化溶融設備16の溶融炉18において、溶融炉18の炉内入口22a又はその近傍へ500℃以上の高温空気を吹き込む1以上のノズル55を備える。ノズル55からの高温空気の吹き込み流速は、10m/s以上50m/s以下とする。また、ノズル55からの前記高温空気の吹き込み量は、1ノズルあたり30mN/h以上100mN/h以下とする。 (もっと読む)


【課題】燃焼炉で可燃性ガスを安定して燃焼させることができ、助燃に要する時間と燃料を節約することができる乾溜ガス化焼却処理装置を提供する。
【解決手段】燃焼炉3は、乾溜炉1から導入された可燃性ガスが導入される混合部18とバーナ部19と燃焼部20とから構成される。混合部18は、燃焼炉3への酸素の供給が高濃度酸素に切り替えられているときに、可燃性ガスと高濃度酸素とを混合して第1混合ガスを生成する。バーナ部19は、燃焼炉3への酸素の供給が高濃度酸素に切り替えられているときには、第1混合ガスを燃焼せしめると共に、燃焼炉3への酸素の供給が空気に切り替えられているときには、可燃性ガスと空気とを混合して第2混合ガスを生成し、生成した第2混合ガスを燃焼せしめる。燃焼部20は、バーナ部19で燃焼を開始した第1混合ガスまたは第2混合ガスが導入される。 (もっと読む)


【課題】燃焼炉における安定した燃焼を維持しながら燃焼排気の熱量の再回収を可能とするこができる乾溜ガス化焼却処理装置を提供する。
【解決手段】燃焼炉3は、バーナ部18に燃焼酸素供給路20を介して酸素が供給されると共に、燃焼部19に燃焼排気循環路23を介して燃焼排気が供給される。このとき、酸素の供給量と燃焼排気の供給量とが制御装置14により、廃棄物Aへの着火から燃焼炉3内の温度が設定温度となるまでの第1段階においては、酸素のみが供給され、燃焼炉3内の温度が設定温度に維持される第2段階においては、酸素の供給量を減少させつつ燃焼排気の供給量を増加させるように制御される。 (もっと読む)


【課題】助燃に要する時間と燃料を節約することができる乾溜ガス化焼却処理装置を提供する。
【解決手段】乾溜ガス化焼却処理装置は、乾溜炉1内に収容された廃棄物Aに着火されて火床が形成されるまでの第1段階において、空気供給路13を介して空気が乾溜炉1内に供給される。そして、廃棄物Aの燃焼が持続される状態(第2段階)になると、乾溜炉1内への酸素供給が空気供給路13による空気の供給から酸素供給路15による高度濃度酸素の供給に切り替えられる。 (もっと読む)


【課題】燃え易いゴミを含む廃棄物であっても可燃性ガスを安定して得ることができる流動層炉、及び廃棄物処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、混合物排出口29の周囲から流動化ガスを吹き込むことにより流動粒子12の上側に廃棄物18が滞留することが可能な程度の流動化度合いをもつ第1の流動領域15を形成すると共に、この第1の流動領域15と反対側側壁25との間に高い流速で流動化ガスを吹き込むことにより、第1の流動領域15よりも流動粒子12の流動化の度合いが高く、これにより流動粒子12が廃棄物18と混合して当該廃棄物18をガス化させる第2の流動領域16を形成し、第1の流動領域15上に廃棄物18が滞留し且つその滞留した廃棄物18が順次第2の流動領域16内に進入するように、供給側側壁24から流動層14に対して廃棄物18の供給を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】設備を在来のまま及び燃焼用空気の供給量も在来のままにして酸素を富化することでガス化溶融炉の設備変更や人件費・電力費等の増大を招くことなくガス化炉における産業廃棄物の処理量を増やすことができるガス化炉の増処理方法を提供する。
【解決手段】制御対象のガス化炉4は、酸素混合空気によって流動する流動床4a上に投入されたシュレッダーダスト(原料)を530℃程度の温度雰囲気中で熱分解させて不燃物7及び金属を排出すると共に発生した不燃性ガスを後段の溶融炉へ排出する。流動用及び燃焼用空気の供給口45に供給する空気は、ブロア50による大気中の空気と別途配管51から供給される酸素との混合空気であり、その混合空気の酸素濃度を大気中の酸素濃度20.9%よりも高い21.0〜22.5%に調整する。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所で使用された廃イオン交換樹脂の焼却後に発生する焼却灰を、取り扱い性に優れかつ低コストな方法で処理する技術を提供すること。
【解決手段】中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラム3とその外周を覆う密閉構造の外殻4を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に設けた廃棄物投入部1から、廃イオン交換樹脂とガラスビーズを投入し、排ガス出口部2の下部に設けた放射性廃棄物燃焼用バーナー6から回転ドラム3内に火炎を吹き込みながら、該密閉式回転焼却炉内で、廃イオン交換樹脂の乾燥・熱分解・焼却を行った後に残留した灰分を、ガラスビーズと共に、回転ドラムの他端部に設けた排ガス出口部の底部に設けた焼却残渣排出口7に連結した溶融加熱炉8に導入して溶融固化する。 (もっと読む)


【課題】被処理物に付着したPCBの除去を効率的に行い得る熱処理装置及び熱処理方法を提供する。
【解決手段】加熱手段40を有し、ポリ塩化ビフェニルが付着した被処理物18に対して熱処理を行う熱処理炉20と、熱処理炉の前段及び後段にそれぞれ設けられ、開閉可能な扉26,28,30,32によりそれぞれ仕切られた前室22及び後室24と、前室内及び後室内を負圧に保持する負圧保持手段38とを有している。 (もっと読む)


【課題】循環流動層ガス化炉停止時にガス化炉に残留する未反応原料をガス化炉内で容易に燃焼処理できるようにする。
【解決手段】目標O2濃度が保持されるように酸素含有流体24と非燃焼性流体22の混合割合を調節した混合ガス26をガス化炉13に供給して未反応原料Cを燃焼させると共に、ガス化炉13内の流動媒体5の温度とフリーボード11の温度を検出して、流動媒体5の温度とフリーボード11の温度が設定温度を超えないように酸素含有流体24と非燃焼性流体22の混合割合をフィードバック制御する。 (もっと読む)


【課題】ガス化炉から燃焼炉へ送り込まれるチャーの送給量を把握してガス化設備の運転状態の燃焼炉燃焼不足防止を確実に行い得るようにする。
【解決手段】現在のガス化炉1への水蒸気3の流量(水蒸気量)と原料5の投入量(原料量)を第一のマップに照らして定格点でのチャー7の送給量を読み出すと共に、現在のガス化炉1の温度と流動媒体4の循環量を第二のマップに照らして係数を読み出し、該係数を定格点でのチャー7の送給量に乗算して実際のチャー7の送給量を算出し、該チャー7の送給量に対しその完全燃焼に必要な理論空気量を算出して該理論空気量を燃焼炉2への空気量の下限値とし、該下限値を前記燃焼炉2への空気量が下まわらないように操作可能範囲を制限する。 (もっと読む)


【目的】廃基板や廃電池・金属等とゴムやプラスチックの混合廃棄物を熱分解(乾留)する方法及び装置を提供すること。プラスチックや紙くず、繊維くず、木屑等や、有機性廃棄物である食品残渣、食品汚泥 、し尿汚泥、下水 汚泥、蓄糞等、及びこれらを含んだ混合廃棄物を、炭化・ガス化する方法および装置を提供すること。
【構成】外部間接加熱方式の熱分解炉で廃棄物を加熱し、廃棄物中の樹脂分の気化終了後昇温する際に、加熱管若しくは電熱体を熱分解炉内に装備して廃棄物を直接加熱する内部直接加熱方式により加熱する。廃棄物を熱分解する連続式熱分解炉において、熱分解炉を複数段に分割し、最終段を内部直接加熱方式とし、他は外部間接加熱方式とすることで廃棄物温度の段階的コントロールを可能とする。 (もっと読む)


【課題】生成ガス発熱量の低下とタール分発生とを防ぎ、ガス化効率を高める。
【解決手段】バイオマス燃料1を加熱して炭化物4を生成する炭化装置2と、この炭化物4をガス化する高温ガス化部8および炭化物生成時に揮発したタールを含む可燃性熱分解ガス3の改質を行うガス改質部9からなる2段式のガス化炉7と、炭化装置2で生成された炭化物4をガス化炉7の高温ガス化部8に供給する炭化物供給手段13と、炭化装置2で生成された可燃性熱分解ガス3をガス化炉7のガス改質部9に送り込むための熱分解ガス流路12と、通常時は高温ガス化部8にガス化剤5を供給するとともにガス化炉7の出口温度が一定温度以下になる場合またはそのおそれがある場合にはガス改質部9に酸素を含んだガス化剤6を供給するガス化剤供給手段14とを備える。 (もっと読む)


【課題】 焼却によることなく廃棄物の焼却処理に近い減容化を実現する。
【解決手段】 廃棄物埋め立て処分場1より廃棄物を掘り起こし、掘り起こされた廃棄物2に含まれている、プラスチック類の廃棄物3とプラスチック類以外の可燃ごみ7を、付着する不燃ごみ4や焼却灰5や飛灰6と一緒に熱分解処理装置8へ供給して、熱分解処理する。この熱分解処理により、そのほとんどが揮発分であるプラスチック類の廃棄物3を熱分解ガス15化することで大幅に減容化させる。同時に、可燃分に含まれていた固定炭素分は、熱分解処理により固体の炭化物27となるため、この炭化物27を含む熱分解残渣16を、他の埋め立て物の遮蔽材28として、あるいは、覆土混合用の炭29として覆土30に混合した状態で、再度廃棄物埋め立て処分場1に埋め立て処分させる。 (もっと読む)


【課題】廃棄物を乾燥・熱分解して得られた熱分解残渣を燃焼室で焼却処理することにより廃棄物処理を効率化するとともに、イニシャルコスト及びランニングコストを低減することができる廃棄物処理方法及び廃棄物処理設備の提供。
【解決手段】廃棄物を乾燥・熱分解する乾燥用シャフト部5の頂部から廃棄物を乾燥用シャフト部内に装入して形成した廃棄物充填層に、熱分解残渣を生成する火格子部6で発生したガスを通過させて廃棄物を乾燥・熱分解させるとともに、廃棄物充填層15を通過したガスは乾燥用シャフト部5の頂部から排出し、乾燥用シャフト部5で乾燥・熱分解した廃棄物を火格子部でさらに熱分解して熱分解残渣を生成し、生成した熱分解残渣を火格子部6の後段に設置されている燃焼室に供給し燃焼させて焼却する。 (もっと読む)


【課題】乾燥用シャフト部内に形成した廃棄物充填層に火格子部及び熱分解残渣溶融部で発生したガスを通過させることによって、設備を大きくすることなく火格子部の火格子燃焼負荷を300〜1000kg/h/mとすることができる廃棄物溶融処理。
【解決手段】乾燥用シャフト部1の頂部から廃棄物を乾燥用シャフト部内に装入して形成した廃棄物充填層6に、熱分解残渣7を生成する火格子部2と熱分解残渣を溶融する熱分解残渣溶融部3とで発生したガスを通過させて廃棄物を乾燥・熱分解させるとともに、廃棄物充填層6を通過したガスは乾燥用シャフト部1の頂部から排出し、乾燥用シャフト部1で乾燥・熱分解した廃棄物を火格子部2でさらに熱分解して熱分解残渣7を生成し、生成した熱分解残渣7を火格子部2から熱分解残渣溶融部3へ連続的に供給して溶融して火格子部2の火格子燃焼負荷を300〜1000kg/h/mとする。 (もっと読む)


【課題】乾燥用シャフト部内に形成した廃棄物充填層に火格子部及び熱分解残渣溶融部で発生したガスの流れを均一化する。
【解決手段】廃棄物を乾燥・熱分解する乾燥用シャフト部1の頂部から廃棄物を装入して形成した廃棄物充填層6に、熱分解残渣を生成する火格子部2と塊状炭素系可燃物質を熱源として熱分解残渣を溶融する熱分解残渣溶融部3とで発生したガスを通過させて廃棄物を乾燥・熱分解させるとともに、廃棄物充填層6を通過したガスは乾燥用シャフト部1の頂部から排出し、乾燥用シャフト部1で乾燥した廃棄物を火格子部2で熱分解して熱分解残渣を生成し、生成した熱分解残渣を火格子部2から熱分解残渣溶融部3へ供給して溶融処理し、乾燥シャフト部1におけるガス流れを検出して火格子部2の送風量、送風温度、送風バランス及び/又は火格子速度を変化させる。 (もっと読む)


【課題】リアルタイムで羽口の閉塞状態を確認することができる廃棄物溶融炉及びその操業方法を提供すること。
【解決手段】炉上部から廃棄物を投入し、炉下部に配設した複数段の羽口から酸素源を供給して、炉底部の排出孔から反応熱によって溶融した廃棄物中の灰分及び非燃焼物を排出する廃棄物溶融炉1において、各羽口2、3に個別に酸素源ガスを供給する酸素源ガス供給配管7のすべてに温度計8を配設し、さらに各温度計8により計測した温度データを無線で発信する発信機11を設置する。発信機11から発信された温度データを操作室12で受信して当該操作室に設置した温度表示装置14に表示させ、表示された温度データに基づいて、羽口の閉塞状態を確認する。 (もっと読む)


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