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Fターム[3L211DA63]の内容

車両用空気調和 (23,431) | 形態、機構 (7,033) | 冷却及び加熱が可能な他の熱源 (145) | デシカント/吸着利用 (19)

Fターム[3L211DA63]に分類される特許

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【課題】 吸着式冷凍装置の小型化と、冷媒脱離時の冷却性能改善とを図る。
【解決手段】 密閉容器5内の上部に、冷却されることにより第1冷媒を吸着し、加熱されることにより第1冷媒を脱離する吸着材6aを備える吸着部6が構成され、下部に、吸着に伴って第1冷媒を蒸発させ、脱離に伴って第1冷媒を凝縮する蒸発部兼凝縮部7が構成される。冷媒吸着モードでは、吸着部6での第1冷媒の吸着に伴って蒸発部兼凝縮部7にて第1冷媒が蒸発するときに発生する冷熱で、冷媒循環通路15を流れる第2冷媒を冷却する。冷媒脱離モードでは、冷媒循環回路15に冷却器13を組み込み、第2冷媒を外気により冷却する。第2冷媒は、熱交換器17を介して冷却対象物(エアコン冷媒)を冷却する。 (もっと読む)


【課題】再生用の加熱手段の電力消費を抑えて、暖房時の除湿が行える車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】顕熱交換器30を通過した外気と除湿部24で除湿された内気を混合し、第二車内熱交換器9で加熱された空気の一部を、第二の風路切替手段10により、少なくとも一部を再生風路28へ流入させ、再生部25を通過した後の空気から顕熱交換器30によって車内へ吹出す空気へ熱回収して除湿暖房を行う。よって、車内の暖房用に加熱され除湿された空気の一部を除湿手段26の再生に用いることで、別の加熱手段を設けなくてもよく、除湿された空気を除湿手段26の再生に用いているので、除湿しない空気に比べてより低温で再生可能であり、ヒートポンプの電力消費が抑えられる。また、車外へ排出される空気から車内へ吹出す空気へ熱回収するので、第二車内熱交換器9の加熱負荷を低減できる。 (もっと読む)


【課題】車室等の好適な冷却を実現しつつ、より省エネルギーな走行が可能であるとともに、車両への搭載性に優れたハイブリッド車両用冷却装置を提供する。
【解決手段】実施例1の冷却装置は、エンジン3と、モータ7と、PCU9と、電装系用ラジエータ11と、ケミカルヒートポンプ13と、クーラコア15とを備えている。ケミカルヒートポンプ13は、再生室41と吸収室42と凝縮室43と蒸発室44とを有している。吸収室42及び凝縮室43には配管33が接続されている。蒸発室44とクーラコア15とは配管53、54によって接続されており、内部を空調用冷却液が循環している。この冷却装置では吸熱反応によって蒸発室44内に冷熱が蓄えられる。そして、空調用冷却液及びクーラコア15を介してこの冷熱が車内に供給されることで車室の冷房が行われる。また、吸収室42及び凝縮室43は配管33内を流通する電装系冷却液によって冷却される。 (もっと読む)


【課題】電気自動車のバックドアやリアドアのガラスに使用した場合においても、電気量の使用量の少ない、防曇装置を得る。
【解決手段】電気自動車内部の空気を前記ドアガラスに送るための送風機11と送風機11によって送り出された空気の水分を除去する除湿器12を有し、除湿器12に含まれる除湿剤の一部に吸着している水を脱離させるため、この除湿器に送られる空気の一部を加熱する加熱器13を有すると共に、脱離した水を含有する加熱空気の熱を熱交換する熱交換器を有し、加熱器13で加熱された加熱空気を、除湿器12の一部に通して、この除湿器12の一部に付着した水を脱離させ、この脱離した水を含有する加熱空気を、熱交換器に通すと共に、送風機11によって車内空気を、除湿器12の前記一部以外の部分に通し、次いで、熱交換器に通すことにより、この加熱された車内空気を前記ドアガラスに吹き付けることにより、ドアガラスの曇り止めを行う。 (もっと読む)


【課題】蓄熱機能を備えるケミカルヒートポンプ装置において、装置全体の小型化を図りつつ、時間の経過とともに蓄熱量が低下することを抑制する。
【解決手段】加熱によりアンモニアを放出するとともに、冷却によりアンモニアを吸収する第1、第2反応物と、第1反応物を収容する第1反応器11と、第2反応物を収容する第2反応器12と、第1反応器11から流出したアンモニアを冷却して凝縮させる凝縮器4と、凝縮したアンモニアを貯留する貯留部5と、貯留部5から流出したアンモニアと送風空気との間で熱交換して送風空気を冷却する蒸発器7と、蒸発器7へ流入させるアンモニアの流量を調整する電気式膨張弁6と、送風空気の冷却およびエンジン排熱の蓄熱を行う冷却蓄熱モードのアンモニア流路、および蓄熱されたエンジン排熱を利用して送風空気を冷却する放熱モードのアンモニア流路を切り替える第1、第2電気式三方弁31、32とを備える。 (もっと読む)


【課題】電気自動車の車内空間、とりわけウインドウ周辺空気の相対湿度を制御し、特に梅雨時や冬季の視界を遮るウインドウの結露による曇りを防止する電気自動車用防曇・空調システムを提供する。
【解決手段】蓄電された電力を電動機の主たる動力源として走行する電気自動車において、その車体内部に、水分吸湿作用を発生する除湿材を内包する除湿ユニットを複数配置し、その除湿ユニット内に電気ヒータと送風ファンなどを併せて設置することで、夜間など電気自動車が停止かつ充電状態にある時に、商用電力などにより電気ヒータと送風ファンを稼働させ、加熱され温度上昇した低相対湿度の空気を除湿剤へ導き、除湿剤を再生した後に、除湿ユニットを通過した空気を車外へ排気できる構成とした。 (もっと読む)


【課題】消費電力を大幅に低減可能で電気自動車等に好適な、かつデシカントロータを適切に組み合わせることによりさらに消費電力を低減可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】少なくとも冷媒の圧縮機、凝縮器、蒸発器を有する冷凍回路を一つのユニット内に組み込むとともに、空調風の流れ方向に関して凝縮器と蒸発器を併設し、凝縮器通過風と蒸発器通過風を前記ユニット内のエアミックスゾーンで混合して車室内に送るようにしたことを特徴とする車両用空調装置。 (もっと読む)


【課題】車両エンジンの停止に伴う圧縮機の停止時に、車室内の冷房温度の上昇を簡単な構成により抑制できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】アイドルストップ時に車両エンジン3が停止すると、送風ファン14により導入された空気流が蒸発器8に結露した水滴を蒸発させ、湿度を高めながら流出し、冷却装置17に流入する。冷却装置17の吸熱材18は空気流に含まれる水分と接して反応し、吸熱作用を生じる。このため、空気流は冷風となって車室内に吹出され、車室内の冷房温度の上昇を抑制する。車室内への冷風の供給は吸熱材18の全てが溶解するまでの時間持続されるため、冷房運転の停止後も車室内の冷房環境は一定時間補完される。溶解した吸熱材18は冷房運転時に除湿された冷風によって乾燥される。吸熱材18は乾燥時に放熱するが、蒸発する水分の蒸発熱として全て使われるため、冷房運転に影響を与えること無く、再生することができる。 (もっと読む)


【課題】小型化でき、互いに異なる場所に加湿風または除湿風を供給することができる除加湿装置を提供する。
【解決手段】除加湿装置100は、空気を送風する送風機2と、送風される空気を加湿または除湿する吸着モジュール3と、吸着モジュール3を通過した空気を加湿風通路に導く状態と除湿風通路に導く状態とにわたって切替る流路切替部4と、を備える。また除加湿装置100は、吸着モジュール3によって加湿された空気を冷却する温度調節モジュール41を有する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で加湿風の温度を調整することができる除加湿装置を提供する。
【解決手段】除加湿装置100は、ケーシング1と、送風機2と、ペルチェ素子30を有する吸着モジュール3と、流路を切替る流路切替部4と、吸着モジュール3を通過した空気が通過する冷却モジュール25とを含む。 (もっと読む)


【課題】乗員以外に向けて吹き出すことの可能な掃気運転ができる車両用除加湿装置及びその装置の運転方法を実現する。
【解決手段】ケーシング1は、加湿風吹出口8から吹き出される加湿風を乗員に向けて吹き出すとともに、除湿風吹出口9から吹き出される除湿風を乗員以外の部位に向けて吹き出すように配置され、流路切替部4は、吸着材モジュール3を所定時間放置後に作動させる掃気運転において、加湿された空気を除湿風吹出口9側から吹き出すように構成されている。これにより、臭気を含む加湿空気を乗員以外に向けて吹き出すことの可能な掃気運転ができる。 (もっと読む)


【課題】除加湿風を効果的に利用することのできる車両用除加湿装置を提供する。
【解決手段】ケーシング1を車両の天板50aと内装材50bとの間の天井50内に配設して、加湿風吹出口8から吹き出される加湿風を車両の乗員Dr周りに吹き出すとともに、除湿風吹出口9から吹き出される除湿風を天井50内に吹き出すようにしている。
これによれば、除湿風が車室内へ出ないため、除湿風が除加湿装置100の吸込口23へ回り込んで加湿性能が低下するのを防ぐことができる。また、除湿風吹出口が車室内に開口していないため、除湿風の送風音(直達音)を無くすことができるうえ、除湿風の臭いを乗員に感じさせることがない。さらに、冬場などの低外気温時には、天井50内で結露するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】運転効率を向上できる空調装置およびエンジン暖機促進システムを提供すること。
【解決手段】暖機促進システム1の空調装置2は、溶媒の吸着により発熱すると共に溶媒の脱離により再生する吸着発熱部24を備えている。また、空調装置2は、吸着発熱部24に溶媒を供給すると共に、吸着発熱部24の発熱作用により熱エネルギーを取得して空調空気を加熱する。また、空調装置2は、溶媒の上昇温度に基づいて吸着発熱部24に対する溶媒の供給量を制御する。 (もっと読む)


【課題】熱供給と除湿需要のアンバランスに容易に対応することができ、除湿による空調用エネルギー消費を減らすことができる自動車等の小型の移動体用空調装置を得る。
【解決手段】吸着剤粒子を収容した第1吸着剤収容塔2及び第2吸着剤収容塔3と、エンジンからの冷却水等の廃熱によって外気を加熱する熱交換器9と、外気を直接導入する外気直接取込口5と前記熱交換器からの外気を取り込む加熱外気取込口7のいずれかの外気を、第1吸着剤収容塔2及び前記第2吸着剤収容塔3のいずれかに選択して供給する入口側切替弁4と、第1吸着剤収容塔2及び前記第2吸着剤収容塔3のいずれかの気体を、室内及び外部のいずれかに選択して供給する出口側切替弁10とを備え、入口側切替弁4と出口側切替弁10を同期して切り替え、外気の水分及び有害物質の吸着剤への吸着、及び吸着した前記水分及び有害物質の吸着剤からの離脱を交互に行う。 (もっと読む)


本発明は、脱着器(100)と、凝縮器と、蒸発器と、吸着器と、を備える吸着式空調装置に関するものであり、吸着流体は臭化リチウムから成っていてもよい。本方法は以下の工程:すなわち、前記脱着器(100)の出口における前記吸着流体溶液の濃度を計算する工程;及び計算される前記濃度を所定の臨界値と比較し、計算される前記濃度が前記所定の臨界値に近づく場合に、圧力損失を前記脱着器(100)を前記凝縮器に接続するダクト(20)内で大きくし、これにより、前記凝縮器内の凝縮が中断し、前記脱着器内の圧力が上昇して脱着、及び濃度上昇が停止するようになり、前記圧力損失を他方において小さくして、前記脱着を再開させると、計算される前記濃度が前記所定の臨界値から離れる工程を含む。本発明は、自動車及び吸着式空調装置に使用可能である。
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【課題】吸着剤から媒体を脱離するタイミングの自由度を向上させること。
【解決手段】暖房ユニット10は、車両に搭載されて、車両の室内を暖房する車両用空調装置である。暖房ユニット10は、吸着剤13と、媒体噴射ノズル15と、ファン12と、気液分離フィルタ14とを備える。吸着剤13は、活性炭やゼオライトであり、アルコールやエチルエーテル等の媒体を吸着して発熱する。媒体噴射ノズル15は、吸着剤13へ媒体LCを供給して、吸着剤13を発熱させる。ファン12によって吸着剤13へ送られる空気Wは、発熱した吸着剤13によって暖められる。吸着剤13で暖められた空気Wは、気液分離フィルタ14で液相の媒体LCが除去されてから、空気出口11Eを通って車両の室内へ供給される。 (もっと読む)


【課題】吸着発熱剤にて媒体を着脱するための装置構成を簡素化できる車両用空調装置を提供すること。
【解決手段】この車両用空調装置1は、媒体の吸着により発熱すると共に媒体の脱離により吸熱する吸着発熱剤211、221を備え、これらの吸着発熱剤211、221の発熱作用により空調空気を加温する或いは吸着発熱剤211、221の吸熱作用により空調空気を冷却する。また、この車両用空調装置1では、媒体の圧力を変化させる圧力可変手段(ポンプ)3を備える。そして、この圧力可変手段3が媒体を加圧して吸着発熱211、221に吸着させる或いは媒体を減圧して吸着発熱剤211、221から脱離させる。 (もっと読む)


【課題】窓ガラス防曇用の除湿空気、快適性向上のための加湿空気を供給する吸着材利用の車両用除加湿装置であって、装置構成を簡素化でき且つ装置を小型化し得る除加湿装置を提供する。
【解決手段】車両用除加湿装置は、ケーシング1に送風機2、吸着材モジュール3、流路切替装置4を収容して構成される。吸着材モジュールは、ペルチェ素子30の各面に第1の吸着素子31及び第2の吸着素子32を直接配置して構成され、流路切替装置は、第1の吹出口11及び第2の吹出口12に対し、第1の吸着素子を通過した空気と第2の吸着素子を通過した空気とを各別に振向け且つ振向け先を切替可能に構成される。吸着材モジュールにおいてペルチェ素子の電流を逆転させて当該ペルチェ素子の吸熱部と放熱部とを入れ替え、流路切替装置において各空気の振向け先を切り替える。 (もっと読む)


車両の室内に冷却された空気を提供する吸着冷却システム。吸着冷却システムは、蒸発器と、蒸発器と流体連通するようになっている凝縮器と、凝縮器および蒸発器と流体連通するようになっている複数の吸着床とを含む。各吸着床は、流体不浸透性ケーシングと、貫通する開口を有する乾燥剤シートと、乾燥剤シートの第1面のすぐ近くに冷媒を流す冷媒流路と、乾燥剤シートの第2面のすぐ近くにクーラント流体を流すクーラント流路とを含む。開口は、冷媒流路およびクーラント流路の一方の一部分である。
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