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Fターム[4C081DB05]の内容

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Fターム[4C081DB05]に分類される特許

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【課題】人工心肺装置で大腿動脈から挿入する従来型の短い送血カニューレを用いることにより起こる大動脈逆行性解離や動脈硬化プラークによる脳梗塞などの合併症回避を目的に新たな動脈送血用カニューレを提供する。
【解決手段】カニューレ形状をより長く、かつ先端を流線型の柔らかいチップ形状にすること、およびカニューレの側面に円形、楕円形あるいは涙滴状の穴16をカニューレの長軸に沿い螺旋状に配置することで、カニューレ先端からの急速な血液放出を抑制し、送血流は渦流を形成し血管壁50への強い負担を軽減することが可能となった。大腿動脈への挿入も容易なようガイドワイヤーを用いての挿入を可能とした。このカニューレにより上記の重篤な合併症が回避でき、高齢者や高度重症患者に対しても安全に心臓手術が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、生体内への補填作業時等に損壊し難い機械的強度を有し、かつ補填後に生体内で速やかに分解及び吸収されて優れた骨結合能力を発揮する生体吸収性インプラント及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 この生体吸収性インプラントは、平均気孔径が100μm以上200μm以下の大径気孔同士の間に形成される骨格部を有し、前記骨格部は生体吸収性セラミックスからなり、孔径5μm未満の微細気孔の全気孔に対する体積割合が20%以上であり、その表面に前記生体吸収性セラミックスの粒子が互いに接して配列された表面層を有し、この生体吸収性インプラントの製造方法は、生体吸収性セラミックスの顆粒を調製する工程と、前記顆粒と可燃性有機粒子とを混合して顆粒混合物を得る工程と、前記顆粒混合物をプレス成形して成形体を得る工程と、前記成形体を焼成する焼成工程とを含み、前記顆粒のタップ充填密度が理論密度の20%以上30%未満である。 (もっと読む)


【課題】微量栄養素、微量元素または微量ミネラルを投与するためのインプラントの提供。
【解決手段】再吸収性または生体浸食性の多孔質シリコンに基づく担体材料と、有効物質とを含むデバイス。有効物質、例えば健康生理機能のために必要な微量ミネラルを含浸させた多孔質シリコンインプラント60を皮下に移植し、前記微量ミネラルを制御的に放出するためにその後数ヶ月/年にわたり完全に腐蝕させる。第2の実施態様で、インプラント62は、有効物質を含み、ドアが破れてからの有効物質の長時間に亘る放出に時間差が生じるように厚さの異なる生物侵食性ドア76,78で閉じられている孔72を多数含み得る。 (もっと読む)


【課題】より生体骨に近い構造を備えた多孔質人工骨の提供。
【解決手段】多孔質人工骨が、正四面体の重心から各頂点に延びるように4本のロッドを配置した4配位ロッド構造のユニットを繰り返し配置した構造からなる。第1のユニットの気孔率と第2のユニットの気孔率が異なっても良い。ロッドは、アパタイト、α−第3リン酸カルシウム(α−TCP)、β−第3リン酸カルシウム(β−TCP)、リン酸4カルシウム(TTCP)、リン酸8カルシウム(OCP)、またはこれらの混合物からなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 細胞を支持体の全体に容易に播種することができ、細胞に大きな力が加わることがなく、支持体内の細胞の量も略正確に把握することが可能な厚さ2mm以上の多孔質細胞支持体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 300〜3000μmの平均孔径を有し空隙率75〜97%であって破壊強度が0.05〜2MPaのブロック状生体吸収性高分子体の厚さ2mm以上の上部と、2〜30μmの平均孔径を有する多孔質生体吸収性高分子体の下部から構成されることを特徴とする細胞工学用支持体とする。 (もっと読む)


【課題】有益な有機物質を制御放出するための、特に有機物質を高用量で送達する必要がある状況で使用するための改善された剤型を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの有益な有機物質が含浸された多孔性半導体を含み、前記有益な有機物質が、複合材料の重量を基準として、少なくとも15重量%の量で存在する、複合材料。このような材料を調製する方法、それらを含む薬学的組成物、治療の方法におけるそれらの使用。 (もっと読む)


【課題】インプラントの操作および/または固着における摩耗粒子生成物を回避するとともに、多孔質インプラントに安定的な機械的固定手段を提供する。
【解決手段】成形された本体を有するインプラント(1)において、グリーン状態チタン発泡体(8)の平均気孔率Pは前記インプラント(1)の平均気孔率Pよりも大きく、かつ強化層(9)の平均気孔率Pより大きく、第一部位(2)の前記平均気孔率Pの範囲は30−90%であり、前記平均気孔率P、P及びPのうち少なくともいずれか一つは勾配を有してなる。 (もっと読む)


【課題】人骨に近い強度特性を有し、ストレスシールディング現象の発生を回避しながらも骨との十分な結合性を確保する。
【解決手段】連続した骨格2により形成される複数の気孔3が連通した三次元網目状構造を有する複数の多孔質金属体4が一の方向に平行な接合界面Fを介して接合されてなり、気孔率が50%〜92%であり、接合界面Fに沿う方向と平行な方向に圧縮したときの強度は、接合界面Fに直交する方向と平行な方向に圧縮したときの強度に対して1.4倍〜5倍とされている。 (もっと読む)


【課題】人骨に近い強度特性を有し、ストレスシールディング現象の発生を回避しながらも骨との十分な結合性を確保する。
【解決手段】連続した骨格2により形成される複数の気孔3が連通した三次元網目状構造を有する多孔質金属体からなり、気孔率が50%〜92%であり、各気孔3は、表面に沿う方向に長く、表面に直交する方向に短い扁平形状に形成されるとともに、表面に沿う方向の気孔3の長さYは、表面に直交する方向の長さXに対して1.2倍〜5倍に形成され、表面に沿う方向と平行な方向に圧縮したときの強度は、表面に直交する方向と平行な方向に圧縮したときの強度に対して1.4倍〜5倍とされている。 (もっと読む)


【課題】向上した強度、優れた生体適合性、高い骨伝導率、適切かつ調節可能な生体内吸収効率を示すリン酸カルシウム−硫酸カルシウム複合材の提供。
【解決手段】粉成分および硬化液成分とを含む骨セメント材であって、前記粉成分が硫酸カルシウム源およびリン酸カルシウム源を含み、この際、前記硫酸カルシウム源の重量比が前記硫酸カルシウム源およびリン酸カルシウム源の合計重量に対して、65重量%未満であり、前記硬化液成分が約0.5M〜4Mの濃度でアンモニウムイオン(NH)を含み、前記リン酸カルシウム源が、リン酸テトラカルシウム(TTCP)と第二リン酸カルシウムとを、含み、この際、第二リン酸カルシウムに対するTTCPのモル比が約0.5〜約2.5であり、さらに前記硫酸カルシウム源が、硫酸カルシウム0.5水和物(CSH)、硫酸カルシウム2水和物(CSD)、または無水硫酸カルシウムである、骨セメント材。 (もっと読む)


【課題】移植から骨治癒までの期間を短縮することができるとともに、血流の悪い部位においても良好な骨治癒を得る。
【解決手段】骨欠損部に移植される基材2と、該基材2の少なくとも外表面に付着し、50μm以下の直径寸法を有しリン酸カルシウムからなる微粉体3とを備える骨補填材1を提供する。本発明によれば、微粉体3により少なくとも基材2の外表面において骨形成が促進されることにより、骨治癒までの期間の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】従来、二価の陰イオンや四価の陰イオンは、PO43-イオンと価数が異なるためβ-TCPには単独で置換固溶しない。本発明では、単独固溶できない二価陰イオン又は四価陰イオンをβ-TCPに固溶させることを目指した。
【解決手段】二価又は四価の陰イオン及び電荷補償のための陽イオンを固溶したβ型リン酸三カルシウムからなる生体材料セラミックスや、二価の陰イオン及び四価の陰イオンを固溶したβ型リン酸三カルシウムからなる生体材料セラミックスなどを提供する。 (もっと読む)



【課題】
新生骨の生成には6ヶ月必要であることを考えると、酵素重合法により作製されるリン酸カルシウム/ポリ乳酸ハイブリッド材料は、生体擬似体液環境下における溶解性試験において、28日間という短期間に、導入されたポリ乳酸が溶解し、三点曲げ強度が低下すること、及び前記の酵素重合法のリン酸カルシウム/ポリ乳酸ハイブリッド材料の作製期間が長いという問題点がある。
【解決手段】
リン酸カルシウム多孔体を、生分解性ポリマーを含む溶液に浸漬して超音波処理又は吸引処理を施し、アニーリング処理することにより作製されたリン酸カルシウム/生分解性ポリマーハイブリッド材料は、強度が増強され、その作製期間も短縮できて公知の酵素重合法の問題点を解消できる。 (もっと読む)


埋込み可能な材料を医原性部位で用いることができる。用途には、基準マーキングのための放射線不透過性材料が含まれる。
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表面微細孔を有する多孔性リン酸カルシウムと、水を含まないキャリアとを含む注入及び成形可能なセラミック材料が開示され、前記キャリアは生理学的環境下で分解するように選ばれる。キャリアは、人体への(例えば注入又は移植による)配置後に溶解、解離、又は他に分解するキャリアの特性を示す。表面微細孔を有するリン酸カルシウムに組み合わされた水を含まないポリマー又はポリマーブレンドを選ぶことによって、表面微細孔による好ましい骨誘導特性が長期の寿命にわたって保持されることができる。 (もっと読む)


生体活性ガラス繊維から製造された吸収性組織スキャフォールドは、生体活性組成を有する強固な三次元多孔性マトリックスを形成する。相互接続されている細孔空間形状の多孔性は、多孔性マトリックスの生体活性ガラス繊維間の空間によって提供される。生体吸収性マトリックスの強度は、生体活性ガラス繊維を溶融し、接着して強固な三次元マトリックスとなる生体活性ガラスによって提供される。吸収性組織スキャフォールドは、組織内殖を支持し、損傷骨組織および/または患部骨組織の修復のために使用される吸収性組織スキャフォールドとして、骨伝導を提供する。 (もっと読む)


【課題】歯周組織の再生を速やかに促し、組織の再生に合わせて分解され、除去のための再手術を不要とする。
【解決手段】生分解性ポリマーからなる膜状に形成され、厚さ方向の一側に平均気孔径100〜500μmの大気孔2を備え、厚さ方向の他側に平均気孔径0.1〜5μmの小気孔4を備え、大気孔2と小気孔4とが相互に連通している歯周病治療材1を提供する。これにより、歯肉と歯槽骨とが区画され、再生した歯肉の歯槽骨側への侵入が防止されて歯槽骨の円滑な再生が促進され、歯槽骨側からの血液供給が大気孔2に連通する小気孔4を介して歯肉側に向けて行われることで、歯肉の再生促進が図られる。そして、生分解性ポリマーからなる歯周病治療材1が時間の経過とともに分解されて消失することで、治癒後に歯周病治療材1を除去する再手術を行わなくて済み、患者にかかる負担を軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】末梢血から骨芽細胞を製造する。
【解決手段】人体から採取された末梢血から単核球細胞を抽出する抽出ステップS1と、該抽出ステップS1により抽出された単核球細胞と粒径25〜75μmのβリン酸三カルシウム多孔体粉末とを混合して培養する培養ステップS2とを含む骨芽細胞の製造方法を提供する。粒子どうしの凝集を抑制して、単核球細胞とβリン酸三カルシウム多孔体粉末の粒子との接触頻度を増大させるとともに、βリン酸三カルシウム多孔体の気孔内への球細胞の入り込みを防止して、マクロファージ化を抑え、骨芽細胞への分化を促すことができる。 (もっと読む)


【課題】血液から顆粒球及び単球を選択的に除去する除去材を提供する。
【解決手段】血液から顆粒球及び単球を60%以上除去し、且つ顆粒球除去率及び単球除去率がリンパ球除去率の2.5倍以上である選択的除去材を製造するためのエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む組成物の使用であって、エチレン−ビニルアルコール共重合体のエチレン含量が20mol%以上50mol%以下であり、選択的除去材が、200μm以上500μm以下の平均粒径を有し、空孔率が70%以上の多孔質粒子であることを特徴とする、顆粒球及び単球の選択的除去材を製造するためのエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む組成物の使用。 (もっと読む)


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