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Fターム[4C082AC05]の内容

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Fターム[4C082AC05]に分類される特許

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【課題】荷電粒子照射システムにおいて、ビーム走査とエネルギースタッキングにより動く照射対象を照射し、一様な線量分布を形成したいニーズがある。
【解決手段】目標ビーム電流値を設定してイオンビームを出射する荷電粒子ビーム発生装置1と、走査電磁石23,24及びエネルギーフィルタ26を有し、イオンビームを出射する照射装置21と、照射対象の位置を測定し、照射対象の移動によって時間変化する信号を出力する監視装置66を備え、監視装置から出力される信号に基づいて、イオンビームの出射タイミングを決定し、イオンビームのエネルギーを順次変更して各エネルギーでリペイント照射することで、上記課題を解決する。 (もっと読む)


この発明は、少なくとも部分的に照射されているか、または照射されることになっている物質に対する粒子ビーム(34a)の効果を決定するための方法であって、前記粒子ビーム(34a)を特徴付ける少なくとも1つのパラメータおよび物質の少なくとも1つの特性から、前記物質内の前記粒子ビームの前記効果が微視的ダメージ相関を基礎として少なくとも部分的に決定される方法に関する。さらにこの発明は、目標ボリュームについての照射プラン、及び粒子ビーム(34a)用いて目標ボリュームを照射する方法に関する。また本発明は、本発明による方法(200)を実行するために構成された特に能動的ビーム修正装置、および/または受動ビーム修正装置を備えた少なくとも1つのビーム修正装置(32,70)を有する照射装置(30,66)に関する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンの出射ビーム電流の増強と安定化により、高い線量率が安定に得られる粒子線治療システム及びシンクロトロンの運転方法を提供する。
【解決手段】粒子線治療システム100は、シンクロトロン200と、ビーム輸送系300と、照射装置500から構成される。制御装置600は、シンクロトロン200で荷電粒子ビームを所定のエネルギーまで加速したのち、加速空胴25に印加した高周波電圧を少なくとも一度OFFしたのち再びONし、基本波成分とその整数倍の周波数を有する高調波成分を合成した高周波電圧を加速空胴25に印加した状態で、荷電粒子ビームを出射装置26と出射偏向装置27を用いてビーム輸送系300へと出射する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームを進行方向に垂直な方向に走査して照射する粒子線治療装置において、ビーム走査中に周回ビーム電荷量が不足することがなく、横方向の線量分布がシンクロトロンの二つ以上の運転周期にわたって形成されることによる横方向線量一様度の悪化を防止することができる荷電粒子照射システムを提供することにある。
【解決手段】イオンビームを加速して出射するシンクロトロン2と、走査電磁石202を通過したイオンビームを照射対象に照射する照射野形成装置200と、走査電磁石202による荷電粒子ビームの照射位置の一回の走査が完了してから次の回の走査を開始するまでの期間におけるシンクロトロン2の周回ビーム電荷量に基づいて、シンクロトロン2の運転パターンを変更する制御装置を備えたことにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】オペレータが視認できる患者照射領域の模擬画像を作成することにより、安全性向上を図ることのできる粒子線治療装置の位置決めシステム及び粒子線治療システムを提供する。
【解決手段】 準備段階にて粒子線拡大起点位置21をX線線源位置22と想定して計画したDDR患者画像36を、ステップ110にて算出した患者位置誤差量の分、シフトし(画像シフト演算42)、ステップ105におけるコリメータX線撮像画像35から、コリメータ領域を抽出し、更にこのコリメータ領域が粒子線拡大起点位置21で撮影した画像となるように補正演算を行い(コリメータ領域抽出及び補正演算43)、補正されたコリメータ領域を画像シフト演算42の演算結果である画像に重ねて描画する(追加描画演算44)。これにより、模擬X線画像38が作成される。 (もっと読む)


【課題】意図しないビームの取り出しを抑制できる3次元スキャニング照射を実現する。
【解決手段】本発明に関わる粒子線照射装置は、加速器5内で加速され加速器5内の軌道を進む荷電粒子ビームに、該荷電粒子ビームを挟んで配置されるRF−KO電極12により、RF−KO電圧による電場を印加して荷電粒子ビームの幅を広げて荷電粒子ビームの一部をデフレクタ電極13を介して加速器5内から取り出す粒子線照射装置1であって、RF−KO電極12により、軌道振幅が大きくRF−KO電圧をオフした場合に加速器5内から取り出される可能性が高い荷電粒子ビームの振動数に共振する高周波電場を荷電粒子ビームに印加する制御を行うビーム選択取出し制御部S1を備える。 (もっと読む)


【課題】放射線の照射時間を短縮することが可能な放射線照射システムを提供する。
【解決手段】照射位置制御部44は、線量を積算する線量積算部44aと、照射位置変更完了信号を取得する照射位置変更完了信号取得部44bと、一の照射位置において、積算された線量が照射すべき線量に達し、かつ、照射位置変更完了信号が取得されない場合に、制御渋滞であると判定し、その後に照射位置変更完了信号が取得された場合に、制御渋滞が解消されたと判定する制御渋滞判定部44cと、照射位置変更装置31へ照射位置変更開始信号を出力する照射位置変更開始信号出力部44dと、を備え、制御渋滞であると判定された場合には、線量積算部44aは、モニタリングされた線量を次の照射位置における線量として積算し、照射位置変更開始信号出力部44dは、制御渋滞が解消されたと判定された際に、次の照射位置に関する照射位置変更開始信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ガントリー回転によるSOBPの一様度悪化を抑制できる粒子線治療装置を提供することにある。
【解決手段】荷電粒子ビーム発生装置2から出射された荷電粒子ビームを照射対象に照射する照射野形成装置13は、RMW装置20を備える。RMW装置20のRMW21は、荷電粒子ビーム進行方向に対して直交する平面内を移動可能である。ガントリー角度が変わりRMW21へのビーム入射形状が変わったときには、テーブル25をビーム進行方向と直交する平面内で制御機構により移動させ、RMW21のビーム入射位置を変え、RMW21へのビーム入射形状が変わらないようにする。 (もっと読む)


【課題】患者支持装置位置決め用画像撮像装置が患部に付与する線量を勘案した治療計画を立案可能とし、放射線治療計画の精度を向上させることができる放射線治療計画装置及びシステムを提供する。
【解決手段】治療計画装置100はデータサーバ104から患者支持装置位置決め用画像撮像装置151,152が付与する線量分布の線量データを読み込み、治療計画演算装置101の主記憶装置111に保存する。治療計画装置100は、計算した関心領域へ付与される放射線の線量分布と位置決め用画像撮像装置151,1512が付与する線量分布とを足し合わせ、表示する。これにより位置決め用画像撮像装置が患部に付与する線量分布を勘案した治療計画が立案可能となり、放射線治療計画の精度を向上させることができる。 (もっと読む)


療法システムが、治療すべき標的領域の診断画像を取得する診断画像スキャナ(12)を含んでいる。計画立案プロセッサ(70)は、療法前および療法実行中に、患者固有のバイオマーカーに基づいて患者固有の適応的な放射線療法計画を生成するよう構成されている。第一の組の患者固有のバイオマーカーが決定され、次いで第一の正常組織障害発生確率(NTCP)モデルおよび第一の腫瘍制御確率(TCP)モデルの決定のために使われる。放射線療法装置(40)が前記第一のNTCPモデルおよび前記第一のTCPモデルに基づく手順を用いて第一の線量の放射線を標的領域に投与する。第二の組の患者固有のバイオマーカーが決定される。第一の組および第二の組の患者固有バイオマーカーの間の関係を使って、第二のNTCPモデルおよび第二のTCPモデルが決定される。放射線療法装置(40)が前記第二のNTCPモデルおよび第二のTCPモデルに基づく手順を用いて第二の線量の放射線を標的領域に投与する。
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【課題】超電導偏向電磁石が設けられたビーム輸送装置を簡易な構成によって設置することにより、小型かつ軽量な回転照射治療装置を提供する。
【解決手段】冷凍機用圧縮機7は、回転フレーム3に、回転フレーム3の第1回転軸Rと平行な自転軸Rの周りで自転可能となるよう取付けられている。そして、回転フレーム3が回転フレーム支持駆動装置25によって第1角速度で回転する間、冷凍機用圧縮機7は、回転フレーム3に対して第1角速度とは大きさが同一で向きが逆である第2角速度で自転する。このため、回転フレーム3が回転している間、冷凍機用圧縮機7の姿勢を常に一定に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】小型であり設置コストや運用コストが低廉でありながら、重粒子につきがん治療を可能とする程の十分なエネルギーを有するまで加速可能となるような高磁場を形成することができるコイルシステムや、これを組み込んだ粒子加速器を提供する。
【解決手段】コイルユニット1にあって、酸化物超電導導体を巻いて成る環状のコイル(主コイル3,補正コイル4,6)が複数軸方向に並べられたコイルユニット2を、互いに向き合った状態で2組備えており、一方のコイルユニット2における各コイルと、他方のコイルユニット2における対応するコイルを鏡面対称に配置する。 (もっと読む)


生体内悪性組織の所定照射野の粒子線照射処理、特に陽子線治療における照射モデルの評価方法であって、a)照射されるべき所定照射野に関する診断データを得るステップと、b)所定照射野に関する診断データに基づいて、所定照射野における粒子範囲を計算するステップと、c)計算された粒子範囲に基づいて粒子線特性、および、任意選択的に、計算された線量深度分布を含む照射モデルを設計するステップと、d)照射モデルの粒子線特性と比べて高いビームエネルギーで、所定照射野にシングルペンシルビームショットを印加するステップと、e)シングルペンシルビームショットのビーム範囲を所定照射野の下流側で測定するステップと、f)測定されたビーム範囲と、照射モデルに基づいて計算された参照ビーム範囲とを比較するステップと、を備える、方法。
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本発明は、ハドロンビームの線量測定モニタリング用のデバイスに関する。本デバイスは、ガス充填ギャップによって互いに分離されたn+1個の平行な検出器プレートの組又は積層体によって得られたn個の連続的なイオン化チャンバiを備える。各検出器プレートは、バイアス電圧側面を備えたバイアス電圧部分から絶縁された収集側面を備えた収集部分を有し、収集側面が次の検出器プレートのバイアス電圧側面と向き合うように又はその逆になるように配置される。各検出器プレートは、m個の物質層Lを備える。これら検出器プレートの結果物のアセンブリは、複数のイオン化チャンバセルを形成する。各検出器プレートを構成する各層Lの厚さl及び物質の選択並びにイオン化チャンバセルiのギャップは、各イオン化チャンバセルiに対して本願明細書で定義される(式2)を満たすように選択されることを特徴とする。
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本発明は概して、固形癌の治療に関する。より具体的には、本発明は、陰イオンビーム生成、イオンビーム集束、荷電粒子加速、患者の回転、及び/又は患者の呼吸に連動した多方向荷電粒子線癌治療方法及び装置に関する。好ましくは、荷電粒子線療法は、部分的に固定化され再位置調整された位置での患者において行われる。陽子配送は好ましくは、荷電粒子ビーム注入、加速、並びに/又はターゲティング方法及び装置の制御により患者の呼吸のタイミングに合わせられる。 (もっと読む)


【課題】放射線治療において、単純X線画像情報を用いてベッドの位置決め精度を向上できるベッド位置決めシステムを提供する。
【解決手段】治療装置102は、回転可能な回転ガントリー103に照射ヘッド105及びX線発生装置106を備え、ベッド位置決めシステム301は天板を挟んで対向して回転ガントリーに設けられたX線源308及びX線受像器309を有し、X線源308及びX線受像器309により相互に異なる少なくとも2種類のエネルギー分布を持つX線の情報を生成する。撮像操作卓306の画像処理演算装置は、異なるエネルギー分布を持つX線に基づき作成された複数のX線画像間のサブトラクション処理により、位置決めに必要な骨組織を強調した画像を生成し、位置決め装置305はその画像情報を治療計画に用いる断層画像情報と合わせて用い、ベッド107の位置決めを行う。 (もっと読む)


【課題】陽子線を用いた治療において、実臨床で利用可能な程度に高速且つ高精度なポジトロン放出核種分布のシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】特定の人体組織の構成元素を含む標準物質に陽子線を照射することにより生成されたポジトロン放出核種のアクティビティ分布の実測値を得て、当該実測値を用いて前記人体組織の各構成元素のポジトロン放出核種のアクティビティ分布を計算し、得られたアクティビティ分布の計算値を用い、前記人体組織の元素組成比に基づいて前記人体組織に陽子線を照射した場合のポジトロン放出核種のアクティビティ分布を計算する。 (もっと読む)


【課題】 レーザを照射することによって、単色化されたイオンビームを効率よく発生可能なターゲットとして用いることができるナノクラスタを提供する。
【解決手段】 少なくとも2種類の原子がそれぞれ一定の密度で混在し、全体として球状をなす構造のナノクラスタに、超高強度・超短パルスのレーザを照射してイオンビームを出力させる。その際、ナノクラスタを構成する少なくとも2種類の原子がイオン化した際の、加速効率比および電荷混合比を最適化することによって、所定の単色精度のイオンビームの出力効率を最大化する。このようにして生成されるイオンビームは、癌治療をはじめとする様々な用途に活用可能である。 (もっと読む)


【課題】放射線治療、特に放射性核種の崩壊系列核を使用する放射線治療のための方法及び装置。
【解決手段】対象の身体中に少なくとも部分的に導入されるように適応されたプローブ12、及びラジウム−223及びラジウム−224からなる群から選択される放射性核種を含む放射線治療装置10であって、放射性核種16のアルファ粒子及び崩壊系列核がプローブ12の表面14の外側に放射されるような方法で、放射性核種16がプローブ12の表面の真上又は真下にある放射線治療装置。 (もっと読む)


【課題】1台の回転照射型の粒子線照射装置において、2つの照射を行うことができる粒子線照射装置を得る。
【解決手段】入射される粒子線を照射する照射装置が照射基準点を回転中心として回転自在に駆動される粒子線照射装置において、入射される粒子線を第1照射系統14と第2照射系統23に切り替える照射系統切り替え手段31と、前記第1照射系統14に配置された第1の照射装置15と、前記第2照射系統23に配置された第2の照射装置24とを備え、種々の照射形態を選択できるようにしたものである。 (もっと読む)


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