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Fターム[4C082AG13]の内容

放射線治療装置 (15,937) | 出力照射線の制御 (1,370) | 放射線の偏向(加速装置の偏向を除く) (203) | 磁場による制御 (189) | 多重極子によるもの (27)

Fターム[4C082AG13]に分類される特許

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【課題】二重窓枠型電磁石において、一様磁場領域を広く取ることにより、ビーム走査範囲を確保する。
【解決手段】コイル101,108,111,118は、Y方向磁場励磁電流通過第1サブ領域とY方向磁場励磁電流通過第2サブ領域の間に配置され、X方向磁場励磁電流通過第1サブ領域を、コイル109,110,119,120は、Y方向磁場励磁電流通過メイン領域221,222とY方向磁場励磁電流通過第1サブ領域の間に配置され、X方向磁場励磁電流通過第2サブ領域を構成し、コイル201,208,211,218は、X方向磁場励磁電流通過第1サブ領域とX方向磁場励磁電流通過第2サブ領域の間に配置され、Y方向磁場励磁電流通過第1サブ領域を、コイル209,210,219,220は、X方向磁場励磁電流通過メイン領域121,122とX方向磁場励磁電流通過第1サブ領域の間に配置され、Y方向磁場励磁電流通過第2サブ領域を構成する。 (もっと読む)


【課題】四極電磁石の調整時間短縮を図ることのできる調整方法を提供する。
【解決手段】ビームライン上にビーム整形板2およびビームモニタ4を設置する。イオンビームを照射し、ビーム整形孔に通過させ、格子状に整形する。四極電磁石が励磁されていない場合、ビームモニタ4により、格子状配列形状のビーム形状が計測される。X方向においてイオンビームが集束するように、磁石3Aを励磁する。励磁電流が増すごとに、格子状配列のX方向間隔は狭くなり、X方向配列の5つの格子点は一つの略長円となり、Y方向に1つの点列(1×5)が形成される。点列形成を確認すると、X方向長さを計測する。励磁電流が増すごとに、X方向長さは短くなる。励磁電流を漸増し、各点(5点)の平均が基準サイズ以下になると、適切にビーム集束されたと判断し、端末7を介して、X方向集束調整完了指令を行ない、そのときの励磁電流値を記憶する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で筒体に対する不活性ガスの供給量を管理することができる荷電粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】本発明の荷電粒子線照射装置1は、荷電粒子を加速して荷電粒子線Pを出射するサイクロトロン3と、サイクロトロン3から出射された荷電粒子線Pを照射ノズル5へ輸送する真空ダクト7と、照射ノズル5内で荷電粒子線の進路上に配置され、内部に不活性ガスが充填されると共に、荷電粒子線Pを透過させるカプトンフィルム13,14を入口及び出口に有する延長ダクト10と、延長ダクト10内にヘリウムガスを供給するガス供給部20と、延長ダクト10の周囲に配置され、荷電粒子線Pを走査する走査磁石12と、延長ダクト10の内部圧力が設定圧以上のときに延長ダクト10内のヘリウムガスを外部にリークするリーク弁36と、を備え、ガス供給部20は、ヘリウムガスの供給量が各々異なる供給ラインA〜Cを有する。 (もっと読む)


【課題】運動量分散関数を簡易に測定できるとともに所定値に補正を行う。
【解決手段】本発明のビーム測定装置は、荷電粒子を加速する加速器1から取り出した荷電粒子ビームbを、照射対象に照射する照射装置まで、輸送するビーム輸送ライン2における荷電粒子ビームbの位置の差分を運動量差で表す運動量分散関数Dx、Dzの測定を行うビーム測定装置であって、ビーム輸送ライン2の荷電粒子ビームbの軌道に入出可能であり、荷電粒子ビームbの軌道に入った際に荷電粒子ビームbを通過させて荷電粒子ビームbのエネルギを変更する微小エネルギ吸収体11と、微小エネルギ吸収体11による荷電粒子ビームbのエネルギの変更に基づき、ビーム輸送ライン2における荷電粒子ビームbの運動量分散関数Dx、Dzの測定を行う運動量分散関数測定手段8B、Sとを備える。 (もっと読む)


【課題】照射装置が設置される建屋の小型化を図ることができ、設備コストの低減を図ることが可能な加速粒子照射設備を提供すること。
【解決手段】本発明の加速粒子照射設備1は、回転軸P周りに回転可能な回転部34を有すると共に粒子加速器で生成された加速粒子を照射する照射装置3と、照射装置3を収納する収納室8と、を備え、照射装置3の回転部は、回転部本体34から径方向の外側に張り出す張出部33b,38を有する構成とする。そして、収納室8の放射線遮蔽壁86,87は、照射装置3の回転部の周縁部分となる張出部33b,38を収容可能な収容凹部92,91を有する構成とする。これにより、照射装置3の形状に対応した収納室8を実現することができ、収納室8の寸法を抑えることが可能となり、建屋6の小型化を図る。 (もっと読む)


【課題】スキャニング照射方式におけるビーム遮断の際の過渡線量を抑制し、照射線量精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】荷電粒子ビーム1の進行方向を電場により変更し、照射対象16へのビーム1の出射及び遮断を行うビーム偏向器2と、電圧パルス31をビーム偏向器2に出力するビーム偏向器制御装置7を備え、ビーム偏向器2は、ビーム1の進行方向に短手方向を並べた複数の導体板27a〜27hが配置されたライン電極板24と、ライン電極板24に平行に配置された電極板26を有し、導体板27a〜27hは、長手方向に直列に接続され、インピーダンス整合がされており、ビーム偏向器制御装置7は、ビーム1が導体板27a〜27hの短手方向を通過する粒子移動基本時間TP0に、導体板27a〜27hの長手方向を伝送する伝送基本時間TV0を同期させた電圧パルス31を出力する。 (もっと読む)


【課題】照射自由度が高く、正常組織への照射量を低減できる粒子線治療装置を得ることを目的とする。
【解決手段】供給された荷電粒子ビームBecを治療計画に基づく3次元の照射形状に整形するよう荷電粒子ビームBecをそれぞれ異なる方向に走査制御する2つのスキャニング電磁石2a、2bを備えた走査電磁石2と、走査電磁石2の下流に設置され、走査電磁石2により走査された荷電粒子ビームBecが、走査電磁石2から複数のアイソセンタCa〜Ccのそれぞれに向かうように設定されたビーム軌道57a〜57cのうち、選択されたひとつのアイソセンタに向かうビーム軌道を通るように、荷電粒子ビームBecの軌道を切り替える偏向電磁石54と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、小型かつ調整容易なビーム輸送装置を備える粒子線治療装置を提供することにある。
【解決手段】粒子線治療装置100はシンクロトロン300と固定ビーム輸送装置400と回転ガントリー500と照射装置520を備え、固定ビーム輸送装置400に偏向電磁石430が設置され、固定ビーム輸送装置400は偏向電磁石430によって分割された二つの直線部410,420を持つ。上流の第一直線部410には3台の四極電磁石441〜443とプロファイルモニタ451、下流の第二直線部420には4台の四極電磁石444〜447と2台のプロファイルモニタ452,453、2台のステアリング電磁石463,464が設置され、これらの電磁石の励磁量を調整しビームのTwissパラメータと分散関数を回転ガントリー500との接続点530においてビームの進行方向を軸とした回転に対して不変となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】取り出される荷電粒子ビームの線量を一定に保つことが可能な粒子線照射システムを提供する。
【解決手段】粒子線照射システム1Aにおいて、シンクロトロン40を駆動制御する加速器制御部71及びRF−KO電極駆動装置80Aは、RF−KO電極45の駆動を停止したまま、シンクロトロン40を駆動し、続いて、RF−KO電極45に対して、第一のRF−KO信号をRF−KO電圧として印加し、続いて、RF−KO電極45に対して、第一のRF−KO信号と、第二のRF−KO信号と、をRF−KO電圧として印加するとともに、シンクロトロン40から取り出された荷電粒子ビームの線量に基づくRF−KO電圧に関するフィードバック制御を開始し、当該フィードバック制御のゲインをゼロから所定値まで連続的に上昇させ、続いて、RF−KO電圧に関するフィードバック制御を、当該フィードバック制御のゲインを所定値としたまま行う。 (もっと読む)


【課題】ビームサイズを簡単かつ素早く高精度に調整できる荷電粒子ビーム輸送装置を提供する。
【解決手段】ビーム輸送装置20内の四極電磁石21の励磁量の変化に対する照射装置30に設置されたプロファイルモニタ31で測定されるビームサイズの変化(感度)を予め測定し、その感度から、調整者が調整者用端末70で入力したビームサイズの所望値とプロファイルモニタ31での測定値の差分を補正する四極電磁石21を選択し、ビームサイズを所望値に近づけるように選択した四極電磁石21の励磁量を補正することによって、上記課題を解決することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、信号にノイズが入力された場合、測定した線量値が変化して差動増幅器に治療計画に適うビーム強度値との正確な差分値を出力することができないという問題を解消できるフィードバックシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のフィードバックシステム1は、イオンビーム照射装置100から照射されるイオンビームの線量を測定する線量測定部10と、線量測定部10から出力される信号が入力され、線量の値に対応する周波数に変換して出力する周波数変換部20と、周波数変換部20から入力される所定時間あたりの周波数をカウントし、そのカウントされた所定時間あたりの周波数に対応するカウント値を出力するカウンタ部30と、ビーム強度値と指令値との差分値を求めて、差分値をRF―KO電極間の印加電圧を制御するRF―KO電極コントローラに出力する差動増幅部40と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】照射装置が設置される建屋の小型化を図ることができ、設備コストの低減を図ることが可能な加速粒子照射設備を提供すること。
【解決手段】本発明の加速粒子照射設備1は、回転軸P周りに回転可能な回転部34を有すると共に粒子加速器で生成された加速粒子を照射する照射装置3と、照射装置3を収納する収納室8と、を備え、照射装置3の回転部は、回転部本体34から径方向の外側に張り出す張出部33b,38を有する構成とする。そして、収納室8の放射線遮蔽壁86,87は、照射装置3の回転部の周縁部分となる張出部33b,38を収容可能な収容凹部92,91を有する構成とする。これにより、照射装置3の形状に対応した収納室8を実現することができ、収納室8の寸法を抑えることが可能となり、建屋6の小型化を図る。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームの最大利用可能飛程の減少を抑えながら、ビームスポットの線量分布を拡大する粒子線照射装置を得る。
【解決手段】照射制御手段14は、複数の小領域のうち照射対象とする小領域を荷電粒子ビームが走査するように第一走査手段3を制御し、照射対象とする小領域を複数の小領域のうち別の小領域に変更するように第二走査手段4を制御し、かつ、第二走査手段4による標的領域における荷電粒子ビームの走査速度よりも、第一走査手段3による標的領域における荷電粒子ビームの走査速度の方が高速であるように制御する。 (もっと読む)


【課題】1台の回転照射型の粒子線照射装置において、2つの照射を行うことができる粒子線照射装置を得る。
【解決手段】入射される粒子線を照射する照射装置が照射基準点を回転中心として回転自在に駆動される粒子線照射装置において、入射される粒子線を第1照射系統14と第2照射系統23に切り替える照射系統切り替え手段31と、前記第1照射系統14に配置された第1の照射装置15と、前記第2照射系統23に配置された第2の照射装置24とを備え、種々の照射形態を選択できるようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】回転ガントリを用いないで安価な粒子線ビームのスキャニング照射装置を得る。
【解決手段】粒子線ビームの偏向面が同一であり、水平方向に対して略45度の入射ビーム軸角度を有する粒子線ビームを互いに逆方向に曲げる第一のスキャニング電磁石と第二のスキャニング電磁石、第一及び第二のスキャニング電磁石を一体にして前記入射ビーム軸の周りで回転させる電磁石回転駆動機構、治療台を備え、第一及び第二のスキャニング電磁石によって偏向された粒子線ビームは入射ビーム軸方向からの偏向角度が−45度〜+45度の範囲で得られるようにした。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、スポットスキャニング法による粒子線治療に好適な照射ビームが得られ、小型で安価かつ調整容易な粒子線治療システムを提供することにある。
【解決手段】
粒子線治療システム100は、シンクロトロン200と、ビーム輸送系300と、照射装置500から構成され、ビーム輸送系300に設置され照射装置500への荷電粒子ビームの供給を遮断するビーム遮断装置700が、ビーム輸送系300を構成する偏向電磁石31の入口側に設置された遮断電磁石34とその励磁電源34A、および出口側に設置されたビームダンプ35から構成される。制御装置600は励磁電源34Aを制御して遮断電磁石34の動作タイミングを調整する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線の線量分布における辺縁部のむらや低下を簡易に抑制することができる荷電粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】荷電粒子線照射装置1は、荷電粒子線Rを走査するための走査電磁石5a,5bと、走査電磁石5a,5bの動作を制御する制御装置6と、を備えている。荷電粒子線照射装置1では、制御装置6が、照射ラインに沿って荷電粒子線Rを照射するときの走査速度を、荷電粒子線Rの線量分布における辺縁部が補正されるように変更する。つまり、線量分布の辺縁部が補正されるように荷電粒子線Rの照射時間が長く又は短くされることになる。よって、荷電粒子線Rの強度を制御することなく線量分布の辺縁部が制御され、線量分布の辺縁部のむらや低下が簡易に抑制される。 (もっと読む)


【課題】占有空間を少なくできるとともに、被検者の位置を高くすることなく治療を施すことのできる放射線治療装置の提供。
【解決手段】床面に載置される電子加速器マイクロトロンと治療台を備え、
前記電子加速器マイクロトロンは、その放射線ビームの出力側を前記治療台側に傾斜させて配置され、
前記治療台は、その天板が前記床面と水平な面内で前記マイクロトロン電子加速器と干渉することなく回転するように構成され、
前記放射線ビームは、前記天板の回転軸に交差するように照射される。 (もっと読む)


【課題】粒子線治療装置を構成するいずれかの装置が故障しても、照射室を使用可能とする冗長化粒子線治療装置を得る。
【解決手段】 粒子線を発生させる入射器を制御する入射器制御装置1には、粒子線を加速させる加速器を制御する加速器制御装置2が接続され、加速器制御装置2には患者へ粒子線を照射する照射室を制御する複数の照射室制御装置3、4、5が接続され、さらに複数の照射室制御装置3、4、5には、それぞれ照射室制御装置を制御する制御PC6、7、8が接続され、いずれかの制御PCが故障したとき、その制御PCが接続されていた照射室制御装置は他の制御PCに接続されるように、各制御PCは、接続先の照射室制御装置を切替える指示を行う切替スイッチと、全ての照射室制御装置への接続パラメータとを有するものである。 (もっと読む)


【課題】
スポットスキャニング法などの高精度な粒子線治療に好適な照射ビームを実現する。
【解決手段】
上記課題を達成するための粒子線治療システムは、荷電粒子ビームを所定のエネルギーまで加速し、安定限界を越えた前記荷電粒子ビームを出射するシンクロトロンと、前記荷電粒子ビームを照射対象に照射する照射装置と、前記シンクロトロンから出射した前記荷電粒子ビームを前記照射装置に輸送するビーム輸送系と、前記シンクロトロンを周回する前記荷電粒子ビームの一部を除去した後、周回する他の前記荷電粒子ビームを前記シンクロトロンから出射して前記照射装置に輸送するように制御する制御装置を有する。 (もっと読む)


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