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Fターム[4C092AA01]の内容

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Fターム[4C092AA01]に分類される特許

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【課題】不要な電子放出を抑制できる管状側壁の内壁面電位制御構造によって、内部空間での好ましくない放電を抑制し、高耐圧化された放射線管及びそれを用いた放射線発生装置を提供する。
【解決手段】電子銃構造体5が接続された陰極2と、ターゲット12が設けられた陽極3と、の間に、絶縁性の管状側壁4が電子銃構造体5を囲んで配置された放射線管であって、管状側壁4には、管状側壁4の中心軸方向の中間部に、電位規定手段と電気的に接続され、陰極2の電位よりも大きく、かつ陽極3の電位よりも小さい電位に規定された電位規定部材13が設けられ、電位規定部材13と管状側壁4との境界部が、陽極3の放射線管内部に露出した部分から直視できず、かつ電位規定部材13が、陽極3の放射線管内部に露出した部分から直視されるコーナー部を有していないことを特徴とする放射線管。 (もっと読む)


【課題】不要な放射線を除去するフィルタ材料を使用する透過型X線管及び反射型X線管を提供する。
【解決手段】透過型X線管は、ターゲット材料及びフィルタ材料を備える。ターゲットは、少なくとも一つの元素を有し、元素が励起されるとX線が発生する。X線は、元素の特性Kα放射線及びKβ放射線のエネルギーを備え、これらがX線の衝突により物体の画像を形成するために用いられる。X線が通過するフィルタ材料はK吸収端エネルギーを有し、K吸収端エネルギーは、放射されるKα放射線のエネルギーよりも高く、Kβ放射線のエネルギーよりも低い。フィルタ材料の厚みは、少なくとも10ミクロン3ミリメートル未満である。 (もっと読む)


【課題】 扇形状をスライス方向に連ねた形状のX線を照射する際に、断層面内のX線強度分布に偏りを生じさせないX線管装置を提供する。
【解決手段】 スライス方向と平行な中心軸を有する円柱形状部を有する陽極と、前記陽極に電子線を照射する陰極と、照射された前記電子線が衝突することで形成されるX線焦点から放射されたX線が透過するX線照射窓と、を備えたX線管装置であって、前記陰極は、前記中心軸と直交する面内において、前記X線照射窓の中心と前記中心軸とを通る直線である基準線に対し、線対称となる位置に設けられた陰極対を含むことを特徴とするX線管装置である。 (もっと読む)


【課題】一定のX線量を安定して得ることができるX線装置を提供する。
【解決手段】X線装置は、X線源1と、電源ユニット17とを備えている。X線源1は、ヒータ3a、3bと、電子源2と、ターゲット20と、X線透過窓11を有した真空容器18とを具備している。電源ユニット17は、ターゲット20に流れた第1電流i1の値を測定する第1電流計5と、ヒータ3a、3bに流れる第2電流i2の値を測定する第2電流計6と、電源13とを具備している。電源13は、ヒータ3a、3bに一定の値に設定された第2電流i2を出力し、第2電流計6で測定された第2電流の値の情報に基づいて第2電流の値を一定の値に維持する。 (もっと読む)


【課題】断層撮影の高速化に伴う回転時の遠心力と慣性力に対する耐性が向上したCT装置用冷却機を実現する。
【解決手段】CT装置用冷却機においては、排気口を有するベースが回転体に固定され、ポンプ装置がベース上に配置されている。筐体がベース上に排気空間を規定し、X線発生器と配管で連結されるラジエータ・ユニットが吸気導入口を規定している。冷却ファン装置がベースに固定され、ラジエータ・ユニットを介して吸気している。支持構造体がベースに固定され、ラジエータ・ユニットを回転中心軸側に向けるように屋根型に突出させている。ベース固定部から筐体の頂部への高さがベース固定部間の距離より小さく、支持構造体固定部からのラジエータ・ユニット頂部への高さが支持構造体固定部間の距離より小さく、固定台座固定部からのラジエータ・ユニット頂部への高さが固定台座固定部間の距離より小さく設定される。 (もっと読む)


【課題】
2次巻線にリッツ線を用いたフィラメント加熱用変圧器を有するX線装置において、絶縁信頼性を確保して加熱用変圧器内外の電気的接続を容易にする。
【解決手段】
加熱用変圧器は、モールド樹脂205が充填され、2次巻線にリッツ線111が用いられ、変圧器ケース蓋204に固定された導電性ホルダー110を有し、導電性ホルダーの貫通孔を介してリッツ線を加熱用変圧器の外に引き出す。望ましくは、導電性ホルダーは二分割構造とし、外周面に凹みを形成し、この凹みの箇所において変圧器ケース蓋を挟み込むようにし、リッツ線の素線の1本は導電性ホルダーに電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で不要な放射線の遮蔽とターゲットの冷却を可能とすると共に、軽量化を図った放射線発生装置を提供する。
【解決手段】放射線を透過する第一の窓2を有する外囲器1と、外囲器1内に収納され、第一の窓2と対向する位置に放射線を透過する第二の窓15を有する放射線管10と、第二の窓15に連通する放射線通過孔21を有し、第二の窓15から第一の窓2側に突出した放射線遮蔽部材16とを備え、しかも、放射線遮蔽部材16よりも熱伝導率が高い熱伝導部材17が、放射線遮蔽部材16の前記突出した部分の外周側に接続されている放射線発生装置とする。 (もっと読む)


【課題】AECによる線源制御装置側のX線の照射停止の処理を遅延なく行う。
【解決手段】線源制御装置11は、電子カセッテ13の検出画素65からの検出信号またはその積算値を専用に受信する検出信号I/F26、もしくはX線の照射停止信号を専用に受信する照射停止信号専用I/F120と、照射許可信号等の照射停止信号以外の照射信号を受信する照射信号I/F27とを備える。自動露出制御用信号を専用に受信するI/Fを設けたことで、信号の種類を判断してそれに応じた処理を決定する分岐処理を行う必要がなくなり、タイミングを同じくして異なる種類の信号を受信することもなくなるので、X線の照射停止の処理を迅速化することができる。 (もっと読む)


【課題】線源制御装置側で設定される撮影条件および照射停止閾値が放射線画像検出装置側のそれらよりもバリエーションが少ない場合に、労せずして放射線画像検出装置側のバリエーション豊富な撮影条件および照射停止閾値でAECを行う。
【解決手段】電子カセッテのAEC部67の比較回路78は、電子カセッテの検出画素からの検出信号の積算値と、電子カセッテ側の照射停止閾値とを比較する。検出信号の積算値が電子カセッテ側の照射停止閾値に達したときに、電子カセッテ側の撮影条件と対をなす線源制御装置側の撮影条件の照射停止閾値と等しい電圧値の検出信号を電子カセッテの検出信号I/F80から線源制御装置の検出信号I/F26に向けて出力する。 (もっと読む)


【課題】X線源における電子ビーム操縦のためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】本明細書に開示した実施形態はX線の制御式の生成に関し、またより具体的には、1つまたは複数の電子ビーム操縦コイルを用いたX線の生成に用いられる電子ビームの制御に関する。例えば、電子ビーム操縦コイルを駆動するための方法及びデバイス、並びにこれらのデバイスを用いたシステムを提供する。本システムは一般に、第1の電圧源(242)を用いて電子ビーム操縦コイル(294)を通る第1の電流を維持しかつ第2の電圧源(244)を用いて第1の電流を第2の電流に切替えるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ラジエータを回転架台から取り外すこと無く清掃することができるX線コンピュータ断層撮影装置及びその保守方法を提供する。
【解決手段】X線コンピュータ断層撮影装置は、X線管装置10と、循環路30と、循環ポンプと、ラジエータ24と、ファンユニット25と、X線検出器40と、回転架台6と、を備えている。回転架台6は、回転軸a1を中心に回転するリング状のフレーム部7を有し、X線管装置10、循環ポンプ、ラジエータ24、ファンユニット25及びX線検出器40が取付けられている。ラジエータ24の風上側は、フレーム部7の内壁側の空間に露出している。 (もっと読む)


【課題】AECセンサを変更した場合に既存の装置を改造することなく変更前と同じAECを行う。
【解決手段】電子カセッテ13のAEC部67の補正回路76は、電子カセッテ13の検出画素65の検出信号を旧AECセンサ25の検出信号に相当する検出信号とする。補正回路76は、旧AECセンサ25に代えて検出画素65をAECセンサとして用いた場合のX線源10と電子カセッテ13のFPD35の撮像面36との間に配置される中間部材の構成の違いによる検出信号への影響を排除する。検出信号は積分回路77で積算値とされて比較回路78で線源制御装置11側の照射停止閾値と比較される。積算値が閾値に達したとき照射信号I/F81から線源制御装置11の照射信号I/F27に照射停止信号が送信される。 (もっと読む)


【課題】透過型ターゲットで反射した電子を有効利用することでX線発生効率を向上させることができる透過型X線発生装置及びそれを用いたX線撮影装置を提供する。
【解決手段】周囲を電子通過路形成部材3で囲むことにより形成された電子通過路4を有し、電子通過路4を介して電子を透過型ターゲット1に照射してX線を発生させる透過型X線発生装置であって、電子通過路4内に電子の照射によりX線を生じる副X線発生面5を有し、副X線発生面5が、透過型ターゲット1の電子が照射される側の上方を覆うように張り出していることを特徴とする透過型X線発生装置。 (もっと読む)


【課題】取り付け上及び作業上のコストを低減した、高効率なX線処理システムを提供する。
【解決手段】電子源、電子加速器、及び電子ターゲット媒体から構成された大面積フラットパネル源を利用し、ターゲット・ゾーン829内部のターゲット物質には、1つ又は2つ以上のフラットパネル源821、823,825、827からX線831、833、835,837が照射され、ターゲット物質中の汚染物質の生物学的作用を低減する。 (もっと読む)


【課題】電源が遮断された状態でもX線管陽極の回転を速やかに減速させることが可能なX線高電圧装置を提供すること。
【解決手段】実施形態のX線高電圧装置は、回転陽極X線管と、前記回転陽極のステータコイルに電流を供給するスタータ用インバータと、交流電源を整流した脈流を平滑化し、前記スタータ用インバータに直流電圧を供給する平滑コンデンサと、前記交流電源の電源断を検出する電源断検出部と、前記電源断検出部で電源断を検出した場合、前記ステータ用インバータに所定のディーティ比でパルス幅変調されて入力されるインバータ駆動信号のパルス幅を前記平滑コンデンサ電圧の減少に応じて伸長するするとともに、前記インバータ駆動信号の回転周波数を前記回転陽極X線管の共振回転周波数以下に設定するスタータ制御回路と、を有する。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化、外囲器と放射線発生管との間の耐電圧の向上、放射線の減衰量の低減を実現した放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】放射線を透過する第一の窓27を有する外囲器12と、外囲器12内に収納され、第一の窓27と対向する位置に放射線を透過する第二の窓19を有する放射線発生管14と、外囲器12の内壁と放射線発生管14との間に充填された絶縁性流体13と、を備える放射線発生装置であって、第一の窓27及びその周縁部と第二の窓19及びその周縁部との間に、複数枚の絶縁性板材が隙間を空けて並んで配置され、絶縁性板材間の隙間は、第一の窓27と第二の窓19との間の耐電圧が、複数枚の絶縁性板材に換えて各絶縁性板材の厚さの合計と同じ厚さを持った絶縁性板材を配置した場合に比べて大きくなる隙間であることを特徴とする放射線発生装置。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でありながら、中点接地方式のX線管のカソードとアース間の電圧と、アースとアノード間の電圧の差を低減できるX線高電圧装置を提供する。
【解決手段】第1の一次巻線3aの漏れインダクタンスを第2の一次巻線3bの漏れインダクタンスよりも大きい値にすることにより、第1の一次巻線3aに供給される電流Iaを減少させ、その分第2の一次巻線に電流Ibが大きくなるようにする。これにより、カソード5k・アース51間電圧を高める。例えば、第1の一次巻線3aの巻き回しの径を、第2の一次巻線3bの巻き回しの径よりも大きくする。また例えば、第1の一次巻線3aと第1の二次巻線3bとの結合の間隔を広くする。もしくは、第1の一次巻線3aの巻数を、第2の一次巻線3aの巻き数よりも多くすることも可能である。 (もっと読む)


【課題】大規模な構成の高電圧スイッチ回路が不要で、消費電力が低減され、被曝低減を十分になしうる高電圧スイッチ回路およびこれを用いたX線パルス発生装置を提供する。
【解決手段】高電圧スイッチ回路6は、交流信号が1次側に入力されるパルストランスPTR1、該トランスの2次側に接続されたゲートドライブ回路GD1、および該ドライブ回路によりオンオフ制御される半導体スイッチSw1からなる第1の半導体スイッチ回路S1と、該半導体スイッチ回路に順次直列接続され,該半導体スイッチ回路と同構成の第2〜第nの半導体スイッチ回路Snとを備える。第1〜第(n−1)の半導体スイッチ回路のパルストランスの2次側はそれぞれ第2〜第nの半導体スイッチ回路のパルストランスの1次側に接続され、交流信号に基づいて、第1〜第nの各半導体スイッチ回路における半導体スイッチがゲートドライブ回路によって同期的にオンオフ制御される。 (もっと読む)


【課題】線形加速器から出射させる電子ビームのエネルギを異ならせても、発生させるX線の線量の変動を抑制する、ことを目的とする。
【解決手段】X線発生装置10は、電子ビームを発生させる電子銃12、電子銃12によって発生された電子ビームをマイクロ波によって加速させる線形加速器14、線形加速器14によって加速された電子ビームが照射されることによって、X線を発生するX線ターゲット16、線形加速器14に導入させるマイクロ波を発生するマイクロ波発生装置、マイクロ波の電力が変化するようにマイクロ波発生装置を制御するパルスモジュレータを備える。線形加速器14は、複数のバンチャ空洞40を有しているため、マイクロ波の電力を低下させることで加速位相からずれた電子が生じても、該電子を次の時間周期の加速位相にて加速させることができるので、マイクロ波の電力を低下させても出射される電子ビームの強度の低下が抑制される。 (もっと読む)


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