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Fターム[4C093EA20]の内容

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Fターム[4C093EA20]に分類される特許

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【課題】 被検体が撮像装置内に配置された後にアライメントを行うX線タルボ干渉法用撮像装置において、アライメント時に被検体に照射されるX線量を低下させること。
【解決手段】 撮像装置1は、X線源2からのX線を回折することで干渉パターンを形成する回折格子3と、回折格子を経たX線を検出する検出器5と、X線源と前記被検体の間に配置可能なX線を遮るシャッタ21と、アライメントを行う調節機構を備える。
シャッタはX線源と被検体の間に配置されたとき、シャッタによってX線の照射を遮られる第1の空間30と、シャッタによってX線の照射を遮られない第2の空間31を形成し、被検体は第1の空間に配置される。
また、調節機構は、第2の空間を経て検出器により検出されるX線の強度分布の少なくとも一部に基づいてアライメントを行う。 (もっと読む)


【課題】アンラップ処理のための複雑な経路設定処理を不要とし、簡便にアンラップエラーを防止する。
【解決手段】X線画像検出器は、X線源から放射され第1及び第2の格子を通過したX線を検出して画像データ50を生成する。NG領域検出部は、画像データ50に基づき、アンラップエラーが生じやすいNG領域を検出する。ノイズ低減処理部は、画像データ50のNG領域に移動平均処理を施すことによりノイズを低減する。位相微分画像生成部は、ノイズ低減処理後の前記画像データに基づき位相微分画像を生成する。アンラップ処理部は、位相微分画像にアンラップ処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 一般的なX線タルボ干渉法を行う撮像装置に用いられる従来の遮蔽格子の透過部よりもX線の吸収量の小さい透過部を備える遮蔽格子として用いることができる構造体と、その製造方法とを提供する。
【解決手段】 構造体の製造方法は、基板の第1の面10に複数の凹部2を形成する工程と、複数の凹部に金属を充填して複数の金属構造体3を形成する工程と、複数の金属構造体が形成された領域の外周部又は、第1の面と対向する基板の第2の面における外周部に対向する部分の少なくともいずれか一方にマスク層4(4a,4b)を形成する工程と、マスク層4をマスクとして基板をエッチングする工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】X線発生部の振動の大きさに応じて操作者に適切な報知を行うことを可能とし、これにより操作性を向上し、無効被曝を削減することが可能なX線装置を提供する。
【解決手段】X線発生部2と、X線発生部2を支持する支持体(支柱4、アーム5)とを備えたX線装置1において、X線発生部2の振動を検知する振動センサ9を設ける。そして、装置本体3の制御部20は、振動センサ9による振動検知結果(振動量)を所定の閾値と比較し、比較結果に応じて操作者への報知内容を変更するよう制御する。これにより、振動が大きい場合と小さい場合とで、異なるメッセージ(報知内容)を操作者に伝えることができ、操作者が振動の収まるタイミングを常時監視する必要がなく、操作が容易となる。また、振動センサ9の動作を上述の比較結果に連動させることで、更に操作性の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、X線設備の雑音(システム雑音)を低減する別の装置及び別の方法を提供することである。
【解決手段】X線放射器(5)を備えた装置において、前記x線放射器(5)の内部に、前記X線放射器(5)の動作時に発生する振動(8)を低減するための対抗振動発生ユニット(1)が配置されており、該対抗振動発生ユニット(1)は前記X線放射器(5)と作用結合しており、前記振動(8)に対して180°位相シフトした対抗振動(9)を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 簡易な手段によりタンク内の絶縁油の劣化状況を測定及び診断するX線発生装置、及びこれを用いたX線撮影装置、X線CT撮影装置を提供する。
【解決手段】 タンク内の絶縁油の温度を測定し、該測定値が予め設定した値と比較することで、前記絶縁油105の交換時期を診断する。温度測定には熱電対などで構成可能なため簡易にX線撮影装置を構成することができる。また、予め設定する値は、X線撮影装置を構成する高電圧発生装置の動作シーケンス毎に設定することで、どのような動作シーケンスで高電圧発生装置107を動作させた場合でも、絶縁油105が交換時期にあるか否かの診断を行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】直交する2方向で鮮鋭度が異なる放射線画像検出器を用いる場合に、位相微分画像のS/Nを向上させることを可能とする。
【解決手段】X線撮影装置は、X線源から放射されたX線を通過させて第1の周期パターン像(G1像)を生成する第1の格子と、第1の格子と対向するとともに、第1の格子に対して格子面内方向に相対的に傾斜して配置され、G1像を部分的に遮蔽することによりモアレ縞が生じた第2の周期パターン像(G2像)を生成する第2の格子と、G2像を検出して画像データを生成するX線画像検出器と、画像データに基づいて位相微分画像を生成する位相微分画像生成部とを備える。X線画像検出器は、直交する2方向で鮮鋭度が異なり、鮮鋭度の高い方向(Y方向)がモアレ縞に交わる方向に沿うように配置される。 (もっと読む)


【課題】フーリエ変換及び逆フーリエ変換を用いて被写体の位相情報を取得する放射線位相イメージングにおいて、空間分解能を高めると共に位相復元精度を高める。
【解決手段】放射線撮影システム10は、放射線照射野に配置される被写体によって変調を受けた周期パターンを含む放射線画像に対してフーリエ変換を行って該放射線画像の空間周波数スペクトルを取得し、前記周期パターンの基本周波数成分62を含む周波数領域Aのうち、前記基本周波数成分のピーク座標を通る直線L上の第1の周波数領域B、及び該直線に関していずれか片側にある第2の周波数領域Cを、前記空間周波数スペクトルから分離し、前記第1の周波数領域及び前記第2の周波数領域、並びに前記第2の周波数領域を前記ピーク座標に関して180°回転すると共にそこに含まれる空間周波数スペクトルの位相の正負を逆転してなる第3の周波数領域D、を一つの周波数領域Eに合成して、合成された前記周波数領域に対して逆フーリエ変換を行って位相コントラスト画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で互いに直交する2方向の位相情報を取得することができ、精度の高いX線位相コントラスト像の撮像が可能となるX線撮像装置を提供する。
【解決手段】X線撮像装置であって、
X線源と被検査物との間に配置され、1次元周期構造を有する線源格子と、
X線のトールボット効果により自己像を形成する2次元周期構造を有する位相回折格子と、
位相回折格子によって自己像が形成される位置に配置される吸収格子と、
吸収格子を透過したX線の強度を検出可能に構成されたX線検出器と、
X線検出器により検出されたX線の強度により、位相情報を取得する演算手段と、を備え、
線源格子を位相格子と平行な面内で90度回転させる前後においてX線検出器で検出されたX線強度を、演算手段によって演算して位相情報を取得する。 (もっと読む)


【課題】非線形単結晶を分極反転することにより形成したグリッドを提供する。
【解決手段】第2のグリッド14は、複数のX線吸収部24及びX線透過部25を有するグリッド層20からなる。グリッド層20は、2以上の複数元素からなる単分極化された非線形単結晶基板を部分的に分極反転させ、X線透過部25となる分極反転部と非反転部とのエッチングレート差を利用して非反転部を除去し、非反転部の除去により分極反転部の間に形成された複数の溝内に金等を充填してX線吸収部24を形成している。X線透過部25は、シリコン等の単元素からなる単結晶に比べて金の拡散を少なく抑えられるので、金の拡散によるグリッドの性能低下を防止できる。 (もっと読む)


【課題】第1の格子と第2の格子の2つの格子を平行に配列し、この格子を用いて位相コントラスト画像を取得する放射線画像撮影装置において、1回の撮影によって位相コントラスト画像を取得し、かつ位相情報以外の情報を取得する。
【解決手段】第1および第2の格子のいずれか一方の格子を画素部の単位で構成された単位格子UG1〜UG5を複数配列したものとし、位相コントラスト画像の1つの画素に対応する所定の範囲内の複数の単位格子UG1〜UG5を、他方の格子の延伸方向に直交する方向について互いに異なる距離だけ平行にシフトして配置し、その各単位格子UG1〜UG5に対応する画素部から読み出された検出信号に基づいて位相コントラスト画像を構成する1つ画素信号を生成するとともに、単位格子UG1〜UG5以外の範囲に対応する画素部から読み出された検出信号に基づいてたとえば吸収画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】第2の格子を第1の格子に対して並進移動させながら複数の放射線画像の撮影を行い、その複数枚の放射線画像を送信する放射線画像撮影装置において、放射線画像の撮影の制御や放射線画像信号の出力の制御を行う制御回路などへの負荷を軽くし、発熱量を抑制する。
【解決手段】第2の格子を第1の格子に対して並進移動させながら撮影した複数の放射線画像信号を記憶する記憶部35aと、記憶部35aに記憶された複数の放射線画像信号を紐付けする紐付け部35bと、紐付け部35bにおいて紐づけされた1組の放射線画像信号群を無線通信信号として一括して送信する無線通信部37とを設ける。 (もっと読む)


【課題】第1の格子に対する第2の格子の走査中に振動が生じた場合でも、再撮影を行わず精度の良い位相微分画像を生成可能とする。
【解決手段】撮影部12には、X線画像検出器20、第1及び第2の格子21,22、走査機構23を保持する筐体に加わる振動を検出する振動センサ24が設けられている。システム制御部18は、第2の格子22を並進移動させながら行う一連の撮影動作中に、振動センサ24から入力された振動の検出値が所定の閾値を超えた場合には、これ以降のX線源11及び撮影部12の動作を停止させる。このとき、位相微分画像生成部14aは、閾値以上の振動が検出される以前にX線画像検出器20により生成された複数の画像データに基づいて位相微分画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】患者の頭部を保護しつつ、画像のはみ出しを防ぐと共に患者の不快感を軽減するように、検出器と線源との間の距離を狭めてマンモグラフィ装置を小型化する。
【解決手段】X線源(2)と、X線検出器(3)とを備えたマンモグラフィ装置(1)に関し、線源(2)は、患者(12)のマンモグラフィを実行するために、検出器(3)へ少なくとも1本のX線ビーム(fi,j)を放出することが可能であり、このマンモグラフィ装置(1)は、線源(2)によって検出器(3)へ放出されるX線の方向を、線源(2)によって検出器(3)へ放出される当該各X線が互いに対して実質的に平行になるようにして制御するように構成されているX線の方向の光学式制御装置(10)を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高精度を要求される精密部品への衝撃や振動の影響を防止しつつ、輸送性、保管性に優れたX線撮影装置、及びこれを用いたX線画像システムを提供する。
【解決手段】マルチ格子12、第1格子14及び第2格子15のうちの少なくとも1つをX線の照射方向と直交する方向に、マルチ格子12または第1格子14若しくは第2格子15に対して相対移動させながら撮影を行い、一定周期間隔のモアレ画像を複数得るX線撮影装置1であって、マルチ格子ユニット120、第1格子ユニット140及び第2格子ユニット150は、それぞれが共通の基台部19に着脱自在に構成されており、マルチ格子ユニット120、第1格子ユニット140及び第2格子ユニット150のうち少なくともいずれか1つには、当該ユニットに設けられている格子と他の格子との間における平行度を調整可能とするθx回転用モータ125bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】高いアスペクト比を有する溝の底面に、電解メッキ用のシーズ層を簡単に設ける。
【解決手段】高いアスペクト比を有する溝22が形成されたX線透過性基板21に、金コロイド溶液30を滴下して塗布する。塗布された金コロイド溶液30は、毛細管現象により溝22内に流れ込み、溝22の底に貯留される。X線透過性基板21の金コロイド溶液30が塗布された部分の下面側をレーザにより加熱し、溝22内の金コロイド溶液30を蒸発及び乾燥させる。これにより、溝22内には、金コロイド粒子のみが残留するので、電解メッキ用のシーズ層23として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】プレ撮影と本撮影との間での格子位置の変動によるアーチファクトの発生を防止する。
【解決手段】被検体を配置しない状態でプレ撮影を行った後、被検体を配置して本撮影を行う。X線画像検出器で取得された複数の縞画像に基づき、数式(A)及び(B)を用いて、プレ撮影時に第1の位相微分像ψα1(x,y)及びψβ1(x,y)を算出し、本撮影時に第2の位相微分像ψα2(x,y)及びψβ2(x,y)を算出する。そして、画素ごとに、ψα2(x,y)−ψα1(x,y)とψβ2(x,y)−ψβ1(x,y)とを算出し、両者から絶対値の小さい方を選択することにより、補正済位相微分像を生成する。


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【課題】線源格子によるケラレとヒール効果とによるX線の減衰と、フィルタの配置により生じる焦点サイズの拡大とを抑え、放射線画像撮影システムの高画質化を図る。
【解決手段】線源格子19のX線遮蔽部19aとX線透過部19bとの延伸方向を、回転陽極40の回転軸43と平行にし、ヒール効果の発生方向がX線遮蔽部19aとX線透過部19bの延伸方向と平行になるようにしている。これにより、ヒール効果により減少したX線が線源格子19によるケラレによって更に減少するのを防止することができる。線質フィルタ48は、X線の照射方向において線源格子19の上流側に配置されているので、線質フィルタ48により攪乱されたX線を線源格子19により小焦点化することができる。 (もっと読む)


【課題】複数枚の回折格子を使用して位相コントラスト画像を撮影する放射線撮影システムにおいて、高精度な測定器を使用せずに各回折格子の位置や傾きを調整する。
【解決手段】1枚目の格子である第3の吸収型格子25は、FPD20の検出面に直交するz軸上に配置され、第3の吸収型格子25を通過するX線量に基づいて、z軸に直交するx軸、y軸上の回転位置θx、θyが調整される。2枚目の格子である第1の吸収型格子21は、モアレパターンが生じるようにz軸上に配置され、FPD20により検出したモアレパターンの周波数が面内において一律になるように、θx、θyが調整される。3枚目の格子である第2の吸収型格子22は、2枚目の格子である第1の吸収型格子21と同様にモアレパターンに基づいてθx、θyが調整され、その後にモアレパターンがFPD20により検出されなくなるように、z軸位置またはz軸周りのθzが調整される。 (もっと読む)


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