説明

Fターム[4C096AB32]の内容

磁気共鳴イメージング装置 (34,967) | 目的 (5,481) | 磁場特性の向上 (583) | 静磁場の (235)

Fターム[4C096AB32]に分類される特許

1 - 20 / 235


【課題】外乱磁場を打ち消すような補正磁場を発生できるシムコイルを備えた電磁石装置を提供する。
【解決手段】互いに中心軸が一致する複数の静磁場コイルを有し、中心軸に平行な方向の静磁場を均一磁場領域に発生させる電磁石装置において、均一磁場領域に生じる中心軸に略垂直な方向の内の静磁場コイルの任意の半径方向の磁場を、打ち消せる磁場を発生させ、均一磁場領域における磁場の均一性を向上させる複数(No.1〜6)のシムコイル1を有する。静磁場コイルは超伝導コイルであり、シムコイル1は超伝導コイルを有し、これらの超伝導コイルの超伝導状態における磁束保存を利用して受動的に外部由来の誤差磁場を打ち消す。静磁場コイルとシムコイル1の超伝導コイルは、永久電流モードで運転する。 (もっと読む)


【課題】クエンチ過程においても漏洩磁場の領域拡大を効果的に抑制することができる超電導磁石装置、磁気共鳴画像装置および核磁気共鳴装置を提供する。
【解決手段】撮像領域Fの中心Oを通る中心軸Z周りに環状に形成された複数の超電導コイル10,11,12,20および良導体リング40を同軸上に備える超電導磁石装置であって、良導体リング40は、電気的に開放された開放部を有し、開放部を電気的に接続または非接続を切り替え可能なスイッチ50と、スイッチ50の切り替えを制御する制御手段52と、を、更に備える。 (もっと読む)


【課題】シミング作業において作業時間の短縮を図る装置を提供すると共に、 超電導コイルの励磁・消磁の回数を低減できる磁場調整方法を提供する。
【解決手段】シミングに使用する磁性体片の積層方向とは異なる方向に開口部7cを有する収納容器7をシムトレイ上に配置することにより、変更したい磁性体片5に直接アクセスできるようにして、シミングに要する時間を短縮する。又、 磁場発生装置の周囲に設置される磁性体における超電導コイルによる磁化分布が作る第1磁場分布を計算し、超電導コイルが作る第2磁場分布を計算し、それらの合成磁場分布と目標磁場分布との第1差分磁場分布を作るシムトレイにおける第1事前磁化分布を計算し、超電導コイルがシムトレイに作る第3磁場分布によって第1事前磁化分布を生じる第1シム鉄分布を計算し、それに基づいて磁性体片を配置した後に超電導コイルによって静磁場を所定空間に発生させ静磁場の計測を行う。 (もっと読む)


【課題】シールドルームの特性を含む設置環境に応じて、より均一性の高い静磁場を撮像空間に形成することが可能な磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具は、磁場調整手段及び設置手段を備える。磁場調整手段は、磁気共鳴イメージング装置の磁石の外部に設けられ、前記磁石が設置されるシールドルーム内における環境の影響を受けて前記磁石により形成される静磁場の均一性を向上させる。設置手段は、前記磁場調整手段を、前記磁石の外部に設置する。 (もっと読む)


【課題】装置の規模増大やコストアップなしに、傾斜磁場コイルの温度上昇に伴うF0シフトを抑制することができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、円筒状の静磁場磁石と、前記円筒状の静磁場磁石の内側に配設される傾斜磁場コイルと、前記円筒状の静磁場磁石の内側に位置と数が変更可能に配置され、前記静磁場の空間的均一性を調整する複数の金属シムと、を備え、前記複数の金属シムは、複数の制約条件の下で目的関数を最小化する最適化計算によって予め決定された位置と数によって配置され、前記複数の制約条件の中の1つは、温度変化による磁気共鳴信号の中心周波数のシフト量を所定の閾値以下にするというシフト制約条件であり、前記シフト制約条件の中において、前記中心周波数のシフト量と前記金属シムの位置及び数とは互いに関連付けられている、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 MRI装置において静磁場不均一を調整する際に、その利便性を向上させる。
【解決手段】 被検体を配置する撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記撮像空間における静磁場を均一に調整するための静磁場不均一調整手段と、を備えた磁気共鳴イメージング装置における静磁場不均一測定装置において、該静磁場不均一測定装置において得られた各箇所での磁場測定の結果を、周波数スペクトルで表示する表示手段を備える。 (もっと読む)


【課題】被検体が搬入される開口部の形状が非円形であっても、シム6cを配置することによって、均一磁場空間3の磁場を高精度に均一に調整可能な磁気共鳴撮像装置1を提供する。
【解決手段】筒状の外観形状を有しその筒状の内側に均一磁場空間3を生成する磁石装置2と、磁性材のシム6cを筒状の内側のシム配置曲面C1上に配置し均一磁場空間3の磁場をより均一にする磁場調整手段6とを備え、シム配置曲面C1の中心軸zに垂直な平面での断面上の形状は非円形であり、その平面上におけるシム配置曲面C1と中心軸zとの距離が、シム配置曲面C1上の箇所によって異なり、その距離が大きい箇所と前記大きい箇所より小さい箇所があり、その距離が大きい箇所での中心軸zの周方向に隣り合うシム6c同士の間隔が、その距離が小さい箇所での間隔より広くなっている。 (もっと読む)


【課題】必要な磁場強度を確保しつつ薄型で、シムコイルを簡便に位置精度の高く傾斜磁場発生装置へ積層することが可能で、段落し部での誤差磁場を低減できるシムコイルを提供する。
【解決手段】静磁場発生源と傾斜磁場印加部とから発生する磁場空間に被検体を配置し、照射パルスが印加された該被検体から放出されるMRI信号に基づいて、該被検体の対象部位の画像を生成する磁気共鳴イメージング装置の鞍型シムコイルにおいて、単一のシート上に複数のコイルパターンとそれらを接続する配線が形成され、該配線の接続部において誤差磁場を低減する配線構造を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】静磁場の均一化の向上を図ることができるMRI装置を提供する。
【解決手段】ボアチューブ23の外側に配置され、ボアチューブ23内に送り込まれる被検体Pに対して静磁場を発生する静磁場発生部21と、静磁場発生部21とボアチューブ23の間の減圧可能な空間Sに配置され、傾斜磁場を発生するメインコイル221及びこのメインコイル221外側に配置された傾斜磁場の漏洩を防ぐシールドコイル222を有する傾斜磁場発生部22と、傾斜磁場発生部22に配置されるシムトレイ24と、静磁場発生部21とボアチューブ23の間を閉塞する静磁場発生部21に固定された密閉カバー25とを備え、シムトレイ24は、密閉カバー25に固定されている。 (もっと読む)


【課題】高い磁場強度と減磁耐性を有するダイポールリング磁気回路を提供する。
【解決手段】半周で磁化方向が一回転するように環状に配列された複数の永久磁石片3を備え、該永久磁石片3で囲まれた内部空間7に実質的に一方向の磁場9を均一な強度で発生している磁気回路1であって、前記永久磁石片3の2つ以上が環状形状の中心軸に対して垂直な面上、前記均一磁場9の方向に対して磁化方向4が150度〜210度の角度をなし(以下、「特定磁石片」という)、少なくとも前記特定磁石片3a、3b、3cにおいて、前記環状形状の径方向に沿って前記内部空間に近いほど保磁力の値が高くなっている、ダイポールリング磁気回路。 (もっと読む)


【課題】クエンチを起す可能性を低減してMRI用超電導マグネットの安定性を向上させる。
【解決手段】使用場所の磁場雰囲気を考慮してMRI用超電導マグネットをシミングする工程(S110)と、使用場所の磁場雰囲気を具現化した環境下で、シミングしたMRI用超電導マグネットにおいて定格磁場を発生させる工程(S120)と、定格磁場を発生させる工程(S120)の後に、MRI用超電導マグネットを使用場所に設置する工程(S130)とを備える。 (もっと読む)


【課題】
医療診断用に用いる核磁気共鳴断層写真装置(MRI)において、高精度に磁場を調整
する支援を行う手法と装置を提供する。
【解決手段】
所定数の点において磁場計測を行い、目標磁場との差である誤差磁場を算出し、その誤差磁場を特異値分解により得た基底である固有分布関数の中から固有分布関数を選択し、その選択した固有分布関数の組み合わせで近似的に補正できる磁場調整機構面上の電流ポテンシャル分布を求め、求めた電流ポテンシャルから前記目標の磁場分布が与えられた領域の磁場計測点の補正磁場量を計算し、その補正磁場量に相当する磁場調整作業後の目標磁場からの残留誤差磁場を求め、前記残留誤差磁場および前記補正磁場量に基づき、前記超電導磁石装置の磁石を修理または調整する。 (もっと読む)


【課題】傾斜磁場コイルの発熱に起因した水素原子の磁気共鳴の中心周波数のシフトに拘らず、良好な画像を得る。
【解決手段】一実施形態では、MRI装置は、傾斜磁場コイルユニットの温度を計測する温度計測部と、データ部と、パルス設定部と、撮像部とを備える。データ部には、傾斜磁場コイルユニット内の温度変化に応じて水素原子の磁気共鳴の中心周波数がどれだけシフトするかを示すシフトデータが予め記録されている。パルス設定部は、温度計測部の計測結果に基づく傾斜磁場コイルの温度変化分と、シフトデータとに基づいて水素原子の磁気共鳴の中心周波数の推定シフト量を決定し、推定シフト量に基づいてRFパルスの中心周波数を補正する。撮像部は、パルス設定部が補正したRFパルスを送信し、磁気共鳴信号を被検体から受信し、磁気共鳴信号に基づいて被検体の画像データを生成する。 (もっと読む)


【課題】 静磁場の均一度を補正するシミング装置のシム鉄片の温度上昇を抑制する手段を過大にすることなく、かつ結露による漏電を防いで、安全性を確保して、撮影中の静磁場均一度を安定させて、高画質のMRI画像を得る。
【解決手段】 楕円形状の傾斜磁場コイルのメインコイルと円形状のシールドコイルとの間に、円形状に配置されたシムトレイに接して該シムトレイの中のシム鉄片を冷却する冷媒を流す通路を有するシム冷却管を備える。シム冷却管は、シムトレイに接しており、シム鉄片は、シムスロットに固定される。メインコイルの発熱量により、楕円形状メインコイルの楕円の長軸であるX軸のシム鉄片の温度は最も高く、楕円の短軸であるY軸で最も低くなるので、X軸ではシム冷却管とシムトレイとの接触面積を最も大きくし、Y軸方向に向うに従って前記接触面積を小さくし、Y軸ではシム冷却管を無くする。また、前記冷媒の温度を結露しない温度に制御する。 (もっと読む)


【課題】超電導磁石の内部領域に形成される測定空間を狭めることなく、磁場補正機構が備える磁性体片の配置の空間的な自由度を高くするが可能な超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】磁場補正機構10は、ハウジング3の内周壁3aよりも径内側に配された円筒状の枠体11と、枠体11の外周面12aに形成され、ハウジング3の内周壁3aとで囲繞された複数の収納空間18を形成する複数の凹部14と、複数の収納空間18に収納される磁場補正用の磁性体片15とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 グローバルシミングでは静磁場不均一の補正が困難な領域においても、良好な静磁場不均一補正を行うことが可能なMRI装置及びシミング方法を提供する。
【解決手段】 補正対象領域を複数の分割領域に分割し、シムコイルに補正磁場を発生させるためのシム補正値を分割領域毎に算出し、分割領域毎のシム補正値を用いて、補正対象領域の静磁場不均一分布を補正する。 (もっと読む)


【課題】永久磁石による安定で均一な静磁場を得ることができる、永久磁石を有する装置の温度制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】永久磁石を有する装置の温度制御装置であって、永久磁石のN極又はS極の温度を測定する磁石温度測定手段と、永久磁石のN極を加熱するN極加熱手段と、永久磁石のS極を加熱するS極加熱手段と、磁石温度測定手段により測定された温度が、永久磁石に対する設定温度となるように、N極加熱手段及びS極加熱手段による加熱を制御する温度制御部とを有する。 (もっと読む)


【課題】マルチエコーのグラディエントエコー系シーケンスを用いて被検体のT2*値を測定する際の、グラディエント・シム調整の誤差に起因する測定誤差を低減する。
【解決手段】RFパルスRF1印加後の複数の読出し勾配磁場RO2〜RO5の各印加前または各印加と同一期間に、補正用勾配磁場SS3〜SS6をスライス軸方向に印加するシーケンスを、位相エンコード勾配磁場PE1,PE2を順次変えながら、かつ、補正用勾配磁場SS3〜SS6を複数ステップで順次変えながら繰返し実施する。次に、エコー時間TE1〜TE4と補正用勾配磁場SS3〜SS6との組合せ毎に、読み出されたエコー信号をフーリエ変換して画像PTEi,Gvjを生成し、さらに、エコー時間毎に、同一のエコー時間について生成された複数の画像PTEiの平準化画像QTEiを求める。そして、各平準化画像QTEiにおける同一画素の画素値を基に、当該画素の物質のT2*値を特定する。 (もっと読む)


【課題】MR撮像に関するセットアップ及びスキャンパラメータの自動化を可能にするシステム及び方法を提供する。
【解決手段】MR撮像スキャンパラメータを自動算定するため、第1の視野域で収集される複数のスライスを含む第1組のMRデータを撮像対象から収集するようにプログラムされたコンピュータ(20)は、該複数のスライスを複数のローカライザ画像とするように再構成すること、及び該複数のローカライザ画像に基づいて3D物体を特定すること、を行うようにプログラムされている。コンピュータ(20)はさらに、スキャンを処方すること、第2組のMRデータを収集するように該処方されたスキャンを実行すること、及び該第2組のMRデータを画像にするように再構成すること、を行うようにプログラムされている。処方されるスキャンは、3D物体の境界に基づいた縮小視野域と3D物体の境界に基づいたシム領域のうちの一方を含む。 (もっと読む)


【課題】液体ヘリウム系への熱侵入量の増加を招くことなく、磁性体を強固に支持する。
【解決手段】超伝導磁石装置1は、撮像領域FOVを挟んで上下に対向配置され、磁場を発生する少なくとも一対のメインコイル11、およびメインコイル11と逆方向の磁場を発生する少なくとも一対のシールドコイル12と、メインコイル11およびシールドコイル12を液体ヘリウム中に収納する液体ヘリウム容器30と、液体ヘリウム容器30を内包して真空断熱する真空容器10A,10Bと、を有し、真空容器10A,10B内における液体ヘリウム容器30の外部に設けられた断熱材を介して、液体ヘリウム容器30に直接支持される磁性体を備え、磁性体の反撮像領域FOV側には、磁性体を所定の温度まで冷却するための冷却手段が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 20 / 235