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Fターム[4C096CA25]の内容

磁気共鳴イメージング装置 (34,967) | 静磁場系及び本体 (1,875) | 磁場均一性の調整 (156) | 鉄片によるもの (62)

Fターム[4C096CA25]に分類される特許

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【課題】シミング作業において作業時間の短縮を図る装置を提供すると共に、 超電導コイルの励磁・消磁の回数を低減できる磁場調整方法を提供する。
【解決手段】シミングに使用する磁性体片の積層方向とは異なる方向に開口部7cを有する収納容器7をシムトレイ上に配置することにより、変更したい磁性体片5に直接アクセスできるようにして、シミングに要する時間を短縮する。又、 磁場発生装置の周囲に設置される磁性体における超電導コイルによる磁化分布が作る第1磁場分布を計算し、超電導コイルが作る第2磁場分布を計算し、それらの合成磁場分布と目標磁場分布との第1差分磁場分布を作るシムトレイにおける第1事前磁化分布を計算し、超電導コイルがシムトレイに作る第3磁場分布によって第1事前磁化分布を生じる第1シム鉄分布を計算し、それに基づいて磁性体片を配置した後に超電導コイルによって静磁場を所定空間に発生させ静磁場の計測を行う。 (もっと読む)


【課題】装置の規模増大やコストアップなしに、傾斜磁場コイルの温度上昇に伴うF0シフトを抑制することができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、円筒状の静磁場磁石と、前記円筒状の静磁場磁石の内側に配設される傾斜磁場コイルと、前記円筒状の静磁場磁石の内側に位置と数が変更可能に配置され、前記静磁場の空間的均一性を調整する複数の金属シムと、を備え、前記複数の金属シムは、複数の制約条件の下で目的関数を最小化する最適化計算によって予め決定された位置と数によって配置され、前記複数の制約条件の中の1つは、温度変化による磁気共鳴信号の中心周波数のシフト量を所定の閾値以下にするというシフト制約条件であり、前記シフト制約条件の中において、前記中心周波数のシフト量と前記金属シムの位置及び数とは互いに関連付けられている、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シールドルームの特性を含む設置環境に応じて、より均一性の高い静磁場を撮像空間に形成することが可能な磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置用の磁場調整具は、磁場調整手段及び設置手段を備える。磁場調整手段は、磁気共鳴イメージング装置の磁石の外部に設けられ、前記磁石が設置されるシールドルーム内における環境の影響を受けて前記磁石により形成される静磁場の均一性を向上させる。設置手段は、前記磁場調整手段を、前記磁石の外部に設置する。 (もっと読む)


【課題】被検体が搬入される開口部の形状が非円形であっても、シム6cを配置することによって、均一磁場空間3の磁場を高精度に均一に調整可能な磁気共鳴撮像装置1を提供する。
【解決手段】筒状の外観形状を有しその筒状の内側に均一磁場空間3を生成する磁石装置2と、磁性材のシム6cを筒状の内側のシム配置曲面C1上に配置し均一磁場空間3の磁場をより均一にする磁場調整手段6とを備え、シム配置曲面C1の中心軸zに垂直な平面での断面上の形状は非円形であり、その平面上におけるシム配置曲面C1と中心軸zとの距離が、シム配置曲面C1上の箇所によって異なり、その距離が大きい箇所と前記大きい箇所より小さい箇所があり、その距離が大きい箇所での中心軸zの周方向に隣り合うシム6c同士の間隔が、その距離が小さい箇所での間隔より広くなっている。 (もっと読む)


【課題】傾斜磁場コイルの振動による騒音を防ぎつつ、傾斜磁場コイルに対する保守性を高める。
【解決手段】実施形態の磁気共鳴イメージング装置は、静磁場磁石と、傾斜磁場コイルと、ボアチューブと、密閉空間形成部とを備える。静磁場磁石は、概略円筒状に形成され、円筒内の空間に静磁場を発生させる。傾斜磁場コイルは、概略円筒状に形成され、前記静磁場磁石の円筒内に配置されて前記静磁場に傾斜磁場を付加する。ボアチューブは、概略円筒状に形成され、前記傾斜磁場コイルの円筒内に配置される。密閉空間形成部は、前記静磁場磁石の内周側と前記ボアチューブの外周側との間に前記傾斜磁場コイルを包囲する密閉空間を形成する。そして、前記傾斜磁場コイルの少なくとも一方の側端の少なくとも一部が、前記密閉空間に接触していない。 (もっと読む)


【課題】静磁場の均一化の向上を図ることができるMRI装置を提供する。
【解決手段】ボアチューブ23の外側に配置され、ボアチューブ23内に送り込まれる被検体Pに対して静磁場を発生する静磁場発生部21と、静磁場発生部21とボアチューブ23の間の減圧可能な空間Sに配置され、傾斜磁場を発生するメインコイル221及びこのメインコイル221外側に配置された傾斜磁場の漏洩を防ぐシールドコイル222を有する傾斜磁場発生部22と、傾斜磁場発生部22に配置されるシムトレイ24と、静磁場発生部21とボアチューブ23の間を閉塞する静磁場発生部21に固定された密閉カバー25とを備え、シムトレイ24は、密閉カバー25に固定されている。 (もっと読む)


【課題】クエンチを起す可能性を低減してMRI用超電導マグネットの安定性を向上させる。
【解決手段】使用場所の磁場雰囲気を考慮してMRI用超電導マグネットをシミングする工程(S110)と、使用場所の磁場雰囲気を具現化した環境下で、シミングしたMRI用超電導マグネットにおいて定格磁場を発生させる工程(S120)と、定格磁場を発生させる工程(S120)の後に、MRI用超電導マグネットを使用場所に設置する工程(S130)とを備える。 (もっと読む)


【課題】
医療診断用に用いる核磁気共鳴断層写真装置(MRI)において、高精度に磁場を調整
する支援を行う手法と装置を提供する。
【解決手段】
所定数の点において磁場計測を行い、目標磁場との差である誤差磁場を算出し、その誤差磁場を特異値分解により得た基底である固有分布関数の中から固有分布関数を選択し、その選択した固有分布関数の組み合わせで近似的に補正できる磁場調整機構面上の電流ポテンシャル分布を求め、求めた電流ポテンシャルから前記目標の磁場分布が与えられた領域の磁場計測点の補正磁場量を計算し、その補正磁場量に相当する磁場調整作業後の目標磁場からの残留誤差磁場を求め、前記残留誤差磁場および前記補正磁場量に基づき、前記超電導磁石装置の磁石を修理または調整する。 (もっと読む)


【課題】MR撮像及び画像再構成のために磁場ドリフト及び/または高調波ドリフトを特徴付けしかつ補償する。
【解決手段】MRスキャン中に印加されるパルスシーケンスを収集すること、並びにパルスシーケンスの複数の傾斜パルスに関するパワースペクトルを決定すること、を行うようにプログラムされたコンピュータ(20)を含む。このコンピュータ(20)は、パルスシーケンスの印加中の複数の傾斜コイルによる複数の傾斜パルスの印加に由来する磁場のドリフトを計算すること、並びにMRスキャン中にパルスシーケンスを印加すること、を行うようにプログラムされている。このコンピュータ(20)はさらに、パルスシーケンスの印加に基づいてMRデータを収集すること、磁場に関する計算済みドリフトに基づいて収集MRデータを補正すること、並びに補正済みのMRデータに基づいて画像を再構成すること、を行うようにプログラムされている。 (もっと読む)


【課題】 静磁場の均一度を補正するシミング装置のシム鉄片の温度上昇を抑制する手段を過大にすることなく、かつ結露による漏電を防いで、安全性を確保して、撮影中の静磁場均一度を安定させて、高画質のMRI画像を得る。
【解決手段】 楕円形状の傾斜磁場コイルのメインコイルと円形状のシールドコイルとの間に、円形状に配置されたシムトレイに接して該シムトレイの中のシム鉄片を冷却する冷媒を流す通路を有するシム冷却管を備える。シム冷却管は、シムトレイに接しており、シム鉄片は、シムスロットに固定される。メインコイルの発熱量により、楕円形状メインコイルの楕円の長軸であるX軸のシム鉄片の温度は最も高く、楕円の短軸であるY軸で最も低くなるので、X軸ではシム冷却管とシムトレイとの接触面積を最も大きくし、Y軸方向に向うに従って前記接触面積を小さくし、Y軸ではシム冷却管を無くする。また、前記冷媒の温度を結露しない温度に制御する。 (もっと読む)


【課題】超電導磁石の内部領域に形成される測定空間を狭めることなく、磁場補正機構が備える磁性体片の配置の空間的な自由度を高くするが可能な超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】磁場補正機構10は、ハウジング3の内周壁3aよりも径内側に配された円筒状の枠体11と、枠体11の外周面12aに形成され、ハウジング3の内周壁3aとで囲繞された複数の収納空間18を形成する複数の凹部14と、複数の収納空間18に収納される磁場補正用の磁性体片15とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 超電導磁石の消磁や励磁回数を少なくして、超電導磁石のクエンチの防止および液体ヘリウムなどの寒剤の消費低減を図り、かつシミング調整工数の低減を可能にする。
【解決手段】 円筒状の超電導磁石3により、被検体が配置される円柱状ボア6に均一な静磁場を発生し、前記円柱状ボア6の内周軸方向に前記静磁場の均一度を調整する磁性体シムを収納したシムトレイによる磁場調整手段を備える。この磁場調整手段は、所要の磁性体シム量を収納した複数の第1シムトレイ1aと、この第1シムトレイ1aの磁性体シム量よりも少ない磁性体シム量を収納した複数の第2シムトレイ1bと、を備え、これらのシムトレイを前記円柱状ボア6の軸中心より、ほぼ同一径の位置に、前記超電導磁石3の周方向に任意の角度間隔に配置する。そして、前記第1のシムトレイ1aを取り付け、前記超電導磁石3を励磁して静磁場の粗調整を行い、この励磁状態を保ったままで、前記第2シムトレイ1bを取り付けて静磁場の微調整を行う。 (もっと読む)


【課題】MRI装置において高精度な磁場調整を支援する手法と装置を提供する。
【解決手段】計測した誤差磁場分布を特異値分解により得た固有モード成分に分解し、各モードに対応した鉄片配置を組み合わせてシムトレイ上に配置する。補正する固有モードは到達可能な磁場精度(均一度)と鉄片配置量の適切さで選択する。到達できる磁場精度(均一度)を把握しながら調整できるので、間違った調整も把握でき、また繰り返し調整する中で自動的に補正できる。実施例1及び実施例2による方法でまたこの方法を内蔵した装置による支援で、磁場調整を行うと確実に磁場調整が繰り返し作業の中で完了していく。その結果磁場精度の良い装置を提供できる。また到達可能均一度を調べることで、不良な磁石を早期に検知できる。開放型MRIである垂直磁場型の磁石装置及び水平磁場型MRIの磁石装置に適用できる。 (もっと読む)


【課題】傾斜磁場コイルを端部まで冷却することができるようにする。
【解決手段】MRI装置100が、概略円筒状に形成され、円筒内に発生した静磁場内に置かれた被検体に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル20と、傾斜磁場コイル20に設けられ、管内に冷媒を流通させることで傾斜磁場コイル20を冷却するメインコイル側冷却系26およびシールドコイル側冷却系27とを備える。そして、メインコイル側冷却系26およびシールドコイル側冷却系27が有する冷却管は、傾斜磁場コイル20の一端から他端へ向かう方向に伸びた後に屈曲し、傾斜磁場コイル20の円筒形状に沿って螺旋状に巻回されながら一端まで戻るように設けられる。 (もっと読む)


【課題】撮像領域を狭めることなく磁性材保持板14の温度分布を均一にでき、小さな渦電流を発生させながら変動磁場を減衰できるMRI装置を提供する。
【解決手段】被検体の撮像領域に静磁場を発生させる磁石と、パルス電流を流し撮像領域に磁場強度が勾配した磁場を発生させるとともに不均一に発熱して低温領域とその低温領域より高温になる高温領域が生じる傾斜磁場コイルと、傾斜磁場コイルに沿って配置され複数の磁性材13を保持し静磁場の均一度を向上させる磁性材保持板14を備えたMRI装置において、磁性材保持板14は、スリット19を備えた良導体であって、高温領域に近接する高温近接領域29と低温領域に近接する低温近接領域37、38を有し、スリット19は、高温近接領域29と低温近接領域37、38の間を横切らないように設けられている。 (もっと読む)


【課題】MRI装置の被検体を配置する空間において、その空間内の静磁場均一度を広域に渡り且つ安価で測定する。
【解決手段】被検体を配置する空間に静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記空間における静磁場を均一に調整するための静磁場均一度調整手段と、MR信号を発生するファントムを備え、前記ファントムに電磁波を照射し、前記ファントムからMR信号を受信するRFプローブを前記空間内に固定する。RFプローブを固定する、複数の箇所に配置した固定治具を有するプレートを設置し、前記複数の固定治具の内、所望の固定治具にRFプローブを設置すると共に、前記所望の固定治具に設置したRFプローブによって前記空間の静磁場均一度を測定する。測定によって得られた静磁場均一度に基づいて、前記空間を挟んで対向するベース板に磁気片を配置し、前記空間の静磁場を均一に調整する。 (もっと読む)


【課題】少ない計測点M1〜M4で磁場空間の表面上を計測しても、磁場空間の高精度な均一度を取得できる磁場分布測定方法を提供する。
【解決手段】磁場空間に磁場を発生させる磁場発生源と、複数の磁性材を不均一に配置し磁場空間内の磁場の均一度を向上させる磁場均一度調整装置とを備えた磁石装置での磁場空間の磁場分布測定方法において、磁性材の磁場均一度調整装置に配置する位置を変えながら、磁性材が磁場空間の表面に作る磁場分布を取得し、磁場分布のピーク位置θに対する磁場分布の半値半幅dθの関数を設定し、磁場空間の表面上に配置し磁場を計測する複数の計測点M1〜M4の間隔dθa、dθb、dθcを、計測点M1〜M4を置いた位置に一致するピーク位置θから関数によって導かれる半値半幅dθ以下になるように、計測点M1〜M4の位置によって間隔dθa、dθb、dθcの大きさを変えている。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴イメージング装置において、金属シムの動きを抑制することで、画像に生じるノイズを低減させる。
【解決手段】MRI装置100が、静磁場の均一度を調整する複数の板状の鉄シムと、複数の鉄シム71を積層させた状態で保持するシムトレイ61とを備える。そして、複数の鉄シム71が、それぞれ、所定の位置を所定の角度に折り曲げることで形成された折り曲げ突部を有し、一つの鉄シム71が有する折り曲げ突部が他の鉄シム71が有する折り曲げ突部の裏側に当接するように積層される。 (もっと読む)


【課題】傾斜磁場コイルを均等に冷却することが可能な磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置100が、静磁場内に置かれた被検体に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル20を有する。そして、第1冷却管が、傾斜磁場コイル20に設けられ、所定の方向に冷媒を循環させる。また、第2冷却系が、第1冷却管と並列になるように傾斜磁場コイル20に設けられ、第1冷却管が冷媒を循環させる方向と反対の方向に冷媒を循環させる。 (もっと読む)


【課題】撮像領域9が高磁場であっても、コイル2a、3aのたわみ変形を抑制することができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】コイル2a、3aが巻かれ、長円又は略長円形状の巻枠4aと、巻枠4aにおける長径上の離間した2点に設けられる2本の連結柱5と、巻枠4aにその2点間を通る直線と平行な方向に設けられたリブ12、13とを有する。コイル2a、3aと巻枠4aは、平面視で直線部17を含むレーストラック形状になっており、リブ12、13は巻枠4aの直線部17に設けられ、リブ12、13の長さは直線部17の長さ以上である。 (もっと読む)


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