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Fターム[4C601JB29]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 信号処理回路 (4,121) | フィルタリング (430) | ダイナミックフィルタ(深度に連動) (13)

Fターム[4C601JB29]に分類される特許

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【課題】超音波診断装置において、受信信号の処理過程における複数の箇所で、信号ダイナミックレンジ中のノイズレベルを最適化できるようにする。
【解決手段】受信信号を処理する複数の処理モジュールには、ノイズレベルを調整するノイズレベル調整部62B、64B、66Bを備えた複数の処理モジュール62,64,66が含まれる。個々のノイズレベル調整部62B、64B、66Bは、入力側での推定ノイズレベルが出力側での目標ノイズレベルに一致するように、信号レベルを変換しあるいはゲインを調整する。その際に利用される変換関数あるいはゲイン値がノイズレベル制御部56により演算される。推定ノイズ値演算部54は、初段内部ノイズ値及び各種パラメータ値に基づいて、各箇所での推定ノイズ値(推定ノイズレベル)を演算する。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置において、受信信号の処理過程で、受信信号ダイナミックレンジ中のノイズレベルを最適化できるようにする。
【解決手段】各種の処理パラメータ値に基づいて入力レンジ100中の推定ノイズ値124が演算される。一方、出力レンジ114中の目標ノイズ値120がユーザー設定され又は自動的に設定される。変換対象レンジ上限104と出力レンジ114の上限との変換対応点128と、推定ノイズ値124と目標ノイズ値120との変換対応点126と、を通過するように変換関数130が設定される。変換関数130に対して出力レンジ114の下限を適用することにより変換対象レンジ下限106が定められる。その下限106と上限104の間として変換対象レンジ102が設定される。変換関数130に従って、変換対象レンジ102内の入力信号が出力信号に変換される。 (もっと読む)


【課題】被検体内の反射点とアレイトランスデューサの各トランスデューサにおける音響放射面のなす角度がトランスデューサ毎に異なることに起因する超音波画像の画質の低下を抑制することができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】被検体からの超音波エコーを受信した各トランスデューサ3から出力された受信信号がそれぞれ対応する受信信号処理部8に供給されると、受信信号補正部11は、内蔵された補正テーブルを参照して、被検体内の反射点と各トランスデューサ3における音響放射面のなす角度に応じ、中心周波数の変化が補償されるように、各受信信号処理部8により受信信号に対する遅延を調整する。遅延が調整された受信信号がサンプルデータとしてデータ格納部9に格納され、整相加算部10で音線信号が生成され、画像生成部27で画像信号が生成されて超音波画像が表示部25に表示される。 (もっと読む)


【課題】ビームプロファイル(beam profile)に基づいて超音波空間合成映像の画質を改善させる超音波システムおよび方法を提供すること。
【解決手段】本発明における超音波システムは、複数のステアリング角度のそれぞれの超音波映像に対応する超音波データを取得する超音波データ取得部と、少なくとも1つの集束点を基準に深さによる超音波ビームの拡散程度を示す少なくとも1つのビームプロファイルを格納するための格納部と、前記少なくとも1つのビームプロファイルに基づいて前記深さによる前記超音波ビームの拡散に対応するブラーリング量を設定し、前記超音波データおよび前記ブラーリング量に基づいて前記超音波ビームの拡散によるブラーリングを補正するためのフィルタリング処理を行って超音波空間合成映像を形成するプロセッサと備える。 (もっと読む)


【課題】生体組織の応答信号に含まれる高調波成分と造影剤の応答信号に含まれる高調波成分とを弁別して抽出する。
【解決手段】送信部20は超音波ビームを同一方向に時間間隔をおいて複数(M、但しM≧2の自然数)回送信する機能を有し、各回の超音波信号はそれぞれ周波数がf1、f2、…、fn、…、fN(但し、N≧2の自然数)のN個の波形を連続させてなり、f1乃至fNの平均周波数をfとしたとき、f1乃至fNの周波数分布幅Δfは、超音波照射フォーカスの深度に応じて0.0f乃至0.4fの範囲内で可変設定されてなり、かつそれらの各回の信号は極性反転に関して互いに非対称となるように送信され、受信部30は複数(M)回の超音波信号の応答信号を整相処理する機能と、整相処理された応答信号を加算又は減算処理して生体組織の応答信号を減弱する機能とを有してなるものとする。 (もっと読む)


【課題】 反射率断像画像と弾性画像の取得時の両立を図り、診断に適した画像を表示できるようにする。
【解決手段】 制御手段は、断像画像の取得に最適な第1の超音波送受信処理と弾性画像の取得に最適な第2の超音波送受信処理を実行する。第1の超音波送受信処理は、通常の超音波装置が実行する反射率断層データの取得に適した処理であり、第2の超音波送受信処理は、弾性画像データの取得に適した処理である。制御手段は、この第1又は第2の超音波送受信処理を時間的に異なるタイミング、すなわち反射率断層データ取得時間では、第1の超音波送受信処理を実行して反射率断像画像に最適な超音波送受信を行い、弾性データ取得時間では、例えば大振幅超音波送信または多波数超音波送信のような第2の超音波送受信処理を実行して弾性画像演算に最適な超音波送受信を行う。 (もっと読む)


【課題】周波数移動整相法にしたがうディジタル化された超音波診断装置において、参照信号の周波数を自在に変化させ、種々の高画質もしくは高速のイメージングを可能にする技術を提供する。
【解決手段】配列する超音波振動子群で得た受信信号はそのナイキスト周波数より高いサンプリング周期で離散化、ディジタル化され、それぞれ参照信号とミキシングされたあと、サンプリング方向に複数サンプル分累加され、受波フォーカス手段により整相加算される。その参照信号は受信信号のサンプリング番号に対応して記憶手段から順次読み出して使用する。送波からの時間経過により周波数が逓減する信号から得る参照信号列、または周波数が異なる2信号から交互に得る参照信号列などを予め上記記憶手段に格納しておく。 (もっと読む)


【課題】病変部等が描出されている走査中心付近等の関心部位の画像を的確に表示できる使い勝手の良い超音波診断装置を提供する。
【解決手段】3次元走査により得られた3次元領域のエコーデータから複数の画像を形成して、同時または選択的に表示する画像表示手段と、複数の画像間の位置関係を示す指標を表示する指標表示手段と、画像表示手段における表示範囲を越える領域の走査を行った際に、前記複数の画像のうち少なくとも1つの画像をスクロールさせて表示するよう画像表示手段を制御する。 (もっと読む)


【課題】ボクセルデータに対し重み付け加算係数を変化させフィルタ係数を最適化することで、きめ細かな良好な3次元超音波画像を作成し、表示することのできる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波プローブ11と、超音波プローブ11よりエコー信号を送受信する送受信部12と、送受信部12によって受信した信号を記憶する記憶部13と、記憶部13に記憶されている受信信号を処理してボクセルデータを作成する3次元データ作成部14と、3次元データ作成部14で作成されたボクセルデータに対してフィルタ処理を行う信号処理部16と、信号処理部16で処理されたボクセルデータに基づいて被検体に対する3次元画像を作成する画像作成部17と、画像作成部17で作成された3次元画像を表示する画像表示部18とを備えたことにより、きめ細かな良好な3次元画像を作成し、表示することができる。 (もっと読む)


【課題】 浅い部位でも深い部位でも位置および集束状態がずれない高精度の画像を提供することのできる超音波診断装置を提供すること。
【解決手段】 制御器15には、帯域選択フィルタ19において選択する周波数帯域および送信パルス形状は予め設定されており、どの帯域を用いるかでどの程度のタイミングずれが生じるかも設定されていて、制御器15は、これらの設定に基づいて、浅い部位から深い部位の信号を取り込みつつ、帯域選択フィルタ19により選択した周波数帯域に対応するタイミングずれに応じて、可変遅延手段20の遅延量を制御してタイミングずれを補正する(浅い部位では遅延を大きく、深い部位になるにつれ遅延を小さくする)。 (もっと読む)


【課題】エコーデータからより効果的にノイズ成分の除去し、S/Nをより改善する。
【解決手段】プローブ11によって受波したエコー信号の受信信号は送受信ビームフォーマ12を経、さらにバンドパスフィルタ13を通った後、直交検波器15に入力されて検波される。これらバンドパスフィルタ13および直交検波器15は、信号到来時間に応じてダイナミックに特性が変化させられるものとなっており、バンドパスフィルタ13の通過帯域中心周波数および直交検波器15における検波周波数は合致させられており、信号到来時間に応じてともに低くなっていく。またバンドパスフィルタ13の通過周波数帯域は、信号到来時間に応じて広げられていく。 (もっと読む)


【課題】非集束又は弱集束の送信ビームに対してもコヒーレンス度を用いたクラッタの抑制を可能にする。
【解決手段】画像領域データの少なくとも第1及び第2のフレームを取得するステップと、ただし、第1及び第2のフレームは両方とも走査領域内の複数の場所を表すものであり、画像領域データの関数として前記第1及び第2のフレームからコヒーレンス度を決定するステップと、画像データ、ビーム形成パラメータ、画像形成パラメータ、画像処理パラメータ、又はこれらのパラメータの組合せを含む情報を前記コヒーレンス度の関数として生成するステップを有することを特徴とする適応超音波撮像のための方法。 (もっと読む)


新しい超音波イメージング法が示されている。この方法は、反響ノイズが低減されたイメージ、対象物の非線形散乱および伝搬パラメータのイメージ、超音波伝搬速度の空間的な変動によって生成される波面収差に対する補正の見積もりを与えるものである。本方法は、高周波パルスおよび低周波パルスをオーバーラップさせた送信されたデュアル周波数バンド超音波パルス合成物からの受信信号を処理することに基づいている。高周波パルスは、イメージの再構成に対して使用され、低周波パルスは、高周波パルスの非線形散乱および/または伝搬特性を操作するために使用される。第1の方法は、単一のデュアル・バンド・パルス合成物からの散乱の信号を、速い時間(深さ時間)でのフィルタリングのために利用して、反響ノイズが抑制され、第1高調波の感度を伴い、空間分解能が増加した信号を実現するものである。他の方法では、2つ以上のデュアル・バンド・パルス合成物を送信して、低周波パルスの周波数および/または位相および/または振幅が、各送信パルス合成物に対して変化する。パルス数座標におけるフィルタリングと、非線形伝搬遅延および任意的に振幅の補正とを通して、パルス反響ノイズが抑制された線形の後方散乱信号、非線形の後方散乱信号、定量的な非線形散乱および前方伝搬のパラメータが抽出される。反響が抑制された信号はさらに、波面収差の補正の見積もりに対して有用であり、また特に、複数の平行な受信ビームに対する幅広な送信ビームとともに用いた場合に有用である。収差補正の概略的な見積もりが得られる。非線形信号は、組織特性の違い(たとえば微小石灰化)、繊維組織もしくは泡沫細胞の内部成長、または減圧ともに見出されるかまたは超音波造影剤として導入される微細気泡のイメージングに対して有用である。また本方法は、トモグラフィおよび回折トモグラフィ・イメージ再構成用の測定データを生成するための送信イメージングとともに用いる場合に有用である。
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