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Fターム[4C601JB32]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 信号処理回路 (4,121) | フィルタリング (430) | FIR、IIR (39)

Fターム[4C601JB32]に分類される特許

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【課題】被検体からの反射波において基本波を取り除きつつ3次波を抽出することで、3次波に基づく超音波画像を実現する超音波診断装置を提供する。
【解決手段】
被検体に超音波を送信し前記超音波が被検体において反射して生成された反射超音波を受信して電気信号に変換する圧電部と、高調波抽出部と、画像処理部と、を有する超音波診断装置であって、1回の超音波の送信に対応する反射超音波から前記圧電部が変換した電気信号であって、位相を遅延手段により変化させた第1反射波と、前記1回の超音波の送信に対応する反射超音波から前記圧電部が変換した電気信号であって、次数に関らずに同一の位相変化をもたらす移相手段により位相を変化させた第2反射波とを作製し、前記第1反射波と前記第2反射波の位相を互いに180度異ならせて前記第1反射波と前記第2反射波を加えて基本波成分を相殺することで高調波成分を抽出する超音波診断装置。 (もっと読む)


【課題】血管壁及び血流の運動情報を用いた診断の精度を保証すること。
【解決手段】実施形態の超音波診断装置は、送受信部11、組織運動情報取得部14a、血流運動情報取得部14b及び制御部17を備える。送受信部11は、各走査線の超音波送受信を一回とし、複数の走査線で形成される走査範囲の連続走査を超音波プローブ1に実行させて、1フレーム分の反射波信号を連続生成する。組織運動情報取得部14aは、隣接フレーム間の同一場所の反射波信号に対して自己相関演算を行なうことで組織の速度を組織運動情報として取得する。血流運動情報取得部14bは、組織運動情報を取得するために用いた連続するフレームごとの反射波信号において、同一場所の反射波信号に対してIIR型フィルタ処理を行なうことで血流のパワー値を血流運動情報として取得する。制御部17は、組織運動情報及び血流運動情報を表示させる。 (もっと読む)


【課題】
組織の画像に明るく示される部分のうち、立上りエッジの隣接部分および立下りエッジの隣接部分の双方の輝度が増強された見易い診断像が表示される超音波診断装置を提供する。
【解決手段】
被検体内へ超音波ビームを送波し、被検体内で反射して戻ってきた反射超音波の受信信号に基づいて被検体内の超音波送受信域内の組織の断層像を輝度表示する超音波診断装置において、受信信号の立上りエッジ直後の信号部分を増幅することにより立上りエッジが強調された立上りエッジ強調信号を生成する立上りエッジ強調処理部361と、受信信号の立下りエッジ直前の信号部分を増幅することにより立下りエッジが強調された立下りエッジ強調信号を生成する立下りエッジ強調処理部362とを含むエッジ強調信号生成部(36,38)を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ぼやけを抑えつつ超音波画像を拡大して表示することが可能な超音波診断装置を提供する。
【解決手段】この実施形態に係る超音波診断装置は、撮影手段と、表示制御手段と、制御手段とを有する。撮影手段は、被検体に超音波を送信し、被検体で反射された超音波を受信処理することにより、被検体内を表す第1の超音波画像を生成する。表示制御手段は、表示手段の画面の第1の表示領域に第1の超音波画像を表示させる。制御手段は、超音波画像の拡大表示の指示を受けた場合に、超音波の前記送信の条件又は受信処理の条件を変えて、拡大された第2の超音波画像を撮影手段に生成させる。表示制御手段は、表示手段の画面において第1の表示領域よりも広い第2の表示領域に、拡大された第2の超音波画像を表示させる。 (もっと読む)


【課題】音響波イメージング装置において、CMP法による計算を高速処理するための技術を提供する。
【解決手段】複数の音響波受信素子による受信信号の位相を揃える整相部と、位相が揃えられた受信信号を複素信号化する複素信号化部と、複素信号の相関行列を計算する相関行列計算部と、相関行列と予め定められた拘束ベクトルとを用いて受信信号の拘束付最小電力を計算する電力計算部とを有し、相関行列計算部は、所定の周期で前記相関行列を計算して電力計算部に順次出力するものであり、電力計算部は、入力された相関行列のそれぞれを用いた拘束付最小電力計算を並行的に行うものである音響波イメージング装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】観察者が、不安定プラークの検出を容易に行えるように超音波画像を加工する画像処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、被検者の拍動を検出し、画像フレーム群の拍動による影響がない期間とその周期を推定し、推定された期間のうちの一つの期間における画像に基づいて高周波成分が除去された参照高周波成分除去画像を生成する。また、推定された期間のうちの上記一つの期間とは異なる他の期間における画像に基づいて高周波成分が除去された比較高周波成分除去画像を生成する。そして、参照高周波成分除去画像と比較高周波成分除去画像との差分を算出して差分画像を生成し、差分画像の差分値を識別可能に、前記差分画像を表示する。 (もっと読む)


【課題】ドップラ信号に適応的にクラッタフィルタリングを行う適応的クラッタフィルタリング方法およびそのための超音波システムを提供すること。
【解決手段】超音波システムは、カラードップラモードフレームに対応するドップラ信号を取得する信号取得部と、前記ドップラ信号をフィルタリングするための少なくとも2つのフィルタ条件、誤差条件およびフィルタ決定条件を格納する格納部と、ユーザからフィルタを選択するための入力情報を受信するユーザ入力部と、該ユーザ入力部から提供される前記入力情報および前記格納部に格納されている前記誤差条件に符合する少なくとも2つのフィルタを前記格納部から抽出し、前記抽出された少なくとも2つのフィルタのうち、前記フィルタ決定条件に符合するフィルタを選択し、前記選択されたフィルタの前記フィルタ情報に基づいて前記ドップラ信号をフィルタリングするプロセッサとを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の超音波データに対するパワーおよび平均周波数に基づいて適応的にクラッタフィルタリングを行う超音波システムおよび方法に関する。
【解決手段】本発明における超音波システムは、超音波信号を対象体に送信し、前記対象体から反射される超音波エコー信号を受信して、複数の超音波データを取得する超音波データ取得部と、前記複数の超音波データに対応する複数のピクセルを含むカラードップラー映像を形成するプロセッサとを備える。当該プロセッサは、前記複数の超音波データに基づいて前記各ピクセルに対応する複数のパワーを算出して該複数のパワーのパワー差を算出し、前記パワー差が第1のしきい値以上であるかどうかを判断し、前記パワー差が前記第1のしきい値以上であると判断されれば、前記複数の超音波データに第1のクラッタフィルタリングを行い、または前記パワー差が前記第1のしきい値未満であると判断されれば、前記複数の超音波データに第2のクラッタフィルタリングを行う。 (もっと読む)


本発明は、再サンプリング目的のアンチエイリアシングまたは復元のための超音波走査データの多次元フィルタリングに関する。特に、本発明は超音波走査データの再サンプリング方法を提供する。本方法は、a)ビーム形成システムから取得される標本超音波走査データを取得するステップであって、標本データはn個の軸を有する元のn次元標本座標系により定義され、n次元標本座標系は超音波探査および走査ジオメトリにより定義され、n次元標本座標系において標本は各軸に適切な単位で測定される際に各軸に沿って一様に離間しているステップと、b)各軸に適切な単位で測定される際に各軸に沿って一様に離間している目標n次元座標系内の所望の目標標本位置を定義するステップと、c)ステップ(b)において定義された目標標本位置をステップ(a)の元のn次元標本座標系内にマッピングするステップと、d)ステップ(c)のマッピングされた目標標本の位置を、それらが元の標本位置間の単純かつ正確な整数のサブ間隔に位置するように量子化するステップと、e)ナイキストシャノン標本理論の適用により一組のn次元線形フィルタカーネルを、最近傍の元の標本位置に対して異なる目標標本位置毎に1つ、設計するステップであって、ステップ(a)の標本データの元の標本座標とステップ(d)の所望の目標標本位置とをそれぞれのn次元空間において使用し、n次元フィルタは元の走査次元のそれぞれに沿って分離可能であるステップと、f)ステップ(e)において設計された一組のn次元線形フィルタカーネルをステップ(a)の標本データに適用するステップであって、各フィルタは、目標標本を計算することにより再標本データを取得するように適用されるステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】軽量超音波撮像システム
【解決手段】携帯式超音波撮像システム(10)は、携帯式の電池電源のデータプロセッサー(14)にケーブル(16)で組み合わせられたスキャンヘッド(12)及び表示ユニットを備える。スキャンヘッドの外枠(12)は超音波変換器のアレイ及びこれと組み合わせられた回路を収容し、この回路には超音波パルスを送信する送信モードにおいて使用されるパルス同期回路、及び撮像されている対象領域から戻ってくる反射超音波信号を動的に収束させるために受信モードにおいて使用されるビーム形成回路が備えられる。 (もっと読む)


【課題】少ない回路規模で高いフィルタ機能を有し、かつ整相加算の機能を併せ持つ超音波診断装置を低コストで提供することを目的とする。
【解決手段】被検体内の測定箇所から反射した反射超音波信号を受信するにあたり、複数の受信部のうちのN個の受信部を、配列順にずらしながら選択して電気信号を取得し、受信部毎に所定の時間遅延量を付与した後に、全ての電気信号を加算する回路を採用することで、整相加算と高調波成分の抽出とを同時に実施する。 (もっと読む)


【課題】超音波画像診断装置の距離分解能および方位分解能を向上する。
【解決手段】受信超音波信号を処理する回路14において、送信パルスと同じ基本周波数f1の成分をマッチトフィルタから成る相関部F1で抽出する一方、被検体の非線形歪みによって発生する高次調波f2,f3,…の成分は1または複数のBPFF2,F3,…で抽出し、係数器K1,K2,…で所定の計数k1,k2,…を乗算した後加算し、画像処理に使用する。したがって、基本周波数成分に対して相関処理を行うことでS/Nを向上でき、さらにパルス圧縮効果によって信号の検出能力を大きくでき、ペネトレーション(深さ方向の距離分解能)を向上できるとともに、ノイズとのコントラストも向上できる。また、相関処理は、送信信号自体を参照信号として使用可能な基本周波数成分のみとし、高次調波に対しては作成の容易な旧来のBPFを用い、方位分解能も向上できる。 (もっと読む)


【課題】GPU(graphic processing unit)を用いて高速にデータのフィルタ処理を行うシステムおよび方法が開示されている。
【解決手段】本発明によるデータ処理システムおよび方法は、ビデオメモリを含むGPU(Graphic Processing Unit)を使用して、対象体から複数のピクセルを含むイメージフレームを取得し、そのイメージフレームを処理するためのユーザ入力に従ってイメージフレームの複数のピクセルを所定の個数のピクセルが一つのグループになるようにまとめ、前記グループのそれぞれをビデオメモリのそれぞれのブロックにアップロードし、そのビデオメモリのグループに演算を行う。 (もっと読む)


【課題】時間遅延補正機能を向上させた超音波撮像システムを提供する。
【解決手段】クラッタフィルタ処理のための方法(132)を提供する。本方法は、フィルタ処理済み素子信号を取得するために素子が発生させた素子信号から血液成分を抽出する工程(134)と、フィルタ処理済みビーム和信号を取得するためにビーム和信号から血液成分を抽出する工程(136)と、フィルタ処理済み素子信号とフィルタ処理済みビーム和信号との間、あるいはフィルタ処理済み素子信号とビーム和信号との間、あるいは素子信号とフィルタ処理済みビーム和信号との間の時間遅延推定値を計算する工程(138)と、時間遅延推定値を適用し当該素子に関する送信及び受信ビーム形成時間遅延を補正する工程(140)と、を含む。本技法は、この方法により規定されるタイプの機能を可能にするシステム及び装置も提供することができる。 (もっと読む)


【課題】超音波映像を形成するのに必要なデータ処理を線形演算処理と非線形演算処理で区分し、超音波データに対して線形演算及び非線形演算処理を行う超音波システム及び方法を提供する。
【解決手段】本発明による超音波システムは、超音波映像を形成する複数の診断モードそれぞれに該当する線形演算情報を提供するマッピングテーブルを格納する格納部と、ユーザから診断モードの選択に該当するユーザ命令の入力を受けるように動作するユーザ入力部と、超音波信号を対象体に送信し前記対象体から反射される超音波エコー信号を受信して複数の超音波データを獲得するように動作する超音波データ獲得部と、前記ユーザ命令によって、前記マッピングテーブルを用いて前記複数の超音波データに線形演算のための線形演算行列を形成し、前記線形演算行列を用いた線形演算及び非線形演算を前記複数の超音波データに行うように動作するプロセッサとを備える。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、超音波診断装置において、固定ノイズ除去に伴って発生する画像のチラツキを効果的に軽減することにある。
【解決手段】 本発明の超音波診断装置は、被検体の断面を超音波で走査して、受信信号を得、この受信信号を固定ノイズ除去フィルタ4で濾過して、時間的変動の比較的小さい固定ノイズを除去し、この固定ノイズ除去フィルタ4を通った受信信号を検波器5で検波し、この検波信号を濾過してチラツキの原因になる時間的変動の比較的大きい成分をスムージングフィルタ6で減衰し、このスムージングフィルタ6で減衰した検波信号を対数圧縮器7で対数的に圧縮するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】固定エコーによる虚像を除去した場合であっても、固定エコーとして除去されてしまう部位を表示することができるようにする。
【解決手段】本発明の超音波診断装置1においては、固定エコー除去部5は、送受信ビームフォーマ4から供給された受信信号に含まれる固定エコーを除去し、検波部6は、固定エコーが除去された受信信号について包絡線を検波し、固定エコーによる虚像が除去された所定の時相の固定エコー除去後Bモード画像データを生成する。一方、検波部6は、固定エコーが除去されていない受信信号について包絡線を検波し、固定エコーが除去されていない所定の時相の固定エコー除去前Bモード画像データを生成する。モニタ8は、固定エコー除去後Bモード画像データに基づくBモード画像と、固定エコー除去前Bモード画像データに基づくBモード画像を並列または重畳表示する。 (もっと読む)


【課題】超音波スキャンを行っている最中にリアルタイムでPI、RIなどを自動的に演算する。
【解決手段】超音波プローブ11で得た受信超音波信号を、受信プリアンプ21、A/D変換器22、ビームフォーマ23を経て検波回路24に送ってドプラ効果による周波数シフトを求め、さらにこれをレンジゲート25、クラッタ除去回路26を経てDSP27に送り、そのドプラ周波数シフトの周波数スペクトルを求めるFFTを行い、これを超音波信号の受信ごとに繰り返して順次得た周波数スペクトルを時間方向にトレースすることによって流速波形を求め、この流速波形をFIRフィルタで微分して極値を検知し、その極値が前に求めた最大流速の類似範囲に入っていることを判定して、前に求めた最大流速の時点から今回最大流速が得られた時点までの時間間隔を1心拍時間として得、この1心拍時間や最大流速などからPI、RIなどを自動的に演算する。 (もっと読む)


【課題】ウォールフィルタを用いて、血管壁等を含む血流以外の動きの情報を除去すると共に、このフィルタ特性の変更により生じる、血流画像全体の劣化を低減するカラードップラ装置および超音波撮像装置を実現する。
【解決手段】フィルタ制御手段206は、リアルタイムに取得される血流情報のパワー値を用いて、撮像位置がジェット領域あるいは正常血流領域を含むジェット領域以外の領域にあるかを判定し、ジェット領域にある場合には、低周波カットオフ周波数が高いウォールフィルタ304を用い、ジェット領域以外の領域にある場合には、低周波カットオフ周波数が低いウォールフィルタ303を用いることとしているので、単一のウォールフィルタを用いた場合と比較して、ジェット領域および正常血流領域を共に感度良く描出することを実現させる。 (もっと読む)


【課題】軽量超音波撮像システムを提供する。
【解決手段】携帯式超音波撮像システム10は、携帯式の電池電源のデータプロセッサー14にケーブル16で組み合わせられたスキャンヘッド12及び表示ユニットを備える。スキャンヘッドの外枠12は超音波変換器のアレイ及びこれと組み合わせられた回路を収容し、この回路には超音波パルスを送信する送信モードにおいて使用されるパルス同期回路、及び撮像されている対象領域から戻ってくる反射超音波信号を動的に収束させるために受信モードにおいて使用されるビーム形成回路が備えられる。 (もっと読む)


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