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Fターム[4D006GA27]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜分離単位操作 (10,666) | 被処理物が液体系であるもの (8,942) | 膜蒸留 (69)

Fターム[4D006GA27]に分類される特許

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【課題】簡易な構造からなる簡易な設備で、動力源としての電源や煩雑な操作も必要とせずに、海水等の原水(処理水)から浄水を回収でき、従って、設置コストも低く、かつ運転コストも低い膜蒸留太陽光造水システムを提供する。
【解決手段】水の出口が水の入口より上方となるように傾いて設けられた水路を有しかつ太陽光を受光して前記水路中の水を加熱する太陽光受光部、水蒸気のみを透過し水及び塩類を透過しない疎水性多孔質膜により隔てられた温水貯留部と気相部を有する蒸発部、前記温水貯留部の下部と前記水の入口を連結する循環水路、及び、前記水の入口に原水を供給する原水供給路を有し、前記温水貯留部は、その上部で前記水の出口と連結しており、前記気相部には、前記疎水性多孔質膜に対向して冷却板が設けられていることを特徴とする膜蒸留太陽光造水システム。 (もっと読む)


【課題】海水の淡水化に必要な電力を安定的に発電し,その電力により稼働する海水淡水化装置を提供する。
【解決手段】海水淡水化装置は,熱媒体と熱媒体より温度が低い海水とを熱交換させ,海水を加熱して蒸発させるとともに,熱媒体と海水の温度差により発電する熱交換・発電部と,当該水蒸気を凝縮させ,淡水を生成する蒸留部と,太陽熱を集熱して熱媒体を加熱する集熱装置と,熱媒体の熱を地中に蓄熱する蓄熱槽と,蓄熱槽の熱により加熱された熱媒体を熱交換・発電部の高温側に供給する第1のポンプと,海水を熱交換・発電部の低温側に供給する第2のポンプとを備え,熱交換・発電部により生成された電力により,前記第1のポンプ及び前記第2のポンプを駆動する。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水装置、造水方法であって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに海水等の処理水から浄水を回収でき、かつ運転コストも低い造水装置、造水方法を提供する。
【解決手段】処理水から回収した浄水を貯留するための浄水槽、前記浄水槽中に設けられた処理水の流路、及び、処理水の温度を浄水の温度より高くするための温度差付与手段を有し、前記処理水の流路と浄水槽間が、水を透過しないが水蒸気は透過する疎水性多孔質膜により隔てられていることを特徴とする造水装置、及びこの造水装置を使用する造水方法。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水装置であって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに、海水等の処理水から浄水を回収でき、かつ運転コストも低い造水装置を提供する。
【解決手段】内部に気相部を有する筒状容器、前記気相部内に設けられ、水を透過しないが水蒸気は透過する疎水性多孔質膜により形成されている処理水流路、一端が前記筒状容器の外側面に接続して前記気相部に通気可能に連結しかつ他端が浄水槽に連結している冷却管、及び浄水槽を有することを特徴とする造水装置。 (もっと読む)


【課題】新規な複合膜に関し、疎水性多孔質膜の片面に透湿性樹脂層を積層してなる複合膜であって、透湿性樹脂層は補強用多孔質膜に含まれることを特徴とする複合膜であり、特に水蒸気分離特性に優れた性能を有する複合膜を提供する。
【解決手段】予め透湿性樹脂を含む液を補強用多孔質膜に塗布または含浸し、塗布または含浸した液から溶剤を洗浄、乾燥等により除去した後に、疎水性多孔質膜と熱圧着する方法で製造した疎水性多孔質膜の片面に透湿性樹脂の層を積層してなる複合膜であって、透湿性樹脂の層は補強用多孔質膜に含まれる。 (もっと読む)


【課題】低価格で製造することができ、かつ軽量な太陽熱温水装置、及び、その太陽熱温水装置を加熱手段として利用した膜蒸留装置を含み低コストで設置が可能な造水システムを提供する。
【解決手段】太陽光を受光する受光部分、受光した太陽光を熱に変換しその熱を処理水に伝達する熱伝達部分、及び前記受光部分内又は前記受光部分と前記熱伝達部分間に設けられた気相を有し、前記受光部分が、太陽光の透過率が90%以上の樹脂から構成され、前記熱伝達部分が、光熱変換物質を含む樹脂からなることを特徴とする太陽熱温水装置、並びに、前記太陽熱温水装置により加熱された処理水を膜蒸留して淡水を回収する造水装置を有する造水システム。 (もっと読む)


【課題】 温めた海水を比較的低い温度例えば50℃〜70℃に温めることで発生する水蒸気を疎水性多孔質膜を使用し、冷水で結露させることで淡水化する膜蒸留法が検討されてきたが、フッ素系などの疎水性多孔性膜を使用していることから水蒸気の蒸発速度が非常に遅いため、安価に且つ大量に淡水化するのが課題であった。
【解決手段】 本発明の解決手段は、PTFEを延伸加工したフイルムとポリウレタンポリマーを複合化して製作した層あるいは前記層にエアーブロー方式のESD法により製造したナノファイバー層を積層してなる疎水性多孔質膜の下にナノファイバー層を装着することで表面積が非常に大きいなナノファイバー層を利用して温海水を親水性のナノファイバーが吸い上げ、大量にその表面から蒸発(気化)して、安価で且つ大量の淡水を得るようにした海水からの淡水製造方法である。 (もっと読む)


【課題】疎水性多孔質膜が設けられている蒸発部及び冷却面を含む凝結部からなる膜蒸留による造水装置であって、蒸発部における処理水の漏出が生じても、漏出した処理水が凝結水へ混入することがなく、漏出検出手段を設ける必要がない造水装置を提供する。
【解決手段】処理水が流れる液相部と、気相部1と、疎水性多孔質膜とからなる蒸発部、冷却面及び前記冷却面と接する気相部2を含む凝結部、及び、前記液相部に処理水を送液する送液手段を有し、前記気相部1と気相部2は、互いに通気可能に連結されており、前記液体中の水は、前記疎水性多孔質膜が気相部1と接する蒸発面より水蒸気として取り出され、前記冷却面により冷却、凝結されて水として回収される造水装置であって、蒸発部と凝結部が、独立した領域に設けられていることを特徴とする造水装置。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水システムであって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに海水等から淡水を回収でき、かつ運転コストも低い造水システムを提供する。
【解決手段】処理水が流れる液相部と、気密状態にある気相部と、前記液相部及び気相部を隔てる疎水性多孔質膜からなる蒸発部、前記気相部よりも高い気圧にある凝結部、前記気相部中の気体を前記凝結部に送気するポンプ、並びに、前記液相部に処理水を送液する送液手段を有し、前記処理水中の水が、前記気相部中に水蒸気として取り出され、前記凝結部において凝結され水として回収されることを特徴とする造水装置。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水システムであって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに海水等から淡水を回収でき、かつ運転コストも低い造水システムを提供する。
【解決手段】外皮が疎水性多孔質膜からなり内部が気密系である蒸発部、及び前記蒸発部と通気可能に連結する凝結部からなり、前記蒸発部を処理水に浸漬し、前記凝結部を、前記処理水より低温に冷却して、前記処理水中の水が、前記蒸発部に水蒸気として放出され、前記凝結部において凝結され水として回収されることを特徴とする造水システム。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、湖水、地下水、産業廃水などからリチウムやカリウムなどのアルカリ金属を効率的に回収する装置およびその運転方法を提供すること。
【解決手段】 ナノ濾過膜を用いてアルカリ金属を含有する原水からアルカリ金属を透過分離し、透過水に含まれるアルカリ金属を後処理で回収する方法において、ナノ濾過膜ユニットを少なくとも2段に構成し、後段のナノ濾過膜ユニットの供給水に前段のナノ濾過膜ユニットの濃縮水を用いることを特徴とするアルカリ金属分離回収方法。 (もっと読む)


【課題】長期間安定的に水を製造する性能を発揮し、しかも浄化水中の塩濃度が低い、方法および、膜モジュール並びに浄化水製造装置を提供することを主な目的とする。
【解決手段】原水を気体透過膜の一方の面に沿って流し、気体透過膜を透過した水蒸気を凝縮させて、浄化水を得ることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】枠を容易に成形でき、かつ網を枠に確実に固定でき、更にはスタック化が容易な膜反応装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
膜反応装置1の枠13となるべき半流動性の枠原料33をフィルム状又はシート状の台材31に塗布する。枠原料33を台材31と共に型抜きする。枠内15に網16を設け、かつ網16の周縁部を枠原料33の内部に埋め込む。枠原料33を硬化させて枠13にする。その後、台材31を枠13から剥がす。枠13及び網16に反応剤の反応を媒介する膜14を重ねる。枠内15が反応剤の流通又は収容される空間になる。 (もっと読む)


【課題】熱交換効率が高く、その結果淡水の製造効率が高い膜蒸留装置を提供する。
【解決手段】第1枠体3には、第1流通室3aの上端から下端まで平行に延びる第1隔壁部3bを形成する。これにより、第1流通室3aの内部を上下方向へ互いに平行に延びる複数の第1通路3cに区分する。第2枠体5には、第2流通室5aの上端から下端まで延びる第2隔壁部5bを形成する。これにより、第2流通室5aの内部を上下方向へ互いに平行に延びる複数の第2通路5cに区分する。第1通路3cには、その下端部から上端部に向かって高温海水を流す。第2通路5cには、その上端部から下端部に向かって低温の淡水を流す。 (もっと読む)


【課題】熱交換効率が高く、その結果淡水の製造効率が高い膜蒸留装置を提供する。
【解決手段】第1枠体3の第1流通室3aには、上下方向に延びる第1隔壁部9を設ける。これにより、第1流通室3aの内部に上下方向へ互いに平行に延びる複数の第1通路3hを形成する。第2枠体5の第2流通室5aには、上下方向に延びる第2隔壁部11を設ける。これにより、第2流通室5aの内部に上下方向へ互いに平行に延びる複数の第2通路5hを形成する。第1通路3hには、高温海水を下端部から上端部に向かって流す。第2通路5hには、低温淡水を上端部から下端部に向かって流す。 (もっと読む)


【課題】 熱交換効率が高く、その結果淡水の製造効率が高い膜蒸留装置を提供する。
【解決手段】第1枠体3には、高温海水を第1流通室3aに流入させる第1流入口3b、及び高温海水を第1流通室3aから流出させる第1流出口3cを形成する。第1流入口3b及び第1流出口3cは、第1流通室3aの長手方向に対向する二つの内面にそれぞれ開口させる。第1流入口3b及び第1流出口3cの各開口部は、第1流通室3aの幅方向の中央部に配置する。第2枠体5には、低温の淡水を第2流通室5aに流入させる第2流入口5b、及び淡水を第2流通室5aから流出させる第2流出口を形成する。第1流入口3b、第1流出口3c、第2流入口5b及び第2流出口5cについては、それらを第1枠体2と第2枠体5との対向方向から見たとき、第1流入口3bと第2流出口5cとが同一位置に位置し、第1流出口3cと第2流入口5bとが同一位置に位置するように配置する。 (もっと読む)


【課題】造水機能に優れ、十分な造水量を提供することができる膜蒸留用多孔質膜を提供することにより、コンパクトな膜蒸留用モジュールを提供し、さらにこの膜蒸留用モジュールを用いて、インフラ未整備地域においても十分に使用可能な膜蒸留式造水システムを提供する。
【解決手段】膜蒸留用多孔質膜1として、表面1a側は疎水性が高く、表面1b側は疎水性が低い多孔質膜を用いることにより、所定の温度に加熱されて原水流路内を矢印の方向に流れ、膜蒸留用多孔質膜1の原水側の表面1aに接した原水から膜蒸留用多孔質膜1に吸収される原水の量が増加(流束が向上)し、より多くの水蒸気が発生する。そして、膜蒸留用多孔質膜1を通過した水蒸気は、表面1bから速やかに蒸留水流路に蒸発していく。これにより、単位面積当たりの造水量を増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留装置のスタックが内圧により膨らむのを防止する。
【解決手段】膜蒸留装置1のスタック10の両側面にそれぞれ補強板30を配置する。各補強板30の外面に沿って少なくとも一対の補強梁40を一方向に渡す。これら補強梁40の両端部をスタック10より上記一方向に延び出させる。スタック10の上記一方向の両外側に配置した端連結部材50によって、一対の補強梁40の互いに同じ側の端部どうしを連結する。各補強梁40に複数の押し付け部材60を間隔を置いて設ける。押し付け部材60を補強梁40から突出させ補強板30に突き当てる。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留装置のスタック内の圧力差により膜が枠から剥がれたとしても、ポート孔において溶液と溶媒が混ざるのを防止する。
【解決手段】スタック2の積層方向から見て、スタックの外側にポート部71〜76を設ける。スタック2の枠30の所定箇所に、隣接する枠10,20の前記箇所よりも延び出す延出枠部35を形成する。膜40,50の所定箇所に、隣接する枠10,20の前記箇所よりも延び出す延出膜部45,55を形成する。延出膜部45,55を延出枠部35に被せ、連通路75bを画成する。ポート孔75aを連通路75bを介して枠の内部39に連ねる。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留装置のスタックが内部の圧力によって膨らむのを防止する。
【解決手段】膜蒸留装置1のスタック10を圧力容器30内に収容する。圧力容器30内に加圧流体を封入する。圧力容器30は、好ましくは楕円筒形状である。好ましくは、スタック10の高温側を上にし、低温側を下にする。加圧流体は、好ましくは液体である。 (もっと読む)


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