説明

Fターム[4D006PC33]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 利用分野、用途 (6,199) | 原子力発電所の廃水処理 (29)

Fターム[4D006PC33]に分類される特許

1 - 20 / 29


【課題】
原発1基で100万kWの電力を得るためには1日東京ドーム5杯分の海水を7℃上昇させて海洋放棄する。この大量の高温水が魚貝類や気象に与える影響は計り知れないし、豊富な蓄熱された媒体を利用しないのも非経済的である。そこで、冷却効果は維持しながら、廃水海水に蓄熱されたエネルギーを利用して、化石燃料の代替エネルギーと成る金属ナトリウムの製造を行うことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】
冷却海水が貫流する復水器の中の細管を上部と下部の2系統に分け、上部細管中を流れる塩水の速度を遅くして海水への蓄熱量を多くして高温海水を作り蒸留水と濃縮塩水とを効率良く回収する。他方、下部細管では流れる海水の速度を早くして循環排水量を多くして効率の良い冷却を行い海洋放棄する。これにより復水器の役目と資源回収の役目を同時に満たすことができる。
(もっと読む)


【課題】放射性廃液を大量かつ迅速に処理できるようにする。
【解決手段】放射性物質を含む廃液の処理装置として、ストレーナ、スクリーン、沈降分離装置を含む前処理装置から選択される前処理装置と、ポリテトラフルオロエチレンを含むフッ素系樹脂製多孔質膜からなる中空糸膜または平膜を備えた膜分離装置と、逆浸透膜装置とを、順次配管を介して連結配置している。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所や火力発電所の復水脱塩装置の再生時に排出されるモノエタノールアミン含有希塩酸廃液等の非イオン/カチオン性水溶性化合物を効率的かつ経済的に処理する。
【解決手段】アニオン交換膜によって原水室とアルカリ溶液室とに隔てられた中和透析装置10の原水室に非イオン/カチオン性水溶性化合物を通水すると共に、アルカリ溶液室にアルカリ溶液を通水して該酸性液を中和及び脱塩処理する。アルカリ溶液の酸消費量と酸性液のアルカリ消費量とに基いて、アルカリ溶液のアルカリ濃度を調整する。 (もっと読む)


【課題】非イオン性又はカチオン性の水溶性の有機物及び/又は窒素化合物を含有する酸性液を生物処理するに当たり、pH、塩類濃度の調整に、希釈水を用いることなく、或いは少ない希釈水量で生物処理可能な水に調整して生物処理に供する。
【解決手段】アニオン交換膜21によって原水室22とアルカリ溶液室23とに隔てられた中和透析装置2の原水室22に酸性液を通水すると共に、アルカリ溶液室23にアルカリ溶液を通水して該酸性液を中和及び脱塩した後、中和脱塩処理液を生物処理する。アニオン交換膜21及びアルカリ溶液を用いた中和透析処理で、非イオン性又はカチオン性の水溶性の有機物及び/又は窒素化合物を含有する酸性液の中和と脱塩を行うことができ、得られた中和脱塩処理液を生物処理に供することができる。 (もっと読む)


【課題】新たな不純物を被処理済液に流出することがなく、また、被処理液中の不純物の除去を高温で行い被処理液の冷却操作に伴う熱損失の軽減を図ることができるイオン交換体、浄化装置および浄化方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るイオン交換体は、下記一般式(1)
[化1]
一般式:L2+3+(OH)(OH2x+3y・nHO (1)
(式中、L2+はMg2+、Ca2+およびZn2+から選ばれる2価金属カチオンであり、M3+はFe3+、Al3+およびMn3+から選ばれる3価金属カチオンであり、xおよびyは、0<x、0<y、x+y=8を満たす数であり、nは0≦nを満たす数である)
で表される複水酸化物からなる。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所や火力発電所の復水脱塩装置の再生時に排出されるモノエタノールアミン含有希塩酸性液等の非イオン性又はカチオン性の水溶性化合物を含有する酸性液を効率的かつ経済的に処理する。
【解決手段】アニオン交換膜21によって原水室22とアルカリ溶液室23とに隔てられた中和透析装置2の原水室22に、非イオン性又はカチオン性の水溶性化合物を含有する酸性液を通水すると共に、アルカリ溶液室23に該酸性液よりも浸透圧の高い濃厚アルカリ溶液を通水して該酸性液を中和、脱塩および減容化する。アニオン交換膜21および濃厚アルカリ溶液を用いた中和透析処理で、酸性液の中和および脱塩と減容化を行うことができ、得られた中和脱塩減容化処理液を容易に液中燃焼処理することができる。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所や火力発電所の復水脱塩装置の再生時に排出されるモノエタノールアミン含有希塩酸廃液等の窒素化合物含有酸性液を効率的かつ経済的に処理する。
【解決手段】アニオン交換膜21によって原水室22とアルカリ溶液室23とに隔てられた中和透析装置2の原水室22に窒素化合物含有酸性液を通水すると共に、アルカリ溶液室23にアルカリ溶液を通水して該酸性液を中和および脱塩した後、中和脱塩処理液中の窒素化合物を電気脱イオン装置4で濃縮する。アニオン交換膜21およびアルカリ溶液を用いた中和透析処理で、窒素化合物含有酸性液の中和と脱塩を行うことができ、得られた中和脱塩処理液から窒素化合物を効率的に分離濃縮することができる。 (もっと読む)


【課題】高レベル放射性廃液からの高放射線場に対応した遠隔操作による白金族元素の分別が可能であり、2次放射性廃棄物となる分離剤の使用を極力抑え、再利用のために金属として白金族元素を回収でき、且つ高い選択性を有する分別と高い回収率が達成できる、白金族元素の回収方法を提供する。
【解決手段】白金族元素イオン含有溶液に紫外線領域波長レーザーを照射することにより前記白金族元素イオンを還元し、生成した白金族元素を回収する。 (もっと読む)


【課題】放射性核種を伴わずに、NaNOを主成分とする放射性廃液からNaを効率的かつ連続的に分離、回収するとともに、NOを無害な窒素ガスに還元することができる放射性廃液の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の放射性廃液の処理方法は、放射性廃液に含まれるNaNOを部分的に還元してNaOH、NaHCOおよびNaCOのうち少なくとも1種を含む還元液とする廃液還元工程と、透過膜の両側に陽電極、陰電極を設置した電解槽の陽極室に還元液を供給して電気透析を行う電気透析工程とを有し、電気透析工程において陰極室にて透過膜を透過したNaをNaOHとして分離回収し、陽極室にて残留した放射性物質を放射性物質濃縮溶液として分離回収し、廃液還元工程におけるNaOHの生成速度と、電気透析工程におけるNaOHの回収速度を等しくすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】廃水を短時間に処理することができる廃水処理システムを提供する。
【解決手段】廃水処理システムは、前処理工程100、生物処理工程101、微生物培養工程102、濾過処理工程103、膜処理工程104、検査工程105とから構成されている。生物処理工程101では、1ミリリットル当たり10〜1010個の微生物を含む混合液と微生物の増殖を促進させる栄養源とが廃水とともに第1曝気槽に投入され、微生物が活性炭の表面に生物膜を形成しつつ廃水中の有機物を分解する。微生物培養工程102では、微生物の種菌と微生物の増殖を促進させる栄養源とが廃水とともに第2曝気槽に投入され、微生物が第2曝気槽内の廃水1ミリリットル当たり10〜1010個に増殖する。膜処理工程104では、第1曝気槽を介して浄化された処理水を濾過するとともに、廃水に含まれる放射性物質を除去する。 (もっと読む)


【課題】大量の薬品を用いることなく、また晶析設備を利用することもなく、低コストにて、ホウ素濃度を基準値以下とすることができるホウ素含有水の処理方法を提供する
【解決手段】原水を反応槽2、固液分離槽3で凝集処理し、分離液のホウ素濃度が高いときにはさらに吸着塔8で処理する。吸着塔8の吸着材の再生廃液を廃液槽13から反応槽2に返送することにより、pH調整剤の使用量を減少させる。 (もっと読む)


【課題】水処理装置として磁気分離装置を備え、該磁気分離装置の磁気フィルタの洗浄時間の短縮化を図る。
【解決手段】金属物質あるいは/および磁性物質を含有する除去物を含む処理液を磁気フィルタ12に通し、除去物を磁着して分離する磁気分離装置5を備えた水処理装置であって、磁気分離装置には、複数の磁気フィルタ12を並べた状態で支持棒10に着脱自在に取り付け、該支持棒を透磁性材からなる送液管6内に移動自在に収容し、送液管6の長さ方向の一側部に磁石を配置して前記送液管内の磁気フィルタに磁性を付与する磁気分離領域X1とすると共に他側部を洗浄領域X2とし、支持棒10に連結した移動手段で、支持棒を磁気分離領域と洗浄領域との間で往復移動させている。 (もっと読む)


【課題】逆洗水としてろ過器内の処理水を用い、垂直配管をとおして中空糸膜に供給することにより、中空糸膜の逆洗と貯留空気の排除を確実にかつ効率的に行なうことができるとともに、小型で低コストの据置き型ろ過器を提供する。
【解決手段】複数の中空糸膜からなる中空糸膜モジュール2と、空気を下部処理水ドーム9へ導入する空気圧送配管5と、廃液を供給ドーム8内へ導入する廃液供給配管6と、前記下部処理水ドーム9内の処理水を外部に排出するろ過水排出配管7と、中空糸膜モジュール2の下部に接続され下部仕切り板4に支持される垂直配管3と、を備える据置き型ろ過器1において、前記垂直配管3は、その下端部が前記空気圧送配管5と前記下部処理水ドーム9との接続部よりも下方にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】還元性窒素化合物を注入し炉原子炉内構造材の腐食を抑制するプラントにおいて、還元性窒素化合物から生成するアンモニアを分離、分解処理する設備を提供する。
【解決手段】原子力発電プラントの復水脱塩器の再生時に排出されるアンモニア含有再生廃液の処理方法であって、排出されたアンモニア含有再生廃液にアルカリを添加する工程と、加熱下に空気を通気してアンモニアを気相分離させる工程と、生じたアンモニアガスを触媒で分解する工程とを含む前記方法。 (もっと読む)


【課題】原子力施設などの施設にて使用可能な高圧型電気式脱イオン装置及び高純度製造方法を提供する。
【解決手段】高圧型電気式脱イオンシステムは、電気式脱イオン装置本体10と、電気式脱イオン装置本体10を格納する圧力容器11と、圧力容器内に不活性ガスを導入する流入配管21及び不活性ガスを排出する流出配管22と、圧力容器内電気式脱イオン装置本体の周囲圧力を検知する周囲圧力検出器26と、圧力容器に取り外し可能に接続されている被処理水導入配管31及び処理水流出配管32、濃縮液導入配管41及び濃縮液流出配管42とを具備する。処理水流出配管には処理水出口圧力検出器36が設けられており、濃縮液流出配管には濃縮液出口圧力検出器46が設けられている。周囲圧力検出器、処理水出口圧力検出器36及び濃縮液出口圧力検出器は、圧力演算機24に電気的に接続されていて、差圧に基づいて不活性ガス入口制御弁23を制御する。 (もっと読む)


【課題】増え続けている放射性廃棄物をできるだけ減らすため、交換が容易で、焼却炉に投入し易い様に半切しやすく、しかも焼却処理可能なフィルター及びフィルターアセンブリを提供すること。
【解決手段】焼却できないバケットと一体型プレッサーは再使用とし、フィルターカートリッジは交換時の被爆を少なくするように、フィルターカートリッジ全体を焼却可能な材質で作り、更に焼却炉に投入し易い様に複数の部材を接合して折りたたみが可能な構造とする。 (もっと読む)


【解決課題】放射性核種や有機性不純物を充分に除去することができ、回収水の高純度化、廃液回収系統のクリーン化、作業員の負担低減及び被曝低減、ランニングコストの低減などができる原子力プラントからの放射性核種含有廃液処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】放射性核種含有廃液処理装置は、放射性核種含有廃液収集タンク1と、放射性核種含有廃液を移送するポンプ2と、ポンプ2を介して放射性核種含有廃液収集タンク1に連結されている中空糸膜フィルタ3と、中空糸膜フィルタ3から放射性核種含有廃液が流入するように連結されている粒状イオン交換樹脂式脱塩装置4とを備える廃液一次処理装置Iを有する。廃液一次処理装置Iで処理された一次処理水が流入するように廃液一次処理装置Iに連結されているイオン交換繊維充填電気再生式浄化装置8が設置されている。 (もっと読む)


【課題】濡れ剤の塗布部分からのカビ菌の発生を防止できる微孔性膜の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】微孔性膜44の製造装置10は、イオン交換水を用いて濡れ剤を調製する調製タンク58と、調製した濡れ剤を微孔性膜44に塗布するハケ部材62と、イオン交換水を濾過処理する濾過装置80とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、少なくとも1種の分離対象のアクチニド元素を金属イオン封鎖する少なくとも1種の分子、および膜濾過を使用することにより、水性媒体中で、1種以上のランタニド元素から前記アクチニド元素を分離する方法に関する。
【解決手段】この方法は、a)アクチニド元素を金属イオン封鎖し、膜により非錯体状態で保持されず、分離対象の前記アクチニド元素と錯体を形成可能な少なくとも1種の分子のうち、少なくとも2つを含む、膜により保持されることが可能な錯体を、アクチニド元素と形成可能な金属イオン封鎖分子を水性媒体と接触させるステップと、b)アクチニド元素がほぼ除去された水性廃液を含む透過物を片側に形成し、且つ錯体を含む保持物を形成するために、水性媒体を膜に通すステップと、を順に含む。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの脱塩器からの再生廃液の処理において、再生廃液中のアンモニアを効率的に除去して放射性廃棄物の発生量を低減することができる方法を提供する。
【解決手段】原子力発電プラントの復水脱塩器の再生時に排出されるアンモニア含有再生廃液の処理方法であって、排出されたアンモニア含有再生廃液にアルカリを添加する工程と、加熱下に空気を通気してアンモニアを気相分離させる工程と、生じたアンモニアガスを触媒で分解する工程とを含む前記方法。 (もっと読む)


1 - 20 / 29