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Fターム[4D040BB92]の内容

Fターム[4D040BB92]に分類される特許

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【課題】脱窒やりん吐出を効率よく行わせ、良好な水質を確保することのできる、生物学的水処理装置の制御装置を提供する。
【解決手段】最終沈殿池から系外に流出する被処理水のりん量を検知する流出りん量検知手段と、嫌気槽を介さずに最初沈殿池から無酸素槽へバイパス流入される被処理水のバイパス流入被処理水量を、流出りん量検知手段の出力値に応じた所定の値とする信号を出力する無酸素槽流入水量調節信号出力手段と、最初沈殿池と無酸素槽との間に設けられ、無酸素槽流入水量調節信号出力手段の出力値に応じて無酸素槽へのバイパス流入被処理水量を調節する無酸素槽流入水量調節手段とを備え、無酸素槽流入水量調節信号出力手段は、流出りん量検知手段の出力値と、流出りん量検知手段の出力値の目標値との差に応じて信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】生物学的リン除去方法において、有機物が十分に供給されているにもかかわらずリン放出能力が悪化してしまった場合に、これを回復させる。
【解決手段】嫌気槽におけるリン放出工程と好気槽におけるリン摂取工程とを含む活性汚泥法による生物学的リン除去方法において、嫌気槽におけるリン放出が正常に起こり得る量の有機物が供給されている状況下で嫌気槽におけるリン除去能力が悪化したときに、嫌気槽内の被処理水に接触させた電極の電位をリン放出が正常に起こっているときの嫌気槽内部の酸化還元電位よりも低い値に制御し、リン放出能力を回復させるようにした。 (もっと読む)


【課題】被処理水の水質の維持と亜酸化窒素(N2O)の生成量の抑制を両立可能な生物学的水処理装置を提供する。
【解決手段】第1の生物学的水処理装置11は、活性汚泥が溜められた生物反応槽13と、散気部15と、送気用ブロワ17と、酸化還元電位計19と、N2O量相関値取得部21と、曝気量補正量記憶部23と、第1の曝気量制御部25と、を備える。N2O量相関値取得部21は、生物反応槽13内の亜酸化窒素(N2O)の量の相関値を取得する。曝気量補正量記憶部23は、N2O生成量に対する適正な曝気量補正量に係る第1の関係表を記憶する。第1の曝気量制御部25は、亜酸化窒素(N2O)の量の相関値に対応する曝気部15,17の曝気量に係る適正補正量を用いて補正した曝気量を制御目標として、曝気部15,17の曝気量を制御する。 (もっと読む)


【課題】窒素濃度が高い高濃度窒素含有排水と、窒素濃度が低い低濃度窒素含有排水とを、混合処理、または分離処理することによって、硝化脱窒処理を行なうとともに、硝化液循環ポンプを低動力化できる窒素含有排水の処理装置および方法を提供する。
【解決手段】前段硝化脱窒部20と後段硝化脱窒部30を直列に配する有機性排水処理系10を備え、固液分離槽をなす後段硝化脱窒部30の好気的処理槽33から前段硝化脱窒部20へ濃縮汚泥を返送する返送経路40を有し、前段硝化脱窒部20は、好気的処理槽23から嫌気的処理槽21へ槽内混合液を供給する第1の循環経路25を有し、後段硝化脱窒部30は、第1の窒素含有排水よりも供給水量が大きく、かつ窒素濃度が低い第2の窒素含有排水を嫌気的処理槽31に供給する第2の原水供給経路34と、好気的処理槽33から嫌気的処理槽31へ槽内混合液を供給する第2の循環経路35を有する。 (もっと読む)


【課題】閉鎖系水域で魚介類を飼育する場合において、換水すること無く硝酸濃度の上昇を正確、迅速に抑えることを可能にする。
【解決手段】閉鎖系水域内2の水を取り込むとともに取り込んだ水に含まれる硝酸を還元して窒素ガスにまで変換する脱窒循環槽7と、閉鎖系水域2内の水を脱窒循環槽7に取り込む水張り手段13と、脱窒循環槽7内の水を循環する循環手段16と、脱窒循環槽7内の水を閉鎖系水域2に戻す押出手段20と、脱窒循環槽7内の水位を検知するために脱窒循環槽7内に配設された水位検知手段23と、脱窒循環槽7内に配設されたヒーター24と、脱窒循環槽7内の水の酸化還元電位を計測するために脱窒循環槽7内に配設された酸化還元電位計25を具備して、脱窒循環槽7はその内部を、脱窒部12を有する脱窒エリア10と、脱窒部10内の水を再び脱窒エリアへ循環するための循環エリア11に分割した。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物から簡単な設備を利用し、無臭の状態で、かつ低コストに液肥を製造すること、及び植物の育成に適した性状を有し、かつ土壌の透水性を改善することができる液肥の製造方法を提供することである。
【解決手段】畜舎汚水等の有機性廃棄物を低曝気処理した後、汚泥分離処理して得られた分離水を液肥とする。前記分離水は再度低曝気処理してもよい。このような低曝気処理により、液肥の硝酸イオン濃度が100mg/L以上となるように調整する。前記低曝気処理はDO値0〜3mg/Lで曝気するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】雨天時などで有機物濃度が低下した場合でも、生物学的に安定して下水からリンを除去することができる下水処理場リン除去装置を提供する。
【解決手段】下水処理場リン除去装置は嫌気槽10と、酸素槽11と、好気槽11とを備えている。有機物供給槽21がポンプ19を介して嫌気槽10に接続されている。UV計25により下水中の有機物濃度が求められる。コントローラ101によりUV計25からの信号に基づいて、有機物濃度が低くなったときポンプ19を作動させて、嫌気槽10内に有機物を補充する。 (もっと読む)


【課題】脱窒反応におけるN2O蓄積量を推定し、推定されたN2O蓄積量に応じて、銅の添加量を適正化できる水処理装置を提供する。
【解決手段】生物学的硝化脱窒法を利用した水処理プロセスであって、生物反応槽におけるN2Oの蓄積量を推定するN2O濃度推定手段12と、銅イオンを蓄える銅蓄積手段10と、銅蓄積手段10に蓄えられた銅を生物反応槽に添加する銅注入ポンプ11と、N2O濃度推定手段12により推定されたN2O濃度値に基づいて、生物反応槽へ添加する銅の必要量を演算し、銅注入ポンプ11を制御する制御手段21を備えた。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、消費電力削減とNO放出量を抑制し、下水処理場から排出されるCOを削減できる下水処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の下水処理装置は、活性汚泥により下水を処理する下水処理装置G1であって、活性汚泥が投入され、流入する下水が生物反応して処理される生物反応槽1と、生物反応槽1内の液体の酸化還元電位を計測する酸化還元電位計測手段4と、生物反応槽1内の液体に酸素を供給する曝気手段2と、酸化還元電位計測手段4の計測値を基に生物反応槽1のNOガス生成量を推定し、NOガス生成量の推定値に基づき曝気手段2を制御する第1制御手段3とを備える。 (もっと読む)


【課題】微生物を担持するための固定化担体を用いることなく工程が簡単で余分なコストを必要とせず、また、着色廃水に含まれる着色物質を短時間に効率よく脱色処理することのできる着色廃水処理方法及び当該方法に使用する着色廃水処理装置を提供する。
【解決手段】着色物質分解菌を増殖する好気処理を行う好気処理槽と、この着色物質分解菌で着色物質を分解する嫌気処理を行う嫌気処理槽とを組み合わせて、好気処理槽の好気性雰囲気を維持するために、好気処理槽の容量の1(m3)当りに対して、0.05〜0.21(m3/分)の空気を供給する曝気処理を行い、また、好気処理槽に流入する被処理水の流入量W(L/時)と、好気処理槽の容量X(L)と、嫌気処理槽の容量Y(L)との間に式(1):X/W≧1.1、及び式(2):2X≦Y≦4X、の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】排水処理全体の効率化と亜酸化窒素の発生量及び揮散量の低減とを両立させること。
【解決手段】排水処理装置Sが、転用槽61〜64の最下流近傍位置におけるORP値D1を計測し、ORP値D1が第1の所定範囲Dc1内にある転用槽を特定転用槽と判断し、特定転用槽内及びそれより上流側の転用槽内に散気装置16により空気を供給し、特定転用槽より下流側の転用槽内に供給する空気量を特定転用槽及びそれより上流側の転用槽内に供給する空気量よりも減少させる。これにより、下流槽では散気装置を低電力で稼働させることができるので、省エネルギー化を実現することができる。また、下流槽における亜酸化窒素の発生量や揮散量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】亜酸化窒素の発生量や揮散量を低減すること。
【解決手段】排水処理装置Sは、ORP計24を利用して脱窒槽4の最下流位置近傍におけるORP値D1を計測し、計測されたORP値D1が臨界ORP値Dc以上である場合、有機物添加手段26を制御することによって脱窒槽4内に有機物を添加する。脱窒槽4への有機物の添加量が増大すると、脱窒槽4内の脱窒菌の活動が活発となり、脱窒反応が促進されて、亜酸化窒素の発生量が低減されると共に、ORP値D1が低下する。これにより、亜酸化窒素の発生量や揮散量を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】水処理において生物反応槽より生成する一酸化二窒素を回収できる水処理設備を提供する。又、水処理プロセスで生成するN2Oを高濃度で効率よく回収することができ、回収や処理に必要な動力を低減することができる水処理設備を提供する。
【解決手段】嫌気槽1と好気槽3を有し、嫌気槽1から好気槽3へ反応液を送水する水処理設備において、嫌気槽1と好気槽3のいずれか、又は嫌気槽1と好気槽3の間に設置され、反応液が鉛直方向を主流方向として流れる流路2と、流路2の底部に設置された流路内散気装置21と、流路2内から気体を回収する気体回収装置24を備えた水処理設備であり、水処理プロセスで生成するN2Oを高濃度で効率よく回収することができ、回収や処理に必要な動力を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】窒素含有排水の生物処理時に発生するNOガスが大気中へ拡散することを抑制すること。
【解決手段】制御装置9は、ORP計7によって検出された酸化還元電位に基づいて曝気量制御装置10を制御することによって各硝化槽の曝気量を調整することにより、各硝化槽の酸化還元電位が、各硝化槽においてアンモニア酸化細菌活性を亜硝酸酸化細菌活性と同等もしくはそれ以下に維持するための目標酸化還元電位になるように、制御する。これにより、各硝化槽内をアンモニア酸化細菌活性≦亜硝酸酸化細菌活性となる条件に維持することができ、亜酸化窒素の発生原因となる亜硝酸が処理原水中に残存することを抑制できる。この結果、窒素含有排水の生物処理時に発生するNOガスが大気中へ拡散することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】短期間で容易に余剰汚泥の発生を減少する。
【解決手段】有機性排水を嫌気槽1で嫌気性処理し、嫌気槽1からの活性汚泥を含む処理水を好気槽2で好気性処理し、好気槽2からの活性汚泥を含む処理水を固液分離手段3で固液分離し、固液分離手段3で分離した活性汚泥を汚泥返送ラインL2を介して嫌気槽1又は当該嫌気槽1より上流に返送することによって、嫌気槽1の汚泥濃度を高めると共に酸化還元電位を低下させてバチルス菌を増やす一方で、嫌気槽1内を一定周期で間欠に撹拌することによって、嫌気槽1での撹拌停止時に活性汚泥を沈降させて濃縮し、嫌気槽1の汚泥濃度を速く高めると共に酸化還元電位を速く低下させてバチルス菌を速く増やすようにし、連続撹拌の場合に比して、短期間で容易に余剰汚泥の発生を減少させる。 (もっと読む)


【課題】好気槽後段からの嫌気槽へのDOの持込量を低減し、好気槽前段のDO濃度を増加することでN2Oの発生を抑制でき、硝化液の窒素濃度の目標値を維持できる水処理装置を提供する。
【解決手段】複数段の好気槽2と、複数段の好気槽2より上流側に設置され後段の好気槽2−2から硝化液の一部が送水される嫌気槽1と、後段の好気槽2−2に設置された第一溶存酸素濃度計4と、前段の好気槽に設置された第二溶存酸素濃度計3と、複数段の好気槽の各々に設置された散気部5と、散気部5へ送風するブロワ7と、ブロワ7の散気風量を制御する散気風量制御部50とを備え、散気風量制御部50は、第二溶存酸素濃度計3で計測される溶存酸素濃度が、第一溶存酸素濃度計4で計測される溶存酸素濃度よりも大きくなるように散気部5への散気風量を制御する水処理設備。 (もっと読む)


【課題】被処理水の水質及び生物反応槽の状態から、処理水中のりん濃度について目標値を満足した上で、エネルギー消費量を最小とするよう曝気風量と凝集剤注入率を調整する。
【解決手段】嫌気槽4と好気槽5をもつ生物反応槽と、凝集剤注入設備が取付けられた撹拌槽7と、攪拌槽7に接続された最終沈殿池8と、計算機1を備え、計算機1は、被処理水と処理水の水質偏差及び生物反応槽の状態から、処理水中のりん濃度について目標値を満足した上でエネルギー消費量を最小とするよう、曝気風量及び凝集剤注入率を演算する演算部2と、演算結果に基づいて曝気設備及び凝集剤注入設備14を制御する制御部3を有する。 (もっと読む)


【課題】人工湿地を利用して低コスト・低エネルギーで重金属含有水から重金属を確実に除去できるとともに、長期間にわたって安定して重金属を除去することが可能な重金属含有水の処理方法及び重金属含有水の処理装置を提供する。
【解決手段】重金属含有水から重金属を除去する重金属含有水の処理方法であって、浸透型又は伏流型の人工湿地20に前記重金属含有水を通過させる工程と、人工湿地20において、硫酸還元菌によって硫酸イオンを還元して硫化物イオンを生成する工程と、前記重金属を、前記硫化物イオンと反応させて重金属の硫化物を生成して沈降分離する工程と、前記硫酸還元菌を活性化するために有機物を人工湿地20に供給する工程と、を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リン・窒素除去のための硝化及び脱窒の反応時間の短縮化を図る。
【解決手段】リン及びアンモニア含有水を空気を気泡として送風されている反応タンク1内に流入させ、反応タンク1内のリンの摂取を行う能力を持つポリリン酸蓄積細菌を含むとともにアンモニウムイオンを亜硝酸・硝酸イオンまで酸化する能力を有する硝化細菌及び亜硝酸・硝酸イオンを窒素ガスまで還元できる能力を有する脱窒細菌を含む活性汚泥混合液と混合し、さらに反応タンク1内のORP計、DO計、若しくはNH4計で測定される計測値を制御した後に、活性汚泥混合液を沈殿池6へ送り、沈殿池6に送られた活性汚泥混合液の一部を反応タンク1に返送し、返送された活性汚泥と新たなリン及びアンモニア含有水を反応タンク内へ流入させる嫌気・低DO・高DO活性汚泥法によるリン及び窒素除去方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】猛毒である遊離シアン、土壌に吸着した安定な金属シアノ錯体を効率よく迅速に無害化することができるシアン化合物の無害化剤及び無害化方法を提供する。
【解決手段】例えばペプトン、グルコン酸、グルコース、リン酸ナトリウムから構成されている浄化剤とエチレンジアミン四酢酸と硫化物とからなる一例のシアン化合物の無害化剤を水に溶解した後、シアン化合物と混合することによりシアン化合物を無害化することができ、汚染土壌に存在し、一般的な微生物と同様の方法で増殖させることができ、無機塩、窒素源、その他栄養源を含む無機栄養培地、有機栄養培地等において増殖できるシアン分解微生物を利用することによって対象とする土壌が広範な領域である場合でも、その広範な領域で効率よくシアン化合物の無害化を工業的に行うことが可能となる。 (もっと読む)


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