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Fターム[4D056AC25]の内容

抽出、液体の置換 (5,221) | 抽剤及びその助剤 (1,187) | キレート剤、イオン交換剤 (14)

Fターム[4D056AC25]に分類される特許

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【課題】バナジウム及びニッケルを好適に回収する有価金属の回収方法及び回収装置を提供する。
【解決手段】バナジウムとニッケルを含む燃焼灰や処理残渣を酸で溶解する酸溶解槽1と、
酸溶解槽1で生じたバナジウムの溶解液に有機溶剤を加えてバナジウムを有機溶剤に抽出する抽出槽3と、
抽出槽3で得られた有機溶剤に炭酸ナトリウムを加えてバナジウムを水相側に逆抽出する逆抽出槽4と、
逆抽出槽4で得られたバナジウムの水溶液にアンモニアを加えてバナジウムを沈殿させる反応槽5と、
反応槽5で沈殿した沈殿物を圧縮してバナジウム濃縮物を回収する第一圧縮手段7と、
酸溶解槽1で残った溶解残渣を圧縮してニッケル濃縮物を回収する第二圧縮手段8とを備える。 (もっと読む)


【課題】塩化物浴から銅を溶媒抽出する際に、銅の抽出能力の向上を図る。
【解決手段】銅の塩化物と、アルカリ及び/又はアルカリ土類金属の塩化物とを含有する酸性水溶液から、陽イオン交換型抽出剤を用いて溶媒抽出により銅を回収する方法で、溶媒抽出を硫酸イオンの存在下で行う。硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム及び硫酸アンモニウムよりなる群から選択される硫酸化合物を該酸性水溶液に添加し、硫酸イオンの含有量を10〜100g/Lの範囲とする。さらに、酸性水溶液中の塩素イオン濃度と臭素イオン濃度を所定範囲し、陽イオン交換型抽出剤として酸性キレート抽出剤を用いることができる。銅の抽出能力が上昇し、前段階で実施する銅の浸出工程で取り扱う溶液量を少なくでき、設備コスト、操業コスト等を少なくできる。 (もっと読む)


【課題】高レベル放射性廃液からセシウムを分離する改善された方法を提供する。
【解決手段】ジオクチルオキソ−カリックス[4]−クラウン−6若しくはカリックス[4]−クラウン−6の誘導体を、炭素数6〜9の一価のアルコールとn−ドデカンとからなる溶液に、0.005モル/dm〜0.03モル/dmとなるように溶解して、カリックス溶液を調製する調製工程と、調製工程により調製されたカリックス溶液に、セシウムを含む核分裂生成物を含有する高レベル放射性廃棄液を添加して、カリックス溶液中にセシウムを抽出する抽出工程と、抽出工程により抽出されたセシウムを、0.01モル/dm以下の硝酸を溶解した溶液を用いて、逆抽出する逆抽出工程とを備えることを特徴とする高レベル放射性廃棄液からセシウムを分離する方法を使用する。 (もっと読む)


【課題】鉛化合物含有使用済みPVCから鉛化合物を効率的に取り除くことができるポリ塩化ビニル材料から鉛化合物等の無機物を除去する方法を提供する。
【解決手段】裁断したポリ塩化ビニル材料(PVC)を極性良溶媒に溶解させるPVC溶解工程11と、均一化した溶液と極性良溶媒と混ざり合わない液体とを接触させて溶液中の鉛化合物を凝集させる撹拌工程15と、PVC中に含有する鉛化合物を含む無機物を分離する自然沈降又は遠心分離工程16からなるものである。 (もっと読む)


【課題】重金属汚染液分離抽出システムを提供する。
【解決手段】主に油液抽出加圧装置を利用し、高圧気体により抽出油液を加圧し、これにより抽出された油液は過飽和の空気を含む。続いて、該過飽和空気を含む抽出油液を気動撹拌反応及び分離装置に噴入し、油液抽出中に過飽和空気は瞬間的に溶出し、抽出油液を含むミクロレベルサイズの気泡を大量に発生し、これにより該気動撹拌反応及び分離装置中に含まれる重金属汚染液と抽出油液を含むミクロレベルサイズ気泡を反応させ、同時に、該気動撹拌反応及び分離装置と相接する供気装置は気体を該気動撹拌反応及び分離装置に提供する。こうして該重金属汚染液は撹拌され、最後に、該気動撹拌反応及び分離装置と相接する汲出装置は該重金属汚染液反応分離後に得られた水を汲み出し、これにより重金属と水とを迅速に分離し、重金属汚染を除去する目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】動物の組織、または臓器から重金属を除去する方法を提供する。
【解決手段】動物の組織、または臓器をスラリー化した後、キレート剤を加え、更に常温で液体の高級脂肪酸エステルと強制混合することからなる動物の組織、または臓器から重金属を除去する方法。 (もっと読む)


【課題】重金属成分を含有する処理対象物から容易に効率よく重金属成分を取り除くことができ、重金属成分を含有する処理対象物の処理を容易にし、且つ重金属成分を含有する処理対象物から容易に効率よく重金属成分を回収することができる、重金属成分を含有する処理対象物の処理及び該処理対象物からの重金属成分の回収方法を提供すること。
【解決手段】重金属成分を含有する処理対象物と磁性粉を水中に分散させた後、この分散液から、重金属成分を含有する微粒子及び磁性粉を磁気的な力で分離する工程(1)と、分離した重金属成分を含有する微粒子及び磁性粉を抽出剤水溶液中に分散させて、重金属成分を抽出剤水溶液中に抽出し、重金属成分を微粒子から抽出剤水溶液中に分離する工程(2)とからなることを特徴とする重金属成分を含有する処理対象物の処理及び該処理対象物からの重金属成分の回収方法。 (もっと読む)


金属含有物質から金属、例えば、ウランを回収する方法およびシステムの態様が開示される。金属含有物質は抽出剤へ暴露される。抽出剤は液体または超臨界流体溶媒および酸塩基錯体を含み、酸塩基錯体は酸化剤および錯化剤を含む。金属含有物質のバッチは、直列のステーションを通って移動され、その間に、抽出剤が反対方向へステーションを通って移動される。抽出工程の後、金属は、向流剥離カラムの中で抽出物を剥離剤へ暴露することによって、溶媒、錯化剤、および/または他の金属から分離される。錯化剤および溶媒はカラムから出て、圧力を低減することによって相互から分離される。回収された錯化剤は、新たな酸化剤を再充填され、新たなまたは回収された溶媒と再び結合されて、回収された抽出剤を形成する。回収された抽出剤は抽出ステーションを通して分配される。 (もっと読む)


【課題】如何なる化学試薬を加える必要がなく、設備も簡単で、容易に操作できる油性磁気流体の調製方法を提供する。
【解決手段】油性磁気流体の調製方法は、ジアミノ化合物もしくは有機抜取剤の架け橋剤を含む。一端に油性物質を連接し、別一端にはカルボキシル基の界面活性剤と相互に連接する。この端には別に界面活性剤のナノ磁気金属酸化合物と結合し、油性物質は磁性を具えた油性磁気流体である。この他、本発明は、水中に浮遊する油及び有機成分に対して無機金属イオン廃水処理に応用でき、この油性磁気流体は、簡単に磁場を制御して、水中の有機及び金属成分を分離、回収処理する。 (もっと読む)


【課題】 半導体製造工場などにおける金属エッチング工程などから発生する金属イオン含有混酸廃液のような金属イオンを含有する混酸水溶液から、金属イオンを分離するとともにリン酸を高い収率で回収するにあたり、従来技術では膜処理またはイオン交換処理を行なうのが常識であったが、本発明では発想を全く変えて蒸留、抽出手段を用いた回収方法および装置の提供。
【解決手段】 金属イオン、リン酸およびリン酸以外の少なくとも1種の酸を含む金属イオン含有混酸水溶液からリン酸を回収する方法において、(i)前記混酸水溶液を蒸留することによりリン酸以外の酸と水(金属イオンを含まない)を留出させ、(ii)リン酸および水(金属イオンを含む)を含有する残液から金属イオンが抽出できる条件で金属イオンを抽出させ、リン酸は下層として、金属イオンは上層として、それぞれ分離することを特徴とする金属イオン含有混酸水溶液からリン酸を回収する方法および装置。 (もっと読む)


【課題】 金属含有物から金属を容易に素早く、しかも安全に抽出し、さらに各成分を高選択的、高収率、連続的に相互分離して回収可能な金属の分離回収装置および金属の分離回収方法を提供すること。
【解決手段】 金属含有物に超臨界流体または液体(特に好ましくは、超臨界二酸化炭素)を接触させて、目的とする金属を抽出する第1工程、その金属含有抽出物を疑似移動床式分離手段により相互に分離する第2工程を経る金属の分離回収装置、及び分離回収方法によって達成される。なお、第1工程においては、超臨界流体または液体に、錯化剤及び酸化剤を接触させることが好ましい。 (もっと読む)


本発明では、材料を処理するのに用いることができる材料処理装置が開示される。本発明の材料処理装置は、円筒形状の処理部および駆動部を有して成る。処理部は、第1要素、および第1要素内に配置された第2要素を有して成る。第1要素と第2要素との間の隙間には、処理すべき材料が含まれる収容チャンバーが形成されている。駆動部によって第2要素が駆動されることによって、第2要素が第1要素に対して相対的に回転する。第2要素の収容チャンバー側の面は、第1要素の軸に対して平行な方向の力を生じさせることが可能な分散部が設けられている。かかる第2要素に起因して、本発明の装置では、収容チャンバーにおける材料保持時間を制御することができ、混合されないブラインド領域へと材料が供されるのを防止できるので、全ての材料を十分に処理することができる。
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【課題】
原子力分野では、使用済み核燃料又は高レベル放射性廃液中に含まれる様々な元素を抽出・回収し、その後取り扱いやすいように水相に逆抽出する簡便な方法が求められている。一般的に溶媒抽出したアクチノイドイオンを水相に逆抽出するには、希硝酸系で取り扱うことが有効となるが、比較的高い酸性条件で逆抽出できれば加水分解抑制や酸化性雰囲気維持のために都合が良い。
【解決手段】
ジグリコールアミド化合物の一種であるN,N,N’,N’−テトラエチルジグリコールアミドを用いて、高い濃度の硝酸溶液中に3,4価のアクチノイドイオンを一括抽出する。 (もっと読む)


【課題】 脱芳香族処理と脱硫処理を同時に行い、オクタン価を低下させることなく脱硫する。
【解決手段】 抽出塔11の上部に1種又は2種以上のイオン性液体を主成分とする比重1.0〜1.6の溶剤を連続的に供給するとともに抽出塔11の下部に比重0.7〜0.8のナフサ留分を連続的に供給し、比重差により抽出塔11の内部を上昇するナフサ留分を比重差により抽出塔11の内部を下降する溶剤に接触させることによりナフサ留分中のヘテロ化合物及び芳香族炭化水素を溶剤に溶込ませ、ヘテロ化合物及び芳香族炭化水素を溶込んだ溶剤を抽出塔11の下部から連続的に抽出するとともにヘテロ化合物及び芳香族炭化水素が減少したナフサ留分を抽出塔11の上部から連続的に抽出する。抽出塔11の下端から抽出した溶剤を回収塔12に供給し、回収塔12においてヘテロ化合物及び芳香族炭化水素を蒸発させ液状で残存する溶剤を抽出塔11の上部に供給する。 (もっと読む)


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