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Fターム[4D076BB05]の内容

蒸発、蒸留、凝縮、昇華、コールドトラップ (11,371) | 蒸留 (707) | 分留(精留) (306) | 棚段塔によるもの(流動層棚段を含む) (82)

Fターム[4D076BB05]に分類される特許

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【課題】 (メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸エステルなどの易重合性化合物を蒸留する際に一般に用いられている無堰多孔板塔は、分離精製される液が飛沫となって蒸気に含まれ、その結果 蒸留塔の留出液に分離精製されるべき成分が留出してきて、分離性能が低下するという問題があった。
【解決手段】 無堰多孔板塔の塔頂部より取り出した留出液の一部を還流液として該塔に戻す際に、該還流液の供給位置より下部であって塔頂部に近く、原料供給段より上部の多孔板1段の間隔の1/2以上に相当する箇所に、無堰多孔板の代わりに充填物を設置することを特徴とする無堰多孔板塔を用いて、易重合性化合物を蒸留することにより、飛沫同伴を抑制し、かつ、重合物が生成するのを抑制、防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】省エネルギー化を図り、高能率で蒸留原料の精製を行う。
【解決手段】蒸留原料の蒸留が行われる蒸留塔1と、蒸留原料が貯留される蒸留原料貯留槽22と、蒸留塔1の底部側に供給された蒸留原料を加熱し気相状態にするリボイラー23と、蒸留塔1の中途部から取り出した気相状態の蒸留原料を加圧圧縮して蒸留塔3に還流する圧縮機28と、蒸留塔1の塔頂部6から流出する塔頂蒸気を凝縮して外部に取り出す凝縮器24を備える。圧縮機28により加圧圧縮された気相状態の蒸留原料が供給される蒸留室4を含む上部側の蒸留室4を高圧部20とし、高圧部20の下部側を低圧部21とし、高圧部20と低圧部21との間で熱交換を行い、低圧部21側での蒸留原料の蒸発を促進する。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の電極製造工程などから回収される使用済みのNMPを再生する蒸留装置であって、簡単かつ安全に精製でき、オンサイトでの自動運転に適したNMPの蒸留装置を提供する。
【解決手段】NMPの蒸留装置は、原料タンク41、蒸留塔1及び製品タンク42を備えており、蒸留塔1は、高濃度NMPと軽沸成分含有の水とに分離する塔頂部、および、当該蒸留塔の還流液を更に蒸留して高純度NMPと高沸成分含有の高濃度NMPとに分離する塔低部からなり、かつ、中段部からサイドカット液として高純度NMPを取出可能に構成されたサイドカット方式の蒸留塔であり、更に、自動処理機能として、蒸留塔1において減圧運転、循環運転を行って定常状態に調整して連続処理運転を開始するスタートアップ機能と、連続処理運転において原料タンク41又は製品タンク42の液面に応じて、再び循環運転に切り替える運転モード切替機能を備えている。 (もっと読む)


【課題】分留、質量輸送、熱輸送のために蒸気と液体の接触を効率良く行う接触モジュールを備えた装置を提供する。
【解決手段】接触モジュールは、離間して配置される一組のデミスタ24と、前記一組のデミスタの間に配置される液体分配器22を備え、デミスタと液体分配器により蒸気と液体の接触空間56が画定され、デミスタは接触空間と流体連通する入口面42及び反対側に流体連通する出口面44を有し、液体分配器は接触空間に流体連通する出口34を有しており、この接触モジュールは収容パン26に収容されて複数個並べて配置されることにより一つの段を形成し、この段がさらに上下に複数段重ねて配置された構成を有する装置。 (もっと読む)


【課題】運転条件が変更されてガスの供給量が増えたときにも、設計通りのガス吸収性が得られように安定して運転を行うことのできる、棚段塔を提供する。
【解決手段】棚板3と液供給部4と気体供給部とを備え、棚板3上で気液接触させる棚段塔である。液供給部4は棚板3の一方の側に液を供給し、棚板3には他方の側に液を流出させる流出部6が設けられている。棚板3上には流出部6より一方の側に堰7が設けられ、堰7より一方の側には気体供給部からの気体を棚板3上に案内する案内部10が設けられている。棚板3上には案内部10に連通する気体の流路9を形成し、流路9から気体を上方に流出させる多孔板8が設けられている。多孔板8には最も堰7側に位置する案内部10Aから堰7側に延出する堰側延出部13が設けられている。堰側延出部13にはその位置より堰7側から気体が流出するのを遮る、気体遮断部14が設けられている。 (もっと読む)


【課題】連続式蒸留装置の仕込量が少ない場合でも効率的に蒸留塔を運転制御する方法を提供する。
【解決手段】塔底に加熱器2、塔頂に凝縮器3を付属している連続式蒸留装置において、蒸留塔1の処理量が少ない場合に仕込段または回収部に蒸留塔缶出液を導入する。蒸留塔の仕込液量が少ない場合でも、蒸留塔の安定運転を確保するために缶出液の一部を蒸留塔仕込段または回収部に導入することで、蒸留塔負荷を増大して蒸留塔のウィーピング状態を回避することができるとともに、蒸気使用量の増加を少なくすることができる。 (もっと読む)


水および生成物アルコールを含みさらに任意選択的にCOを含む発酵液体供給物は、蒸気流が発生するように少なくとも部分的に蒸発させられる。蒸気流は、ある量の生成物アルコールが吸収される好適な条件下で吸収液体と接触させる。吸収される蒸気流部分は、水、生成物アルコールおよび任意選択的にCOのそれぞれをある量含むことができる。吸収液体への蒸気流の吸収の開始温度は、吸収液体の非存在下での蒸気流の凝縮の開始温度よりも高いものでありうる。生成物アルコールは吸収液体から分離でき、それにより吸収液体は再生される。吸収液体はアミンなどの水溶性有機分子を含むことができる。
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発酵供給物からアルコール、特にブタノールを分離し低濃度蒸留廃液をシロップに濃縮するシステムおよび方法は、複数列の多重効用蒸発システムにおいて低濃度蒸留廃液の濃縮から発生したスチームによって供給される熱を用いる、1つまたは複数のアルコール回収蒸留塔の操作を含む。
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本発明は、塩素成分、臭素成分、及び三塩化窒素を含む塩素供給物を精製する方法を提供する。本方法は、塩素供給物を気化器に導入し、気化器内の塩素供給物を加熱して蒸気を形成し、及び蒸気を蒸留システムに導入して精製された塩素ガス、液体塩素及び臭素成分、及び三塩化窒素を含む底部成分を含む蒸留液を与える工程を含む。本方法は、還流凝縮器内の蒸気を凝縮し、再沸騰器内の凝縮物を加熱し、精製された塩素ガスを蒸留システムから除去し、及び蒸留システムから蒸留物を除去する工程をも含む。 (もっと読む)


【課題】通常の蒸留塔と比べて、エネルギー効率が高く、設計の自由度が大きく装置のメンテナンスも容易になる熱交換型蒸留装置を提供する。
【解決手段】本発明の蒸留装置は、濃縮塔1と、濃縮塔1よりも高い位置に配置された回収塔2と、回収塔の塔頂部2cと濃縮塔の塔底部1aを連通させる第一の配管23と、回収塔の塔頂部2cからの蒸気を圧縮して濃縮塔の塔底部1aに送るコンプレッサー4とを備える。さらに本発明の蒸留装置は、濃縮塔1の所定の段に配置された熱交換器8と、回収塔2の所定の段に配置され、該所定の段から一部の液を塔外部へ抜き出す液抜き部2dと、液抜き部2dからの液を熱交換器8へ導入する第二の配管24と、第二の配管24を経由して熱交換器8へ導入された後に該熱交換器8より流出する流体を液抜き部2dの直下の段へ導入する第三の配管25と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の電極製造工程などから回収される使用済みのNMPを再生する蒸留装置であって、原料中の水分濃度や処理量の変動に拘わらず、簡単かつ安全に精製でき、オンサイトでの自動運転に適したNMPの蒸留装置を提供する。
【解決手段】NMPの蒸留装置は、被処理液である使用済みのNMPを蒸留して高濃度NMPと軽沸成分含有の水とに分離する第1の蒸留塔1と、第1の蒸留塔1の缶出液を更に蒸留して高純度NMPと高沸成分含有の高濃度NMPとに分離する第2の蒸留塔2とを備えており、更に、自動処理機能として、第1及び第2の蒸留塔1,2において減圧運転、循環運転を行って定常状態に調整して連続処理運転を開始するスタートアップ機能と、連続処理運転において原料タンク41又は製品タンク42の液面に応じて、再び循環運転に切り替える運転モード切替機能とを備えている。 (もっと読む)


本発明は、高純度の2−エチルヘキサノール生産のための分離壁型蒸留塔及びこれを利用した分別蒸留方法に関する。さらに詳細には、凝縮器、再沸器、及び分離壁が設けられた主塔を含む分離壁型蒸留塔において、前記主塔は、塔頂区域、上部供給区域、上部流出区域、下部供給区域、下部流出区域及び塔底区域に区分され、クルド2−エチルヘキサノール原料(F)が前記上部供給区域及び前記下部供給区域が当接する供給中間段NR1に流入され、低沸点成分Dは、前記塔頂区域で流出され、高沸点成分Bは、前記塔底区域で流出され、中間沸点成分Sは、前記上部流出区域及び前記下部流出区域が当接する流出中間段NR2に流出され、前記中間沸点成分は、2−エチルヘキサノールであることを特徴とする分離壁型蒸留塔及びこれを利用した2−エチルヘキサノール分別蒸留方法に関する。本発明の分離壁型蒸留塔は、1基の蒸留塔で2基の蒸留塔の効果を有するので、高純度の2−エチルヘキサノールを生産するにあたって、従来の工程装置に比べてエネルギー節減効果はもちろん、装置の設備費をも低減することができるという効果がある。
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【課題】 第三成分を添加または使用することなく、共沸組成よりも含水率が低い高純度の有機溶剤を回収する。
【解決手段】 有機溶剤を含有するガス1を、ガス吸収塔20にて水と気液接触させて、水に有機溶剤を吸収させる。これより得られる有機溶剤の水溶液2を、脱水蒸留塔30で蒸留して、有機溶剤の水溶液中の含水率を、有機溶剤と水との共沸組成である含水率またはそれ以上にまで下げる。これにより得られる有機溶剤水溶液を、凍結脱水装置40にて冷却して、この液中に含まれる水分を氷結分離し、有機溶剤中の水分を、有機溶剤と水との共沸組成である含水率よりも更に下げる。 (もっと読む)


【課題】アンモニア蒸留塔内部に設置されているトレイ、バブルキャップ等に付着したタールピッチ等を短期間で効率的に、かつ安価に除去することが可能なアンモニア蒸留塔の洗浄方法を提案する。
【解決手段】コークス炉から発生するガスの冷却に用いた安水中に含まれるアンモニアを除去するアンモニア蒸留塔内部に洗浄液を循環させて付着物を除去する洗浄方法において、上記洗浄液として、コールタールを蒸留することによって得られる吸収油あるいは上記吸収油と安水との混合液を用いる。 (もっと読む)


1つまたはそれより多くのアルカノールアミンを含有する混合物を連続的に蒸留分離するための装置および方法であって、分離を1つまたはそれより多くの隔壁塔内で実施し、且つ、単数もしくは複数のアルカノールアミンを、単数もしくは複数の側方排出流(側方留分)として取り出す方法。
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【課題】通常の発酵原料である甘藷や馬鈴薯を用いた場合に比べて数倍も多く含まれている粗蛋白や粗脂肪の悪影響を回避し、簡単に発酵もろみからエタノールと水を分離、回収できる方法および装置の提供。
【解決手段】発酵もろみを減圧前処理塔に供給して不純物を分離し、エタノール含有成分を塔底より取り出し、これを減圧もろみ塔に導入し、減圧もろみ塔の塔頂からエタノール成分を回収し、減圧もろみ塔の底部から水分を回収する第1工程、減圧もろみ塔からエタノール成分を蒸発器に送り、蒸発器より発生した蒸気を脱水装置で脱水して精製エタノールとして回収し、脱水装置で発生したエタノール・水の混合物を第1工程に戻す(供給する)第2工程、第1工程で回収した水分から固形物を分離し、水を回収する第3工程よりなり、かつこれらの工程のうち、第1工程と第3工程の運転温度を90℃以下、好ましくは80℃以下の温度で行うものであることを特徴とする発酵もろみからエタノールと水を分離、回収する方法および装置。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、熱分離方法に適した分離塔中に含有される内部構造体の、吹き付けた重合阻害された還流の陰の領域にある一部の面を、可能な限り単純な方法で、かつ高い費用なしで、殊に、更に使用すべきスプレーノズルなしで陰の領域でなくすることである。
【解決手段】前記課題は、支持エレメントとしてカバーした二重T字型支持体及び/又はカバーしたU字型支持体を組み込んでいる、物質交換トレーの連続を含有する分離塔により解決された。 (もっと読む)


【課題】発酵残渣、繊維状の物質などの固形の夾雑物が混入しているスラリーを、蒸留などの精製処理に供する場合であっても、効率よく処理することができ、安定して装置を運転し得るバッフルトレイを提供すること。
【解決手段】本発明のバッフルトレイは、棚段塔の内部に配置された第1の無孔板および第2の無孔板でなり、該第1の無孔板および該第2の無孔板が、いずれも該棚段塔の内壁面に配置され、かつ交互に段構造を構成するように配置されているか、あるいは該第1の無孔板が該棚段塔の内壁面に配置され、該第2の無孔板が該棚段塔の中心部に配置されており、そして該第1の無孔板および該第2の無孔板の少なくとも一方が、該棚段塔の上下方向に昇降し得るように構成されている。 (もっと読む)


十字流トレーは、トレーデッキおよびワイヤによって分けられたカンのグループに設けられる。カンは、トレーデッキの蒸気開口を取り囲む壁を有する。壁に設けられた開口は、トレーデッキからカンに液体を入れる。壁の付加的な開口は、液体をカンに排出させる。はねかけ壁は、カン内の蒸気および液体間での物質移動および/または熱交換を促進するために蒸気および液体に対する遠心力による旋回動力を引き起こすカン内に配置される。
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【課題】技術的に簡単で、経済的な方法で生成物が得られるように、酸化剤を用いて、出発材料、特に有機出発材料の酸化を容易にする方法を提供する。
【解決手段】シクロヘキサンを酸化剤で酸化して、シクロヘキサノール及びシクロヘキサノンを含む生成物混合物を得る方法であって、下端に底部領域、上端に頂部領域、及び底部領域と頂部領域との間に反応区域を有し、10〜100の理論段数の分離性能を有する精留塔において、塔の棚段での反応混合物の平均滞留時間を1〜120分間とし、及び精留塔の上部区域の理論段数5〜50により、酸化を行う工程、反応区域において、反応混合物を沸騰状態に維持する工程、及び酸化剤を少なくとも2つの副流で反応区域に導入する工程、を含む方法が得られた。 (もっと読む)


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