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Fターム[4D076EA16]の内容

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【課題】昇華性物質を含有する個体混合物から、昇華速度を速めて、昇華性物質を収率よく、かつ、純度を高めて得られる昇華性物質の精製装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波加熱装置を使用して、昇華槽10内の固体混合物を先端が分岐したガス吸入管12で不活性ガスを吸入しながら加熱し、昇華性物質の昇華速度を速め、昇華蒸気を隣接する結晶析出槽20に導入し、析出槽内に設置され、冷媒で冷却された結晶析出管21の外壁面に結晶として付着させる。付着した結晶を自然剥離及び析出管内の冷媒を熱媒に交換して熱剥離させ、析出槽の下端部に設けた結晶受器に落下させて精製された結晶を得る。析出管は先細のテーパー状に形成されている。析出管内に冷媒及び熱媒を導入する導入管は、管の先端を検出管内の上部側に位置させて配置する。結晶受器は熱媒を循環させるジャケットを備える。結晶析出槽のユニットを複数基設置して、結晶純度を高める。 (もっと読む)


【課題】動力なしでスラスト軸受油槽内の油煙を回収した後に液化してスラスト軸受油槽内に戻すことが可能な油煙回収装置を提供する。
【解決手段】水車発電機の運転中に、ドラフトの負圧を用いて吸気用配管22から回収タンク11内の空気を吸引することにより、スラスト軸受油槽1内に発生するスラスト軸受用潤滑油の油煙を油煙回収用配管21を介して回収タンク内に導入し、油煙を回収タンク内の冷却水用配管23を流れるスラスト冷却水で冷却することにより油煙中のスラスト軸受油を液化させて受皿12に回収し、さらに油回収室13、返油室14及び返油用配管24を介してスラスト軸受油槽に動力なしで返送する。 (もっと読む)


【課題】昇華した昇華性物質と、この昇華性物質を凝結させる冷却析出面との接触時間を十分に確保することができ、かつ、析出する前の昇華性物質が真空ポンプに吸引されることによるロスを防止することができる昇華性物質の分離精製装置を提供する。
【解決手段】分離精製装置は、容器5内に、昇華性物質を含む固体混合物を加熱して昇華性物質を昇華させる加熱蒸発部1を備えている。容器5内には、加熱蒸発部1より上に、昇華した昇華性物質を析出させる冷却析出部3が設けられている。容器5には、真空ポンプ7が接続され、かつ、キャリアガスを導入するためのガス導入部9が設けられている。冷却析出部3は、互いに間隔をあけて平行に設けられる一対の平板33を備え、一対の平板33の間に冷却水を流せるようになっている。一対の平板33のそれぞれ外側となる面には、昇華した昇華性物質が析出されるフッ素樹脂シートが着脱自在に貼り付けられている。 (もっと読む)


【課題】従来の冷却塔の運転では、外気状況を把握していないので、外気状況が変化すると供給水温が変化していた。また、外気状況を見ている場合でも、外気状況に応じた省エネを考慮したものではなかった。
【解決手段】冷却器10と、冷却器との間で循環する冷却水を冷却する循環ユニット11と、外気湿球温度センサ24と、循環ユニットを制御する制御装置22を有し、前記循環ユニットは、冷却塔30と、冷却水を冷却器に送る送水パイプ32と、冷却器から冷却水を返す戻りパイプ34と、送水パイプと戻りパイプの間を連通するバイパスパイプ36と、バイパスパイプに配設されたバイパス弁37と、戻りパイプに設けられた絞り弁35と、冷却塔の出口に設けられた出口水温センサ38と、冷却器の手間に設けられた供給水温センサ39を含み、制御装置は、それぞれの球温度センサの検出値に応じて、冷却水の温度が一定になるように循環ユニットを制御する。 (もっと読む)


【課題】最適な海水の濃縮率を維持可能な海水の淡水化システム及びその方法を提供する。
【解決手段】濃縮率調整部を有する制御装置(20)により、濃縮率測定装置(34,36,37)によって測定された濃縮水の濃縮率が予め設定した所定の濃縮率(例えば50%)となるよう調整する。 (もっと読む)


【課題】淡水化した蒸留水を圧縮して海水蒸発の熱源として利用するとともに海水の予熱に効果的に利用でき、システム全体として熱効率を高めることの可能な海水の淡水化システム及びその方法を提供する。
【解決手段】蒸発器(4)で海水と圧縮機(5)にて圧縮された蒸気とを熱交換し、海水供給流路(7)、蒸留水還り流路(13)、濃縮水還り流路(14)に配設された熱交換ユニット(15)により海水と蒸留水及び濃縮水とで熱交換を行う海水の淡水化システム及びその方法であって、気液比計測装置(30)により熱交換ユニットに流入する蒸留水の凝縮水に対する蒸気の気液比を計測し、蒸留水気液比調整部を有する制御装置(20)で気液比計測装置により計測される気液比を調整する。 (もっと読む)


【課題】 遠心式薄膜真空蒸発装置に要求される条件を満たした高温の蒸気を、遠心式薄膜真空蒸発装置から排出される熱を利用して得ることにより、熱効率を改善させて省エネルギーでの運転を実現することのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 遠心式薄膜真空蒸発装置1から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、加熱部40に供給される蒸気Sを生成する蒸気発生装置10の熱源として供することができるように構成されていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】安定して操業することができる無排水化を図る脱硫排水からの脱水濾液の噴霧乾燥装置、排ガス処理システム及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】噴霧乾燥装置本体51内に、脱硫排水からの脱水濾液33を噴霧する噴霧ノズル52と、噴霧乾燥装置本体51に設けられ、噴霧液33aを乾燥する排ガス18を導入する導入口51aと、噴霧乾燥装置本体51内に設けられ、排ガス18により脱水濾液33を乾燥する乾燥領域53と、乾燥に寄与した排ガス18を排出する排出口51bと、乾燥領域内に複数設けられ、内部の温度を計測する温度計T1〜T7と、温度計の計測結果により、脱水濾液33の噴霧・乾燥状態の良否の判断を行う判定手段54と、判定手段54の判断の結果、噴霧乾燥不良であると判断した場合に、排ガス又は脱水濾液の調整を行う制御手段55とを具備する。 (もっと読む)


【課題】安定して操業することができる無排水化を図る脱硫排液からの脱水濾液の噴霧乾燥装置、脱水濾液の噴霧乾燥方法及び排ガス処理システムを提供する。
【解決手段】噴霧乾燥装置本体51内に、脱硫排水からの脱水濾液33を噴霧する噴霧ノズル52と、噴霧乾燥装置本体51に設けられ、噴霧液33aを乾燥する排ガス18を導入する導入口51aと、噴霧乾燥装置本体51内に設けられ、排ガス18により脱水濾液33を乾燥する乾燥領域53と、乾燥に寄与した排ガス18を排出する排出口51bと、前記噴霧ノズル52の付着物の付着状態を監視する付着物監視手段60とを具備する。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の電極製造工程などから回収される使用済みのNMPを再生する蒸留装置であって、簡単かつ安全に精製でき、オンサイトでの自動運転に適したNMPの蒸留装置を提供する。
【解決手段】NMPの蒸留装置は、原料タンク41、蒸留塔1及び製品タンク42を備えており、蒸留塔1は、高濃度NMPと軽沸成分含有の水とに分離する塔頂部、および、当該蒸留塔の還流液を更に蒸留して高純度NMPと高沸成分含有の高濃度NMPとに分離する塔低部からなり、かつ、中段部からサイドカット液として高純度NMPを取出可能に構成されたサイドカット方式の蒸留塔であり、更に、自動処理機能として、蒸留塔1において減圧運転、循環運転を行って定常状態に調整して連続処理運転を開始するスタートアップ機能と、連続処理運転において原料タンク41又は製品タンク42の液面に応じて、再び循環運転に切り替える運転モード切替機能を備えている。 (もっと読む)


【課題】 特に40℃以下での加熱を実現するとともに、加熱部内の蒸気から被処理物への熱移動が行われない場合であっても、加熱部への蒸気供給を安定して行うことのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 原料供給面31aに供給された原料液L0が、蒸発板31上を移動する過程で蒸発板31から熱を受けることにより、揮発性成分が蒸発して濃縮され、その後、濃縮液L1がペアリングチューブ6によって外部に排出されるように構成された遠心式薄膜真空蒸発装置1が具えられた装置において、加熱部40と加熱部40内の減圧を担う真空ポンプP3との間に、加熱部40内に供給された蒸気Sの凝縮水Dを外部に排出するためのドレン排出手段が具えられていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】建設時及びメンテナンス時の工程を削減し、作業期間の短縮を図ることを目的とする。
【解決手段】内部に空洞部を有する塔本体の内部に、充填材及び棚段の少なくとも一方からなる充填材を配した蒸留塔において、塔本体の内部の上端部にコンデンサーを設ける。 (もっと読む)


【課題】揮発成分を含有する液体を、その飽和蒸気圧以下の圧力雰囲気に供給し、揮発成分の少なくとも一部を気化させて、液体を冷却する際に、消泡剤を使用することなく、液体中に泡噛みした気泡を脱泡する。
【解決手段】液体の冷却方法は、揮発成分及び界面活性剤を含有する液体を、該揮発成分の飽和蒸気圧以下の圧力雰囲気に供給し、該揮発成分の少なくとも一部を気化させるものである。液体の飛翔距離を下記式(I)で表される液体の初速度で除した値で定義する滞空時間が0.030秒以上である。
液体の初速度=液体の供給時の体積流量/液体の供給面積 (I) (もっと読む)


【課題】太陽熱を利用した減圧蒸留法を用いて、原料水の供給、淡水の生成及び濃縮水の排出を連続的に行うことができる減圧蒸留装置を提供する。
【解決手段】減圧蒸留装置1は、原料水を貯留する原料水タンク4と、淡水を貯留する淡水タンク3と、濃縮水を貯留する濃縮水タンク2と、淡水タンク及び濃縮水タンクに連通し、各タンク間に真空部5が形成される第1の管路6と、第1の管路から分岐し、原料水タンクに連通する第2の管路9と、その分岐する位置P1から原料水を第1の管路内に供給する量を制御する第1の制御弁15と、濃縮水タンクから真空部に至る第1管路内の原料水を加熱し真空部内に蒸発させるための蒸発器7と、蒸発器によって蒸発させられた蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器8と、原料水の蒸発により濃縮された濃縮水を濃縮水タンクに排出する量を制御する第2の制御弁10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】溶液を乾燥させる効率のよいドラム式乾燥機を提供する。
【解決手段】ドラム乾燥機100は、横向きに配置された中空のドラム8と、ドラムを回転させるモータ12と、ドラム8の中へ溶液を供給する溶液供給管19と、高温ガス供給管21と、スクレイパ20と、コンベア22を備える。高温ガス供給管21が吹き出す高温ガスによって、回転しているドラム8の内面に付着した溶液が加熱され乾燥する。スクレイパ20は、ドラム8の内面に摺接しており、回転しているドラム8の内面に付着した溶液乾燥後の残留物を掻き落とす。コンベア22は、スクレイパ20の下方でスクレイパ20に沿って伸びているとともにドラム外側へと延設されており、スクレイパ20によって掻き落とされた残留物を受けてドラム外へと搬出する。 (もっと読む)


【課題】連続式蒸留装置の仕込量が少ない場合でも効率的に蒸留塔を運転制御する方法を提供する。
【解決手段】塔底に加熱器2、塔頂に凝縮器3を付属している連続式蒸留装置において、蒸留塔1の処理量が少ない場合に仕込段または回収部に蒸留塔缶出液を導入する。蒸留塔の仕込液量が少ない場合でも、蒸留塔の安定運転を確保するために缶出液の一部を蒸留塔仕込段または回収部に導入することで、蒸留塔負荷を増大して蒸留塔のウィーピング状態を回避することができるとともに、蒸気使用量の増加を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】蒸発量を効率的に増加させて安定した濃縮を実現する濃縮装置を提供する。
【解決手段】原液を貯留する原液タンクと、前記原液を減圧蒸留で濃縮する液体濃縮器と、前記液体濃縮器に前記原液を送る輸送手段と、前記液体濃縮器により前記原液が濃縮された濃縮液を貯留する濃縮液タンクと前記濃縮液タンクに前記濃縮液を送る輸送手段および、前記液体濃縮器内の前記原液を減圧蒸留により蒸発させた蒸気を冷却し、前記蒸気を再び液体に戻す凝集部と、凝集部に冷却水を送る冷却水装置と、前記蒸留液を貯留する蒸留液タンクと前記液体濃縮器と前記凝集部と前記蒸留液タンク内を減圧とする真空ポンプと、前記液体濃縮器内で発生した蒸気を移動させる蒸気移動手段を設けた。 (もっと読む)


【課題】排ガスが流入する容器を劣化させることなく、効率的に二酸化炭素を回収できる二酸化炭素回収装置を提供すること。
【解決手段】二酸化炭素回収装置は、排ガス中に含まれる二酸化炭素を固化させて回収する二酸化炭素回収装置であって、筒状に構成されると共に高さ方向が鉛直方向に沿うように配置され、前記排ガスが導入される回収装置本体と、該回収装置本体の内部に略鉛直方向に延びて配置され、内部を冷媒が流通する伝熱管と、前記伝熱管の周面に近接して配置され、上下に移動して前記伝熱管の周面に付着した固化された二酸化炭素を掻き落とす掻き落とし手段と、前記掻き落とし手段と共に移動し、前記伝熱管の周面に向かってガスを噴出するガス噴出手段と、前記回収装置本体の下方に配置され前記掻き落とし手段により掻き落とされた固化された二酸化炭素を収容する収容部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 風と太陽熱を効率よく利用することが可能で、溶液循環のためのポンプ動力が小さく、強風時にも溶液の飛散が少なく、メンテナンスが簡便で、運転の自動化が容易で、溶質析出前の高い濃度まで濃縮しても溶質の局所的な析出が少ない、溶液の濃縮装置を提供する。
【解決手段】 高さの異なる水平な2本の支持棒17aと18の間に吸液シート1を架け渡し、数箇所において桟14とゴムひも15を用いてスパン方向に張りを与える構造にし、上端部に取り付けた帯状布11を介して深底樋12から溶液を吸い上げた後、前記吸液シートに吸収させてその下端まで均一な低速の流下を可能にする。また、レベルセンサーを併設した給液塔と一部に管路抵抗を有する導管および、気温、湿度、風速、吸液シート温度を検知するセンサーを併設した電子制御器を用いた運転の自動化と濃縮溶液の濃度を自動制御する手段を併用できる。また、複数段に分けて段階的に溶質析出前の高い濃度まで濃縮する手段を併用できる。 (もっと読む)


【課題】装置内負荷変動の有無に関わり無く、オリフィスの開口高さを最適に設定し、蒸発性能を向上させることのできる多段フラッシュ造水装置を提供する。
【解決手段】ハウジング11内に、前段蒸発室11Aおよび後段蒸発室11Bを分離する隔壁22が設けられている。隔壁22に海水流路オリフィス31が形成されている。オリフィス31を通過させられる海水の水位の高低の変化によってオリフィス31の開口高さを大小に制御する流路制御部材32は、オリフィス31の上縁部から吊下られている弾性体41よりなる。 (もっと読む)


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