説明

Fターム[4E001CA03]の内容

アーク溶接一般 (8,479) | 鉄系被加工材 (569) | ステンレス鋼 (155)

Fターム[4E001CA03]に分類される特許

141 - 155 / 155


【課題】溶接後熱処理を避け、かつ熱影響域を低減又は排除するために、塗布及び熱処理技術を使用して金属片を互いに溶接する方法を提供する。
【解決手段】一実施形態では、本発明は、第1のニッケルベース金属充填材を用いて、第1の金属片の表面をその後の溶接から第1の金属片の熱影響域を隔離するのに十分な厚みで塗布する段階と、少なくとも第1の金属片の熱影響域を熱処理する段階と、第1のニッケルベース金属充填材と同じ組成を有する第2のニッケルベース金属充填材を用いて、第2の金属片の表面をその後の溶接から第2の金属片の熱影響域を隔離するのに十分な厚みで塗布する段階と、少なくとも第2の金属片の熱影響域を熱処理する段階と、第1及び第2のニッケルベース金属充填材と同じ組成を有する第3のニッケルベース金属充填材を用いて、熱処理された第1の塗布表面を熱処理された第2の塗布表面に溶接する段階とを含む、2つの金属片を互いに溶接する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】耐粒界応力腐食割れ性に優れた鋼管円周溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】マルテンサイト系ステンレス鋼管の端部同士を突き合わせ、円周方向に多層の溶接パスからなる溶接を施して円周溶接部を形成するに際し、P:0.010mass%以下に制限した組成とする。これにより、円周溶接部の溶接熱影響部における粒界応力腐食割れの発生を容易に防止できる。なお、使用するマルテンサイト系ステンレス鋼管は、C:0.015%以下、N:0.015%以下、Cr:10〜14%、Ni:3〜8%、およびSi、Mn、S、Alを適正範囲含み、さらにCu:1〜4%、Co:1〜4%、Mo:1〜4%、W:1〜4%のうちの1種又は2種以上、Ti:0.15%以下、Nb:0.10%以下、V:0.10%以下、Zr:0.10%以下、Hf:0.20%以下、Ta:0.20%以下のうちの1種または2種以上、Ca、Mg、REM、Bのうちの1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 缶体素材であるフェライト系ステンレス鋼表面におけるCr欠乏層の生成を抑えるための合金設計を行ない、適正な溶接条件により、溶接部の耐食性に優れた溶接構造貯湯タンク及びその構築方法を提供する。
【解決手段】 C:0.015質量%以下,Si:1.0質量%以下,Mn:1.0質量%以下,P:0.045質量%以下,S:0.005質量%以下,Cr17.0〜21.0質量%,Mo:0.5〜1.7質量%,Ni:0.6質量%以下,Cu:0.8質量%以下,Nb:0.05〜0.5質量%,Ti:0.05〜0.3質量%,N:0.015質量%以下,Al:0.01〜0.2質量%,さらに必要に応じてB:0.005質量%以下を含み、かつ19.5<Cr+3Mo<23.5の関係を満足し、残部が実質的にFeからなる組成を有するフェライト系ステンレス鋼板を素材とする。 (もっと読む)


【課題】 貴金属法を用いて容器内部構造物を溶接する方法を提供する。
【解決手段】 応力腐食割れを受けやすい領域において第1の金属を第2の金属の表面に接合する方法は、第1の金属を第2の金属の表面に溶接するのに先立って上記の領域に隣接する第1の金属にSCC耐性貴金属溶接バタリング又は貴金属溶接クラッディング4を施工する段階を含む。それに代えて、本方法は、既存のSCC感受性溶接付着物及び/又は熱影響部を覆って貴金属クラッディング4を施工する段階を含む。金属構成要素は、既存のSCC感受性溶接付着物及び/又は熱影響部を覆う貴金属溶接クラッディング4又はバタリングを含む。 (もっと読む)


【課題】高いワイヤスピードを使用するレーザー/MIGハイブリッド溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接し合わせようとするエッジ間に設けられる開先の少なくとも一部を、少なくとも1つのフィラーワイヤ2の形態で供給される溶融金属をそこに堆積することにより充填し、互いに併用される電気アーク6およびレーザービーム1を用いてフィラーワイヤを溶融するレーザー/MIGハイブリッド溶接方法であって、溶接を少なくとも2m/minの溶接速度で行い;フィラーワイヤ供給速度は少なくとも20m/minであり;かつフィラーワイヤ直径は1.2mm未満である方法。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 耐粒界応力腐食割れ性に優れた溶接熱影響部を有する鋼管円周溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】 マルテンサイト系ステンレス鋼管の端部同士を突き合わせ、円周方向に複数の溶接パスからなる溶接を施して円周溶接部を形成するに際し、少なくとも1回の溶接パスによる溶接熱サイクルにより鋼管内表層のピーク温度Tpで950℃以上に加熱されたHAZに、耐粒界応力腐食割れ性を向上させる熱サイクルが付与されるように、その後の溶接パスを調整して溶接する。具体的には、最終層の溶接パスを、1体積%以上のオーステナイト相が生成される下限の温度であるA1点超えとなる溶接パスとする。また、その後の溶接パスのうち少なくとも1回の溶接パスを、TpがA1点超えでかつ950℃以下の温度となる溶接パスとし、続く溶接パスをTpがA1点以下となる溶接パスとする。また、その後の溶接パスを、TpがA1点以下となる溶接パスとし、かつ該その後の溶接パスの総入熱パラメータPtotalが12500以下又は14500以上となる溶接パスとする。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼配管における接合部の内面にデッドスペースが生じることがなく、しかもヒュームに基づく金属微粒子による汚染が極めて少く、供給するガスが不純物で汚染されることがなく、接合部の耐食性が極めて良好なステンレス鋼配管を得る。
【解決手段】接合すべきステンレス鋼管の端部を突合わせて、管内をバックシールドガス雰囲気下、又は真空環境下として溶接して接合する際、管の壁の外側部分のみを溶融して溶融接合部Wを形成して接合する。バックシールドガス雰囲気下、又は真空環境下での酸化性ガスの含有量が10ppm以下とし、鋼管の端部の表面粗さを30μm以下とすることが好ましい。鋼管の肉厚tが1mmを越える場合、溶融接合部の溶け込み深さtwを、t−0.7≦tw<t(mm)とし、肉厚tが1mm以下の場合、溶融接合部の溶け込み深さtwを、t>tw≧0.3t(mm)とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 耐食性、機械的強度の優れる溶接材料を用いてタービンロータを補修する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 タービンロータ2に発生した損傷部に対して、重量比でC:0.01〜0.05%、Si:0.01〜0.6%、Mn:0.1〜0.8%、Ni:3.5〜6%、Cr:12〜16%、Mo:0.01〜0.5%、Cu:3〜5%、Nb:0.03〜0.5%、N:0.005〜0.1%、残部Fe及び不可避的不純物から構成され、下記で示されるCr当量が−15〜0の範囲にある材料を溶接して補修するタービンロータ2の補修方法。
Cr当量=Cr含有量(%)+6×Si含有量(%)+4×Mo含有量(%)+1.5×W含有量(%)+5×Nb含有量(%)−40×C含有量(%)−2×Mn含有量(%)−4×Ni含有量(%)−30×N含有量(%) (もっと読む)


【課題】耐食性や防汚性を有する薄金属シートを金属基材表面に被覆する方法および装置であって、被覆した薄金属シートの端部に形成される隙間をなくして耐食性を向上すること。
【解決手段】厚金属基材1の表面に薄金属シート2の端部を重ねて配置し、重ね合わせ部の薄金属シートを厚金属基材に抵抗シーム溶接3により接合した後、重ね合わせ部の上側薄金属シートの端部を溶融溶接法4によって下側薄金属シートに溶融接合し、金属基材の表面に薄金属シートを密着被覆するとともに、上側薄金属シート端部の隙間をなくす。
【効果】十分な接合強度が確保できた上で、薄金属シートへの溶接入熱を抑制することができるため、薄金属シート厚さを小さくでき、材料費が低減できるとともに、隙間構造を無くすことにより耐食性も向上しメンテナンス費用も低減できる。 (もっと読む)


【課題】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との異材溶接構造を有する水素用電磁バルブのガイドチューブにおいて、高圧水素ガスとの接触による水素脆性亀裂の発生を防止する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との溶接金属の組織をオーステナイト量が50%以上(100%でも可)であって、残部がフェライト及び/又はマルテンサイト組織とすると共に、溶接金属の硬さが150〜320HVとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】 溶接金属の結晶組織が粗大化することを抑えることが出来ながらも、ランニングコストを軽減することのできるステンレス鋼溶接用のシールドガスを提供する。
【解決手段】 ステンレス鋼の溶接時に使用するシールドガスであって、アルゴンガスと窒素ガスと炭酸ガスとの三成分からなり、アルゴンガスをベースガスとし、10VOL%〜30VOL%の窒素ガスと、0.5VOL%〜20VOL%の炭酸ガスとを混合した混合ガス組成に構成したことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼を良好な品質でプラズマ切断する。
【解決手段】 プラズマトーチ(6)にプラズマガスとして不活性ガス(窒素)を、アシストガスとして、空気よりも比重が重く且つ還元性を有する可燃性ガス(プロパン)あるいは前記可燃性ガス(プロパン)と不活性ガス(窒素)との混合ガスを供給する。アシストガス中の可燃性ガス(プロパン)は、プリフロー区間とアフターフロー区間では供給せず、プラズマアーク発生区間でのみ供給する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】連続的又は断続的なラップ部溶込み継手を溶接する方法であって、ガスメタル埋もれアーク(GMBA)溶接工程を用いる。第1部材(22)は、その下にある第2金属部材(24)にGMBA溶接で接合されるもので、電極(26)から第1部材(22)へ金属を沈積させ、第1部材(22)から第2部材(24)まで広がる溶融金属池(10)を生成する。第1部材(22)と第2部材(24)の界面における溶接部の幅が、第1部材と第2部材のうち厚さが薄い方の部材の厚さ以上となるように、溶融池金属を凝固させて溶接部(30)を形成する。アーク(28)の少なくとも一部は第1部材の厚さ部分に埋め込まれ、所望の継手位置の方向に移動させられて、継手が形成される。 (もっと読む)


本発明は、実質的に異なるクロム含量を有した異なる合金鋼片を接合する、例えば高合金フェライト鋼に対して低合金フェライト鋼、オーステナイト系ステンレス鋼に対して低合金フェライト鋼、又はオーステナイト系ステンレス鋼に対して高合金フェライト鋼を接合するための溶接フィラー組成物を提供する。一態様において、本発明は、溶接フィラーの質量により合計で少なくとも50%を構成するニッケル、鉄及びクロム;溶接フィラーの質量により合計で50%未満を構成するニオブ、炭素、マンガン、モリブデン及びケイ素を、並びに20以下の炭素に対するニオブの割合を含む溶接フィラーのための組成物を提供する (もっと読む)


本発明は、少なくとも1個が分散強化合金から成る2個以上の部材および/または構造部品を接合する方法に関し、該合金の組成(wt%)は、C:0.08以下、Si:0.7以下、Cr:10〜25、Al:1〜10、Mo:1.5〜5、Mn:0.4以下、残部:Feおよび通常存在する不純物であり、該接合前に鍛造により接合部の断面が拡大されており、この方法によって製造された製品は900℃より高温の高温用途に用いることができる。 (もっと読む)


141 - 155 / 155