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Fターム[4E004MB14]の内容

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Fターム[4E004MB14]に分類される特許

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【課題】長時間操業によるモールドパウダーの微妙な変化をとらえ適切な連続鋳造を可能とする連続鋳造におけるモールドパウダ評価方法、該方法を用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型銅板におけるメニスカス位置から下方200〜350mm位置で、かつ鋳型銅板溶鋼側表面から5〜15mmの深さに埋没設置した熱電対の熱電対2温度を用いて、下式で与えられる現在時刻から過去10秒間の平均熱電対温度T_TC10と現在の熱電対温度T_TCの温度勾配ΔT_TCを求め、該温度勾配ΔT_TCが、0.05回/min以上の頻度でΔT_TC>10(℃/sec)となる場合をモールドパウダー異常であると評価することを特徴とする。ΔT_TC=(T_TC10-T_TC)/Δt。但し、Δt:サンプリング時間(sec)。 (もっと読む)


【課題】パウダー巻込み防止と潤滑性を両立させることで、介在物厳格材においてパウダー巻込みを防止しつつ高速鋳造を可能とする連続鋳造用パウダーを提供すること。
【解決手段】鋼の連続鋳造を行なうに当たって鋳型内の溶鋼表面に添加する酸化物系パウダーにおいて、CaO及びSiOを主成分とし、凝固温度が1200℃以下かつ活性化エネルギーE(kJ/mol/K)と1300℃の粘性η(Pa・s)が下記式(1)を満足することを特徴とする連続鋳造用パウダーである。
-0.5108-0.00000519×E<ln(η)<-2.303+0.00000862×E・・・(1)
ただし、E>85kJ/mol/K (もっと読む)


【課題】 取鍋内スラグを十分に固化させて取鍋からタンディッシュへの流出を防止するとともに、取鍋内スラグの近傍に存在する溶鋼の清浄性を従来に比較して更に向上させ、高速鋳造下であっても介在物の少ない清浄性に優れた鋳片を製造する。
【解決手段】 転炉から取鍋へ未脱酸状態のまま出鋼し、出鋼後、取鍋内のスラグに金属AlまたはAlドロスを添加してスラグ中の低級酸化物を還元するとともに、スラグのMgO濃度が6〜15質量%となるように、MgCO3含有物質をスラグに添加し、次いで、真空脱ガス装置において、溶鋼中炭素と溶存酸素とを反応させて溶存酸素濃度を0.050質量%以下まで低減し、溶存酸素濃度が0.050質量%以下となった後に金属Alで溶鋼を脱酸し、Mnは脱酸剤として使用せず、溶鋼のMn成分の調整が必要なときには、前記のAl脱酸後にMn含有金属を添加してMn調整を行い、その後、溶鋼を連続鋳造機でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】鋳片の表面割れを防止できる、中炭素鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】モールドパウダー5を、SiO2、CaOを主成分として、質量%で、CaO/SiO2が1.0以上1.5未満で、Na2O:4.0〜13.0%、Li2O:0.5〜2.0%、を含み、かつ、Na2O/Li2Oが5.0〜8.0及び(Na2O+Li2O)/SiO2が0.32〜0.40を満足するように調整し、1300℃における粘度が0.01〜0.1Pa・sであるパウダーとする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の凝固温度を製造工程中に測定可能にすると共に測定精度を向上させて、溶鋼の目標鋳込温度の迅速且つ適正な設定を可能にすることによって、製造金属の品質の向上を図る連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ステンレス溶鋼2の精錬工程Cの後に、精錬したステンレス溶鋼2を連続鋳造する連続鋳造方法は、精錬工程C内で、成分調整を行った後のステンレス溶鋼2の凝固温度を測定する凝固温度測定ステップと、測定した凝固温度に所定の過熱度を加えた温度を、連続鋳造におけるステンレス溶鋼2の目標鋳込温度に設定する目標鋳込温度設定ステップと、目標鋳込温度に基づき、連続鋳造におけるステンレス溶鋼2の鋳込温度を調節する温度調節ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B等の合金元素を含有する亜包晶鋼の鋳造の場合であっても、鋳片表面の縦割れ発生を効果的に防止する。
【解決手段】CaO、SiO2、アルカリ金属酸化物、およびフッ素化合物を基本成分とする鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。塩基度が1.6以上で、酸化鉄分としてのTotal.Fe濃度が0.5質量%以下である、或いは、不可避的に含有される酸化鉄分以外の酸化鉄原料を含まず、不可避的に含有される酸化物の還元剤として金属Siあるいは金属Al、Ca‐Si合金、Ca‐Al合金等を含有する。
【効果】鋳型内の潤滑性を維持しながら、従来以上の緩冷却効果を得ることが可能となり、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B等の合金元素を含有する亜包晶鋼鋳片の表面に発生する縦割れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】表面に欠陥が少ない鋳塊を鋳造することができるようにする。
【解決手段】鋳型2の内周面の少なくとも一部において、少なくとも溶湯12の湯面が接触する箇所に、緩冷却板8a,8bを設けることで、緩冷却板8a,8bに接触する溶湯12からの抜熱量が、鋳型2に接触する溶湯12からの抜熱量よりも小さくなるようにする。 (もっと読む)


【課題】鋳肌の状態が良好なスラブを鋳造することができるようにする。
【解決手段】断面長方形状の鋳型2の長辺方向の両端部にフラックス9の投入領域14をそれぞれ設ける。フラックス投入装置8から投入領域14に投入されたフラックス9は、溶湯12の湯面全域に拡散する。フラックス9による緩冷却効果が鋳型2内で均一になるように、鋳型2の長辺方向の両端部へのフラックス9の単位時間あたりの投入量を、鋳型2の長辺方向の中央部へのフラックス9の単位時間あたりの投入量よりも多くする。 (もっと読む)


【課題】中炭素鋼を連続鋳造を行うにあたって、鋳造初期に発生し易い鋳片の縦割れを防止することができるようにする。
【解決手段】C含有量が0.08〜0.18質量%の中炭素鋼を連続鋳造するに際し、定常状態にて鋳型に投入する本体モールドパウダーの塩基度を1.2以上とする。鋳造初期に鋳型に投入する初期モールドパウダーの塩基度を本体モールドパウダーよりも大きくする。初期モールドパウダーの塩基度を1.9以下とする。初期モールドパウダーの投入量が、投入量(kg)≧3.0×(鋳型上部内寸幅[m]+鋳型上部内寸厚み[m]) を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造時におけるパウダー溶融層厚みの測定を連続的に可能とする。
【解決手段】モールドパウダーの粉体部分と溶融層の界面でのマイクロ波の反射が明瞭に得られない場合における、連続鋳造時のモールドパウダー溶融層厚み測定方法である。モールドパウダーの粉体部分と溶融層の各々の平均誘電率の影響を受けるマイクロ波の反射による溶鋼の湯面レベル測定値L1と、前記平均誘電率の影響を受けない渦流センサーによる溶鋼の湯面レベル測定値Lの差ΔL1(=L1−L)と、モールドパウダーの溶融層厚みの相関を予め求めておく。予め求めておいた相関に基づき、モールドパウダー溶融層厚みを得る。
【効果】連続鋳造に用いるパウダーの溶融層の厚みを連続的に精度良く測定することが出来るので、パウダー開発ならびに操業管理・品質管理に効果がある。 (もっと読む)


【課題】鋳型内で溶鋼との反応を抑制し、安定した操業が可能であり、かつ、鋳片の表面品質を良好に保つために、モールドフラックスを用いて、C含有量が0.1〜1.1%であるとともにMn含有量が10〜30%である高Mn鋼を連続鋳造する。
【解決手段】Mn含有量が10〜30%である高Mn鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。高Mn鋼のMn含有量(Mn)に対する連続鋳造用モールドフラックスのMnO含有量(MnO)の比{(MnO)/(Mn)}は、0.25〜1.2であるとともに、塩基度(T.CaO/SiO)が0.80〜1.6である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを溶鋼上に散布した時に、炎や煙、及びボイリングの発生量やそれに伴う発塵が極めて軽微で、モールド内の観察が容易で、溶融速度を遅延しすぎることがなく、金属を添加したモールドパウダーに発生し易い溶融不良等を起すことがなく、且つ発熱性を付与した鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明に係る鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、モールドパウダー用ベース配合物に対して、外掛けで7質量%以下の量で、弗素原子と炭素原子のモル比(F/C)が1≦F/C≦2の範囲内にあり、かつ水素原子と炭素原子のモル比(H/C)が0≦H/C≦1の範囲内にある弗素原子及び炭素原子含有化合物を配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiによるモールドパウダー中のSiO2の還元反応が進行してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーが溶融した後の粘度の上昇を抑えて鋳型と凝固シェルとの間に流入し易くすることによって、縦割れ,ノロカミ,捕捉ガス気泡等の表面欠陥を防止できる耐摩耗鋼の連続鋳造方法、およびそれによって得られる耐摩耗鋼を提供する。
【解決手段】C,Tiを所定量含有する組成を有する耐摩耗鋼の溶鋼の連続鋳造を行なう連続鋳造方法において、連続鋳造を行なう鋳型を振幅3.0〜9.0mm,振動数60回/分以上120回/分未満で振動させ、かつ脂肪酸を0.1〜0.5質量%含有するモールドパウダーを鋳型に投入し、鋳造速度を0.6〜1.0m/分として連続鋳造を行なう。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造機の腐食を抑制しつつ、安定操業が可能で、さらに、良好な鋳片表面品質が得られるようにする。
【解決手段】塩基度(CaO/SiO2)が0.45〜0.75、F,B2O3を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、Al2O3の含有量が4質量%以下、Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率が0.16〜0.35、1300℃における粘度が4poise以下の連続鋳造用モールドフラックスを使用し、炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋼を鋳造する。
【効果】モールドフラックス中のFによる連続鋳造機の腐食を抑制し、かつ、現状と変わらない表面品質の炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋳片を、十分な消費量を有して安定した操業で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向の温度偏差と表面の過冷却とを抑制して、鋳片の内部割れ防止と表面割れ防止の両立を図り、良質の鋳片を製造可能な鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型10と、その下流側に配置された二次冷却帯11を有する連続鋳造機12を用い、鋳型10から、Siを1.0質量%以上、又はCrを10質量%以上、又はCを0.5質量%以上含む鋳片13を引き抜き、鋳片13を二次冷却帯11に設けられた多数の冷却用ノズルで冷却する鋼の連続鋳造方法であり、鋳型10内に供給するパウダーの消費量Pwを0.2〜0.6kg/mとし、かつパウダー中のCaOのSiOに対する質量%の比CaO/SiOを0.90〜1.45として、二次冷却帯11のうち、鋳型10の直下から、鋳造方向に1.2mまでの冷却範囲で、冷却用ノズルから鋳片13に吹き付けられる冷却水の水量密度Wを300〜700リットル/m/分とする。 (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向の温度偏差と表面の過冷却とを抑制して、鋳片の内部割れ防止と表面割れ防止の両立を図った鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型10と二次冷却帯11を有する連続鋳造機12を用い、Siを1.0質量%以上、又はCrを10質量%以上、又はCを0.5質量%以上含む鋳片13を二次冷却帯11の冷却用ノズルで冷却する鋼の連続鋳造方法であり、鋳型10内に供給するパウダーのCaO/SiOを0.90〜1.45とし、二次冷却帯11のうち、鋳型10の直下から、鋳造方向に0.6mまでの冷却範囲R1と、鋳型10の直下から鋳造方向に、0.6m〜1.2mの冷却範囲R2で、冷却用ノズルから鋳片13に吹き付けられる冷却水の水量密度P1、P2が、以下の条件を満足する。150リットル/m/分≦P1≦280リットル/m/分、300リットル/m/分≦P2≦700リットル/m/分 (もっと読む)


【課題】パウダー自身の剥離性を向上させることに加えて、鋳型の下流側に設置された冷却用ノズルから鋳片に吹き付けられる冷却水の水量密度を調整することにより、鋳片の幅方向の冷却を安定させ、過冷却により発生する鋳片の表面割れを抑制して、良質の鋳片を製造可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Siを1.0質量%以上含有する溶鋼を鋳型に供給し、鋳型内に供給するパウダーの消費量を0.2kg/m以上0.6kg/m以下にする連続鋳造方法において、パウダーの凝固温度を1050℃以上1200℃以下とし、結晶化温度を500℃以上600℃以下として、鋳型の下流側に設置された二次冷却帯のうち、鋳型の直下から、鋳造方向に1.2mまでの冷却範囲で、二次冷却帯に設けられた多数の冷却用ノズルから鋳片に吹き付けられる冷却水の水量密度を400リットル/m/分以上700リットル/m/分以下とする。 (もっと読む)


【課題】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造において、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止する。
【解決手段】垂直曲げ型の連続鋳造機を使用する亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造方法である。CaO,SiO2,アルカリ金属酸化物,および弗素を基本成分とし、CaOのSiO2に対する質量濃度比としての塩基度(CaO/SiO2)が1.6以上、凝固点が1250℃以上、1300℃における粘度が1poise以下であるモールドフラックスを使用する。鋳型より鋳片の引抜き方向下流側で、曲げ部より鋳片の引抜き方向上流側の垂直部において、二次冷却の比水量を0.20リットル/kg以下にする。
【効果】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造時に、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳造初期の鋳型内での溶鋼表面の凝固及びベアの生成が原因で発生するブレークアウトを防ぐ。
【解決手段】鋳型3内に浸漬ノズル2を介して溶鋼を注入し、鋳型3内の溶鋼6の表面が浸漬ノズル2の吐出孔2aの上端を越えた時点で、フロントパウダーを鋳型3内に投入する。フロントパウダーの熱量は60[MJ/m]以上である。鋳型3内の全てのフロントパウダーが溶融して形成されるスラグ溶融層7の厚みTを0.009[m]以上0.014[m]以下とする。鋳型3内に投入されたフロントパウダーが鋳型3内の溶鋼6の表面を覆った後、15秒以内に、本体パウダーを鋳型3内へ投入する。ここで、鋳型3内での本体パウダーの未溶融層9の厚さTが0.03[m]以上となるようにする。 (もっと読む)


【課題】中空顆粒状モールドフラックスにおいて、長距離を高速で気体搬送しても粉化を少なくして、フラックスの粉化によるフラックスの溶融特性の変質や使用時の粉塵の飛散を防止する。
【解決手段】中空顆粒状モールドフラックスの全量に対して、多糖類、セルロース系の半合成高分子、アルギン酸ナトリウム、リグニン化合物、ビニル系高分子化合物、ポリエチレングリコールなどの1種以上からなる有機バインダーを2.0〜10.0質量%、ナトリウムオキソ酸塩、カリウムオキソ酸塩などの1種以上からなる無機バインダーを1.0〜10.0質量%含有させる。 (もっと読む)


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