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Fターム[4E081AA08]の内容

突合せ溶接及び特定物品の溶接 (6,374) | 目的、効果(突合せ溶接) (656) | 品質向上 (454) | 継手性能の確保(強度、疲労、脆性破壊) (211)

Fターム[4E081AA08]に分類される特許

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【課題】 この発明は、複数の部材を突合せて突合部を溶接した場合における当該溶接部の強度を向上させる突合せ溶接部構造に関する。
【解決手段】板の突合せ溶接部の構造であって、一対の被溶接部材の突合せ部近傍の一方の面が板厚方向に窪んだ凹み面となり、反対側の面が板厚方向に突出した突出面となっており、前記凹み面にのみ溶接部を設けたことを特徴とする。
凹み面や突出面は、被溶接部材に対して相対的なものでよく円形状の場合は平坦面としてもよい。 (もっと読む)


本発明は、厚肉金属加工品を溶接によって結合するための方法に関する。溶接継手を製造するために肉厚に依存して横断面に最大3つの溶接領域が設けられ、溶接には複数の溶接法を組合せて適用され、詳細には(ルート層用の)第1の溶接領域がレーザビーム溶接またはレーザアーク複合溶接によって溶接され、第2の溶接領域がレーザアーク複合溶接によって溶接され、厚肉金属加工品の板厚に依存して場合によって必要となる第3の溶接領域がレーザアーク複合溶接またはアーク溶接によって溶接される。その都度応用される溶接法に合せられる開先加工部も本発明に含まれる。 (もっと読む)


【課題】疲労強度の向上を実現する溶接継手及び鋼床版並びに鋼床版の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板10の舗装部分載置面11とは反対側の下向き面12に補剛材20を複数溶接してなる鋼床版3において、鋼板10と当接する補剛材20の縁部21にレ型開先22を形成し、このレ型開先22に所定の低温域でマルテンサイト変態を生起する低変態温度溶接材料からなる溶接金属30を装填し、この溶接金属30の希釈率を一定にするべく溶け込み率を管理して得たデータに基づいて、補剛材20におけるレ型開先22の拡開角度θを45度に設定した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、特に、LNG船、ばら積み船、コンテナ船など、船殻の内部に大きな空洞、あるいは上部に大きな開口部を有する船舶において、疲労耐久性に優れた船舶およびその疲労耐久性の向上方法を提供する。
【解決手段】上部に大きな開口部を有する溶接構造の船殻を備えた船舶であって、該船殻を構成する鋼部材の溶接部うち、その溶接止端部の断面形状の曲率半径rmmと鋼部材の厚さtmmとの関係が、r≧t/4であることを要求される溶接止端部の少なくとも一部に、曲率半径Rが1.0〜10.0mm、鋼部材表面から厚さ方向の深さDが1.0mm以下である打撃痕を有するものである。 (もっと読む)


【課題】橋梁の鋼床版とその補強に用いられるリブ材の隅肉溶接方法と隅肉溶接継手に好適なガスシールドアーク溶接法を用いた、疲労特性に優れる略T字型の隅肉溶接方法および隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】平板2と縦板1の突合せ部にレ開先(くさび状空隙)を有する略T字型の隅肉溶接継手を以下の条件で溶接し、裏波ビードを形成する。(1)溶接方法:正極性ガスメタルアーク溶接、(2)シールドガス:CO比率が60%以上で残部がAr,He,H,Oの2種または3種以上からなる混合ガス、あるいは、100%COガス、(3)溶接ワイヤ:ソリッドワイヤ (もっと読む)


【課題】溶接残留応力を考慮しつつ、予測精度の向上を図ることが可能な亀裂伝播予想方法を提案する。
【解決手段】複数の部材が溶接接合された溶接構造体に発生した疲労亀裂の伝播予測方法であって、溶接構造体に亀裂を設けた解析モデルにおいて、亀裂先端の開口モード及び面内せん断モードの応力拡大係数を求める第一工程S4〜S6と、溶接構造体に亀裂が存在しない解析モデルにおいて、溶接接合部近傍に発生する残留応力を求める第二工程S7と、第一工程S4〜S6と第二工程S7の結果に基づいて亀裂の進展を求める第三工程S8と、を有する。 (もっと読む)


【課題】橋梁の鋼床版とその補強に用いられるリブ材の隅肉溶接継手に好適なガスシールドアーク溶接法を用いた、疲労特性に優れる略T字型の隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】平板2と縦板1の突合せ部にレ開先(くさび状空隙)を有する略T字型の隅肉溶接継手を以下の条件で溶接し、裏波ビードを形成し、表ビード側脚長が縦板板厚1/2以上、4倍以下、更に裏波ビード側脚長を2mm以上、縦板板厚以下とする。(1)溶接方法:正極性ガスメタルアーク溶接、(2)シールドガス:CO比率が60%以上で残部がAr,He,H,Oの2種または3種以上からなる混合ガス、あるいは、100%COガス、(3)溶接ワイヤ:ソリッドワイヤ (もっと読む)


【課題】実際の溶接を実施する以前に溶接部の近傍を圧縮残留応力にする溶接条件を解析的手法により算出して行う構造物の溶接方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る構造物の溶接方法は、全溶接パス数より少ない複数の溶接施工部を設定し、各溶接施工部の溶接時の熱影響を模擬した解析条件から残留応力解析を行い(ステップS1)、この残留応力解析の結果から各溶接施工部における最適な解析条件を選択し、この選択した解析条件を、各溶接施工部の周囲の溶接パスの解析条件に展開し(ステップS2)、この展開した解析条件に基づく残留応力解析により全パス解析を行い(ステップS3)、この全パス解析より得られる残留応力解析の結果が構造物の溶接部近傍の評定部に生じる残留応力を圧縮残留応力にする解析条件を特定し、この解析条件を実際の溶接条件として設定して(ステップS4)構造物の溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】箱型断面部材の内部にダイアフラムを溶接で内蔵させる際に、ガスシールドアーク溶接やサブマージアーク溶接などの溶接入熱の小さい溶接法を用いることができ、鋼材の材質劣化を低減することができる溶接箱型断面柱を提供する。
【解決手段】4枚のスキンプレートからなる溶接箱型断面柱の少なくとも1面において、ダイアフラム3の端面と、上下に分割された2以上のスキンプレート2の外面とにより、柱外面を構成し、柱部材の外側からのアーク溶接12によりダイアフラム3をスキンプレート2に溶接し、溶接入熱の小さい、内側からのアーク溶接11と外側からのアーク溶接12により、ダイアフラム3の全辺をスキンプレートに溶接できるようにする。 (もっと読む)


本発明は、36%Ni−Fe合金スチールから作られた溶接された構造体、及び極低温を必要とする物質と関連した貯蔵タンク、パイプライン、及び他の装置に使用するための該溶接されたスチール構造体の製造法に関する。該溶接されたスチールは、溶接部及びベーススチールの両方において類似の熱膨張係数を有する。 (もっと読む)


【課題】鋼板への補剛材の溶接品質の向上を図り且つ疲労強度の向上を図る。
【解決手段】鋼板10と共に閉断面構造をなす補剛材20を前記鋼板10の表面に複数溶接してなる補剛板であって、前記補剛材20は、前記鋼板10に当接する縁部が前記閉断面構造の外側から所定出力のレーザLを所定方向から照射されて所定溶接速度でレーザ溶接されることにより、前記鋼板10に接合されている。 (もっと読む)


【課題】溶接部を含みガスタービン翼において、溶接金属の粒界直線化を抑制して、疲労特性と耐クラック性の優れたガスタービン翼が得られるようにする。
【解決手段】γ’相析出強化型Ni基超合金基材の一部を溶接金属にて構成したガスタービン翼において、溶接金属を4.8〜5.3wt.%のTa,18〜23wt.%のCr,12〜17wt.%のCo,14〜18wt.%のW,0.03〜0.1wt.%のC,1〜2wt.%のMo,1wt.%以下のAlを含み、酸素量が0〜30ppm,Ti量が0〜0.1wt.%,Re量が0〜0.5wt.%であるNi基合金とする。翼基材をストリップ化工程、γ’相を再固溶させる溶体化処理工程、前記溶接金属を得ることができる溶接ワイヤにてTIG法により不活性ガスチャンバ内で溶接する工程、1100〜1150℃のHIP処理工程、835〜855℃の時効処理工程にて製造する。 (もっと読む)


【課題】高温腐食環境下で高い耐食性を発揮する高Si−耐高温腐食Ni基合金同士の溶接部およびその近傍の耐高温腐食性を高め、高温腐食環境下で長期間の使用可能な耐高温腐食Ni基合金溶接構造体を提供する。
【解決手段】Ni:45〜57wt%、Cr:23〜35wt%、Mo:1〜5wt%、Si:3〜6wt%、C:0.05〜0.5wt%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物から成る高Si−耐高温腐食Ni基合金によって形成された複数の要素部材同士が溶接接合されて成る耐高温腐食Ni基合金溶接構造体であって、前記溶接された溶接部は、その溶着金属が、一部は前記高Si−耐高温腐食Ni基合金より靭性の高い第一の溶着金属WM1であり、残りは前記高Si−耐高温腐食Ni基合金と同じ組成の第二の溶着金属WM2であり、高温腐食雰囲気に曝される面に前記第二溶着金属WM2が露呈していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高変形性能を有しつつ,靱性,特に亀裂伝播停止特性を劣化させずに,耐切断割れ性を改善し,さらに溶接金属の靱性を低下させることなく,母材以上の継手強度を達成した引張強度900MPa以上のラインパイプ用溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】特定成分とフェライト+ベイナイト,フェライト+マルテンサイト,およびフェライト+ベイナイト+マルテンサイトのいずれかが面積分率で90%以上で,かつフェライトの面積率が10〜50%であり,ベイナイトおよび/またはマルテンサイト中のセメンタイトの平均粒径が0.5μm以下のミクロ組織を有する、引張強度900MPa以上かつ降伏比≦85%の鋼板を冷間加工で管状に成形した後,COガスシールドを用いたレーザーとAr−COガスシールドを用いたガスシールドアーク溶接を組合わせたハイブリッド溶接法によって,溶接金属の化学組成が特定成分となるように溶接する。 (もっと読む)


【課題】鋼板を突合せ溶接してなる垂直部材を水平部材にT型溶接してなる溶接構造体において、過剰設計とすることなく、垂直部材の溶接部に発生した脆性き裂の進展を確実に停止しうるスティフナを提供する。
【解決手段】前記垂直部材1の突合せ溶接部4の、T型溶接をしていない方の端部に発生した脆性き裂が、該突合せ溶接部4を伝播し、スティフナ3を通過して水平部材2に到達したときの、その位置における有効応力拡大係数Keffの値が、水平部材2の材料固有の脆性き裂伝播停止応力拡大係数Kcaの値以下になるように、下記式を用いて、スティフナ3の板厚t(mm)と、スティフナ3の水平部材2からの距離a(mm)とを調整する。
式 Keff(N/mm1.5)=980.665[(9.10×10−4×t−1.15)a+563] (もっと読む)


【課題】溶接箇所に関わらず、高度な作業性および繁雑な製造工程を必要とせず、溶接の熱による悪影響を防止することができる動力伝達シャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】動力伝達シャフトの製造方法は、外輪11、内輪3、内輪3に連結されるシャフト15、外輪11の開口を閉塞するブーツ16、並びに、外輪11およびブーツ16の内側に形成される内部空間Aに封入される潤滑剤17を備える等速ジョイント1と、外輪11またはシャフト15に溶接により結合される軸状部材5とを備える動力伝達シャフトの製造方法であって、外輪11またはシャフト15の外周面に冷却部材6を当接させた状態で、外輪11またはシャフト15に軸状部材5を溶接することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で即ち低コストで溶接止端部におけるフランク角が大きくなり、アクスルケースへのブレーキフランジの隅肉溶接に適用することで、ブレーキ時の制動トルクの保持と高い耐久性とを安価に両立できる隅肉溶接部の構造及び隅肉溶接方法を提供する。
【解決手段】第1の部材3に第2の部材4を隅肉溶接してなる隅肉溶接部の構造であって、第1の部材3及び第2の部材4の内の少なくとも一方の部材3の隅肉溶接する部分の一部又は全部に、溶接ルート部11に近付く程高くなるように形成された傾斜部10を溶接方向に沿って形成し、溶接ビード7の溶接止端部8が上記傾斜部10の途中に位置するように溶接してなるもの。 (もっと読む)


【課題】高周波誘導加熱を行いながら鋼管の突合せ溶接等をする際に、溶接ビード部の品質の安定化や加熱コイルと溶接ビード部との干渉による作業トラブルの防止を図ることができる鋼管の突合せ溶接方法および溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼管1の軸方向端面どうしを突合せた後、鋼管1を周方向に回転させつつサブマージアーク溶接を行い接合する方法であって、高周波誘導加熱コイル2を用いて鋼管突合せ部の内面および外面の少なくとも一方を予め加熱した後、サブマージアーク溶接を行うとともに、鋼管1の回転中に、高周波誘導加熱コイル2と鋼管突合せ部の内面または外面との間隔tがほぼ一定になるように、鋼管の内面または外面に対する高周波誘導加熱コイル2の垂直方向の相対位置を制御する。 (もっと読む)


【課題】鉄筋と裏当て材の位置関係に影響されることなく、超音波探傷検査にて探触子が溶接継手に接近できる鉄筋の突合せ溶接方法を提供する。
【解決手段】サイズが異なる2本の鉄筋71,75が、帯状の鋼板を略U字形に湾曲させた裏当て材61を用いて、突合せ溶接される。まず、鉄筋71,75の中心軸A及びBが平行に位置し、鉄筋71,75の開先間の距離が所定のルート間隔となるように調整が行われる。次に、鉄筋71,75の中心軸A及びBが略同一線上に位置するように調整が行われる。次に、裏当て材61が仮付けされる。裏当て材61は、鉄筋71,75の開先間の空間を囲うと共に、その底部が大きいサイズの鉄筋71から小さいサイズの鉄筋75に向かって傾くように、鉄筋71,75の側面と当接する。そして、鉄筋71,75の開先間が本溶接されて、鉄筋71、75間に溶接継手93が形成される。 (もっと読む)


【課題】万が一大入熱溶接部で脆性破壊が発生した場合においても、確実に脆性亀裂の伝播を妨げることのできる耐脆性破壊亀裂伝播停止特性に優れたT型溶接継手構造を提供する。
【解決手段】本発明のT型溶接継手構造、高強度鋼板を突き合わせ溶接した垂直部材と、高強度鋼板を突き合わせ溶接した水平部材を溶接によって接合してなるT型溶接継手構造において、前記垂直部材と水平部材の溶接線を一致させない構造とし、且つ前記水平部材を構成する高強度鋼板は、下記(1)および(2)の特性を満足するものである。
(1)アレスト特性を示すKca値が、−10℃で7000N/mm3/2以上である、
(2)板厚方向1/2部の−100℃での平均吸収エネルギー値が70J以上である。 (もっと読む)


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