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Fターム[4E081AA08]の内容

突合せ溶接及び特定物品の溶接 (6,374) | 目的、効果(突合せ溶接) (656) | 品質向上 (454) | 継手性能の確保(強度、疲労、脆性破壊) (211)

Fターム[4E081AA08]に分類される特許

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【課題】万が一大入熱溶接部で脆性破壊が発生した場合においても、確実に脆性亀裂の伝播を妨げることのできる耐脆性破壊亀裂伝播停止特性に優れたT型溶接継手構造を提供する。
【解決手段】本発明のT型溶接継手構造、高強度鋼板を突き合わせ溶接した垂直部材と、高強度鋼板を突き合わせ溶接した水平部材を溶接によって接合してなるT型溶接継手構造において、前記垂直部材と水平部材の溶接線を一致させない構造とし、且つ前記水平部材を構成する高強度鋼板は、下記(1)および(2)の特性を満足するものである。
(1)アレスト特性を示すKca値が、−10℃で7000N/mm3/2以上である、
(2)板厚方向1/2部の−100℃での平均吸収エネルギー値が70J以上である。 (もっと読む)


【課題】溶接時に過加熱とはならず、しかも溶接箇所の内、内側に隙間が生じないようにした、貯湯タンクのソケット溶接構造を提供する。
【解決手段】タンク本体に設けた開口部115aにソケット本体123を挿入し、該挿入部を溶接することで、タンク本体とソケット本体とを連結した貯湯タンクのソケット溶接構造において、ソケット本体123の外周に周方向に延びた環状の凸部301を形成し、該凸部がタンク本体に当たるまでソケット本体を挿入し、タンク本体の外側から該凸部301を溶かすように溶接したものである。 (もっと読む)


【課題】溶接部の健全性が高められ、優れた継手強度を有するアルミニウム材と鋼材のMIG溶接継手を提供すること、並びに、材質が異なるアルミニウム材と鋼材とを重ね合わせて、それらをMIG溶接する際に、入熱が低くなるようにコントロールして、溶接部の健全性を効果的に高め得るアルミニウム材と鋼材のMIG溶接方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム材12として、厚さ:Pが0.5〜2.0mmであるもの、鋼材14として、厚さ:Qが0.6≦Q/P≦0.8を満たすもの、溶接ワイヤ24として、直径:Lが0.8〜1.6mmである4000系又は5000系のアルミニウム合金からなるものを、それぞれ用い、アルミニウム材12と鋼材14とを重ね合わせて、かかるアルミニウム材12の端面部位に対して、所定の直流パルスMIG溶接操作を施し、鋼材の溶込み深さを、鋼材の厚さの5%以下とした。 (もっと読む)


【課題】溶接部の健全性が高められ、優れた継手強度を有するアルミニウム材と鋼材のMIG溶接継手を提供すること、並びに、材質が異なるアルミニウム材と鋼材とを重ね合わせて、それらをMIG溶接する際に、入熱が低くなるようにコントロールして、溶接部の健全性を効果的に高め得るアルミニウム材と鋼材のMIG溶接方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム材12として、厚さ:Pが0.5〜2.0mmであるもの、鋼材14として、厚さ:Qが0.6≦Q/P≦0.8を満たすもの、溶接ワイヤ26として、直径:Lが0.8〜1.6mmである4000系又は5000系のアルミニウム合金からなるものを、それぞれ用い、アルミニウム材12と鋼材14とを重ね合わせて、かかるアルミニウム材12の端面部位に対して、所定の直流パルスMIG溶接操作を施した。 (もっと読む)


主にフェライト特性を有する材料を接合するための方法および装置について記述される。その方法には、主にオーステナイトミクロ組織を含む溶接材料および溶接プロセスを使用してフェライト系材料を接合することが含まれる。結果として得られる溶接物は、優れた歪み許容性を生成する降伏比、均一伸び、靭性、および引き裂き抵抗特性を高める。高い歪み許容性は、軸方向の大きい荷重に適応する構造を生成する。溶接物は、十分な強度、引き裂き抵抗および破壊靭性を維持しながら、従来の溶接欠陥よりも大きな溶接欠陥に適応する。 (もっと読む)


【課題】安価で溶接止端部の形状が応力集中の軽減が図れる滑らかな形状となり、アクスルケースへのブレーキフランジの隅肉溶接に適用することで、ブレーキ時の制動トルクの保持と高い耐久性とを安価に両立できる隅肉溶接部の構造及び隅肉溶接方法を提供する。
【解決手段】第1の部材3に第2の部材4を隅肉溶接してなる隅肉溶接部の構造であって、第1の部材3及び第2の部材4の内の少なくとも一方の部材3の隅肉溶接する部分の一部又は全部に溶接方向に沿った溝10を形成し、溶接時にその溝10を溶着金属で埋めて溶接ビード7の脚長aが上記溝10の幅Xよりも大きくなるように溶接してなるもの。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、開先加工を施さない略I型継手又は略T型継手のままで、裏ビード形成の裏波溶接を行う必要がなく、溶け込み促進剤塗布前の溶融封止及び塗布後の表裏両面溶接によってブローホールや溶け不足のない深い溶け込みの健全な溶融接合部を得るのに有効な両面溶接方法を提供する。
【解決手段】
ステンレス鋼材又は低炭素鋼材からなる略I型継手部又は略T型継手部の表面側及び裏面側に溶け込み促進剤を塗布して非消耗電極方式のアーク溶接を施工する両面溶接方法において、溶け込み促進剤を塗布する以前に継手部の表面又は表裏両面を小エネルギの仮付け条件で溶融封止し、溶融封止後の継手部の表面側に溶け込み促進剤を塗布した後にアーク溶接の施工によって特定範囲の溶け込み深さまで溶融接合し、反対側の残り継手部の裏面側に溶け込み促進剤を塗布した後にアーク溶接の施工によって特定範囲の溶け込み深さまで溶融接合する。 (もっと読む)


【課題】板厚1〜20mmの薄板または厚板を重ね隅肉溶接または回し隅肉溶接して得られる隅肉溶接継手の疲労寿命を長大化させるために、溶接止端部の疲労き裂発生特性を改善させた、疲労強度に優れた継ぎ手設計方法を提供する。
【解決手段】鋼板の隅肉溶接継手において、溶接止端部における溶融境界FLを基点として、該基点から溶接金属側に0.5mm離れた位置における溶接金属の硬さHv(FL−0.5)と、前記基点から熱影響部側に0.5mm離れた位置における熱影響部の硬さHv(FL+0.5)との比が、0.3以上、0.9以下であることを特徴とする耐疲労き裂発生特性に優れた隅肉溶接継手。 (もっと読む)


【課題】中厚板からなる鋼板の端部同士の突合せ溶接継手において、レーザ溶接の有する特徴を活用した高能率な溶接施工を実現すると共に、その溶接継手部の高品質化、高性能化も図ることができる中厚鋼板の突合せ溶接継手を提案する。
【解決手段】板厚が10mm以上30mm以下の鋼板1の端部1a同士の突合せ溶接継手である。開先形状をX開先とし、その板厚中央部の開先ルートフェイス部2を深溶込み溶接により1パスで溶接した後、残りの板厚方向両側の開先部分3,4をそれぞれ1パスで仕上げ溶接した。これにより断面形状が3層の積層構造を有する中厚鋼板の突合せ溶接継手とした。 (もっと読む)


【課題】肉厚が25mm以上であっても、優れたHAZの低温靱性を確保することが可能な、低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】管状に成形された母材鋼板をシーム溶接した鋼管で、母材鋼板が、C:0.010〜0.050%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Al:0.020%以下、Ti:0.003〜0.030%、Mo:0.10〜1.50%を含有し、炭素当量Ceqが0.30〜0.53、割れ感受性指数Pcmが0.10〜0.20で、(式3)を満足し、母材鋼板の金属組織が面積率で20%以下のポリゴナルフェライトと面積率で80%以上のベイナイトからなり、有効結晶粒径が20μm以下、溶接熱影響部の有効結晶粒径が150μm以下である低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管。10C+100Al+5Mo+5Ni<3.3 ・・・ (式3) (もっと読む)


【課題】ガスシールドアーク溶接法を先行極とし、プラズマアーク溶接法を後行極として組み合わせて、自動車足回り部品の製造における重ね隅肉溶接において、足回り部品の継手疲労強度を向上する溶接法を提供する。
【解決手段】ガスシールドアーク溶接法を先行極7とし、プラズマアーク溶接法を後行極8として組み合わせて、プラズマ溶接法およびガスシールドアーク溶接法ともに正極とし、かつガスシールドアーク溶接法の電極7とプラズマ溶接法の電極8との溶接線方向の間隔を25mm以下とし、溶接ビード下板側止端部のフランク角を135°以上,曲率半径を0.45mm以上として上板2の板厚が6mm以下の重ね隅肉溶接を行なう。 (もっと読む)


【課題】比較的安価な設備を設けるのみで高能率の溶接が可能になり、かつ溶接金属の高温割れが防止できる鋼管の突合せ溶接方法および溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】予め開先加工を施した鋼管1の軸方向端面どうしを突合せた後、1パスまたは複数パスのサブマージアーク溶接により接合する方法であって、前記鋼管突合せ部の内面および外面の少なくとも一方を予め加熱した後、1パス当りの溶接ビード形状が以下の関係を満足するようにサブマージアーク溶接を行なうことを特徴とする鋼管の突合せ溶接方法。
0.85≦W/H<1.15 かつ H≦25mm
ここで、Wはビードの最大幅、Hはビードの溶込み深さである。 (もっと読む)


【課題】余盛止端部における応力集中係数Ktが1.0よりも大きくても、平滑材と同等の優れた疲労強度を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】構造用鋼のアーク溶接継手において、当該継手に形成した余盛の止端部における応力集中係数Ktを 1.0<Kt≦1.5 の範囲とし、かつ溶接金属の平均硬さHWM、余盛止端部の硬さHBおよび熱影響部最低硬さHminについて所定の関係を満足させる。 (もっと読む)


【課題】2つの溶接個所を2つの溶接トーチを使用して溶接開始の同期を取って溶接する開始同期アーク溶接方法において、先行してアークが発生した側の溶接開始位置前方部分の溶け込みが不足する現象を抑制する。
【解決手段】第1溶接トーチ及び第2溶接トーチを各々予め教示された溶接開始位置に移動させ(t1)、第1アークが先行して発生したとき(t2)はその状態で待機させ、遅れて第2アークが発生したとき(t3)は前記待機状態を終了して両溶接トーチを各々予め教示された溶接線に沿って移動させて溶接する開始同期アーク溶接方法において、第1アークの溶接開始位置から溶接方向に対して後ろ又は斜め後ろ側に終端位置を予め教示し、前記待機期間Tdの一部又は全部の期間中は第1アークを前記溶接開始位置と前記終端位置との間でウィービングSuさせる。 (もっと読む)


【課題】十分なビード幅及び高さを得るとともに母材に対する深い溶け込みを得て、高品質の溶接を行う。
【解決手段】溶接トーチ14をウィービングにより周回させて、上板の第1部材30と第2部材32との境界34に沿って+Z方向に向かって溶接を行う。1周期のウィービングは、教示点P1、P2、P3及びP4で指定される一巡経路である。ウィービングの1周期の間で、最初の第1移動区間40aでは直流、次の第2移動区間40bでは交流、第3移動区間40cでは交流、及び最後の第4移動区間40dでは交流となるように電流を切り替えながら溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】 突合せ溶接する帯状ワークの厚みに応じて帯状ワークの突合せ部近傍を挾持するクランプ機構の左右の上部クランプ間の間隔を簡単に正確に自動調整できるようにする。
【解決手段】 先行の帯状ワークW1と後行の帯状ワークW2の突合せ部近傍を上部治具5′及び下部治具5″から成るクランプ機構5で挾持し、前記突合せ部を溶接装置7により突合せ溶接する帯状ワークの突合せ接合装置に於いて、クランプ機構5の上部治具5′が、帯状ワークW1,W2の上方に位置する支持フレーム17の下面側に帯状ワークW1,W2の走行方向へ往復移動自在に配設した左右のスライド板21に夫々取り付けられ、帯状ワークW1,W2の突合せ部近傍の上面に当接する左右の上部クランプ5aから成り、左右の上部クランプ5aを支持フレーム17側と左右のスライド板21との間に夫々設けた駆動装置25により往復移動させ、左右の上部クランプ5a間の間隔を調整する。 (もっと読む)


【課題】溶接後のステンレス鋼管の内表面に残留する応力を、簡便な設備かつ簡単な方法で、圧縮応力にすることができるステンレス鋼管の多層溶接方法及び多層溶接物を提供すること。
【解決手段】ステンレス鋼管の端面同士を突き合わせ、円周方向に沿って開先溶接する溶接パスを複数回行い、該端面同士を溶接するステンレス鋼管の多層溶接方法であって、溶接前、前記ステンレス鋼管の端面同士の間に形成する開先を狭開先とし、溶接開始後、前記ステンレス鋼管の肉厚の38%〜45%まで溶接する溶接パスにおいては大入熱溶接を行い、以降の溶接パスにおいては、前記大入熱溶接時よりも低い入熱量で低入熱溶接を行い、多層溶接終了時、前記ステンレス鋼管の内表面の熱影響部に残留する応力を圧縮応力とする。 (もっと読む)


【課題】部材の厚さの増大を抑えると共に強度を向上させることができる溶接継手構造および重ね隅肉溶接方法を提供する。
【解決手段】第1発明の溶接継手構造1は、第1母材部2と、第1母材部2と重ね合わされた第2母材部3と、第1母材部2の表面と第2母材部3の端面との隅に形成された溶接金属4とを備える。そして、第2母材部3の端面は、第1母材部側2がその反対側よりも奥側に位置するように傾斜しており、溶接金属4ののど厚a1は、第2母材部3の厚さd2以上の大きさを有する。 (もっと読む)


【課題】 互いに溶接される一側部材と他側部材との接合強度を高める。
【解決手段】
角筒体12の左ウェブ12Aと補強板16との間、右ウェブ12Bと補強板16との間に、すみ肉溶接部17を形成すると共に、このすみ肉溶接部17と交差する複数の深溶け込み溶接部18を形成する構成とする。これにより、すみ肉溶接部17を複数の深溶け込み溶接部18によって補強することができ、角筒体12と補強板16との接合強度を高めることができる。また、すみ肉溶接部17と各深溶け込み溶接部18とが交差した部位には、深溶け込み溶接部18による滑らかなビード止端部18A,18Bを形成することができるので、角筒体12と補強板16との接合強度を一層高めることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接構造物の溶接施工面の残留応力改善処理を図り、残留応力を圧縮応力としてSCC対策を施したもの。
【解決手段】本発明に係る炉心シュラウドの溶接方法は、溶接対象物を原子炉圧力容器内に据え付けられ炉心を取り囲む炉心シュラウド10または配管・容器とする。炉心シュラウド10の溶接方法は、被溶接物の炉心シュラウド10を据え付ける際、新炉心シュラウド11を基礎炉心シュラウド12上に現地溶接にて設置する方法である。この炉心シュラウド10の溶接方法は、新炉心シュラウド11を基礎炉心シュラウド12上に載置した後、シュラウド外面あるいはシュラウド内面側から反対側のシュラウド面に向って、複数パスの溶接ビード16を周方向に肉盛りして溶接ビードシーケンス15を順次形成していく際、シュラウド表面の残留応力が圧縮となるように、シュラウド半径方向の溶接位置に応じて溶接条件を選択する溶接方法である。 (もっと読む)


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