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Fターム[4E081AA08]の内容

突合せ溶接及び特定物品の溶接 (6,374) | 目的、効果(突合せ溶接) (656) | 品質向上 (454) | 継手性能の確保(強度、疲労、脆性破壊) (211)

Fターム[4E081AA08]に分類される特許

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【課題】構体質量の増加を極力抑えながら、構体の曲げ剛性を向上することによって、鉄道車両の良好な乗心地性能を提供する。
【解決手段】屋根構体1、側構体2、台枠3、妻構体4から成る鉄道車両構体10の長手方向中央部の屋根構体1の車内側に強度板7を貼り付けする。強度板7の鉄道車両構体10の長手方向の貼り付け範囲は2つの枕梁6の間であり、屋根構体1の左右方向の貼付範囲は屋根構体1の左右方向の長さの半分程度である。強度板7の板厚は、屋根構体1の上下方向の高さが高くなるに従って厚くなっている。かかる構造においては、多大な変形が生じる鉄道車両構体10の長手方向中央部の屋根構体1の変形を抑えられるので、鉄道車両構体10の曲げ剛性を効率的に向上できる。すなわち、鉄道車両の上下方向の曲げ振動を抑制できるので、良好な乗心地性能を提供できる。 (もっと読む)


【課題】疲労強度の向上を図った補剛板及び補剛板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板(10)の面上に補剛材(20)を単数または複数溶接してなる補剛板において、鋼板と当接する補剛材の縁部(22)にレ型またはJ型開先(24)を形成し、該レ型またはJ型開先に所定の低温域でマルテンサイト変態を生起する低変態温度溶接材料からなる溶接金属(30)を溶接施工するようにした。 (もっと読む)


【課題】被覆層の間に形成された多層管において、その直径を小さくした場合でも、機能層の形成面積を低下させることなく、貫通孔を形成可能な多層管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一対の被覆層およびこの一対の被覆層の間に形成された機能層を有する多層管において、前記貫通孔を形成するための開口部を有する筒状の内側被覆層用金属板および外側被覆層用金属板を準備する工程と、前記内側被覆層用金属板および外側被覆層用金属板の開口部に応じた形状を有するリング状の溶接部材を準備する工程と、前記内側被覆層用金属板と、前記溶接部材と、を溶接する工程と、前記溶接部材の形状に応じた開口部を有する機能層を、前記溶接部材を溶着させた内側被覆層用金属板上に配置する工程と、前記機能層上に、前記外側被覆層用金属板を配置する工程と、前記外側被覆層用金属板と、前記溶接部材と、を溶接する工程と、を有する多層管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】船体構造に好適な、脆性亀裂伝播停止特性に優れる溶接構造体を提供する。
【解決手段】ウェブのフランジとの突合せ面に未溶着部が残存する隅肉溶接継手を備え、好ましくは、前記隅肉溶接継手の継手断面における未溶着部の幅と、ウェブの板厚と左右の隅肉溶接部の脚長の和に対する比率X(%)と、前記フランジの供用温度における脆性亀裂伝播停止靭性Kca(N/mm3/2)が、X(%)≧{5900−Kca(N/mm3/2)}/85を満足する。更に好ましくは、前記隅肉溶接継手における未溶着部を、隅肉溶接継手断面において、ウェブの板厚と左右の隅肉溶接部の脚長の和の15〜90%の幅とする。ウェブに突合せ溶接継手部を有する場合は、突合せ溶接継手部の板厚と左右の隅肉溶接部の脚長の和に対する比率X(%)と、フランジの供用温度における脆性亀裂伝播停止靭性Kca(N/mm3/2)が上式を満たす。 (もっと読む)


【課題】 薄鋼板の重ね継手部の横向姿勢におけるガスシールドアーク溶接において、鋼板の隙間が大きい場合でも溶接時に溶け落ちを発生することなく、ビード幅の広い良好な溶接ビードを得る。
【解決手段】 Si含有量が0.1質量%以下で厚さ2.0〜4.5mmの薄鋼板の横向重ね継手部を1.2m/min以上の溶接速度でガスシールドアーク溶接する方法において、C:0.02〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.6%を含有するソリッドワイヤを用いて、ワイヤ送給速度11m/min以上、パルスピーク電流Ip:440〜520A、パルスベース電流Ib:30〜80Aで、かつパルスピーク電流Ipとパルスピーク時間Tpが下記(1)式を満足するパルスを付加して溶接する。
415≦Ip(A)×Tp(msec) ≦ 780 ・・・・(1) (もっと読む)


【課題】溶接継手の疲労強度向上を目指し、ステンレス分野にも転用できる成分系で、かつ、重ね隅肉溶接継手の疲労強度を向上できる重ね隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】強度440MPa以上の高強度鋼板に薄鋼板を重ね合わせ、質量%で、Cr:15〜27%、及び、Ni:7〜22%を含有するステンレス用溶接材料を用いて形成した隅肉溶接継手において、(a)溶接金属の溶け込み深さが、上記高強度鋼板の板厚の2/3以下であり、かつ、(b)下記式(1)で定義する希釈率Zが、0.35〜0.65であることを特徴とする高疲労強度隅肉溶接継手。
希釈率Z=(溶けた被溶接鋼板の断面積/溶接金属の断面積) ……(1) (もっと読む)


【課題】設計・施工面で特別な配慮を必要とせず、高い疲労強度を安定して得ることが可能な疲労強度に優れた鋼アーク溶接継手、その溶接方法及び鋼構造物を得る。
【解決手段】鋼を、質量%で、C:0.0001〜0.0600%、Si:0.01〜0.36%、Mn:0.01〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.009%以下及びAl:0.001〜0.100%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とすると共に、溶接金属を、質量%で、C:0.0001〜0.0200%、Si:0.01〜0.12%、Mn:0.01〜0.40%、P:0.030%以下、S:0.003%以下及びAl:0.001〜0.100%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とし、更に、溶接金属における少なくとも溶接止端から0.1mmまでの範囲を、平滑界面成長した凝固組織にする。 (もっと読む)


【課題】UOE鋼管の製造において、小入熱で、かつ、溶接パス数が少ない溶接手法を確立し、生産性の向上とHAZ部靭性の確保を両立させた革新的なUOE鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】UOE鋼管の製造方法において、X開先を溶接する際、(a1)前記X開先の外面側の開先角度を20°以上、40°以下とし、(a2)X開先の外面側を、ガスシールドアークと、出力が1kW以上、20kW以下のレーザとの複合熱源を用いて、1パスで溶接し、その後、(b)X開先の内面側を、サブマージアーク溶接を用いて、1パスで溶接し、合計2パスで溶接を完了する。 (もっと読む)


【課題】小入熱で、かつ、溶接パス数が少ない溶接手法を確立し、生産性の向上とHAZ靭性の確保を両立させた革新的なUOE鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】UOE鋼管の製造方法において、(a1)X開先の外面側の開先角度を20°以上40°以下とし、(a2)X開先の外面側を、ガスシールドアークと、出力が1kW以上20kW以下のレーザとの複合熱源を用いて1パスで溶接し、その後、(b)X開先の内面側を、サブマージアーク溶接を用いて1パスで溶接し、合計2パスで溶接を完了する際、(d)下記式(1)を満たす流量(B)のシールドガスを、溶接線の左右両側のガスノズル口から供給する。
3≦B/A≦30 …(1)
A:ガスノズル口の面積(cm2) B:シールドガスの流量(リットル/分) (もっと読む)


【課題】既設の隅肉溶接において、本溶接ビードのルート部及び止端部の双方の疲労強度を向上させ、疲労性能レベルD等級以上を安定して確保できる疲労性能の向上方法を提供する。
【解決手段】基材と被溶接部材とを隅肉溶接して形成された既設の本溶接ビードの少なくとも一方の止端部を含むビードに、新たに増し盛り溶接ビードを形成した後、前記本溶接ビード及び前記増し盛り溶接ビードの表面に現れている本溶接ビードの止端部、増し盛り溶接ビードの止端部、及び本溶接ビードと増し盛り溶接ビードとの境界止端部に超音波衝撃処理を施す。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接により作製される溶接構造体の溶接部にスリット状の未溶着が存在する場合でも、耐脆性き裂発生特性が高い溶接継手を提供する。
【解決手段】溶接構造体を形成する溶接継手において、JIS Z 2244に準拠して測定した溶接金属の硬さHV(WM)、溶接熱影響部の硬さHV(HAZ)、母材の硬さHV(BM)が次式の関係を満足することを特徴とする耐脆性き裂発生特性に優れた溶接継手。
HV(WM)+HV(BM)−2・HV(HAZ)<90、かつ
HV(WM)≧0.9・HV(BM) (もっと読む)


【課題】ミグ溶接時に、冷却後の接合界面に脆弱なAl−Fe二元合金層が生成することを抑制し、接合強度を向上させた鋼/アルミニウムの接合構造体を提供する。
【解決手段】
下地鋼板5の表面に溶融アルミニウムめっき層4が形成された溶融アルミニウムめっき鋼板1に、アルミニウム又はアルミニウム合金材2をミグ溶接にて重ね隅肉溶接した接合構造体である。溶融アルミニウムめっき層4がSi:3乃至12質量%、Fe:0.5乃至5質量%、残部がAl及び不可避的不純物の組成を有する。また、鋼板と溶接金属部との接合界面に占めるAl−Fe二元合金層7の割合が面積比95%以下であり、下地鋼板5と溶融アルミニウムめっき層4との界面に生じているAl−Fe−Si三元合金層6と前記接合界面のFe−Al二元合金層7との間に合金層消失域9が存在している。 (もっと読む)


【課題】広範囲な継手板厚に対し、良好なビード形状と健全で良好な継手性能を有する溶接継手を得ることができる多電極片面サブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】被溶接材の突き合わせ部の開先形状をV形状とし、その開先角度は30乃至60度とする。開先断面積に対する開先内充填材の充填率は2%以上25%未満である。そして、開先断面積に対する開先内充填材の充填率が2%以上15%以下の場合、第1電極の電流は950乃至1570A、開先断面積に対する開先内充填材の充填率が15%を超え20%以下の場合、第1電極の電流は1000乃至1580A、開先断面積に対する開先内充填材の充填率が20%を超え25%未満の場合、第1電極の電流は1050乃至1590Aである。また、この多電極片面サブマージアーク溶接は、フラックス銅バッキング又はフラックスバッキングを裏当材とする。 (もっと読む)


【課題】円筒状部材同士を溶接する際の溶接継ぎ手強度の向上、又は溶接継ぎ手強度の低下なしに円筒状部材の板厚を低減し、部品の軽量化と材料費の節減を達成し得る円筒状部材の溶接構造の提供。
【解決手段】本発明円筒状部材の溶接構造は、比較的厚肉の円筒状部材11、11’同士を突合せ溶接するに際し、突合せ端面11a、11’aを先端に溶融金属の流出を阻止する長さの、互いに密着する密着部分12を設けるように内側に折り曲げてフランジ11b、11’bを形成した状態で突合せ溶接をして成るので、円筒状部材同士を溶接する際の溶接継ぎ手強度の向上を図り、又は溶接継ぎ手強度を低下させることなく、円筒状部材の板厚を低減し、部品の軽量化と材料費の節減を達成し得る。
(もっと読む)


【課題】脆性亀裂伝播特性に優れ、天然ガスや原油の輸送用として好適な引張強度800MPaを超える超高強度溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】脆性亀裂伝播停止特性に優れた引張強度800MPa以上の鋼板を冷間加工で管状に成形した後,突合せ部を、COガスシールドを用いたレーザーとAr−COガスシールドを用いたガスシールドアーク溶接を組合わせたハイブリッド溶接法によって溶接する。 (もっと読む)


【課題】天然ガスや原油の輸送用として好滴な、引張強度800MPaを超え、変形能に優れる超高強度溶接鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】降伏比80%以下かつ引張強度800MPa以上の、質量%でC:0.03〜0.12%、Si:≦0.5%、Mn:1.8〜3.0%、P≦0.010%,S≦0.002%、Al:0.01〜0.08%、Cu:≦0.7%、Ni:0.01〜3.0%、Cr:≦1.0%、Mo:≦1.0%、Nb:0.01〜0.08%、V:≦0.10%、Ti:0.005〜0.025%、B:≦0.005%、Ca:≦0.01%、REM:≦0.02%、Zr:≦0.03%、Mg:≦0.01%、N:0.001〜0.006%、PcmB≦0.22、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼板を冷間加工で管状に成形した後,突合せ部を、COガスシールドを用いたレーザーとAr−COガスシールドを用いたガスシールドアーク溶接を組合わせたハイブリッド溶接法によって溶接する。 (もっと読む)


【課題】従来から高融点金属の薄板を溶接して金属部品を製作するのは難しかった。また、うまくいかないと薄板に穴が開くことが多かった。そこで手作業で一つ一つ様子を見ながら溶接する必要があり、極めて生産効率が悪くなっていた。そのため製造コストが高かった。また、使用する板厚は要求される性能から、一定の制約があった。そこで、使用する板材の板厚を変更せずに、金属部品を製作できる部材の構成と溶接方法が必要となった。
【解決手段】溶接補助板を溶接部分に沿わせることによって使用する板材の板厚を変更せずに、溶接部分の合計の板厚のみを必要十分に確保して、薄板の溶接を容易にした。
従来に比べて作業性が良くなり、スポット溶接タイプに比べコストは半減となった。また、従来溶接が出来なかった極薄板を使用して金属部品を製作することが可能となった。 (もっと読む)


本発明は、ステンレス鋼管の溶接ビーズ部に酸素遮蔽用アルゴンガスを噴射させつつステンレス鋼管の接合部のスキ間をTIG又はプラズマ溶接するステンレス鋼管の溶接装置及び溶接方法を提供する。本ステンレス鋼管の連続溶接装置は、円状に巻かれた鋼管のスキ間に母材及び溶接材のうちの何れか一つを溶融させつつ酸素遮蔽用アルゴンガスを噴射させる溶接機と、前記鋼管の内部に設置されて、前記溶接機により溶接が進行している溶接ビーズ部から所定距離後方に位置した既に溶接が完了した溶接ビーズ部の内面に向かって、4l/min〜20l/minのアルゴンガスを噴射させる噴射ノズルの形成されたガス供給管と、を備える。本発明によれば、アルゴンガスによって溶接部位の酸化が防止されるとともに、溶接が完了した溶接ビーズ部が急冷されて自動的に固溶化熱処理過程が行われるので、硬度及び耐腐食性などの物理的特性が鋼管の母材と同じステンレス鋼管を連続的に生成できる。
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【課題】発泡金属部材同士を溶接接合するに際し、溶融プールを安定に形成し維持することができて、発泡金属部材同士の溶接接合を容易に行うことができるようにした、発泡金属部材の溶接方法を提供すること。
【解決手段】一対の発泡金属部材1,1の端面同士を突き合わせて突き合せ線を形成し、前記突き合せ線上に前記発泡金属部材1,1と少なくとも主成分が同一成分からなる金属製板状溶加材2を載置し、MIGアークにより前記金属製板状溶加材と前記突き合せ端面同士とを溶融させ溶け込みを得て、前記一対の発泡金属部材1,1を溶接接合する。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の厚肉鋼板の溶接に好適なエレクトロガスアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶着量増加用のホットワイヤを溶融池に直接供給する。溶接装置は、溶接電源と溶接ワイヤ送給装置、電極トーチ、および溶接ワイヤで構成され、溶接電源の片極が電極トーチに、他極は被溶接部材に接続されている。溶着量を増大させるためのホットワイヤ供給機構として、通電加熱電源、ホットワイヤ送給装置、通電トーチ、およびホットワイヤからなる構成が溶接装置と独立して配置されている。アークを発生させ、溶融池を形成せしめる溶接ワイヤと被溶接部材の開先面の間に、ホットワイヤ送給装置、通電トーチを通して供給されるホットワイヤを送給するように配置する。 (もっと読む)


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