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Fターム[4E081CA09]の内容

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【課題】亜鉛メッキ鋼板を溶接する場合、深い溶け込みを実現し、かつ、ピットやブローホールの発生量を抑制することを両立することは困難であった。
【解決手段】2つの電極を溶接進行方向に対して前後方向に並べて溶接を行うアーク溶接方法であって、先行電極に使用するシールドガスと後行電極に使用するシールドガスとは成分が異なっており、先行電極に使用するシールドガスは、後行電極に使用するシールドガスよりも、溶接時に発生する気体がビード内に残留し難いガスであり、先行電極用のチップと母材との間の距離が、後行電極用のチップと母材との間の距離よりも短くなるように、先行電極用のチップと後行電極用のチップを配置し、先行電極から第1のアークを発生して第1の溶融プールを形成し、後行電極から第2のアークを発生して第2の溶融プールを形成して、2電極2溶融プールの溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】ビードの繋ぎ部に発生しがちな溶接欠陥をほぼ完全に無くす。
【解決手段】2台の溶接ヘッド11A、11Bにより3時の方向と9時の方向に振り分けて溶接を進め、6時の位置にてビードの繋ぎを行う下進振分溶接を行い、3時の位置側の先行溶接工程と9時の位置側の後続溶接工程とをこの順に所定の時間差をもって実行する。そして、先行側の溶接ヘッド11Aの先行トーチ9による溶接終端位置と後行トーチ10による溶接終端位置を同じ位置に設定し、かつ後続側の溶接ヘッド11Bの先行トーチ9による溶接終端位置と後行トーチ10による溶接終端位置を同じ位置に設定して、後行トーチ10の溶接終端部でクレーター処理を行い1周分の溶接を終了する。 (もっと読む)


【課題】 鋼板の重ね隅肉アーク溶接継手に負荷が作用した際に、溶接開始点の止端部から発生する疲労破壊及び溶接終了点のルート部から発生する疲労破壊の一方または双方を抑制した疲労特性に優れた重ね隅肉アーク溶接継手およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 2枚の鋼板の一部を重ね合わせて、上板鋼板と下板鋼板の隅を溶接して隅肉アーク溶接ビードを形成した重ね隅肉アーク溶接継手において、隅肉アーク溶接ビードの溶接終了点となる上板鋼板側に、上板鋼板と下板鋼板とを点溶接した溶接終了点側上板付加ビードを設け、かつ、前記隅肉アーク溶接ビードの溶接開始点止端部と一部重なり合う溶接開始点側下板付加ビードを下板鋼板に設けたことを特徴とする疲労特性に優れた重ね隅肉アーク溶接継手。 (もっと読む)


【課題】溶接とは別の外部熱源で入熱量を調整し、溶け込み深さをコントロールすることで被溶接部材の倒れを防止する2電極左右差溶接方法を提供する。
【解決手段】先行電極1と後行電極2とを用い被溶接部材12の両側から同時に隅肉溶接を行う2電極溶接方法において、隅肉溶接を施工中に、溶接以外の外部熱源(熱源6及び冷却源7)を用いて、先行電極1側の入熱量と後行電極2側の入熱量との間に差をつけることにより、被溶接部材12の両側の溶け込み深さを均一にし、被溶接部材12の倒れを防止する。 (もっと読む)


【課題】 亜鉛系めっき鋼板の重ね継手アークスポット溶接において、ピットやブローホールおよびビード止端部の切り欠き欠陥の発生を抑制することが可能な亜鉛系めっき鋼板の重ね継手アークスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板の重ね継手のアークスポット溶接方法において、下部鋼板1に厚み方向に重ね合せた、一方向xに延びる溶接対象端部に該一方向と直交する方向yに突出する突出部3が所定ピッチで形成された上部鋼板2の、該突出部3をアークスポット溶接することを特徴とする。前記アークスポット溶接は非消耗電極を用いる。 (もっと読む)


【課題】スタブ管をヘッダ管に溶接することができ、かつ溶接ヘッドを溶接線に直交する方向に往復動するウィービング動作が可能であるスタブ管溶接ヘッドを提供する。
【解決手段】対象物に一端が固定されたスタブ管1の端部全周を溶接するためのスタブ管溶接ヘッド10であって、スタブ管の軸線が仮想軸線3上に位置する場合に、スタブ管を間隔を隔てて囲む第1開口22と第1開口と外部空間とを連通しスタブ管が通過可能な第1スロット24とを有するヘッド本体20と、ヘッド本体に仮想軸線3を中心に旋回駆動可能に取り付けられ、第1開口と整合してスタブ管を間隔を隔てて囲む第2開口32と第2開口と外部空間とを連通しスタブ管が通過可能な第2スロット34とを有する旋回部材30と、旋回部材に仮想軸線3に対して半径方向に揺動駆動可能に取り付けられた溶接トーチ40とを備える。 (もっと読む)


【課題】例えば、先行電極は、小振幅のウィービング溶接を行い、後行電極は大きな振幅のウィービング溶接を行いたい場合があったとしても、従来のタンデムアーク溶接では、溶接トーチを一体のものとしてウィービングを行うのみであるので、先行電極と後行電極のウィービング振幅を変えてウィービングを行うことができない。
【解決手段】先行電極と後行電極の各々に対して個別に設定された振幅のウィービング軌跡を描くための、先行電極先端の予め決められた制御点と後行電極先端の予め決められた制御点とを結ぶ線に対して略垂直な回転軸を決定するステップと、前記回転軸を中心に溶接トーチが回転動作し、先行電極と後行電極が指定された振幅の往復動作を行うための回転角度を算出するステップと、前記回転軸を中心に前記回転角度で、前記溶接トーチを往復動作させる制御を行うステップを備える。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アークにフィラワイヤを送給して溶接する2ワイヤ溶接方法において、フィラーワイヤの溶着量を増大させて溶接効率を向上させる。
【解決手段】消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池の後半部に挿入しながら溶接する2ワイヤ溶接制御方法において、フィラーワイヤを溶接方向の前後方向にウィービングして、フィラーワイヤの挿入位置の変位量Lhを正弦波状に変化させる。そして、フィラーワイヤの送給速度Fwを変位量Lhに比例させて正弦波状に変化させる。これにより、フィラーワイヤの挿入位置がウィービング中心位置よりも前側方向にあるときはフィラーワイヤの溶融を促進してフィラーワイヤの送給速度Fwを高速化し、後側方向にあるときは溶融池の冷却及び盛り上がりを押さえてハンピングビードの形成を抑制している。 (もっと読む)


【課題】隅肉溶接の溶接継手にて、主板に反復応力が繰り返し作用しても溶接止端部に応力が集中するのを防止することによって、優れた疲労特性を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】2枚の鋼板を主板および上板として使用する隅肉溶接の溶接継手であって、主板の板厚をt(mm)とし、溶接継手の溶接止端部の全長にろう付けを施して形成されるろう付け部の幅W(mm)および見掛け高さH(mm)が、3mm≦W≦5t,1.5mm≦2H≦Wを満足する溶接継手。 (もっと読む)


【課題】狭い開先内でも、開先端部での溶け込みを確保した良好な溶接を無理なく行えるようにする。
【解決手段】溶接トーチ20を揺動させながらガスシールドアーク溶接を行うに際して、溶接トーチ20の溶接ワイヤ24送給方向に垂直な平面において、溶接トーチ20先端を、180度超360度未満の旋回角度で、溶接進行方向の前方点を基準に反転円弧揺動させると共に、溶接トーチ20先端の軌跡が、揺動の左右両端において前回の軌跡と重なるように、溶接速度に応じて、前記反転円弧揺動条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】融合不良部を円周溶接の内部に含まないようにし、疲労寿命の向上を得ることができる円周溶接工法を提供することにある。
【解決手段】第1管体10の端部に第2管体20が挿入され、円周方向に溶接開先に相当する円周方向隅部31が形成された状態において、円周方向隅部31から所定の距離だけ離れた第2管体20の外面21上の位置Aにおいて、溶接を開始し、円周方向Rに向かいながらで徐々に円周方向隅部31に近づく方向に溶接して予熱溶接ビード32を形成する工程と、予熱溶接ビード32が円周方向隅部31に到達した位置Bからは、円周方向Rに向かって溶接して円周溶接ビード33を形成する工程と、円周溶接ビード33が位置Bを通過して位置Cに到達したところで、溶接を終了し、溶接ラップ部34を形成する工程と、を有している。 (もっと読む)


【課題】作業時間の短縮を図るとともに、溶接品質を維持することのできる自動溶接システムを提供する。
【解決手段】予め、開先形状等に係る情報等に基づいて、各層毎のトーチ基準位置や基準供給電力等を演算する。溶接対象ワーク1を回転テーブル11に載置する。回転テーブル11を一回転させ、位置検出センサ18により距離R0(θ)を検出し、距離R1(θ),距離R2(θ)を演算する。位置検出終了後、溶接トーチ21,31を配置する。回転テーブル11を回転させ、R1,R2に基づいた径方向位置制御および溶接ビード断面均一維持制御をおこないながら溶接する。回転テーブル11が一回転すると、1層目の溶接が完了し、2層目の溶接を開始する。このように複数層の溶接を繰り返して開先深さまで埋まることにより、第1溶接位置において内輪2と静翼リング3とを接合し、同時に、第2溶接位置において静翼リング3と外輪4とを接合する。 (もっと読む)


【課題】立て板側においても滑らかな止端部で脚長を有すると共に寸法の大きい裏ビードを形成し、溶接歪みが小さく、特性の良好なT字継ぎ手を形成できる裏置きビード溶接法を提供する。
【解決手段】裏置きビードを付けた第一溶接母材と、これと溶接する第二溶接母材とを裏置きビード溶接法によってT字継ぎ手状に接合するに際し、前記裏置きビードの幅をW(mm)、高さをH(mm)としたとき、これらの比(W/H)が3.0以下となるように裏置きビードを形成して操業を行う。 (もっと読む)


【課題】溶接作業性に優れ、836N/mm以上の引張強さを有しながら良好な耐水素脆性を兼ね備えた溶接継手が安定的に得られる溶接材料および溶接継手の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.03%、Si:0.3〜1.2%、Mn:1.5〜2.5%、P:0.02%以下、S:0.005〜0.02%、Cu:0.1〜0.5%、Ni:2.0〜3.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、Ti:0.005〜0.3%、Nb:0.005〜0.1%、Al:0.004〜0.014%、O:0.05%以下、N:0.05%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、かつCeq:0.650以上、Pcm:0.250以上、0.00007≦C×Al≦0.00020を満たす化学組成を有する溶接材料。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の極厚鋼板の隅肉継手で疲労特性に優れた隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】板厚50mm以上の板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板の隅肉継手を、入熱30kJ/cm以下、3層6パス以下の積層で溶接し、前記厚鋼板は、少なくとも、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までの範囲において、板面に平行な(110)面のX線強度比が2.0以上、板面に平行な(100)面のX線強度比が1.1以下の集合組織を有し、更に、板厚方向圧縮残留応力の平均値が、160MPa以上で、もしくは、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に4mmまでの範囲において、板厚方向と直角方向の圧縮残留応力が100MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】溶接金属に欠陥が発生するのを抑制すること。
【解決手段】鋼材2同士を互いに突き合わせてMAG溶接する溶接工程を有する溶接方法であって、溶接工程の際、(1)式で示される溶接金属の表面張力推定値γが、1.26以上で、かつ(2)式を満たすように鋼材2同士をMAG溶接する溶接方法を提供する。
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ただし、(1)式中のSは、溶接金属M中の硫黄の含有比率(重量%)を表すとともに、(1)式中のOは、溶接金属M中の酸素の含有比率(重量%)を表し、S>0.001、かつO>0.01とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鋼板の重ね隅肉溶接継手において、ルート部起因の疲労破壊強度を高めることを課題とし、それを解決し得る溶接方法、およびその成果としての溶接継手を提供することを目的とする。
【解決手段】上板と下板を重ね合わせ、当該重ね合わせ部分が溶接金属に溶け込むように溶接し、上板端面と下板の上板側表面が溶接金属を介して接続され、また下板端面と上板の下板側表面も前記溶接金属を介して接続される鋼板の重ね隅肉溶接方法であって、上板と下板の重ね合わせ部の鋼板長手方向の長さである重ね代(重ね合わせ長さ)が以下の式を満足することにより得られる。
−0.26×t+2×t−2.4 ≦ 重ね代 ≦ 0.1×t−1.1×t2+4.3×t−2.7
ここでt1:上板の板厚 (もっと読む)


【課題】容易にトーチの位置を調整することができるガスシールドアーク溶接装置を提供すること。
【解決手段】溶接装置Sは、電極を有する電極用トーチ(10,20)と、フィラーワイヤ31を支持するフィラーワイヤ用トーチ30と、電極用トーチ(10,20)、フィラーワイヤ用トーチ30をそれぞれ支持する各トーチクランプ45と、各トーチクランプ45が支持されるベース50と、ベース50を移動させる移動装置(100)とを有する。溶接装置Sは、電極用トーチ(10,20)、フィラーワイヤ用トーチ30をそれぞれ所定角度回動させて電極用トーチ(10,20)及びフィラーワイヤ用トーチ30の設置角度をそれぞれ調整する各角度調整機構44と、電極用トーチ(10,20)、フィラーワイヤ用トーチ30を全方向へ移動させて電極用トーチ(10,20)、フィラーワイヤ用トーチ30の位置をそれぞれ位置調整する各位置調整機構60とを有する。 (もっと読む)


【課題】ガウジング工程を要することなく、かつ、開先面内に継手拘束のための仮付け溶接が必要な長尺継手に対しても、高温ワレのない完全溶込みの両面溶接継手を得ることができるガウジングレス完全溶込み溶接を図るガスメタルアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】先行溶接と後行溶接とにより両面開先継手をガウジングなしで完全溶込み溶接するガスメタルアーク溶接において、継手拘束のために初層溶接の先行側の開先面内に仮付け溶接を行い、先行溶接側の溶接アークが開先ルートフェイスを貫通せず、かつ、開先ルート部が溶融するような溶接条件で先行側初層を溶接する。 (もっと読む)


【課題】 溶接トーチの広幅揺動を低負荷で円滑におこなう。
【解決手段】 溶接方向yに延びる振り子軸22;その先端部が固定された第1振り子幹23;揺動駆動軸19;振幅調節ねじ26;振幅調節ねじの回転により上下駆動されるスライドブロック28,29;垂直方向zに分布し第1振り子幹23のガイド溝23aに進入する複数の倣いローラ32,33を装備した回転アーム31;溶接方向yに延びる軸廻りに振り子回動する第2振り子幹34;機体に固定され揺動方向xに延びるレール15;該レールで支持され揺動方向xに移動可能なキャリッジ24;該キャリッジに固定され揺動方向xに延びる揺動アーム5;および、キャリッジに固定され第2振り子幹34の振り子ローラ36で振り子駆動される振り子25;を備える。 (もっと読む)


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