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Fターム[4E081DA12]の内容

Fターム[4E081DA12]に分類される特許

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【課題】亜鉛メッキ鋼板を溶接する場合、深い溶け込みを実現し、かつ、ピットやブローホールの発生量を抑制することを両立することは困難であった。
【解決手段】2つの電極を溶接進行方向に対して前後方向に並べて溶接を行うアーク溶接方法であって、先行電極に使用するシールドガスと後行電極に使用するシールドガスとは成分が異なっており、先行電極に使用するシールドガスは、後行電極に使用するシールドガスよりも、溶接時に発生する気体がビード内に残留し難いガスであり、先行電極用のチップと母材との間の距離が、後行電極用のチップと母材との間の距離よりも短くなるように、先行電極用のチップと後行電極用のチップを配置し、先行電極から第1のアークを発生して第1の溶融プールを形成し、後行電極から第2のアークを発生して第2の溶融プールを形成して、2電極2溶融プールの溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム材と鋼材との重ね隅肉部をMIG溶接して得られる継手構造において、その継手部位の健全性を高めて、継手強度を効果的に向上せしめ、また曲げ加工等の加工に際して、継手部位に割れ等の欠陥が惹起されることのない、MIG溶接継手構造を提供すること。
【解決手段】所定のアルミニウム材を、鋼材の上に重ね合わせて、その重ね隅肉部を、所定の溶加材を用いて、MIG溶接して得られる継手構造において、その溶接部位におけるビードと鋼材との接合界面に形成される金属間化合物層の最大厚さを、0.5〜10μmの範囲内とすると共に、ビード止端部位における金属間化合物層の厚さを、0.5〜3.0μmとする。 (もっと読む)


【課題】ガセット板と高張力鋼の角廻し溶接部の疲労強度を飛躍的に向上させることができる溶接方法および溶接継手を提供する。
【解決手段】ガセット板を高張力鋼に角廻し溶接により溶接する溶接方法であって、溶接金属のマルテンサイト変態開始点が350℃以下の溶接材料を用いて、ガセット板の端部の長手方向に17mm以上の長さのビードを形成する溶接方法。前記溶接方法を用いて、ガセット板が高張力鋼に溶接されている溶接継手。既存の鋼構造物におけるガセットと母材からなる角廻し溶接部を溶接により補修または補強する溶接方法であって、溶接金属のマルテンサイト変態開始点が350℃以下の溶接材料を用いて、角廻し溶接部のガセット板の端部の長手方向に、ガセット板の端部からのビード部の長さが17mm以上となるようにビードを形成する溶接方法。 (もっと読む)


【課題】高速度の溶接条件においても溶接作業性が良好で、優れた機械性能の溶接金属が得られる低温用鋼のサブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】ワイヤ全質量%で、C:0.03〜0.15%、Si:0.08〜0.6%、Mn:1.2〜3.2%、Ni:0.5〜3.5%、Mo:0.03〜0.6%、CaF2:2〜12%、金属炭酸塩のCO2分:0.05〜0.7%、アルカリ金属化合物のNa2O、K2O及びLi2O換算値の合計:0.02〜0.2%を含有し、ワイヤの全水素量が50ppm以下であるフラックス入りワイヤと、質量%で、SiO2:8〜25%、Al23:25〜40%、MgO:0.5〜8.0%、MnO:5.5〜11%、CaO:5〜20%、CaF2:25〜45%、アルカリ金属酸化物の合計:0.1〜3.0%を含有する溶融型フラックスとを組合せて溶接する。 (もっと読む)


【課題】薄肉部材に薄肉部材よりも熱容量の大きな取付部材のフランジ部を重ねてアーク溶接しても、溶け落ちを防止できる溶接構造を得る。
【解決手段】薄肉部材1に薄肉部材1よりも熱容量の大きな取付部材2のフランジ部6を重ね合わせてアーク溶接により薄肉部材1とフランジ部6の外縁とを隅肉溶接する。その際、フランジ部6の外縁の厚さを薄肉部材1の肉厚に応じて薄くした。また、フランジ部6の外縁の厚さTを薄肉部材の肉厚tの0.5倍から2.0倍の間とした。更に、フランジ部6の外縁に沿って段部6bを形成してフランジ部6の外縁端側に薄肉部6aを設けフランジ部6の外縁の厚さを薄くした。 (もっと読む)


【課題】パイプの側部に別のパイプの端部を溶接する際に高度な溶接技能が必要とされない角度調整装置を提供する。
【解決手段】角度調整装置10は、被溶接物50を保持するパイプ保持部20と、回転軸A1を中心にパイプ保持部20を回転させて第1パイプ51の向きを漸次変化させる第1調整機構30と、第1パイプ51の中心線A2を中心にパイプ保持部20を回して第2パイプ52の向きを変化させる第2調整機構40とを備えている。第2調整機構40は、第1パイプ51の向きが縦向きの配置及び横向きの配置うちの一方の配置から他方の配置へ漸次変化するのに伴って、前記縦向きの配置のときよりも前記横向きの配置のときの方が第2パイプ52の向きが水平方向Hに近くなり、かつ前記一方の配置から他方の配置までの変化中に第2パイプ52の向きを一方向に漸次変化させる。 (もっと読む)


【課題】 鋼板の重ね隅肉アーク溶接継手に負荷が作用した際に、溶接開始点の止端部から発生する疲労破壊及び溶接終了点のルート部から発生する疲労破壊の一方または双方を抑制した疲労特性に優れた重ね隅肉アーク溶接継手およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 2枚の鋼板の一部を重ね合わせて、上板鋼板と下板鋼板の隅を溶接して隅肉アーク溶接ビードを形成した重ね隅肉アーク溶接継手において、隅肉アーク溶接ビードの溶接終了点となる上板鋼板側に、上板鋼板と下板鋼板とを点溶接した溶接終了点側上板付加ビードを設け、かつ、前記隅肉アーク溶接ビードの溶接開始点止端部と一部重なり合う溶接開始点側下板付加ビードを下板鋼板に設けたことを特徴とする疲労特性に優れた重ね隅肉アーク溶接継手。 (もっと読む)


【課題】溶接とは別の外部熱源で入熱量を調整し、溶け込み深さをコントロールすることで被溶接部材の倒れを防止する2電極左右差溶接方法を提供する。
【解決手段】先行電極1と後行電極2とを用い被溶接部材12の両側から同時に隅肉溶接を行う2電極溶接方法において、隅肉溶接を施工中に、溶接以外の外部熱源(熱源6及び冷却源7)を用いて、先行電極1側の入熱量と後行電極2側の入熱量との間に差をつけることにより、被溶接部材12の両側の溶け込み深さを均一にし、被溶接部材12の倒れを防止する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金材と鋼材との異種金属接合を、鋼材同士の接合等に最も広く採用されているTIG溶接により行うことができ、しかも、良好なビード外観と必要な継手強度を得ることができる異種金属接合方法を提供する。
【解決手段】タングステン電極5をアルミニウム合金材1側に5°超35°未満傾けた状態で、タングステン電極5の先端部を、アルミニウム合金材1の端縁から0mm以上3.5mm未満アルミニウム合金材1側の範囲の位置で、且つ、アルミニウム合金材1の表面位置から、2.0mm以上4.5mm未満垂直に離れた位置に配置して、アルミニウム合金材1と鋼材2をすみ肉溶接する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金材と鋼材の接合を、鋼材同士の接合等に最も広く採用されているTIG溶接により行え、しかも、良好なビード外観と必要な継手強度を得ることができる異種金属接合方法を提供する。
【解決手段】タングステン電極5を、鋼材2側に35°以上60°未満傾けると共に、タングステン電極5の先端部を、アルミニウム合金材1の表面から2.0mm以上4.5mm未満垂直に離れた位置に配置し、タングステン電極5の中心軸の延長線がアルミニウム合金材1の表面と交わる位置を、アルミニウム合金材1の端縁から1.0mm以上3.0mm未満アルミニウム合金材1側の範囲とし、アーク7を照射してアルミニウム合金材1と鋼材2をすみ肉溶接する。 (もっと読む)


【課題】溶接スパンと溶接ピッチに対するケガキ作業を行うことなく、各溶接箇所の箇所と長さを簡単に把握できるようにするとともに、断続的に突出する溶接ビードの発生を防止して、十分な溶接強度の確保と鉄道車両用筐体構造の品位向上を可能にする。
【解決手段】一方の薄板の端部を折り曲げることにより形成した立ち上がり部と他方の薄板の表面とを、互いに対向して接触するよう位置決めし、この立ち上がり部の端面に沿って、断続的な隅肉溶接により接合を行うことにより、鉄道車両用電気品を収容する筐体構造を構成する薄板において、立ち上がり部の端面に、断続的な隅肉溶接を行う箇所に対応して、ビードを内部に収容する切り欠き部を形成した。 (もっと読む)


【課題】位置合わせのためのエッジ部等の構造を設ける必要がなく、且つ溶接不良の低減及び歩留まり向上が可能な接合構造及び接合方法を提供する。
【解決手段】U状断面の下部板部材5の一方の下部側板部7の外面7aと、U状断面の上部板部材10の他方の上部側板部13の内面13aとを近接または接触させ、他方の下部側板部8の内面8aと一方の上部側板部12の外面12aとを近接又は接近させた重なり状態にする。続いて、下部板部材5の下部底板部6に形成した第1挿通孔9から位置決め用治具15を挿入し上部板部材10の上部底板部11に形成した第2挿通孔14に位置決め用治具15の先端部18を挿入した組付状態とする。この組付状態で、一方の下部側板部7の外面7aと他方の上部側板部13の端面13bとを溶接し、一方の上部側板部12の外面12aと他方の第1側板部8の端面8bとを溶接する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、一対の金属部材同士の突合部を容易に接合するとともに、接合部の強度や、気密性及び水密性を高めることが可能な接合方法を提供することを課題とする。
【解決手段】一方の金属部材1aの側面と他方の金属部材1bの端面を突き合わせてなる突合部J10の接合方法であって、突合部J10に対して金属部材1a,1b同士の外面側から摩擦攪拌を行う摩擦攪拌工程を行って外面側に塑性化領域W10を形成した後、突合部J10に対して金属部材1a,1b同士の入隅部IからTIG溶接又はMIG溶接による肉盛溶接を行って、突合部J10に沿って溶接金属T3を形成する溶接工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】再熱割れを防止可能で、かつ安価に製作可能な粗粒組織からなるオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】本発明に係るステンレス管は、ニオブ又はチタンを含むステンレス鋼から形成されている。このステンレス鋼のビッカーズ硬度は200以下である。ニオブを含むステンレス管は、オーステナイト結晶粒度番号で1以上7未満の粗粒組織から構成されている。また、チタンを含むステンレス管は、オーステナイト結晶粒度番号で3以上6未満の粗粒組織から構成されている。このように形成されたニオブ又はチタンを含むステンレス管は、500℃以上800℃以下の温度範囲で長期間にわたって使用しても、溶接部の近傍に再熱割れを生じることはない。 (もっと読む)


【課題】隅肉溶接の溶接継手にて、主板に反復応力が繰り返し作用しても溶接止端部に応力が集中するのを防止することによって、優れた疲労特性を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】2枚の鋼板を主板および上板として使用する隅肉溶接の溶接継手であって、主板の板厚をt(mm)とし、溶接継手の溶接止端部の全長にろう付けを施して形成されるろう付け部の幅W(mm)および見掛け高さH(mm)が、3mm≦W≦5t,1.5mm≦2H≦Wを満足する溶接継手。 (もっと読む)


【課題】 溶接入熱の少しのバラつきでも、十分な溶込みが得られる差込溶接式管継手を提供する。
【解決手段】 差込口に配管が差し込まれ、すみ肉溶接される差込溶接式管継手用構造材であって、差込口の端面の内径側周囲に、すみ肉溶接時の溶接入熱で溶融する微小突起部を備え、当該微小突起部の先端部の内径側周囲には、差込口に配管が差し込まれた場合に配管の表面と離隔する離隔部が備わることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フランジ継手付き配管のサイズに関わらず、また溶接作業時において段取り替えすることなく、迅速にフランジと管とを溶接することが可能な溶接用位置決め装置、溶接装置及び溶接方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶接用位置決め装置2は、中心に円形の貫通穴が形成され管17の端部と溶接されるフランジ18を支持し、フランジ18を中心軸周りに回転させるテーブル8と、テーブル8に設けられ、テーブル8に対してフランジ18を固定する爪部10とを備え、テーブル8は、爪部10によって固定されたフランジ18の貫通穴に対応して形成された開口部11を有し、開口部11には、フランジ18の貫通穴内面と管17の端部とを溶接する溶接用トーチ7が挿入される。 (もっと読む)


【課題】融合不良部を円周溶接の内部に含まないようにし、疲労寿命の向上を得ることができる円周溶接工法を提供することにある。
【解決手段】第1管体10の端部に第2管体20が挿入され、円周方向に溶接開先に相当する円周方向隅部31が形成された状態において、円周方向隅部31から所定の距離だけ離れた第2管体20の外面21上の位置Aにおいて、溶接を開始し、円周方向Rに向かいながらで徐々に円周方向隅部31に近づく方向に溶接して予熱溶接ビード32を形成する工程と、予熱溶接ビード32が円周方向隅部31に到達した位置Bからは、円周方向Rに向かって溶接して円周溶接ビード33を形成する工程と、円周溶接ビード33が位置Bを通過して位置Cに到達したところで、溶接を終了し、溶接ラップ部34を形成する工程と、を有している。 (もっと読む)


【課題】エネルギーの消費量の増加や溶接効率の低下を回避して、T型継手のフランジとリブとの接着面に深い溶込みを得ると共に、溶込み形状の安定した溶接継手を得る、T型継手のレーザ溶接とアーク溶接の複合溶接方法を提供する。
【解決手段】一方の被溶接材であるフランジの面上に他方の被溶接材であるリブを直交するように当接したT型継手を溶接するレーザ溶接とアーク溶接の複合溶接方法において、 前記T型継手を構成する前記リブと前記フランジとの当接部となる該リブの側面に開先部を形成し、 前記リブのフランジとの当接部に形成した前記開先部の底部に平坦部を形成し、 この平坦部を形成した前記開先部にレーザ光を照射するレーザ溶接とアーク溶接の双方を併用した複合溶接を実施して前記開先部に溶接金属の溶接ビードを形成し、T型継手を構成する前記フランジとリブを溶接する。 (もっと読む)


【課題】消費電力の低減を図るのに適するアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】各単位期間中に、非消耗電極15と母材Wとの間に生成したアークa1により母材Wに溶融池888を形成する工程と、溶融池888を形成する工程の後に、アークa1により、溶接金属881を加熱する工程と、を備える。このような構成によると、溶接金属881を加熱する工程はそれぞれ、溶融池888を形成する複数回の工程の間に行われる。そうすると、従来の場合と比較して、溶融池888が形成された時からあまり時間が経過していない時に、当該溶融池888が凝固した溶接金属881に対する平坦化のための加熱を、行うことができる。これにより、溶接金属881の温度があまり低下していない時に、溶接金属881に対する平坦化のための加熱を行うことができる。よって、溶接金属881を溶融させるために必要なエネルギの低減を図ることが可能となる。 (もっと読む)


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