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Fターム[4E081DA41]の内容

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Fターム[4E081DA41]に分類される特許

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【課題】再熱割れを防止可能で、かつ安価に製作可能な粗粒組織からなるオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】本発明に係るステンレス管は、ニオブ又はチタンを含むステンレス鋼から形成されている。このステンレス鋼のビッカーズ硬度は200以下である。ニオブを含むステンレス管は、オーステナイト結晶粒度番号で1以上7未満の粗粒組織から構成されている。また、チタンを含むステンレス管は、オーステナイト結晶粒度番号で3以上6未満の粗粒組織から構成されている。このように形成されたニオブ又はチタンを含むステンレス管は、500℃以上800℃以下の温度範囲で長期間にわたって使用しても、溶接部の近傍に再熱割れを生じることはない。 (もっと読む)


【課題】作業時間の短縮を図るとともに、溶接品質を維持することのできる自動溶接システムを提供する。
【解決手段】予め、開先形状等に係る情報等に基づいて、各層毎のトーチ基準位置や基準供給電力等を演算する。溶接対象ワーク1を回転テーブル11に載置する。回転テーブル11を一回転させ、位置検出センサ18により距離R0(θ)を検出し、距離R1(θ),距離R2(θ)を演算する。位置検出終了後、溶接トーチ21,31を配置する。回転テーブル11を回転させ、R1,R2に基づいた径方向位置制御および溶接ビード断面均一維持制御をおこないながら溶接する。回転テーブル11が一回転すると、1層目の溶接が完了し、2層目の溶接を開始する。このように複数層の溶接を繰り返して開先深さまで埋まることにより、第1溶接位置において内輪2と静翼リング3とを接合し、同時に、第2溶接位置において静翼リング3と外輪4とを接合する。 (もっと読む)


【課題】溶接作業性に優れ、836N/mm以上の引張強さを有しながら良好な耐水素脆性を兼ね備えた溶接継手が安定的に得られる溶接材料および溶接継手の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.03%、Si:0.3〜1.2%、Mn:1.5〜2.5%、P:0.02%以下、S:0.005〜0.02%、Cu:0.1〜0.5%、Ni:2.0〜3.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、Ti:0.005〜0.3%、Nb:0.005〜0.1%、Al:0.004〜0.014%、O:0.05%以下、N:0.05%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、かつCeq:0.650以上、Pcm:0.250以上、0.00007≦C×Al≦0.00020を満たす化学組成を有する溶接材料。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の極厚鋼板の隅肉継手で疲労特性に優れた隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】板厚50mm以上の板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板の隅肉継手を、入熱30kJ/cm以下、3層6パス以下の積層で溶接し、前記厚鋼板は、少なくとも、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までの範囲において、板面に平行な(110)面のX線強度比が2.0以上、板面に平行な(100)面のX線強度比が1.1以下の集合組織を有し、更に、板厚方向圧縮残留応力の平均値が、160MPa以上で、もしくは、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に4mmまでの範囲において、板厚方向と直角方向の圧縮残留応力が100MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】温度条件の過剰仕様を改善して最適化するとともに、配管重量の低減や施工性の向上を実現できる洋上高圧ガス配管構造を提供する。
【解決手段】ガスの液化及び/または液化ガスの再ガス化を行う装置を備えた浮体設備に配設されて気化したガスを取り扱う洋上高圧ガス配管構造において、洋上高圧天然ガス配管14の配管素材として2相ステンレス材を用い、配管素材の溶接部20に、1層目にティグ(TIG)溶接層21を形成した後、炭酸ガスアーク溶接層22とティグ溶接層21とを交互に形成した多層溶接が施されている。 (もっと読む)


【課題】I形開先内における溶接アークの詳細な観察を行うことが可能な立向姿勢溶接装置を提供する。
【解決手段】立向姿勢にある一対の厚板鋼板W,Wの端面Wa,Wa間に形成されるI形開先内に溶接ワイヤ2を送出する溶接トーチ3と、I形開先Wbに沿って溶接トーチ3を移動させる台車5,スライドユニット6と、これらにより溶接トーチ3を上下動させると共にワイヤ送出量を制御することで、溶接トーチ3から送出される溶接ワイヤ2の先端部分2aをI形開先Wb内で往復動させて、溶接金属2Aを順次積層させる制御手段20と、I形開先Wb内において台車5とともに移動するミラー10と、台車5とともに移動してミラー10を介してI形開先Wb内の溶接ワイヤ2の先端部分2aを撮影するCCDカメラ11と、CCDカメラ11で撮影した溶接ワイヤ2の先端部分2aを再生可能に映し出すモニタ12を備えた。 (もっと読む)


【課題】自動溶接で施工するのが可能で、効率よく、かつ、高照射線量下での作業を実施できる管台溶接方法を提供する。
【解決手段】容器の内表面19を、少なくともJ開先27を含む範囲に略円筒形状に掘設し肉盛開先部21を形成する肉盛開先加工工程と、肉盛開先部21の外側面29の延長部を形成する内側端面37を有するプラグ本体部33および内側端面37から突出し、肉盛開先部21と略同一軸線中心を有する突起部35を有するプラグ31を、内側端面37と肉盛開先部21の外側面29とが略一致するように管台孔13に挿着し、肉盛開先部21に肉盛溶接によって肉盛溶接部を形成する肉盛溶接工程と、肉盛溶接部にJ開先27を形成する容器側溶接開先部形成工程と、管台を挿入してJ開先27部を完成し、溶接する管台取付工程と、を備えている管台溶接方法である。 (もっと読む)


【課題】 調質鋼の高張力鋼や冷間加工材の溶接では溶接部の強度が母材より低下する問題があった。本溶接の小入熱・低パス間温度とし、溶接熱影響部および溶接金属の強度低下を減少させると溶接能率が低下するという問題があった。
【解決手段】 裏当金を単なる溶接時の溶けぬけ防止として仕様するのではなく、裏当金おと母材の全線を隅肉溶接し、母材の応力の一部をこの隅肉溶接、裏当金を介して反対側の母材に伝達するとともに、本溶接の最終層の溶接において開先の外にビードを置き、その止端部に再熱がかかりように溶接することにより、本溶接部単位面積当たりの応力を低減することにより能率の高い溶接で母材以上の強度を有する溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ビード外観が良好で融合不良やスラグ巻き込みなどの溶接欠陥のない健全な溶接部を得ることができる固定鋼管の円周溶接方法を提供する。
【解決手段】1層1パスの準備溶接とこれに続けて1層複数パスの本溶接を行なうものであり、前記本溶接はフラックス入りワイヤを用いて、溶接電流150〜280A、溶接速度15〜25cm/minで上進姿勢多層盛溶接として、開先壁面側のビードの積層は溶接トーチを開先壁面に対向する方向に板厚方向から15〜25°傾斜して前層ビードの止端部をワイヤ狙い位置として溶接し、開先内のビード積層は溶接トーチを板厚方向として前パスのビード止端部をワイヤ狙い位置として溶接し、同一層の最終パスは前パスのビードの止端部と他方のビードの止端部との間をワイヤ狙い位置として溶接する。 (もっと読む)


【課題】耐粒界応力腐食割れ性に優れた溶接熱影響部を有する鋼管円周溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】マルテンサイト系ステンレス鋼管の端部同士を突き合わせ、円周方向に多層の溶接パスからなる溶接を施して円周溶接部を形成するに際し、少なくとも1層の溶接パスによる溶接熱サイクルにより鋼管内表層のピーク温度Tpで950℃以上に加熱されたHAZに、耐粒界応力腐食割れ性を向上させる熱サイクルが付与されるように、その後の溶接パスを調整して溶接する。具体的には、少なくとも1回の溶接パスを、TpがA1点超えでかつ950℃以下の温度となる溶接パスとし、続く溶接パスをTpがA1点以下となる溶接パスとする。また、その後の溶接パスを、TpがA1点以下となる溶接パスとし、かつ該その後の溶接パスの総入熱パラメータPtotalが12500以下又は14500以上となる溶接パスとする。 (もっと読む)


【課題】 立板の裏面側に良好な裏波ビードを形成することができ、下板と立板とを溶接するときの作業性を高める。
【解決手段】 板材組付け工程において、立板2に設けた開先3の先端部3Aと下板1との間にギャップ5を形成した状態で、第1の溶接工程において、溶接ワイヤ7からギャップ5を通じて開先3の裏面3C側にアークを発生させることにより、開先3の裏面3C側に良好な裏波ビード8を形成する。そして、第2の溶接工程において、下板1、立板2の開先3、裏波ビード8を溶融させて1層目の溶接ビード9を形成することにより、下板1と立板2の開先3とを強固に接合することができる。この場合、板材組付け工程を実施した後に、第1の溶接工程と第2の溶接工程とを連続して実施することができるので、下板1と立板2とを溶接するときの作業性を高めることができる。 (もっと読む)


本発明は、厚肉金属加工品を溶接によって結合するための方法に関する。溶接継手を製造するために肉厚に依存して横断面に最大3つの溶接領域が設けられ、溶接には複数の溶接法を組合せて適用され、詳細には(ルート層用の)第1の溶接領域がレーザビーム溶接またはレーザアーク複合溶接によって溶接され、第2の溶接領域がレーザアーク複合溶接によって溶接され、厚肉金属加工品の板厚に依存して場合によって必要となる第3の溶接領域がレーザアーク複合溶接またはアーク溶接によって溶接される。その都度応用される溶接法に合せられる開先加工部も本発明に含まれる。 (もっと読む)


【課題】高温腐食環境下で高い耐食性を発揮する高Si−耐高温腐食Ni基合金同士の溶接部およびその近傍の耐高温腐食性を高め、高温腐食環境下で長期間の使用可能な耐高温腐食Ni基合金溶接構造体を提供する。
【解決手段】Ni:45〜57wt%、Cr:23〜35wt%、Mo:1〜5wt%、Si:3〜6wt%、C:0.05〜0.5wt%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物から成る高Si−耐高温腐食Ni基合金によって形成された複数の要素部材同士が溶接接合されて成る耐高温腐食Ni基合金溶接構造体であって、前記溶接された溶接部は、その溶着金属が、一部は前記高Si−耐高温腐食Ni基合金より靭性の高い第一の溶着金属WM1であり、残りは前記高Si−耐高温腐食Ni基合金と同じ組成の第二の溶着金属WM2であり、高温腐食雰囲気に曝される面に前記第二溶着金属WM2が露呈していることを特徴とする。 (もっと読む)


主にフェライト特性を有する材料を接合するための方法および装置について記述される。その方法には、主にオーステナイトミクロ組織を含む溶接材料および溶接プロセスを使用してフェライト系材料を接合することが含まれる。結果として得られる溶接物は、優れた歪み許容性を生成する降伏比、均一伸び、靭性、および引き裂き抵抗特性を高める。高い歪み許容性は、軸方向の大きい荷重に適応する構造を生成する。溶接物は、十分な強度、引き裂き抵抗および破壊靭性を維持しながら、従来の溶接欠陥よりも大きな溶接欠陥に適応する。 (もっと読む)


【課題】厚板鋼板であってもコスト増を抑え且つ小入熱化により強度維持を図りながら効率よく高品質な溶接を実現可能な立向姿勢溶接方法を提供する。
【解決手段】立向姿勢の一対の厚板鋼板の端縁間に所定の狭開先ギャップを有したI形開先を形成し、定電圧特性を有するアーク溶接機の溶接トーチから突き出した溶接ワイヤを厚板鋼板の板厚方向に対し斜め上方からI形開先内に挿入する。そして、溶接トーチを上下に揺動させることで該溶接トーチの先端から送出される溶接ワイヤの先端をI形開先内で板厚方向に往復動させるが、この際、溶接電流Iwが目標値となるよう溶接ワイヤの送給速度Vfを可変させつつ溶接ワイヤの溶接トーチからの突き出し量Lを伸長または短縮させ、さらに溶接トーチの揺動方向に応じて溶接ワイヤの送給速度Vfを加減算補正する(実線)。 (もっと読む)


【課題】中厚板からなる鋼板の端部同士の突合せ溶接継手において、レーザ溶接の有する特徴を活用した高能率な溶接施工を実現すると共に、その溶接継手部の高品質化、高性能化も図ることができる中厚鋼板の突合せ溶接継手を提案する。
【解決手段】板厚が10mm以上30mm以下の鋼板1の端部1a同士の突合せ溶接継手である。開先形状をX開先とし、その板厚中央部の開先ルートフェイス部2を深溶込み溶接により1パスで溶接した後、残りの板厚方向両側の開先部分3,4をそれぞれ1パスで仕上げ溶接した。これにより断面形状が3層の積層構造を有する中厚鋼板の突合せ溶接継手とした。 (もっと読む)


【課題】溶接後のステンレス鋼管の内表面に残留する応力を、簡便な設備かつ簡単な方法で、圧縮応力にすることができるステンレス鋼管の多層溶接方法及び多層溶接物を提供すること。
【解決手段】ステンレス鋼管の端面同士を突き合わせ、円周方向に沿って開先溶接する溶接パスを複数回行い、該端面同士を溶接するステンレス鋼管の多層溶接方法であって、溶接前、前記ステンレス鋼管の端面同士の間に形成する開先を狭開先とし、溶接開始後、前記ステンレス鋼管の肉厚の38%〜45%まで溶接する溶接パスにおいては大入熱溶接を行い、以降の溶接パスにおいては、前記大入熱溶接時よりも低い入熱量で低入熱溶接を行い、多層溶接終了時、前記ステンレス鋼管の内表面の熱影響部に残留する応力を圧縮応力とする。 (もっと読む)


【課題】溶接構造物の溶接施工面の残留応力改善処理を図り、残留応力を圧縮応力としてSCC対策を施したもの。
【解決手段】本発明に係る炉心シュラウドの溶接方法は、溶接対象物を原子炉圧力容器内に据え付けられ炉心を取り囲む炉心シュラウド10または配管・容器とする。炉心シュラウド10の溶接方法は、被溶接物の炉心シュラウド10を据え付ける際、新炉心シュラウド11を基礎炉心シュラウド12上に現地溶接にて設置する方法である。この炉心シュラウド10の溶接方法は、新炉心シュラウド11を基礎炉心シュラウド12上に載置した後、シュラウド外面あるいはシュラウド内面側から反対側のシュラウド面に向って、複数パスの溶接ビード16を周方向に肉盛りして溶接ビードシーケンス15を順次形成していく際、シュラウド表面の残留応力が圧縮となるように、シュラウド半径方向の溶接位置に応じて溶接条件を選択する溶接方法である。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、車軸ケースその他の円筒状部材同士の接合部の強度を向上させる溶接部構造に関する。
【解決手段】 車軸ケースその他の円筒状部材からなる母材同士の突合せ溶接で、環状に1層または複数層の溶接を行う溶接部構造において、環状に連なる溶接部が複数の溶接構成部からなって各溶接構成部の端部が重なる繋ぎ部が複数形成されており、隣接する繋ぎ部の長さを、母材の板厚の3から5倍の範囲内に設定してなることを特徴とする。 (もっと読む)


溶接シームによる周継手に沿った第2のパイプの端部への第1のパイプの端部の接続のための溶接プロセスにおいて、該第1のパイプと該第2のパイプとが、該周継手の形成に必要な位置に互いに対して配置され、冷却材の放出を行う冷却本体は、該第1のパイプおよび/または該第2のパイプの中に挿入され、それにより放出された冷却材が、溶接される端部の範囲において該パイプのうちの少なくとも1つを冷却し得、該パイプおよび溶接トーチが、該周継手に沿って互いに対して動かされ得、該溶接トーチによって溶接され得、該冷却材は、所定の間隔で放出される。
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