説明

Fターム[4E082AB00]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 溶滴の移行形態 (98)

Fターム[4E082AB00]の下位に属するFターム

Fターム[4E082AB00]に分類される特許

1 - 7 / 7


【課題】 幅の均一なビードを形成できるアーク溶接方法およびアーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 消耗電極15と母材Wとの間にアークa1を発生させつつ消耗電極15から母材Wへ溶滴151を移行させる溶滴移行期間T1と、母材Wに形成された溶融池を冷却する冷却期間T2とを繰り返すアーク溶接方法であって、各溶滴移行期間T1中に、ピーク値ipで電流を流すピーク期間Tpとピーク値ipよりも小さいベース値ibで電流を流すベース期間Tbとを含む単位パルス波形の電流を、消耗電極15から母材Wへ繰り返し流す工程と、各冷却期間T2中に、溶接進行方向に、消耗電極15を母材Wに対し母材Wに沿って移動させる工程と、各溶滴移行期間T1におけるピーク期間Tpの回数が設定数に達したとき、当該溶滴移行期間T1を終了する工程と、を備える。このような構成によれば、各溶滴移行期間T1に母材Wに形成される各溶接痕の大きさを均一にすることができる。したがって、幅の均一なきれいなビードを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことのできる、2電極アーク溶接方法および2電極アーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 母材Wと消耗電極15との間にミグアークa1を発生させ((s−1)〜(s−3))、ミグアークa1をパイロットアークとして、母材Wと消耗電極15を囲む非消耗電極との間にプラズマアークa2を発生させ(s−4)、プラズマアークa2を発生させた後に、消耗電極15と母材Wとの間に流れるミグ電流をミグ予熱値で流しつつ、ミグアークa1およびプラズマアークa2のいずれもが発生している状態を継続させ(s−5)、上記ミグ電流の値を上記ミグ予熱値から上昇させ、消耗電極15から母材Wへの溶滴移行を開始する(s−6)、各工程を備える。このような構成によれば、溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】アーク期間に形成される溶滴の大きさの変動に起因する短絡期間の時間長さの変動を抑制して、溶接状態の安定性を向上させる。
【解決手段】アーク期間Ta中は溶接ワイヤを母材へ前進送給Ffsし、短絡期間Ts中は溶接ワイヤを母材から離れる方向に後退送給Frsする短絡を伴うアーク溶接の送給制御方法において、前記後退送給の送給速度Frsを、各短絡期間の開始時点における溶滴の大きさと相関する指標に応じて変化させる。この指標としては、直前のアーク期間の時間長さTa(n)、直前のアーク期間における溶接電流Iwの積分値、アーク期間の時間長さTaの移動平均値又はアーク期間における溶接電流Iwの積分値の移動平均値から1つを選択して使用する。溶滴の大きさが変動しても後退送給速度Frsを変化させることで、短絡期間の変動を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、シールドガスの混合比率が変動しても安定したアーク状態を維持すること。
【解決手段】 ピーク期間Tp中のピーク電流の通電とベース期間中のベース電流の通電とを1パルス周期Tfとして繰り返して溶接するパルスアーク溶接方法において、ピーク期間Tpは、第1ピーク電流Ip1を通電する第1ピーク期間Tp1及び第1ピーク電流Ip1よりも小さな値の第2ピーク電流Ip2を通電する第2ピーク期間Tp2から形成され、第1ピーク期間Tp1及び第1ピーク電流Ip1を、シールドガスの混合比率が基準比率から所定範囲で変化してもアーク陽極点が溶滴の上部に形成される値に設定し、第2ピーク期間Tp2及び第2ピーク電流Ip2を、パルス周期Tfごとに1つの溶滴が移行し、かつ、アンダーカットのないビード形状が形成される値に設定する。 (もっと読む)


【課題】グロビュール移行溶接又はスプレー移行溶接に使用し、かつ、リアクトルWLのインダクタンス値Liが数百μHと大きな値である溶接電源にあって、前記溶接電源の出力電圧Eと予め定めた電圧設定値Erとが略等しくなるように出力を制御する溶接電源の出力制御方法において、ワイヤ送給速度、トーチ高さ等の変動に起因して溶接電流iがハンチング状態になるのを抑制すること。
【解決手段】本発明は、溶接電流iを検出し、この溶接電流検出値idを移動平均して溶接電流移動平均値iraを算出し、この溶接電流移動平均値iraと前記溶接電流検出値idとの誤差増幅値ΔErを算出し、前記電圧設定値Erにこの誤差増幅値ΔErを加算して電圧制御設定値Ecrを算出し,この電圧制御設定値Ecrと前記出力電圧Eとが略等しくなるように出力を制御する。 (もっと読む)


【課題】定電流特性の溶接電源を使用した消耗電極ガスシールドアーク溶接において、アーク長を高く設定したときのアーク長制御性を良好にして良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】本発明は、母材・溶接ワイヤ間の溶接電圧Vwを溶接電圧設定値Vsによって設定し、溶接中の溶接電圧Vwを検出し、この溶接電圧検出値Vdを移動平均して溶接電圧移動平均値Vraを算出し、前記溶接電圧設定値Vsが予め定めた高アーク長基準値未満のときは前記溶接電圧移動平均値Vraを溶接電圧制御設定値Vscとし、前記溶接電圧設定値Vsが前記高アーク長基準値以上のときは前記溶接電圧設定値Vsを前記溶接電圧制御設定値Vscとし、前記溶接電圧検出値Vdが前記溶接電圧制御設定値Vscと略等しくなるように定電流特性による溶接電流値Isc、Iwを変化させる消耗電極ガスシールドアーク溶接方法である。 (もっと読む)


方法及び装置は、パルス化電力のアーク溶接プロセスを適応制御できる。訓練可能なシステムは、アーク溶接パルスの間の放出される信号から実験移行モードを認識し、かつ電源パラメータ・セットを制御することによって、後続パルスに修正された移行モードを作るためにパルス化電力パラメータ・セットを決定することができる。
(もっと読む)


1 - 7 / 7