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Fターム[4E082EB01]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御時期 (174) | 溶接開始時 (85)

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【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、アークスタート制御の方式に応じて適正化すること。
【解決手段】最終ピーク電流LIpの通電を判別すると最終ベース電流LIbを最終ベース期間LTbだけ通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、次の溶接個所のアークスタート制御がリトラクトアークスタート制御であるか通常アークスタート制御であるかに応じて、最終ベース電流LIb及び/又は最終ベース期間LTbの値を変化させる。これにより、アークスタート制御の方式に適合した溶融球が形成されるので、良好なアークスタート性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】2ワイヤ溶接において、溶接開始部のビード品質を向上させること。
【解決手段】溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させると共に、溶融池の後半部にフィラーワイヤを送給して行う2ワイヤ溶接の溶接開始方法において、ワイヤ間距離Lwをスタート期間用ワイヤ間距離Lirに設定し、溶接ワイヤの送給Wsを開始(時刻t3)してアークを発生(時刻t4)させ、このアークが発生した時点から第1所定期間Td1だけ遅延させてフィラーワイヤの送給Fsを開始(時刻t5)し、このフィラーワイヤの送給開始時点から第2所定期間Td2が経過した時点t7でワイヤ間距離Lwをスタート期間用ワイヤ間距離Lirよりも長い定常期間用ワイヤ間距離Lsrに変化させる。これにより、第1所定期間Td1を従来技術よりも短く設定することができるので、溶接開始部のビード品質を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】2ワイヤ溶接において、溶接開始部のビード品質を向上させること。
【解決手段】溶接ワイヤにアークを発生させると共に、溶融池の後半部にフィラーワイヤを接触させながら送給して行う2ワイヤ溶接の溶接開始方法において、溶接ワイヤの送給Wsを開始(時刻t3)すると共に、溶接ワイヤにアークを発生(時刻t4)させ、このアークが発生した時点から第1所定期間Td1だけ遅延させてフィラーワイヤの送給Fsを開始(時刻t5)し、フィラーワイヤが溶融池に接触(時刻t6)すると予め定めたフィラーワイヤ溶接電流Iwfを通電し、フィラーワイヤの送給開始時点から第2所定期間Td2が経過した時点t7でフィラーワイヤ溶接電流Iwfの通電を停止する。これにより、第1所定期間Td1を従来技術よりも短く設定することができるので、溶接開始部のビード品質を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法およびアーク溶接システムを提供すること
【解決手段】速度V2(t)が正の値である前進送給期間と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間とからなる単位期間を繰り返す定常溶接工程を備え、定常溶接工程は、速度V2(t)を一周期が上記単位期間である周期関数として、消耗電極を送給する工程を含み、消耗電極を送給する工程は、ワイヤ送給装置によって、消耗電極を溶接トーチに向かって送り出す工程と、送給経路長変化装置によって、消耗電極のうち、消耗電極の軸線方向におけるワイヤ送給装置から上記溶接トーチに至る長さを周期的に変化させる工程と、溶接終了信号Wsが生成された後の時刻t6の後に、送給経路長変化装置の駆動を停止させる第1停止信号を送給経路長制御回路が送給経路長変化装置に送る工程と、時刻t6からアンチスティック電圧Vwaの印加を開始する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接トーチのケーブルが長くても溶接条件の調整を作業者の手元で調整できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 トーチスイッチをオンすると溶接開始信号を出力する溶接トーチと溶接電源とを備えたアーク溶接装置において、加速度センサを溶接トーチ内部に具備し、溶接電源は、トーチスイッチの設定モード切換操作に応じて実溶接モードから出力調整モードに移行し、出力調整モードのとき、溶接トーチを移動させ、X軸方向の加速度センサ信号の加速値の絶対値が第1の加速基準値を超え、且つ第1の加速基準値より大きい第2の加速基準値を超えたとき、溶接条件設定値を増加させ、Y軸方向の加速度センサ信号の加速値の絶対値が第3の加速基準値を超え、且つ第3の加速基準値より大きい第4の加速基準値を超えたとき、溶接条件設定値を減少させる、ことを特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、可飽和リアクトルの鉄芯を飽和したときに発生する補助巻線間の電圧が低電圧になるアーク溶接機を提供する。
【解決手段】 電源主回路と、電源主回路の出力に接続し中脚部と両側に外脚部とを有する鉄芯の中脚部に主巻線、主巻線の巻線数より多い第1の補助巻線を両側の一方の外脚部、第2の補助巻線を他方の外脚部に設け第1の補助巻線及び第2の補助巻線の巻線方向を逆方向にして極性が逆になるようにした可飽和リアクトルと、定電流回路及び補助スイッチング素子で形成し補助スイッチング素子の導通に応じて第1の補助巻線及び前記第2の補助巻線に定電流回路から補助電流を通電して鉄芯を飽和させる補助電源回路と、電源主回路を制御し、溶接状態に応じて補助電源駆動信号を出力して補助スイッチング素子を導通させる主制御回路と、を備えたアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】ワイヤ先端または母材に絶縁皮膜が付着していると、リトラクトスタート制御時にワイヤと母材との短絡判定に時間を要してしまうために、押し付けられたワイヤが後退動作時に一気に飛び出してしまいスタート不良が発生する。
【解決手段】ワイヤを母材へ近づく方向に前進送給し、ワイヤ・母材間の電圧検出値と所定の短絡判定電圧値とに基づいて接触判定し、接触判定後にワイヤを母材から引き離す方向に後退送給してアークを発生させるアークスタート制御方法である。前進送給中に電圧検出値の低下開始を検出する。検出後は短絡判定電圧値を所定の増加成分だけ徐々に増加させる。電圧検出値と短絡判定電圧値との比較を行い、電圧検出値が短絡判定電圧値以下になったときに接触したと判定する。電気的接触が得られたことの判定を早期に行うようにしたので、ワイヤの押付け量が低減され、スタート不良を防止できる。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤの先端と母材とが初めから接触しているタッチスタート状態にあっても、良好なアークスタート性を実現する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進移動させて母材に一旦接触させた後に引き離してアークを発生させるリトラクトアークスタート制御と、溶接ワイヤを前進移動させて母材に接触させてアークを発生させる通常アークスタート制御とを備え、溶接開始信号Asが溶接電源に入力されて溶接ワイヤの前進移動Fiが開始された時点t2から所定期間Tt以下で溶接電流Iwが通電したときはリトラクトアークスタート制御を行い、上記所定期間Tt経過時点t3で溶接電流Iwが通電しないときは通常アークスタート制御を行う。これにより、タッチスタート状態のときは自動的にリトラクトアークスタート制御が選択されるので、良好なアークスタート性を実現できる。 (もっと読む)


【課題】アークスタート時のビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。アーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間(t3〜t31)中は電極マイナス極性の第1初期アーク電流Ii1を通電し、それ以降の期間(t31〜t4)中は電極プラス極性の第2初期アーク電流Ii2を通電する。|Ii1|>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】アークスタートにおいて、ビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。初期アーク電流の値を、初期ミグアークの発生時点からアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間t3〜t31中は第1初期アーク電流値Ii1に設定し、それ以降の期間t31〜t4は第2初期アーク電流値Ii2に設定する。Ii1>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】溶接スタート時から溶接終了時まで良好な溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】第1期間T1と第2期間T2とを交互に複数回繰り返す初期工程と、上記初期工程の後に、消耗電極と母材との間にアークを発生させつつ上記消耗電極から上記母材へ溶滴を移行させる定常工程と、を備え、上記初期工程は、各第1期間T1中に、上記母材に沿った溶接進行方向における、上記母材に対する上記消耗電極の速さである移動速さVvが第1速さv1である状態で、上記アークを発生させつつ上記消耗電極から上記母材へ溶滴を移行させる第1工程と、各第2期間T2中に、移動速さVvを第1速さv1より大きい第2速さv2として、上記消耗電極を上記母材に対して移動させる第2工程と、を含み、上記定常工程においては、移動速さVvを第1速さv1より大きい定常速さv4として、上記消耗電極を上記母材に対して移動させる。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接のアークスタートにおいて、タクトタイムを短縮し、ミグアークのアーク長が長くなり過ぎるのを抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進送給して母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続し初期ミグアークのアーク長を次第に長くしてプラズマ電極と母材との間の空間にプラズマ雰囲気を形成することによってプラズマアークを発生させる。後退送給の送給速度を、初期ミグアークのアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでは高速の第1後退送給速度Fb1に設定し、それ以降は低速の第2後退送給速度Fb2に設定する。これにより、後退送給速度が、アーク長Laが短いときは高速になるのでタクトタイムが短縮し、長くなると低速になるのでアーク長が長くなり過ぎることがない。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、種々の溶接条件に応じて適正化するためのパラメータの設定に時間がかかっていた。
【解決手段】溶接を終了する際に最終ピーク電流LIpを通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、アークスタート性の良否を示す指標を算出し、この指標に応じて前記最終ピーク電流LIpの値を臨界値以上及び未満の範囲で変化させて自動設定する。前記指標は、単位アークスタート回数に占める、アークスタート時の最初の短絡が基準時間以上であった回数の比率である。これにより、種々な溶接条件に応じて最終ピーク電流LIpが自動的に適正化されるので、設定の時間が不要となる。 (もっと読む)


【課題】 アークスタートにおける不良発生の傾向を適切に把握することが可能なアークスタート良否判定方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極ガスシールドアーク溶接におけるアークスタート良否判定方法であって、複数回の溶接において、それぞれのアークスタートにおける良否判定、および不良であった場合の不良の種類判定の結果に基づき、良好なスタートの回数、不良であった場合の各種類の回数を自動的に累積させる。このような構成により、ある溶接条件を設定すると、たとえばティーチペンダントTPの表示によって、その溶接条件においてどのような種類の不良がどのような比率で発生しているかを定量的に把握することが可能である。 (もっと読む)


【課題】 溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことのできる、2電極アーク溶接方法および2電極アーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】 母材Wと消耗電極15との間にミグアークa1を発生させ((s−1)〜(s−3))、ミグアークa1をパイロットアークとして、母材Wと消耗電極15を囲む非消耗電極との間にプラズマアークa2を発生させ(s−4)、プラズマアークa2を発生させた後に、消耗電極15と母材Wとの間に流れるミグ電流をミグ予熱値で流しつつ、ミグアークa1およびプラズマアークa2のいずれもが発生している状態を継続させ(s−5)、上記ミグ電流の値を上記ミグ予熱値から上昇させ、消耗電極15から母材Wへの溶滴移行を開始する(s−6)、各工程を備える。このような構成によれば、溶接期間全体にわたって生じうるスパッタの発生を抑制でき、且つ、効率よく溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】溶接を行う期間の全体にわたってスパッタの発生を抑制することができ且つ溶接を行う期間の全体にわたって迅速にアークを発生させることのできるアーク溶接方法およびアーク溶接システムを提供すること。
【解決手段】各アークスタート期間T1中に、消耗電極15から母材Wへ溶接電流Iwを流すことにより消耗電極15と母材Wとの間にアークa1を発生させ、各溶滴移行期間T2中に、消耗電極15から母材Wへと溶滴を移行させ、各アーク停止期間T3中に、消耗電極15と母材Wとの間のアークa1を停止させた状態を継続し、各アーク停止期間T3中に、消耗電極15を保持する溶接トーチを、母材Wに沿って溶接方向に母材Wに対し相対移動させる、各工程を備え、溶接開始時から一定期間のあいだ、各アークスタート期間T1における溶接電流Iwの絶対値の最大値を段階的に減少させる。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接時における溶接開始のためのアークを発生させ、溶接部位の開始部分に付着して使用されるタップピースを提供する。
【解決手段】非伝導性材質からなるボディー41と、ボディーと結合可能な形状を有するが、一側がボディーに結合され、他側を露出させて、アーク溶接時における溶接開始アークを発生させるための伝導性材質からなるアーク発生部43とを備える。 (もっと読む)


【課題】 作業効率を向上可能なプラズマキーホール溶接装置およびプラズマキーホール溶接方法を提供すること。
【解決手段】 プラズマアークPAを発生させ、キーホールを形成および貫通させることにより溶接を開始するプラズマキーホール溶接装置A1であって、定常溶接状態において定常電流値でアーク電流Iwを流す出力制御回路21と、上記定常溶接状態において、プラズマ電極112を、被溶接物Wの面内方向に沿って定常速度Vpで被溶接物Wに対して相対移動させる動作制御回路31と、溶接を開始する際にキーホールを貫通させるのに要したキーホール形成時間を計測する時間計測回路23と、上記キーホール形成時間に基づいて、定常速度Vpおよび上記定常電流値の少なくともいずれかを算出する演算回路OCと、を備える。このような構成により、最適な定常速度Vpもしくは上記定常電流値を算出でき、溶接の作業効率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接を開始するとき溶接母材に電気絶縁物が存在していても、アーク溶接を良好に開始することができるアーク溶接の開始方法を提供する。
【解決手段】溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間にアークを発生させて溶接を行うアーク溶接の開始方法であり、溶接動作の開始時に溶接ワイヤ17と溶接母材Wとの間の通電状態が検出されないとき、溶接母材Wに対して溶接ワイヤ17を進退移動させることにより、溶接母材Wに対して溶接ワイヤ17を接触させる。この方法によれば、溶接ワイヤ17の進退動作によってたとえば溶接母材W上の電気絶縁物Isを除去することができるので、アーク溶接を良好に開始させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤを一旦母材に接触させた後に引き離すことによってアークを発生させるアークスタート制御方法において、アーク長のオーバーシュートを抑制すること。
【解決手段】溶接トーチから溶接ワイヤを母材へ前進送給(時刻t2〜t3)し、溶接ワイヤが母材に接触すると溶接ワイヤを母材から後退送給(時刻t3〜t4)すると共に溶接電流Iwを通電し、この後退送給によって溶接ワイヤが母材から離れて初期アークが発生(時刻t4)した後に溶接ワイヤを再前進送給(時刻t5以降)して前記初期アーク発生状態から定常のアーク発生状態へと移行させるアークスタート制御方法において、前記再前進送給の開始時点から前記溶接トーチの高さLtを一旦低くした後に元の高さLsに戻すトーチ高さ制御(時刻t5〜t7)を行う。これにより、アーク長のオーバーシュートをトーチ高さ制御によって補償することができる。 (もっと読む)


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