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Fターム[4E082EF02]の内容

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Fターム[4E082EF02]に分類される特許

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【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、溶接トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1に所定の周期で増減するとともに次第に振幅が増加する波形を重畳したハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御を行なうように、電源回路を制御する。溶滴の成長に合わせて振幅が増加する波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止しつつ、溶滴の安定な形成と溶滴の成長速度の増加とが可能となる。 (もっと読む)


【課題】グロビュール移行領域の内外で安定した溶接を行なうことができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、炭酸ガスをシールドガスに使用し、短絡状態とアーク状態とを交互に繰り返す炭酸ガスアーク溶接方法によって溶接を行なう。短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路が制御される。ワイヤを送給速度の速度設定値が所定範囲X2外である場合に比べて、速度設定値が所定範囲X2内である場合には、ハイレベルベース電流に重畳する所定の周期で増減する波形の振幅が増加される。これにより短絡移行領域でもグロビュール移行領域でも安定した溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】従来のアーク溶接装置では、アーク溶接装置と溶接施工対象物との間の距離が長い場合や、施工現場毎に異なる太さ(断面積)のケーブルを使用する場合等、作業現場毎に異なる配線状態における抵抗値に対し、予め設定された出力制御通りの出力波形が形成されず、アーク期間中に燃え上がりが発生し、その燃え上がりによりスパッタが発生し易くなっていた。
【解決手段】消耗電極を用いて短絡状態とアーク状態を繰り返して溶接を行うアーク溶接のアーク溶接制御方法であって、予め設定された基準電圧と短絡期間に検出された溶接出力電圧との差である電圧差を求めるステップと、前記溶接出力電圧を検出した時に検出された溶接出力電流で前記電圧差を除して抵抗値を求めるステップと、前記抵抗値に基づいて前記短絡期間に続くアーク期間の溶接出力電圧の制御を行うステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接トーチのケーブルが長くても溶接条件の調整を作業者の手元で調整できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 トーチスイッチをオンすると溶接開始信号を溶接電源に送信する溶接トーチを備えたアーク溶接装置において、溶接トーチが所定の1軸方向に移動する加速度センサ信号を溶接電源に送信する加速度センサをトーチスイッチの内部に具備し、溶接電源は、トーチスイッチのダブルクリック操作に応じて溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を調整する調整モードを設定し、調整モードのとき、溶接トーチを1軸方向に往復移動したときの加速度センサ信号の最大加速値が第1の加速基準値より大きく正の値のとき、溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を増加させ、最大加速値が第2の加速基準値より小さく負の値とき、減少させる、ことを特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路を制御する。電源制御装置は、ハイレベル電流に一定周波数かつ一定振幅で増減する波形を重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路を制御する。波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止して、溶滴の形成を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】内部インピーダンスの低いアーク溶接装置において短絡事故が発生した場合、絶対電流閾値だけで出力を停止させても間に合わず、過大な電流が流れて装置を破損する場合がある。
【解決手段】溶接出力を行う溶接電源部と、溶接電流を検出する電流検出部と、溶接電圧を検出する電圧検出部と、電流検出部の検出結果に基づいて単位時間当りの溶接電流の増加量を算出する算出部と、単位時間当りの溶接電流の増加量の閾値を設定する電流閾値設定部と、溶接電圧の閾値設定する電圧閾値設定部と、電圧検出部の検出結果と算出部の算出結果と電流閾値設定部の設定値と電圧閾値設定部の設定値に基づいて溶接電源部を制御して溶接出力の制御を行う出力制御部を備え、出力制御部は、算出部の算出結果が電流閾値設定部の設定値を超えかつ電圧検出部の検出結果が電圧閾値設定部の設定値以下である場合には溶接出力を停止する。 (もっと読む)


【課題】 被覆アーク溶接のとき最大負荷電圧特性の各出力電流値における最大負荷電圧が高いので、タック溶接等を行うとき、容易にアークが消弧できない。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力検出回路と、検出された出力電流に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク溶接機において、タック溶接モードを選択する選択回路を設け、主制御回路は、タック溶接モードが選択されると、各出力電流値における最大負荷電圧を降圧させた最大負荷電圧特性を形成する外部特性制御を行う、ことを特徴とするアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチからミグアークとプラズマアークとを同時に発生させるプラズマミグ溶接方法において、ミグアークのアーク長制御をより精密に行なうこと。
【解決手段】ミグ溶接電圧Vwmを、基準電圧波形を中心電圧値とする変動範囲Vc±ΔVc内に制限してミグ溶接電圧制限値Vftを算出し、この算出値によってアーク長制御を行う。第n回目のパルス周期の開始時に、第n−1回目〜第n−k回目(kは2以上の整数)までのパルス周期のミグ溶接電圧Vwmが上記変動範囲の下限値以下であったときは、ミグ溶接電圧制限値Vftを基準電圧波形の中心電圧値Vcとして算出する。これにより、ミグ溶接電圧Vwmに重畳する異常電圧を除去することができるので、高精度のアーク長制御が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 被加工物の切断作業のとき、手ぶれによって切断トーチを形成するチップに大きな電圧が印加されてチップ等の部品が劣化する。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流値に基づいて前記インバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク加工用電源装置において、前記主制御回路は、出力電流値が予め定めた出力電流基準値以上のとき、最大負荷電圧を予め定めた値に降圧させた最大負荷電圧特性を形成する外部特性制御を行う、ことを特徴とするアーク加工用電源装置である。 (もっと読む)


【課題】交流非消耗電極アーク溶接において、母材表面の酸化皮膜の状態、母材の温度、シールドガスのシールド状態等の溶接条件に影響されることなくアーク長を適正値に維持すること。
【解決手段】電極マイナス極性期間Ten及び電極プラス極性期間Tepを1周期とする交流の溶接電圧Vwを検出して処理し、この溶接電圧処理値が予め定めた電圧設定値と等しくなるように溶接トーチの高さを制御してアーク長Laを一定値に維持する交流非消耗電極アーク溶接制御方法において、前記溶接電圧処理値が、電極マイナス極性期間Tenの開始自転から切換時変動期間Tsが経過した後の定常期間Tc中における溶接電圧の平均値である。この溶接電圧処理値は溶接条件に影響されることなくアーク長を正確に検出することができるので、溶接条件によらずアーク長を適正値に維持することができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式炭酸ガスパルスアーク溶接において、溶滴の形成及び離脱状態を安定化して、スパッタの少ない高品質溶接を可能とすること。
【解決手段】ピーク電流Ipを通電するピーク期間Tpとベース電流Ibを通電するベース期間Tbとを1パルス周期Tpbとして繰り返して溶接を行う炭酸ガスパルスアーク溶接方法において、ピーク期間Tp中はピーク電流Ipを振幅Ws及び振動周期Tsによって振動させることによって溶接ワイヤの先端に所望サイズの溶滴を形成し、ベース期間Tb中はこの形成された溶滴を短絡移行によって溶融池へと円滑に移行させる。これにより、ピーク期間Tp中に形成された溶滴が、ベース期間Tb中に短絡移行するので、1パルス周期1溶滴移行状態が実現できる。このために、スパッタの少ない溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶接条件に関する知識をあまり有しない作業者でも、容易に溶接条件の設定を行うことができる溶接機を実現する。
【解決手段】第2の記憶部に予め複数の溶接条件を記憶させておき、第2の記憶部には複数の溶接条件の各々に対応付けられた番号と名称も記憶されており、ダイヤル部および/またはスイッチ部を操作することで表示部に溶接条件に対応付けられた番号と名称を順次表示して作業者に視認可能とすることで作業者による溶接条件の選択を容易にし、ダイヤル部および/またはスイッチ部の操作により選択された溶接条件を第2の記憶部から第3の記憶部に読み出して溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】 従来の電流急減手段を用いたスパッタ低減方法では、アーク再生の際にアーク切れが発生し、アーク不安定、ビード不正、溶け込み不良等を引き起こす問題があった。
【解決手段】 短絡終期に生じる消耗電極ワイヤのくびれを検出するくびれ検出手段と、前記くびれ検出手段でくびれを検出した際に前記消耗電極ワイヤに供給する電流、電圧または電力の少なくともいずれかの所定の供給物理量を電流、電圧または電力の少なくともいずれかの所定の供給物理量が第1の所定値に達するまで急減する物理量急減手段とを備えることで、アーク再生の際のアーク切れを防ぎ、アーク不安定、ビード不正、溶け込み不良を防止する。 (もっと読む)


【課題】マグパルス溶接において、パルスアーク溶接用ワイヤの代わりに炭酸ガスアーク溶接用ワイヤを用いたときの溶接条件の設定を容易かする。
【解決手段】溶接ワイヤ1を予め定めた送給速度Frで送給すると共に、ピーク期間Tpr中はピーク電流Iprを通電し、ベース期間中はベース電流Ibrを通電し、溶接電圧平均値Vdが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにベース期間を制御して溶接を行うマグパルス溶接の溶接条件設定方法において、炭酸ガスアーク溶接用ワイヤモードを選択するワイヤ種類選択スイッチSTを設け、このモードが選択されているときはピーク期間Tprを所定値ΔTpだけ長くし、溶接電圧設定値Vrを所定値ΔVrだけ大きくし、送給速度Frを所定値ΔFrだけ速くする。これにより、前記スイッチSTを選択するだけで炭酸ガスアーク溶接用ワイヤに適した溶接条件が自動設定される。 (もっと読む)


【課題】 電源装置に内蔵されているインバータ回路を複数並列に設けて並列運転を行ったとき、各インバータ回路の出力電流の平衡が実現すること。
【解決手段】 1次整流回路とこの回路に並列に設けた平滑コンデンサと、第1インバータ回路、第1変圧器、第1の2次整流回路及び第1直流リアクトルから成る主回路を平滑コンデンサと出力端子との間にN個並列に設けN個の主回路の総出力電流を検出する出力電流検出回路と、総出力電流に基づいてN個のパルス幅変調信号のパルス幅を制御するパルス幅変調回路と、N個の変圧器の出力電圧を検出するN個の出力電圧検出回路と、各出力電圧を整流するN個の出力電圧整流回路と、N個の直流電圧を平均し平均基準電圧とする平均基準電圧回路と、N個の直流電圧が平均基準電圧と略同一にするN個のパルス幅を補正するパルス幅補正回路と、を備えたインバータ電源装置である。 (もっと読む)


【課題】トランスの巻線タップ数を少なくしつつも出力電圧調整の微調整を可能にし、且つその調整を容易に行うことができる電源装置を提供する。
【解決手段】溶接トランスWTの一次側巻線Pu,Pv,Pwに備えられるタップTの接続位置を切替スイッチSW2にて切り替えることでトランスWTの電圧変換率が変更され、アーク加工用出力電圧の電圧値が段階的に調整される。また、点弧角制御回路12による二次側整流回路DR2のサイリスタSCR1〜SCR3の点弧角制御により、トランス変換後の交流電圧から整流回路DR2にて直流出力電圧を生成する際のその出力電圧、即ちアーク加工用出力電圧の電圧値が連続的に調整される。これにより、一次側巻線Pu,Pv,Pwのタップ数を少ない構成としても整流回路DR2でのサイリスタSCR1〜SCR3の点弧角制御により、アーク加工用出力電圧の連続調整(微調整)が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 ガウジング施工の溝形状を、ガウジング棒の運棒の技能やガウジング棒の棒形状等を変更することおで変更していた。
【解決手段】 設定電流入力部8と出力特性入力部11と出力特性傾き変更部12と基準設定入力部17とを備え、出力特性の傾きを変化させ、また、出力特性を出力電流を変化させずに平行移動させることにより出力経路のインピーダンスの変化の影響を受けることなくガウジング棒の運棒の技量に左右されずに、また、ガウジング棒の径や形状を変更したりガウジング棒の運棒を変化させたりすることなく母材の溝形状及び表面の滑らかさを容易に変化させることができる。 (もっと読む)


【課題】 アーク溶接において、アーク発生時から定常溶接に移行するまでの間にアーク不安定やアーク切れが発生し、スパッタ発生およびスパッタ付着が多い。
【解決手段】 アークスタート期間において、ワイヤ送給速度と溶接電圧との変化を同期するように連続的に制御し、さらにワイヤ送給速度に対応付けられた溶接電圧を所定時間の長さ印加することにより、アークスタート性を良化させ、スタート直後のアーク不安定を起こすことなくスパッタの発生およびスパッタの付着を低減する。 (もっと読む)


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