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Fターム[4E082EF07]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御対象 (352) | 電流 (119) | 出力電流(溶接電流) (103)

Fターム[4E082EF07]に分類される特許

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【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、溶接が終了したときに溶接ワイヤの先端に形成される溶融球を、アークスタート制御の方式に応じて適正化すること。
【解決手段】最終ピーク電流LIpの通電を判別すると最終ベース電流LIbを最終ベース期間LTbだけ通電して溶接を終了するパルスアーク溶接の終了制御方法において、次の溶接個所のアークスタート制御がリトラクトアークスタート制御であるか通常アークスタート制御であるかに応じて、最終ベース電流LIb及び/又は最終ベース期間LTbの値を変化させる。これにより、アークスタート制御の方式に適合した溶融球が形成されるので、良好なアークスタート性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接プロセスの間に溶接入熱を増加するための方法及びシステム。
【解決手段】前進する溶接電191と金属ワークピース199との間に、電気アークパルスを発生させるように電気溶接波形100を生成する電気アーク溶接システムを使用し、電気溶接波形のサイクルは、上昇するピンチ電流レベル121を供給するピンチ電流段階120、ピーク電流レベル130を供給するピーク電流段階、低下する導出電流レベル141を供給する導出電流段階140、及びバックグラウンド電流段階111を供給するバックグラウンド電流レベル110を含むそのサイクルの少なくとも1つの加熱電流段階150が生成され、加熱電流レベル151をバックグラウンド電流段階の間に供給し、その加熱電流レベルは、バックグラウンド電流レベルの上にある。 (もっと読む)


【課題】安定した溶滴の成長および安定したアークの発生を実現することができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置100は、電源回路102と、電源制御装置104とを備える。電源制御装置104は、短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、増減を繰返す波形を振幅中心電流に重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、平均電圧Vaと設定電圧Vrとの電圧差が小さくなるように振幅中心電流を増減させる。これにより、設定電圧を変更した場合などに、平均電圧と設定電圧との差が大きくなることが速やかに解消され、アークが不安定となることが防止される。 (もっと読む)


【課題】安定した溶滴の成長および安定したアークの発生を実現することができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置100は、電源回路102と、電源制御装置104とを備える。電源制御装置104は、短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、増減を繰返す波形を振幅中心電流に重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、溶接電流の電流設定値に対応して推奨電圧値Vcを算出し、推奨電圧値Vcと溶接電圧の電圧設定値Vrとの電圧差に応じて振幅中心電流Ihcrを増減させる。これにより電圧設定値Vrが変更された場合にもアークが不安定となることが防止される。 (もっと読む)


【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、溶接トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1に所定の周期で増減するとともに次第に振幅が増加する波形を重畳したハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御を行なうように、電源回路を制御する。溶滴の成長に合わせて振幅が増加する波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止しつつ、溶滴の安定な形成と溶滴の成長速度の増加とが可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶滴のくびれを検出して溶接電流を急減させるくびれ検出制御方法において、くびれ検出からアーク再発生までの時間が長いときに発生するスパッタを低減する。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれを検出し、このくびれ検出時点t2から短絡負荷に通電する溶接電流Iwを減少させて低レベル電流Ilの状態でアークを再発生させる消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、くびれ検出時点t2からの経過時間がアークが再発生する前に予め定めた基準時間Ttに達したときは、溶接電流Iwを低レベル電流Ilから高レベル電流Ihへと増加させてアークを再発生させる。この高レベル電流Ihの値及び/又は立上り傾斜を基準時間Ttに達した時点t22でのくびれの進行度に応じて変化させる。これにより、アークの安定性を維持した上で、スパッタの発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】グロビュール移行領域の内外で安定した溶接を行なうことができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、炭酸ガスをシールドガスに使用し、短絡状態とアーク状態とを交互に繰り返す炭酸ガスアーク溶接方法によって溶接を行なう。短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路が制御される。ワイヤを送給速度の速度設定値が所定範囲X2外である場合に比べて、速度設定値が所定範囲X2内である場合には、ハイレベルベース電流に重畳する所定の周期で増減する波形の振幅が増加される。これにより短絡移行領域でもグロビュール移行領域でも安定した溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接トーチの前進角が大きいときでも、良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】短絡が発生すると溶接電流Iwを初期電流値Iiまで減少させて維持し、初期期間Tiが経過すると溶接電流Iwを第1傾斜K1で上昇させ、基準値Icに達すると溶接電流Iwを第1傾斜K1よりも小さな値の第2傾斜K2でアークが再発生するまで上昇させる。短絡発生時点での溶接電流値Iaを検出し、初期期間Ti中の電流差積分値Si=∫(Ia−Iw)・dtを算出し、上記の基準値Icをこの電流差積分値Siに基づいて自動設定する。これにより、溶滴の大きさと相関関係にある電流差積分値Siによって基準値Icが適正化されるので、前進角が大きいときでも良好な溶接品質を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接トーチのケーブルが長くても溶接条件の調整を作業者の手元で調整できるアーク溶接装置を提供する。
【解決手段】 トーチスイッチをオンすると溶接開始信号を溶接電源に送信する溶接トーチを備えたアーク溶接装置において、溶接トーチが所定の1軸方向に移動する加速度センサ信号を溶接電源に送信する加速度センサをトーチスイッチの内部に具備し、溶接電源は、トーチスイッチのダブルクリック操作に応じて溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を調整する調整モードを設定し、調整モードのとき、溶接トーチを1軸方向に往復移動したときの加速度センサ信号の最大加速値が第1の加速基準値より大きく正の値のとき、溶接電流設定値又は溶接電圧設定値を増加させ、最大加速値が第2の加速基準値より小さく負の値とき、減少させる、ことを特徴とするアーク溶接装置である。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】スパッタが低減し、溶接品質が向上した炭酸ガスアーク溶接方法および溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、トーチと母材との間に電圧を与えるための電源回路と、電源回路の電圧を制御する電源制御装置とを備える。電源制御装置は、短絡期間Tsの後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路を制御する。電源制御装置は、ハイレベル電流に一定周波数かつ一定振幅で増減する波形を重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路を制御する。波形の重畳により、溶滴がアーク反力によってせり上がることを防止して、溶滴の形成を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】アークスタート時のビード表面の黒い煤(スマット)の発生を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期アーク電流が通電する初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続してアーク長を長くすることによってプラズマアークを発生させ、それ以降は前進送給に切り換えると共にミグ溶接電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。アーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでの期間(t3〜t31)中は電極マイナス極性の第1初期アーク電流Ii1を通電し、それ以降の期間(t31〜t4)中は電極プラス極性の第2初期アーク電流Ii2を通電する。|Ii1|>Ii2である。Ii1が通電するアークによって溶接ワイヤが溶融してアーク長Laは急速に長くなる。このために、ミグアークが単独で発生している期間を短縮することができるので、スマットの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 パルスアーク溶接において、磁気吹きによるビード外観の悪化を抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間中のピーク電流及びベース期間中のベース電流の通電を1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接制御方法において、ベース期間中の溶接電圧の上昇によって、溶接線Ps−Pe上の磁気吹き発生区間A1−A2を判別して記憶するテスト溶接を行い、実施工時に、溶接線Ps−Pe上の記憶された磁気吹き発生区間A1−A2を溶接するときは溶接電流波形パラメータを自動的に変化させて磁気吹きの発生を抑制する。溶接電流波形パラメータの変化は、ベース電流を大きくすることである。これにより、磁気吹き発生区間A1−A2中はベース電流が増加されるので、アークの硬直性が強くなり、磁気吹きによるアークの偏向は抑制される。この結果、ビード外観が悪化することを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値及び合計インダクタンス値が算出され、これら抵抗値、インダクタンス値とともに、短絡中の所定期間Ta,Tbに主電路上に介挿される抵抗の抵抗値rが制御装置内に保持される。制御装置は、溶接動作時において、短絡中の所定期間Ta,Tb以外の期間では、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行い、抵抗介挿期間である短絡中の所定期間Ta,Tbでは、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値に加え、同期間Ta,Tbに介挿される抵抗の抵抗値rを含む電圧変化分の補正を行って先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】ワークへの入熱の調整を適切に行うことができる交流パルスアーク溶接方法、溶接装置および溶接システムを提供する。
【解決手段】逆極性にてピーク電流Ippを通電するピーク期間Tppと逆極性にてベース電流Ibpを通電するベース期間Tbpとを含む逆極性パルスを第1の所定回数繰り返す逆極性期間と、正極性にてピーク電流Ipnを通電するピーク期間Tpnと正極性にてベース電流Ibnを通電するベース期間Tbnとを含む正極性パルスを第2の所定回数繰り返す正極性期間と、を1周期として繰り返して溶接を行うものであって、ピーク期間Tpnはピーク期間Tppより短く、ピーク電流Ipnの絶対値はピーク電流Ippの絶対値より小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】熔融する電極を用いて、熔接プロセスを制御及び/又は調整するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】アークを点火したあと、異なった熔接パラメータに基づいて調整された熔接プロセスは、熔接電源2によって実行される。当該プロセスは制御デバイス4によって制御される。上記プロセスを行うための装置に関する。ワークピース16に熱を導入するために熱を少なくすることが制御される。少なくとも二つの異なったプロセス相が周期的に組み合わされている。パルス電流相27及び冷間金属移行の相28のような、異なった材料移行及び/又はアークタイプによって、プロセス相はエネルギの異なった入力を持っている。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は前記電極マイナス極性ベース電流Ibnよりも大きな値の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間Tp中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電して溶接を行う。前記電極プラス極性ベース電流Ibは、絶対値が時間経過に伴って小さくなる傾斜を有している。Ibの前半部分の電流値が大きくなるのでアーク切れを抑制でき、後半部分の電流値が小さくなるのでスパッタも少なくなる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶滴のくびれの誤検出が発生しても、アークを円滑に再発生させること。
【解決手段】短絡状態からアークが再発生する前兆現象である溶滴のくびれを溶接ワイヤと母材との間の電圧値Vw又は抵抗値Vw/Iwの変化がくびれ検出基準値に達したことによって検出し、このくびれ検出時点(t2)から短絡負荷に通電する溶接電流Iwを減少させた状態でアークを再発生(t3)させ、アークが再発生すると溶接電流を増加させる消耗電極アーク溶接のくびれ検出制御方法において、くびれ検出時点(t2)からの経過時間がアークが再発生する前に基準時間Ttに達したときは(t21)誤検出と判別し、溶接ワイヤを後退送給Frrさせて母材から引き離すことによってアークを円滑に再発生(t3)させ、アークが再発生すると前進送給Ffrに戻す。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接において、アークスタート時にミグアークからプラズマ電極に付着するスパッタを削減する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進送給して母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期ミグアークを発生させ、その後にプラズマ溶接電流Iwpが通電するプラズマアークを発生させ、これに応動して再前進送給に切り換え、ピーク電流及びベース電流を通電して定常ミグアークへと移行させる。プラズマアークの発生時点(t4)から初期期間Tsを設け、初期期間Ts中は、プラズマ溶接電流Iwpを初期値Iwpsから定常値Iwpcまで次第に減少させると共に、ピーク電流Ipを初期値Ipsから定常値Ipcまで次第に増加させる。プラズマアークからの予熱によってピーク電流値を小さくできるので、スパッタの付着を削減できる。 (もっと読む)


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