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Fターム[4F056CC47]の内容

Fターム[4F056CC47]に分類される特許

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鞣す前の獣皮、皮および生皮を塩漬けせずに保存するための方法。獣皮は鞣しの前に、加脂、浸酸および乾燥される。その方法は、洗浄、フレッシング、石灰漬けおよび脱毛を含む予備工程と、その後の加脂、脱灰、酵解、浸酸および乾燥の工程を含み得る。その方法は塩漬け保存による環境被害を回避する。処理した後の獣皮は乾燥しており、可撓性があり、さらなる加工のために容易に再水和される。 (もっと読む)


【課題】クロム等の重金属またはアルデヒド系の鞣し剤を一切使用せず、しかも、品質が向上し、且つ環境汚染の発生しない動物皮の鞣し方法を提供する。
【解決手段】動物皮の鞣し加工において、常法により原皮を水戻し、脱毛・石灰づけ、再石灰づけ、分割、脱灰・ベーチングの前処理をし、次いで、塩、硫酸、蟻酸からなる酸性溶液に浸潤した後、コラーゲン繊維組織に、タンニン、分散タンニン、蓚酸、除鉄剤、スリップ剤からなる鞣し剤を施し、且つ該混合液のPHを調整し、所定温度に保持して前鞣しをし、水洗後、さらに、加脂剤、タンニン、分散剤、白タンニン、天然タンニンからなる鞣し剤を施して再鞣しを行い、さらに、天然タンニン、蟻酸からなる鞣し剤で再々鞣しを行って構造内に化学的な架橋結合を形成させて安定化させ、最後に、常法により染色、加脂、水絞り、乾燥、及び仕上げ加工する。 (もっと読む)


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