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Fターム[4F071AA63]の内容

Fターム[4F071AA63]に分類される特許

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【課題】特性に優れたプロトン伝導性高分子電解質膜を、グラフト重合によって工業的に製造しうる方法を提供する。
【解決手段】樹脂微粒子に放射線を照射する工程と、スルホン酸基前駆体を有するビニルモノマーを固液二相系において樹脂微粒子にグラフト重合させて、樹脂微粒子およびビニルモノマーの重合鎖を含む微粒子状のグラフト重合体を得る工程と、グラフト重合体のキャスト膜を形成するキャスト工程と、キャスト膜を樹脂微粒子の融点以下の乾燥温度で乾燥してフィルムを得る乾燥工程と、フィルムに含まれるスルホン酸基前駆体をスルホン酸基に変換する工程とを含む方法とする。固液二相系は、ビニルモノマーおよびその溶媒を含む液相と、樹脂微粒子を含む固相により構成される。 (もっと読む)


【課題】 ポリフェニレンスルフィドの優れた特性を維持しながら熱寸法安定性および破断伸度を改善し加工性に優れ、電気絶縁用、太陽電池用、包装用、インクリボン用、回路基板用、コンデンサー用などの各種工業材料用フィルムに好適に使用できる二軸配向フィルムを提供する。
【解決手段】 ポリフェニレンスルフィド樹脂にエチレンテレフタレート単位を主成分するポリエステル樹脂をポリフェニレンスルフィド樹脂重量とポリエステル樹脂重量の和を100重量%としたとき0.1重量%以上8重量%以下含有し、かつ、フィルムの長手方向および幅方向の破断伸度が70%以上であることを特徴とする二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルムとする。 (もっと読む)


【課題】導電性材料の量を増やすことなく、表面抵抗性を大きくすることができる、導電性成形体の製造方法を提供すること。
【解決手段】導電性成形体材料を押出成形する製造方法において、押し出された成形体を延伸倍率2倍以上で延伸する工程を含むことにより、導電性成形体の表面抵抗性を大きくすることができる。さらに、より安価な熱可塑性樹脂を用いて導電性成形体を製造することができ、管状の導電性成形体をも押出成形により容易に製造することができる (もっと読む)


【課題】耐久性と電極との接合性を両立する優れた高分子電解質組成物を提供する。
【解決手段】芳香族系高分子電解質と、下記一般式(A)で表されるビフェニル誘導体とを含み、芳香族系高分子電解質とビフェニル誘導体との合計100質量%中、ビフェニル誘導体が1〜20質量%であることを特徴とする高分子電解質組成物である。


[式(A)において、R、R’は、それぞれ同一または異なって、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシアルキル基およびカルボニルアルキル基からなる群より選ばれる1種以上の基を表す。ただし、RとR’が同時に水素原子となることはない。m、nは、それぞれ独立して、1以上5以下の整数を示す。] (もっと読む)


【課題】光学材料等に好適な、高屈折率で溶媒に可溶であるポリ(ジスルフィド)、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】下記式(1)で示される可溶性のポリ(ジスルフィド)。


[式(1)中、R〜Rは各々独立に、水素原子又は炭素数1〜20の有機基であり、R及びRは各々独立に水素原子、又は式(2)で示される基である。nは重合度であり2以上の整数である。
式(2)中、R〜R11は、各々独立に水素原子又は炭素数1〜20の有機基である。] (もっと読む)


【課題】スルフィン酸基P-(SO2)nX(Xは、1価(n=1)、2価(n=2)又は3価(n=3)の金属カチオン又はH+又はアンモニウムイオンNR4+(Rはアルキル、アリール、Hである)である)及びスルホハロゲン化物の基SO2Y基(Yは、F、Cl、Br、Iである)を有するポリマーを製造する方法を提供する。
【解決手段】SO2Y基(Yは、F、Cl、Br、Iである)を含むポリマーを、有機溶媒又は水に溶解するか又は懸濁し、還元剤を、有機溶媒もしくは水で希釈するか、又は純粋なまま溶解して又は固体として添加し、還元剤の量及び/又は還元時間及び/又は還元温度に応じて部分的に還元を行い、得られたスルフィナート基及びSO2Y基を含むポリマーを、沈殿剤で沈殿させ、続いて濾過し、乾燥することによって単離し、二酸化硫黄と有機金属修飾ポリマーの反応によってスルフィナート基を生成することができないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
ポリアリーレンスルフィド樹脂にシリカを配合した組成物の成形加工時に、粒子とポリマとの親和性が低いため生じるボイドを低減することのできるポリアリーレンスルフィド樹脂組成物およびこれを成形してなるフィルムを提供する。
【解決手段】
ポリアリーレンスルフィド100重量部に対してシランカップリング剤で処理されたシリカ微粒子を0.1〜50重量部配合してなるポリアリーレンスルフィド樹脂組成物およびこれを成形してなるフィルム。 (もっと読む)


【課題】厚み方向の熱伝導性に優れる熱伝導性成形体を提供すること。
【解決手段】ピッチ系黒鉛化短繊維と熱可塑性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂を含むシート状熱伝導性成形体であって、シート状熱伝導性成形体中の面内方向に並んだピッチ系黒鉛化短繊維の数(A)と厚み方向に並んだピッチ系黒鉛化短繊維の数(B)の比(B/A)成形体の厚みが0.5〜4であるシート状熱伝導性成形体。 (もっと読む)


本発明は、二酸化炭素を他の気体成分から分離するための気体分離膜、該気体分離膜への使用に適したポリマー組成物、及びその製造法に関する。特に、本発明は、ターゲット気体成分、例えば二酸化炭素を透過させることができ、且つ第2気体成分よりもターゲット気体成分について選択性を有するホストポリマーを含むポリマー組成物に関する。ポリマー組成物はまた、例えば直径が少なくとも0.5nmであり、且つホストポリマーと比較してターゲット気体に対してより高い透過度を有するポリマー材料のドメインを含む。本発明は、ロベソンの上限を越える透過度及び選択性を有する膜を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブを少量添加した場合でも効率よく導電性を発現できる樹脂成形体を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブと熱可塑性樹脂を混練した後、成形した複合材料を熱可塑性樹脂のガラス転移温度よりも20℃低い温度から250℃高い温度で加熱し、この状態において加圧し、カーボンナノチューブを露出させ、かつ樹脂成形体の内部にカーボンナノチューブを0.1〜20重量%含有させた樹脂成形体の製造方法。 (もっと読む)


上昇した温度で振動を減衰するために有用な熱硬化組成物が開示されている。この熱硬化組成物は、それぞれ、1Hzの振動数で動的機械的熱分析(DMTA)によって測定したときに、150℃又はそれ以上のガラス転移温度、0.2又はそれ以上のtanδピーク及び約40℃よりも大きい半高さで測定したtanδピーク幅を有することができる。この熱硬化組成物は100℃を超える温度で振動を減衰するために使用することができる。
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【課題】優れた耐熱性、寸法安定性、電気特性を有し、フィルム面内の物性バラツキが少ない高品位な二軸配向ポリアリーレンスルフィドフィルムを提供することにあり、特にコンデンサー用として用いると高い電気特性を有し、優れた自己回復性(SH性)を具備することにより、高温・高電圧で使用しても信頼性の高いコンデンサーを形成しうるポリアリーレンスルフィドフィルム、この金属化フィルムおよびこれを用いたコンデンサーを提供することである。より具体的には、従来PPSフィルムが多く用いられてきたチップコンデンサーのような小型コンデンサー用途だけでなく、高温・高電圧での高い信頼性が求められる高速鉄道やハイブリッドカーのインバーター用コンデンサーのような高温・高電圧下で使用される大容量の捲回コンデンサー用としても使用しうるコンデンサー用フィルム、この金属化フィルムおよびそれを用いたコンデンサーを提供すること。
【解決手段】ポリアリーレンスルフィドと、ポリアリーレンスルフィドとは異なる他の熱可塑性樹脂Aとを含む熱可塑性樹脂からなるフィルムであって、該フィルムを23℃65%RH雰囲気下で30箇所測定した絶縁破壊電圧の平均値が350V/μm以上、該絶縁破壊電圧の標準偏差が30以下であり、該フィルムのガラス転移温度が80℃以上95℃未満に観察され、かつ95℃以上130℃以下には観察されないことを特徴とする二軸延伸フィルムとする。 (もっと読む)


【課題】
耐湿熱性および絶縁破壊特性に優れた二軸配向フィルムを提供すること。
【解決手段】
ポリエステル(a)、ポリイミド(b)、ポリアリーレンスルフィド(c)および相溶化剤(d)を含むフィルムであり、フィルム中のポリエステル(a)、ポリイミド(b)、ポリアリーレンスルフィド(c)の総和に対するそれぞれの含有量が(a)50〜98重量%、(b)1〜30重量%、(c)0.1〜30重量%の範囲であり、ポリイミド(b)とポリアリーレンスルフィド(c)がそれぞれ分散相を形成し、ポリイミド(b)の平均分散径が1〜50nm、ポリアリーレンスルフィド(c)の平均分散径が50〜500nmの範囲であり、耐湿熱試験によるフィルムの伸度半減期が30時間以上120時間以下である二軸配向フィルム。 (もっと読む)


【課題】低含水率で高プロトン伝導性、低メタノール透過性、高耐酸化性、及び優れた機械的特性を有する架橋芳香族高分子電解質膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】芳香族高分子フィルム基材、またはこれにモノマーをグラフト鎖として導入したグラフト芳香族高分子フィルム基材に、電離性放射線照射により架橋構造を付与する。架橋構造を付与した芳香族高分子フィルム基材、及びグラフト芳香族高分子フィルム基材はスルホン化溶液に不溶であるため、これらのフィルム基材を直接スルホン化することで架橋芳香族高分子電解質膜を得ることが可能となる。また、モノマーをグラフト鎖として導入することで、電解質膜の架橋構造およびプロトン伝導性領域のミクロ相分離構造の制御ができるため、低含水率で高プロトン伝導性、低メタノール透過性、高耐酸化性、優れた機械的特性を有する架橋芳香族高分子電解質膜の作製が可能となる。 (もっと読む)


【課題】メタノールなどの液体を燃料とする燃料電池に適した高分子電解質膜及び該膜を用いた膜/電極接合体、燃料電池を提供する。
【解決手段】ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルフィドスルホン及びポリエーテルケトンのうちの1種以上をポリマー構成成分とする軟化温度130〜250℃の芳香族系ポリマー製高分子電解質膜であり、該膜のメタノール透過速度(M)、メタノール透過係数(C)、イオン交換容量(I:meq/g)、プロトン伝導性(σ:S/cm)及び膜厚(T:μm)が、以下の式(1)〜(5)を満足する関係にある高分子電解質膜。 M≦3.0・・式(1)、 C<0.09×(I)・・式(2)、 σ≧0.015×(I)・・式(3)、 0.5≦I≦1.5・・式(4)、 10≦T≦100・・式(5)。 (もっと読む)


【課題】接着性および加工性に優れた熱接着用基材に関するものであり、各種部材、特にポリカーボネート樹脂部材のホットメルト接着性に優れた熱接着用基材、およびそれを用いたプリフォームを提供する。
【解決手段】1種または2種以上のポリエステル樹脂からなり、融点Tmが120℃≦Tm≦180℃であって、温度(Tm+10)℃で直径20mmのパラレルプレートによる発生トルク0.005Jにおける溶融粘度η1が500≦η1≦2,000Pa・sであるポリエステル樹脂を含む熱可塑性樹脂組成物からなる熱接着用基材であって、目付が5〜100g/mである、ポリエステル樹脂またはポリカーボネート樹脂を含む部材の接着に用いられる熱接着用基材。 (もっと読む)


新規な水酸化マグネシウム難燃剤、フィルターケーキからこれらを製造する方法、およびこれらの使用。
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【課題】相対的に高いイオン伝導度、及び/又は、含水時における相対的に小さな膨潤率を有する電解質/非電解質ブレンド膜及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】固体高分子電解質及びカチオン分子を第1の溶媒に溶解させ、アニオン・カチオンコンプレックスを形成するコンプレックス形成工程と、前記アニオン・カチオンコンプレックスが形成された固体高分子電解質及び非電解質高分子を第2の溶媒に溶解させる非電解質溶解工程と、前記非電解質溶解工程で得られた溶液をキャスト製膜し、膜を得る製膜工程と、前記膜から前記カチオン分子の80%以上を除去する除去工程とを備えた電解質/非電解質ブレンド膜の製造方法、及び、このような方法により得られる電解質/非電解質ブレンド膜。 (もっと読む)


【課題】甘味物質等の非電離物質に対して高い応答感度と応答選択性を有する擬似生体脂質高分子膜の提供を目的とする。また、当該膜を膜電位受容膜とする作用電極、及びその作用電極を有した膜電位測定装置、又はその測定方法の提供を目的とする。
【解決手段】高分子材とその可塑剤、又は高分子材とその可塑剤及び脂質性物質とからなる膜本体部を、多価フェノール酸や加水分解型タンニン等の多価フェノールによって表面修飾することで、その表面に修飾部を形成させる。これにより、非電離物質に対して高い電位応答性と選択性を有する擬似生体脂質高分子膜を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】封止剤、接着剤又は充填剤として用いられる繊維強化複合樹脂組成物で、高度な透明性を有し、更には、近年の低熱膨張性、高強度、軽量性、高熱伝導性の要求レベル、特に等方的な高熱伝導性を十分に満たし得る繊維強化複合樹脂組成物を提供する。
【解決手段】封止剤、接着剤又は充填剤として用いられる、繊維とマトリックス樹脂の液状前駆体とを含む繊維強化複合樹脂組成物で、該繊維が平均繊維径4〜200nmの繊維であり、該組成物を板状に硬化させた硬化物の50μm厚換算における波長400〜700nmの全光線透過率が70%以上であって、該硬化物の厚さ方向の熱伝導率及び板面方向の熱伝導率がいずれも0.4W/m・K以上であり、該組成物内でランダムに配向していることを特徴とする繊維強化複合樹脂組成物。 (もっと読む)


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