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Fターム[4F074DA44]の内容

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Fターム[4F074DA44]に分類される特許

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【課題】十分な濾過能力と透水量との双方を実現しながら、より高い強度を有する高分子水処理膜を提供することを目的とする。
【解決手段】塩化ビニル系樹脂と、アクリルグラフト塩化ビニル系樹脂とを含んでなることを特徴とする高分子水処理膜。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い透水性能及び従来の高分子多孔質膜では実現が困難であった洗浄薬品等に対する高い薬品耐性を有し、長期間の使用を可能とする、PVDF多孔質膜及びその製造方法等を提供する。
【解決手段】すなわち、多孔質膜中のPVDF樹脂の結晶化度が、50%以上、90%以下であり、多孔質膜中のPVDF樹脂の結晶化度に膜の比表面積を乗じた値が、300(%・m2/g)以上、2000(%・m2/g)以下である多孔質膜を提供する。また、PVDF樹脂を主成分とする疎水性高分子成分、親水性高分子成分、並びに、疎水性及び親水性高分子成分の共通溶媒を少なくとも含有する製膜原液を、成型用ノズルから押し出し、水を主成分とする溶液中で凝固させて、PVDF樹脂を主成分とする多孔質膜を製造する、多孔質膜の製造方法であって、親水性高分子成分として、重量平均分子量が2万以上、15万以下のポリエチレングリコールを用いる、多孔質膜の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】孔の目詰まり発生を防止でき、また比較的小さい圧力で十分な透水量を確保できると共に、膜の熱安定性及び耐薬品性に優れ、十分な強度を備え、かつバクテリア等の微粒子も除去できるポリビニルアセタール系多孔質体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、第1ポリビニルアセタール系樹脂と、該第1ポリビニルアセタール系樹脂で用いられているアセタール化剤とは異なるアセタール化剤が用いられている第2ポリビニルアセタール系樹脂と、溶媒とを含有した混合物を加熱して均一な高分子液を得る工程と、高分子液を所定形状に成形して成形物を得る工程と、成形物を冷却することによって相分離を生じさせる工程と、溶媒を溶解させることのできる抽出剤を用いて前記相分離した成形物中に存在する溶媒を抽出除去する工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】
微細かつ均一な多孔構造を活かして、分離膜や電池用セパレータとして有用に用いることができる、ナノメーターオーダーからマイクロメーターオーダーに孔径制御可能なポリアリーレンスルフィドを主成分とする多孔体およびその製造方法を提供すること
【解決手段】
繰り返し単位(R)を主成分とするポリマー(P)を1重量%以上80重量%以下と、繰り返し単位(R)を主成分とするオリゴマー(O)および/または繰り返し単位(R)を与えるモノマー(M)を20重量%以上99重量以下を含む混合物からオリゴマー(O)および/またはモノマー(M)を除去することで、平均孔径が0.1nm以上100nm以下であるポリアリーレンスルフィドを主成分とする多孔体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】多孔質膜に、吸着膜として適したグラフト鎖を形成させる場合、競争反応であるモノマーどうしのラジカル重合を抑えることが必要となる。
【解決手段】高分子を含む多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法であって、多孔質基材を、ラジカル重合性モノマーを含む溶液中に浸漬させる浸漬工程と、浸漬状態のまま、多孔質基材に放射線照射を行い、多孔質基材にラジカル重合性モノマーをグラフト重合させて、多孔質基材にグラフト鎖を形成させる照射グラフト工程と、を含み、ラジカル重合性モノマーを含む溶液が、第1級又は第2級の1価の低級アルコールを40〜70vol%含む溶媒を含む、多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法。 (もっと読む)


【課題】熱誘起相分離法によるポリフッ化ビニリデン系多孔質膜の親水化方法であって、透水性の大きな低下を招くことなく、膜を親水化する方法を提供する。
【解決手段】熱誘起相分離法によって作製されたポリフッ化ビニリデン系多孔質膜を、濃度0.01〜3重量%のパーヒドロポリシラザン含有溶液に浸せきした後、140〜165℃の温度で加熱乾燥を行う。本発明方法によれば、ポリフッ化ビニリデン系多孔質膜を所定濃度のパーヒドロポリシラザン含有溶液に浸せきすることで、膜細孔内に溶液が有効に染み込み、これを加熱することによって膜表面および膜細孔内表面に-SiO2-基が形成され、膜表面のみならず膜全体が親水化される。また、透水性の大きな低下を招くことなく、膜が親水化されているといった特徴を有している。 (もっと読む)


【課題】均一な微細孔を有し、水その他種々の有機溶媒の吸液量が多く、かつ、吸液速度が速いイムノクロマトグラフィー展開相に適したポリケトン多孔体の提供。
【解決手段】95重量%以上が下記式(1):


{式中、R1は炭素数2〜10の炭化水素基である。}で表される繰り返し単位で構成される、一酸化炭素とエチレン性不飽和化合物の共重合体であるポリケトンから形成されたポリケトン多孔体であって、長径0.02〜20μm、短径0.01〜5μmかつ偏平率が0.5〜0.95である微細孔を有し、かつ、下記式(2):空隙率(%)=(1−G/ρ/V)×100{式中、Gは多孔体の重量(g)であり、ρはポリケトンの重量平均密度(g/cm)であり、そしてVは多孔体の体積(cm)である。}で算出される空隙率が30〜90%であることを特徴とする前記ポリケトン多孔体。 (もっと読む)


【課題】耐熱性及び耐酸性に優れる多孔質膜を提供する。
【解決手段】液晶ポリエステルと液晶ポリエステル以外のポリマーとで多孔質膜を構成する。液晶ポリエステルとしては、還元粘度が0.40dL/g以上であるものを用いる。液晶ポリエステル以外のポリマーとしては、還元粘度が0.40dL/g以上であるものを用いる。液晶ポリエステル以外のポリマーの含有量は、記液晶ポリエステル100質量部に対して、10〜40質量部とする。 (もっと読む)


【課題】ファウリング等の問題を改善したポリフッ化ビニリデン多孔質分離膜を、有機溶剤を用いないで、簡易な操作で、環境的にも安心、安全に製造することが可能な方法を提供すること。
【構成】本発明の製造方法は、MPCとBMAとの共重合体を溶媒に溶解した溶液に、ポリフッ化ビニリデン多孔質膜を接触させて、該多孔質膜表面を改質する、多孔質分離膜の製造方法であって、前記共重合体におけるMPC構成単位と、BMA構成単位のモル比が、10〜50:90〜50であり、且つ該共重合体を溶解する溶媒として、水を用いることを特徴とし、得られる分離膜は、逆浸透膜、限外濾過膜、精密濾過膜、透析膜、イオン交換膜等に利用可能である。 (もっと読む)


【課題】
高い阻止性能と高い液体透過性能を両立した高性能なポリアミド中空糸膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
ポリアミド中空糸膜であって、熱誘起相分離法によって製造するにあたり、凝固浴に使用するポリアミドの融点未満の温度で当該ポリアミドを溶解させることができる溶媒を20質量%以上含有せしめる。この中空糸膜は、外圧透水量が500L/m・atm・h以上であり、且つ0.1μmの粒子の阻止率が90%以上であり高い液体透過性と阻止性能を両立するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明の主な目的は、十分に大きな吸着容量を有するタンパク質吸着材の製造を可能にする方法を提供することにある。また、本発明の目的は、タンパク質の吸着及び脱着後のタンパク質吸着材の吸着容量を十分に大きく回復させる方法を提供することにある。
【解決手段】高分子基材と、該高分子基材の表面を被覆し、タンパク質吸着能を有する官能基を含有する高分子鎖と、を含む処理前吸着材を、液体又はその蒸気により湿潤化された状態で加熱して吸着材を得る工程を備える、タンパク質吸着材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた濾過性能を備え、かつ高い耐熱性を有する、表面が親水化されたエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体の多孔体の製造方法。
【解決手段】エチレンに基づく繰返し単位とテトラフルオロエチレンに基づく繰返し単位を含有するエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体と親水性高分子とを、300℃以下で前記エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体を溶解しうる溶媒に、300℃以下かつ得られる溶液の相分離温度以上の温度で溶解して溶液を得る工程(A)と、前記溶液を300℃以下かつ前記溶液の相分離温度以上の温度で成形して成形物とする工程(B)と、前記溶液の相分離温度以上の温度の成形物を前記溶液の相分離温度以下の温度に冷却して前記エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体と親水性高分子とを凝固させる工程(C)と、を有する方法で作成され、その表面が、水との接触角が70度以下である、親水化されたエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体多孔体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、様々な濾過用途で使用することができる、膜と基材との間で強力な接着を有する材料を提供することを課題とする。
【解決手段】第1の平均孔径を有する、焼結された多孔性の第1ポリマー材料、及び前記第1の平均孔径よりも小さい第2の平均孔径を有する、沈殿した多孔性の第2ポリマー材料を含む複合多孔質材料であって、前記第1の平均孔径は少なくとも2μmであり、前記第2の平均孔径は最大2μmであり、前記第2ポリマー材料の少なくとも一部は、少なくとも1つの直接的な物理的結合によって前記焼結された多孔性の第1ポリマー材料に融合され、前記第2ポリマー材料は前記第1ポリマー材料の少なくともいくつかの孔の中に存在する、複合多孔質材料。 (もっと読む)


【課題】 主として家庭ゴミに由来する使用済み再生ポリオレフィンの使用。
【解決手段】 使用済み再生ポリオレフィンと未使用ポリオレフィンとを使用して、使用済み再生ポリオレフィン部分、未使用ポリオレフィンか部分及び空間からなるポリオレフィン成形体、例えば、外側に使用済み再生ポリオレフィンの層、内側に未使用ポリオレフィンの層が存在し、中央部は空間となっている中空ポリオレフィン繊維や中空ポリオレフィンペレットを製造する。前記中空ポリオレフィン繊維や中空ポリオレフィンペレットの製造方法は、未使用ポリオレフィンと使用済み再生ポリオレフィンとを含む混合物であって、未使用ポリオレフィンと使用済み再生ポリオレフィンとの合計量を100質量%としたときに使用済み再生ポリオレフィンが10乃至90質量%である混合物を溶融させる工程、その溶融物を押出して押出物とする工程、押出物を冷却する工程等を含む。 (もっと読む)


【課題】靭性が高く、多孔質膜をはじめとする膜の材料として好適な芳香族ポリスルホン樹脂を提供する。
【解決手段】還元粘度が0.55〜0.65dL/gであり、好ましくは0.58〜0.62dL/gであり、数平均分子量(Mn)が22000以上であり、好ましくは23500以上であり、数平均分子量(Mn)に対する重量平均分子量(Mw)の比の値が2.54以下であり、好ましくは2.50以下である芳香族ポリスルホン樹脂とする。 (もっと読む)


【課題】物理的洗浄及び化学的洗浄に耐えうる高い強度と耐薬品性を有する多孔質膜を提供する。
【解決手段】芳香族ポリスルホン樹脂と親水性高分子とを含む多孔質膜とする。芳香族ポリスルホン樹脂としては、還元粘度が0.56〜0.78dL/g、好ましくは0.65〜0.78dL/g、より好ましくは0.70〜0.78dL/gである芳香族ポリスルホン樹脂を用いる。親水性高分子としては、ポリビニルピロリドンを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】良好な透水量維持性能と透水量の大なる、フッ化ビニリデン系樹脂多孔膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一表面側に孔径が小さい緻密層を有し、前記一表面から逆側表面にかけて連続的に孔径が拡大する非対称網目状傾斜構造を有し、下記(a)〜(c)の条件を満たすフッ化ビニリデン系樹脂多孔膜:(a)緻密層の表面から連続する厚さ5μmの部分の空孔率が60%以上、(b)前記一表面の表面孔径が0.30μm以下、(c)差圧100kPa、水温25℃の条件で試長L=200mmでの透水量の全層空孔率A2=80%への換算値Q(m/day)と、前記一表面の表面孔径P1の4乗値P1(μm)との比、Q/P1が5×10(m/day・μm)以上。フッ化ビニリデン系樹脂に相溶性を有する可塑剤とフッ化ビニリデン系樹脂との溶融混練押出膜を、片側から優先的に冷却し、固化後、可塑剤を抽出する方法により製造する。 (もっと読む)


【課題】プライミング後の放置時間による膜の膨潤起因の性能変化が少なく、かつ膜素材の水との親和性のよい生体適合性が良好な中空糸膜を得る。
【解決手段】本発明は、プライミング処理後1時間経過時の純水の限外ろ過係数(UFR(1hr))とプライミング処理後24時間経過時の純水の限外ろ過係数(UFR(24hr))が特定範囲である血液浄化用中空糸膜である。また、乾湿式紡糸法による中空糸膜の製造において、中空糸膜をボビン形状で巻き取ったあと、ボビンを一定範囲の透湿性のある袋の中に入れ熱処理をする血液浄化用中空糸膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】
例えば水処理用途にも使用可能である、高いウィルス除去性能、高い純水透過性能、高い物理的耐久性および化学的耐久性を有し、かつ耐汚れ性に優れた分離膜を提供する。
【解決手段】
溶融粘度3300Pa・s以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を80重量%以上99.9重量%以下、ポリビニルピロリドン系樹脂を0.1重量%以上20重量%以下含有し、三次元網目構造を有することを特徴とするポリフッ化ビニリデン系樹脂製分離膜。 (もっと読む)


【課題】
従来の水処理膜に比べ、分離機能の向上により透過水の水質を安定させるために、簡素なプロセスで優れたウイルス除去性能、純水透過性能、及び物理的強度を有するポリフッ化ビニリデン系複合膜を提供することを目的とする。
【解決手段】
溶融粘度2500Pa・s以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を50重量%以上88重量%以下、かつセルロースエステルを12重量%以上50重量%以下含有し、平均孔径0.01μm以上1μm以下の三次元網目構造を有し、厚さが5μm以上100μm以下であって、実質的に5μm以上のマクロボイドを有しない分離機能層が、平均直径0.1μm以上5μm以下の球状構造を有するポリフッ化ビニリデン系支持膜に積層されて形成されていることを特徴とするポリフッ化ビニリデン系複合膜。 (もっと読む)


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