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Fターム[4F205AA36]の内容

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【課題】第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92よりも広い幅の繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付けることができ、ライナー1の部位に応じて繊維束Fの幅Wfを変えて巻き付けることができるフィラメントワインディング装置100を提供することである。
【解決手段】ライナー1の回転軸Raに対して略垂直方向に伸縮する複数の第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92を放射状に設けた第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を備え、ライナー1を回転させながら第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を通過させることで第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92の供給口から供給される繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付けていくフィラメントワインディング装置100において、第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92は、供給口の幅を変更可能に構成する。 (もっと読む)


【課題】巻きデータの補正を簡易かつ自動で行うことのできるフィラメントワインディング装置を提供する。
【解決手段】巻きデータに基づく第1のライナー11に対する第1の巻き付け動作、及び第1の巻き付け動作による繊維束FA1、FB1の配置位置の実測値に基づいて、補正量を算出する。第2の巻き付け動作では、複数のガイド部43、44の位相差を補正する方向を仮にライナー周方向の第1の方向とし、第2のライナー12に繊維束Fを巻き付ける。この第2の巻き付け動作による繊維束Fの配置位置の実測値に基づいて、補正すべき方向が判明する。補正動作では、巻きデータに基づく複数のガイド部43、44の位相差を第2の巻き付け動作で判明した補正の方向と補正量に基づいて補正する。 (もっと読む)


【課題】フィラーを用いることなく筒状組紐のコーナ部間の隙間を埋めることができ、製造コストを低減することができるスキン・リブ構造体を提供すること。
【解決手段】中間基材13は、四つのコーナ部12aを有する四角筒状に形成されるとともにコーナ部12aに太型軸方向糸条23aが配列されてなる筒状組紐12を四つ備える。中間基材13は、四つの筒状組紐12が互いのコーナ部12aを隣接させて一体化して形成されている。四つの筒状組紐12における互いに重なり合う一方の面12bでリブ13bが形成されるとともに、他方の面12cでリブ13bが架設されたスキン13aが形成されている。そして、隣接するコーナ部12aの両方が、太型軸方向糸条23aで形成されている。 (もっと読む)


【課題】繊維強化コアパネルが、波形に広がることも、また横向きのウェブと交差することもできるウェブを形成するようにロービング層を螺旋状に巻き付けたプラスチック発泡体のストリップから形成される。
【解決手段】施巻ストリップは、間隔を置いて配置されるストリップと交互にすることができ、またストリップ間のスペーサーはウェブの座屈強度を増す。間隔を置いて配置されるストリップ間の連続巻着ロービングは、補強された縁部を有するパネルを形成するために折りたたむことを可能にする。連続施巻ストリップを螺旋状に包んで環状構造物を形成し、また複合パネルは、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の両方を併用することができる。連続施巻ストリップ又はストリップ切断材は、スキン材料を受け取って補強複合パネルを形成することができる成形装置中へ長手方向又は横方向のどちらかで連続的に送り込むことができる。 (もっと読む)


【課題】強化繊維のクリンプが無く、しかも形態保持性及び賦形性が良く繊維強化複合材料の強化繊維基材に適した織物基材を提供する。
【解決手段】織物基材10は、繊維束からなり互いに平行に配列された複数の強化繊維用経糸11と、繊維束からなり互いに平行にかつ強化繊維用経糸11と交差する方向に配列された複数の強化繊維用緯糸12とを備えている。強化繊維用緯糸12より細い糸条からなり、強化繊維用緯糸12と同方向に延びる補助緯糸13は、強化繊維用経糸11に対して強化繊維用緯糸12の反対側に配列されている。強化繊維用経糸11より細い糸条からなる補助経糸14a,14bは、強化繊維用経糸11と同方向に延びかつ強化繊維用経糸11同士の間に配列され、強化繊維用緯糸12に係合した状態での折り返し及び補助緯糸13に係合した状態での折り返しが混在した状態で配列されている。 (もっと読む)


【課題】繊維強化層を構成するフープ層において巻きの乱れが生じておらず、高い耐圧強度を有する高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】この高圧ガスタンク1は、繊維強化層3が、少なくともその一部において、タンクライナ2の中心軸に対し略垂直な面に沿ってカーボン繊維7が巻き付けられてなるフープ層3aを有しており、フープ層3aをタンクライナ2の中心軸に対して垂直な面で見た場合において、その面に現れるカーボン繊維7の断面形状の周方向に沿った長さが、カーボン繊維7の直径の20倍以上である。 (もっと読む)


【課題】導電性繊維と熱硬化性樹脂とを含む繊維強化プラスチック層を有する圧力容器における熱硬化性樹脂を、電磁誘導加熱によって熱硬化する際に、繊維強化プラスチック層の内層側から外層側への熱硬化性樹脂の染み出しを抑制する。
【解決手段】比較的遅い昇温速度で、熱硬化性樹脂の最低粘度を比較的高く維持して、熱硬化性樹脂の熱硬化を行い、その後、比較的速い昇温速度で、急速に熱硬化性樹脂の熱硬化を行う。 (もっと読む)


【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層の高Vfの抑制に有益な新たなタンク製造手法を提供する。
【解決手段】FW装置100は、ライナー10に樹脂含浸カーボン繊維Wを巻回するに当たり、繊維巻回の際の巻回張力を、後工程での熱硬化を図るための熱硬化炉200が設定する加熱状況(昇温速度)に対応する巻回張力に調整する。この巻回張力調整は、昇温速度が大きいほど小さくなるように張力調整部142にてなされる。これにより、ライナー10の外周には、張力調整部142にて調整された巻回張力で樹脂含浸カーボン繊維Wが巻回されて繊維強化樹脂層20が形成され、中間生成品タンク12が得られる。こうして得られた中間生成品タンク12は、熱硬化炉200が設定済みの加熱状況(昇温速度)で加熱を受けて熱硬化し、冷却養生を経て高圧水素タンク30が得られる。 (もっと読む)


【課題】プリプレグ材を使用した複合材の成形型を製作する方法を提供する。
【解決手段】まず、プリプレグシートを連続プルトルージョン成形して長尺の二次元形状の半硬化状態の成形型の素材200を製作する。
次に、この半硬化状態の素材200を成形装置100のベースプレート112上に立設した複数枚テンプレート131、132、133、134、135上に載置して三次元形状に塑性変形させ、成形装置100全体を加熱・加圧して完全硬化した成形用の型を製作する。 (もっと読む)


【課題】胴部における繊維強化樹脂層を破断しにくくして、圧力容器の耐久性を高める。
【解決手段】圧力容器1は、樹脂成形品からなる内殻3と、内殻3の外周側を覆うFRPからなる補強層となる外殻5とを備える。外殻5は、繊維強化材を内殻3の胴部D及び鏡板部E,Fにらせん状に巻き付けるヘリカル層11と、繊維強化材を内殻3の胴部Dに円周方向に巻き付けるフープ層13とを備える。その際、ガス充填時での軸方向に発生する圧力容器1の軸方向発生ひずみを、この軸方向発生ひずみによってフープ層13の繊維強化材が繊維直角方向に破断するときの圧力容器1の破断ひずみより小さくする。 (もっと読む)


【課題】 繊維強化樹脂の成形工程においてガラスクロス等の基材がずれてしまうことが抑制され、また、成形後の脱型工程において、より簡便な方法で繊維強化樹脂を金型から取り外すことができる繊維強化樹脂成形体の製造装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 金型2には内部と外部を貫通する穴を設け、この穴に通気性を有する入れ子7を嵌めこむ。金型2に繊維クロス10を保持させるクロス設置工程では、入れ子7を介して金型2内の空気を吸引する。樹脂注入パイプ6から樹脂を流し込み、繊維クロス10に含浸させ硬化した後、繊維強化樹脂成形体を脱型する。この脱型の際には、入れ子7を介して金型2内に空気を流入させることにより、脱型が簡便に行える。 (もっと読む)


【課題】スキン−ウェブ構造のような複雑な形状の場合でも、特殊な製造方法を行わずに、擬似等方性の積層繊維束層を強化繊維として反りを低減することができる繊維強化複合材料を提供する。
【解決手段】繊維強化複合材料11は、強化繊維からなる繊維束層が複数積層されてなる積層繊維束層の状態でマトリックス中に複合化されている。そして、中立面16を挟んで片側における繊維配向角度が+θの繊維束層である+θ層の数と、繊維配向角度が−θの繊維束層である−θ層の数とが同じであり、繊維束層の積層順は基準面に対して逆対称とし、かつ+θ層と−θ層との間に配置される他の繊維束層の数が同じである。 (もっと読む)


【課題】プリプレグを積層させる面が湾曲している長尺な型を用いてプリプレグを積層する場合でも、プリプレグを蛇行することなく積層でき、かつプリプレグ層間のエアが十分に抜出された複合材料を製造できる装置および方法の提供。
【解決手段】型Mの一端から他端へ移動しながらプリプレグ11を型Mに供給する供給機構20と、供給機構20に連動して型Mの一端から他端へ移動しながらプリプレグ11層間のエアを抜出すエア抜き機構30を具備し、供給機構20はプリプレグ11と離型紙12の積層物10を巻き出すプリプレグ巻き出し手段21、離型紙12を巻き取る離型紙巻き取り手段22、プリプレグ11を位置補正する位置補正手段23を備え、エア抜き機構30は幅方向におけるプリプレグ11の中央部を両端部よりも先に型Mに押し付けるように配置された円柱状の押さえ手段31,31を2つ以上備える複合材料の製造装置1。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチックの製造装置を簡素化し、かつ製造時間の短縮を図る方法を提供する。
【解決手段】軸4回りに回転する巻取り型5には、回転中心から異なる角度の位置と一線上の位置との間で移動する第1ピン部材6a〜6dが設けられている。一対の第2ピン部材7a、7bは対向線回りに回転可能であり、かつ案内軌道により近接離反可能である。第1工程では、長繊維束を繊維供給部2から引き出しつつ環状に巻き取る。第2工程では、第1工程で環状に巻き取られた長繊維束の輪の中に第2ピン部材7a、7bを挿入した後、離反させる。この際、第1ピン部材6a〜6dは一線上の位置に移動する。そして、第3工程では、第2ピン部材7a、7bを対向線の回りに回転させて、回転している長繊維束の周囲にさらに長繊維束を供給して巻き付けてゆく。 (もっと読む)


【課題】タンクライナを透過したガスに起因するガス放出音を抑制することが可能な高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】この高圧ガスタンク1は、タンクライナ2の外周に、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻きつけることにより繊維強化樹脂層3を形成してなるものであり、繊維強化樹脂層3は、タンクライナ2側に形成された内側層3aと、その外周に形成された外側層3bとを有し、内側層3aは緻密な層として形成する一方で、外側層3bは、内側層3aよりも多数の空隙を内在させたことにより、密度の低い層として形成されている。 (もっと読む)


【課題】軽量かつ高い曲げ剛性を備えた繊維強化樹脂製サポートバーを早いサイクルで安価に製造する基板収納カセット用繊維強化樹脂製サポートバーの製造方法を提供することである。
【解決手段】断面角形状の長尺状の芯材2に繊維強化樹脂製のプリプレグ3を複数層巻きつけて内筒体4を形成する内筒体形成工程と、前記内筒体4の側面に、該内筒体4の軸方向に沿って、繊維強化樹脂製のプリプレグ3からなる補強層5を積層して予備成形体6を形成する積層工程と、前記予備成形体6の外層にラッピングテープ7を巻きつけるラッピング工程と、前記ラッピングされた予備成形体6を加熱する加熱硬化工程と、により、基板収納カセット用繊維強化樹脂製サポートバーを製造する。 (もっと読む)


【課題】プリプレグを積層させる面が湾曲している長尺な型を用いてプリプレグを積層する場合でも、プリプレグを蛇行することなく積層でき、かつプリプレグ層間のエアが十分に抜出された複合材料を製造できる装置および方法の提供。
【解決手段】型Mの一端から他端へ移動しながらプリプレグ11を型Mに供給する供給機構20と、供給機構20に連動して型Mの一端から他端へ移動しながらプリプレグ11層間のエアを抜出すエア抜き機構30を具備し、供給機構20はプリプレグ11と離型紙12の積層物10を巻き出すプリプレグ巻き出し手段21、離型紙12を巻き取る離型紙巻き取り手段22、プリプレグ11を位置補正する位置補正手段23を備え、エア抜き機構30は横並びに隣接して配列した複数の円板からなる、円柱状かつエア抜き機構30の移動方向Fに湾曲した押さえ手段31を備える複合材料の製造装置1。 (もっと読む)


【課題】多給糸方法を用いてガスタンクに繊維を巻回する場合に口金付近の繊維層が厚くなるのを抑制する。
【解決手段】FW装置1は、タンク支持装置11と、ガスタンク2に対して繊維Aを供給しヘリカル巻きを行うヘリカル巻きヘッド12と、制御装置14を有する。ヘリカル巻きヘッド12は、ガスタンク2の周囲に同心円状に配置され、タンク軸方向Xに相対的に移動可能なガイドリング30と、ガイドリング30にタンク軸に対し放射状に設けられ、繊維Aをガスタンク2に向けて給糸する複数のガイド筒31と、ガイド筒31の給糸口32をタンク軸心方向Yに前後移動させる給糸口移動装置33と、を有する。制御装置14は、ガイドリング30がヘリカル巻きの折り返し位置にある時に、一部のガイド筒31の給糸口32のタンク軸心方向Yの位置が他のガイド筒31の給糸口32の位置よりも後方側になるように給糸口32の前後移動を制御する。 (もっと読む)


【課題】多給糸方法を用いてヘリカル巻きを行う場合において、繊維の終端部の固定を簡単に行う。
【解決手段】本発明のフィラメントワインディング方法は、ガスタンク2の周囲の同心円上に配置されたヘリカル巻きヘッド12の複数の給糸部からガスタンクに繊維を給糸しながら、ガスタンク2をヘリカル巻きヘッド12に対しタンク軸方向Xに相対的に往復移動させてガスタンク2にヘリカル巻きを行い、ガスタンク2の最後の折り返し後、ガスタンク2の一方のドーム部2bと胴部2aに繊維を巻いて、繊維の巻回終端部A1を胴部2aの一の端部Pに位置させる工程と、フープ巻きヘッド13から胴部2aに繊維を給糸して、胴部2aのヘリカル巻きの上にフープ巻きを行う工程と、その後、繊維の巻回終端部A1のある胴部2aの一の端部Pにおいて、ヘリカル巻きヘッド12の給糸部に接続されている繊維Aを切断する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】強化繊維基材を賦形して形成されたプリフォームの形体安定性を確保するために必要なバインダー機能と、プリフォームから製造される繊維強化複合材料の靭性強化機能とを有するバインダーの使用量を、粉末のバインダーを使用した場合に比べて減らす。
【解決手段】繊維強化複合材料の強化材となるプリフォーム17は、繊維束の表面が、主鎖にエポキシ樹脂骨格を有しかつ側鎖にヒドロキシ基、エステル基およびアミド基から選択される少なくとも1の基を備えた熱可塑性の樹脂組成物により膜状に被覆されている強化繊維基材11からなる。前記樹脂組成物は50%以上がフェノキシ樹脂からなる。 (もっと読む)


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