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Fターム[4F205AD05]の内容

Fターム[4F205AD05]に分類される特許

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【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層の高Vf化を抑制可能な新たなタンク製造手法を提供する。
【解決手段】中空のライナー10の外周にFW法にて樹脂含浸カーボン繊維Wを巻回して繊維強化樹脂層20を形成し、中間生成品タンク12を得る。次いで、この中間生成品タンク12を回転させつつ誘導加熱コイル220により誘導加熱する際には、熱硬化炉200の炉内を陽圧装置250により加圧環境とする。 (もっと読む)


【課題】各繊維束ガイド91・92よりも広い幅の繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付けることができ、ライナー1の部位に応じて繊維束Fの幅Wfを変えて巻き付けることができるフィラメントワインディング装置を提供することである。
【解決手段】ライナー1の回転軸Raに対して略垂直方向に伸縮する第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92を放射状に設けた第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を備え、ライナー1を回転させながら第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を通過させることでライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付けていくフィラメントワインディング装置100において、第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92からライナー1の外周面1Sに供給される繊維束Fの経路上で、繊維束Fに接触して繊維束Fの幅Wfを拡げる第1拡張ガイド48及び第2拡張ガイド49を具備する。 (もっと読む)


【課題】ライナーに繊維層が形成されているか否かに関わらず、フープ巻きを開始する際に、繊維束の甘巻きやコンビ巻きを不要として、フープ巻きに要する時間を短縮する。
【解決手段】フープ巻きを開始する場合には、フープ巻きの開始位置Mにおいて、繊維束Fの巻き付け位置WPを保持部53からライナー1に移動させ、ライナー1への繊維束Fのフープ巻きを開始する巻き付け開始動作を行う。フープ巻きを終了する場合には、フープ巻きの終了位置Nにおいて、繊維束Fの巻き付け位置WPをライナー1から保持部53に移動させ、保持部53に繊維束Fを巻き付けて繊維束Fを保持させる退避動作を行う。 (もっと読む)


【課題】フープ巻きを開始する際に、繊維束の甘巻きやコンビ巻きを不要として、フープ巻きに要する時間を短縮する。
【解決手段】フープ巻き工程を行うフィラメントワインディング方法であって、フープ巻き工程は、フープ巻きの開始位置において、繊維束の端部をライナー表面に固定する第1の工程と、第1の工程でライナー表面に端部を固定した繊維束をフープ巻きしていく第2の工程と、第2の工程でフープ巻きした繊維束をフープ巻きの終了位置においてライナー表面に固定する第3の工程と、第3の工程で繊維束を固定した位置よりも繊維束供給方向の上流側で繊維束を切断する第4の工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層における熱硬化性樹脂の昇温のバラツキを抑制する。
【解決手段】第1誘導加熱コイル220は、軸支した中間生成品タンク12をタンク長手方向に沿ってタンク軸周囲にて取り囲むよう配設され、そのコイル巻き軌跡は、繊維強化樹脂層20の最外層の樹脂含浸カーボン繊維Wの配向とほぼ揃っている。第2誘導加熱コイル222は、中間生成品タンク12の外周と対向するよう配設され、第1誘導加熱コイル220より強い磁束を発生する。共通する高周波電流生成電源240に並列に接続された第1誘導加熱コイル220と第2誘導加熱コイル222は、高周波電流の通電を受けて磁束を形成し、中間生成品タンク12の繊維強化樹脂層20における樹脂含浸カーボン繊維Wを導体として繊維強化樹脂層20を誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92よりも広い幅の繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付けることができ、ライナー1の部位に応じて繊維束Fの幅Wfを変えて巻き付けることができるフィラメントワインディング装置100を提供することである。
【解決手段】ライナー1の回転軸Raに対して略垂直方向に伸縮する複数の第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92を放射状に設けた第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を備え、ライナー1を回転させながら第1ヘリカルヘッド43及び第2ヘリカルヘッド44を通過させることで第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92の供給口から供給される繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付けていくフィラメントワインディング装置100において、第1繊維束ガイド91及び第2繊維束ガイド92は、供給口の幅を変更可能に構成する。 (もっと読む)


【課題】巻きデータの補正を簡易かつ自動で行うことのできるフィラメントワインディング装置を提供する。
【解決手段】巻きデータに基づく第1のライナー11に対する第1の巻き付け動作、及び第1の巻き付け動作による繊維束FA1、FB1の配置位置の実測値に基づいて、補正量を算出する。第2の巻き付け動作では、複数のガイド部43、44の位相差を補正する方向を仮にライナー周方向の第1の方向とし、第2のライナー12に繊維束Fを巻き付ける。この第2の巻き付け動作による繊維束Fの配置位置の実測値に基づいて、補正すべき方向が判明する。補正動作では、巻きデータに基づく複数のガイド部43、44の位相差を第2の巻き付け動作で判明した補正の方向と補正量に基づいて補正する。 (もっと読む)


【課題】繊維束の巻き付け動作を中断してから再開できるまでの所要時間を短縮すべく、フープ巻き装置を交換可能とする技術を提供する。
【解決手段】繊維束Fを供給するためのボビン45を搭載したフープ巻き装置40を備え、前記ボビン45がライナー1の周囲を旋回することで該ライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付けていくフィラメントワインディング装置100において、前記フープ巻き装置40は、所定の位置で他のフープ巻き装置50と交換できる、とした。 (もっと読む)


【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層の厚み方向でのVfのバラツキの抑制をもたらす新たなタンク製造手法を提供する。
【解決手段】ライナー10の外周に形成した繊維強化樹脂層20は、誘導加熱コイル220にて高周波誘導加熱を受ける。この誘導加熱は、誘導加熱コイル220への高周波電流の通電により誘起されるが、繊維強化樹脂層20の厚み方向の各樹脂層部位において、繊維強化樹脂層20の外表側の最外層部位(層番号1)より、その内側の樹脂層部位(層番号2)が、最も高い温度となる。これを踏まえ、最大の温度と樹脂層部位(層番号2)の温度が誘導加熱コイル220への高周波電流の通電を制御する際の上限温度となるように、通電制御する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化層を構成するフープ層において巻きの乱れが生じておらず、高い耐圧強度を有する高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】この高圧ガスタンク1は、繊維強化層3が、少なくともその一部において、タンクライナ2の中心軸に対し略垂直な面に沿ってカーボン繊維7が巻き付けられてなるフープ層3aを有しており、フープ層3aをタンクライナ2の中心軸に対して垂直な面で見た場合において、その面に現れるカーボン繊維7の断面形状の周方向に沿った長さが、カーボン繊維7の直径の20倍以上である。 (もっと読む)


【課題】導電性繊維と熱硬化性樹脂とを含む繊維強化プラスチック層を有する圧力容器における熱硬化性樹脂を、電磁誘導加熱によって熱硬化する際に、繊維強化プラスチック層の内層側から外層側への熱硬化性樹脂の染み出しを抑制する。
【解決手段】比較的遅い昇温速度で、熱硬化性樹脂の最低粘度を比較的高く維持して、熱硬化性樹脂の熱硬化を行い、その後、比較的速い昇温速度で、急速に熱硬化性樹脂の熱硬化を行う。 (もっと読む)


【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層の高Vfの抑制に有益な新たなタンク製造手法を提供する。
【解決手段】FW装置100は、ライナー10に樹脂含浸カーボン繊維Wを巻回するに当たり、繊維巻回の際の巻回張力を、後工程での熱硬化を図るための熱硬化炉200が設定する加熱状況(昇温速度)に対応する巻回張力に調整する。この巻回張力調整は、昇温速度が大きいほど小さくなるように張力調整部142にてなされる。これにより、ライナー10の外周には、張力調整部142にて調整された巻回張力で樹脂含浸カーボン繊維Wが巻回されて繊維強化樹脂層20が形成され、中間生成品タンク12が得られる。こうして得られた中間生成品タンク12は、熱硬化炉200が設定済みの加熱状況(昇温速度)で加熱を受けて熱硬化し、冷却養生を経て高圧水素タンク30が得られる。 (もっと読む)


【課題】胴部における繊維強化樹脂層を破断しにくくして、圧力容器の耐久性を高める。
【解決手段】圧力容器1は、樹脂成形品からなる内殻3と、内殻3の外周側を覆うFRPからなる補強層となる外殻5とを備える。外殻5は、繊維強化材を内殻3の胴部D及び鏡板部E,Fにらせん状に巻き付けるヘリカル層11と、繊維強化材を内殻3の胴部Dに円周方向に巻き付けるフープ層13とを備える。その際、ガス充填時での軸方向に発生する圧力容器1の軸方向発生ひずみを、この軸方向発生ひずみによってフープ層13の繊維強化材が繊維直角方向に破断するときの圧力容器1の破断ひずみより小さくする。 (もっと読む)


【課題】製造スペースを低減しながら、第1及び第2の編組層を一体化して耐久性を向上させることが可能なゴムホースの製造方法及びゴムホースを提供する。
【解決手段】ゴムホースの製造方法は、ゴム内管2の外周側に第1の編組層31を形成し、第1の編組層31の外周側に熱可塑性樹脂層30を形成し、熱可塑性樹脂層30の外周側に第2の編組層32を形成し、第1の編組層31の外周側にゴム外管4を形成して、積層構造体10を形成する積層構造体形成工程と、積層構造体10を熱可塑性樹脂層30が軟化する温度以上に加熱することで、ゴム内管2及びゴム外管4を加硫させる加硫軟化工程と、熱可塑性樹脂層30を軟化させることにより、糸状体310,320の編目31a,32aに浸透した軟化状態の熱可塑性樹脂を固化することにより、第1及び第2の編組層310,320を一体化させる一体化工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】タンクライナを透過したガスに起因するガス放出音を抑制することが可能な高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】この高圧ガスタンク1は、タンクライナ2の外周に、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻きつけることにより繊維強化樹脂層3を形成してなるものであり、繊維強化樹脂層3は、タンクライナ2側に形成された内側層3aと、その外周に形成された外側層3bとを有し、内側層3aは緻密な層として形成する一方で、外側層3bは、内側層3aよりも多数の空隙を内在させたことにより、密度の低い層として形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧力容器の鏡板部におけるひずみを抑える。
【解決手段】圧力容器1は、樹脂成形品からなる内殻3と、内殻3の外周側を覆うFRPからなる補強層となる外殻5と、軸方向端部に位置する口金7及びボス9とを備えている。外殻5は、樹脂を含浸させたFRP繊維を巻き付けるフィラメントワインディング法により形成される。圧力容器1は、円筒形状の胴部Aと、胴部Aの軸方向両側の開口側に連続するドーム状の鏡板部B,Cとを有する。鏡板部B,Cは、口金7側、ボス9側の中心領域B1,C1を等張力曲面とし、中心領域B1,C1と胴部Aとの間の連続領域B2,C2を、等張力曲面で計算される曲率半径より大きい曲率半径の曲面とする。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱を用いた繊維強化樹脂層の熱硬化を、コストを抑えて適切に行うことができる。
【解決手段】ガスタンクの製造方法は、熱硬化性樹脂が含浸された繊維を内容器20の外周に巻回して内容器20の外周に繊維強化樹脂層21を形成する第1の工程と、繊維強化樹脂層21を熱硬化する第2の工程と、を有している。繊維強化樹脂層21は、繊維が内容器20の軸周りに巻かれるフープ巻き層21aを少なくとも有している。第2の工程では、内容器20の軸周りの繊維強化樹脂層21の外周に誘導加熱コイル40を配置し、当該誘導加熱コイル40を繊維強化樹脂層21の表面に沿って内容器20の軸方向に移動させて、繊維強化樹脂層21を誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化層の強度を維持しつつ、ライナを透過したガスを好適に排出するガスタンクを提供する。
【解決手段】ガスタンク2は、ライナ10と、当該ライナ10に設けられた口金11、12と、ライナ10と口金11、12の外周面を覆う繊維強化樹脂層13を有している。ライナ10及び口金11、12と、繊維強化樹脂層13との間には、複数のパイル30からなるパイル層20が設けられている。パイル層20は、口金11、12と繊維強化樹脂層13との間からガスタンク2の外部に通じている。ライナ10を透過したガスは、パイル層20を通ってガスタンク2の外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】部材が独立して動くことによるずれが生じにくく、かつ設置場所へ容易に設置することが可能な強化プラスチック構造体、強化プラスチック構造体の製造方法、構造体、風車ブレードおよび風車を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る強化プラスチック構造体は、一面側から厚さ方向に形成された複数の切れ目3を有する板状の合成樹脂材2と、合成樹脂材2の他面側に貼付されたシート材4とを有する層部材を備え、層部材が複数積層されている。 (もっと読む)


【課題】モーションコントローラを再起動させると、繊維束を巻き付ける一連の動作が連続して実行される技術を提供する。
【解決手段】反復動作を行なう装置と発散動作を行なう装置を備えてライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付けるフィラメントワインディング装置100において、繊維束Fを巻き付ける一連の動作の途中で停電により停止した場合に再起動をすると前記反復動作を行なう装置は停止した位置から繊維束Fを巻き付ける一連の動作を再開し、前記発散動作を行なう装置はみなし原点位置から繊維束Fを巻き付ける一連の動作を再開する、とした。 (もっと読む)


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