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Fターム[4F205GE06]の内容

Fターム[4F205GE06]に分類される特許

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【課題】溶液製膜でプレートアウトを発生させずにフィルム製造する。
【解決手段】TAC41を溶媒42に溶解したドープをサンプリングする。サンプリングしたドープについて、分子量が500以上1000以下の範囲であり、分子量のうち少なくとも80%をメチレン基が占める脂肪酸エステルの質量割合を測定する。この質量割合が0.01%を超える場合には、再びドープをサンプリングする。サンプリングしたドープについてpHを求め、3以上5以下の範囲でない場合には、3以上5以下の範囲となるように調節する。このpH調節は、溶媒42に対する酢酸もしくは酢酸ナトリウムの添加により行う。pHを調節したドープを加熱して80℃以上90℃以下の範囲に温度を保持する。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)あるいは有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレー等の各種の表示装置に用いられる光学フィルムの製造方法について、樹脂フィルム原料を溶剤に溶解したドープ(樹脂溶液)中のいわゆる異物が除去されやすい濾過条件でゲル状異物を取り除いてリタデーション均一性を確保することで、コントラスト性能の良好な光学フィルムを、生産性よく製造することができる、光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法であって、ドープを、これの主たる溶剤の1気圧における沸点+5℃以上の温度で濾過することにより、ドープ中のゲル状異物を取り除き、濾過の際のドープの流量が、10〜80kg/(hr・m)であり、ついで、濾過後のドープを支持体上に流延し、さらに、支持体上に形成されたウェブを剥離した後に、該ウェブを、幅手方向に1.1〜2.0倍延伸することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】指輪や腕輪など、中空部分のある造形物、特に略環状の造形物を、ソフトビニールで製造するための安価な金型とその製造方法、並びにその金型を用いて製造されるソフトビニール製の中空造形物とその製造方法を提供すること。
【解決手段】目的模倣物を型取りして型枠を得る型取工程と、その型枠に熱可塑性樹脂を注入して中間成形物を得る中間成形工程と、その中間成形物に電鋳を施して電鋳物を得る電鋳工程と、その電鋳物を加熱して熱可塑性樹脂を溶融させて除去し、電鋳部から成る金型を得る金型取得工程とを有し、内周部に溶融ソフトビニールを被覆可能である金型を製造する。その金型の内周部に溶融ソフトビニールを被覆して、中空のソフトビニール品を製造する。 (もっと読む)


【課題】ポリマーと溶媒とからなるドープを均一に加熱し、ドープの濃度や粘度を安定化させる。
【解決手段】熱交換器からなる第1加熱器56に熱媒体として、水蒸気53または水54のいずれかを通して、ドープを加熱する。ドープ流量に基づき単位面積当たりの熱交換量を求め、これに基づき用いる熱媒体を決定する。単位面積当たりの熱交換量が1(J/m/s)以上のときに、水蒸気53によりドープを加熱する。単位面積当たりの熱交換量が1(J/m/s)未満のときに、97℃以下の水54によりドープを加熱する。ドープが低流量のときに水蒸気による加熱を行うことがなくなる。ドレインが熱交換器に滞留するストール現象に起因するウォーターハンマの発生を抑えることができ、ドープを均一に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】回転成形体が長時間、高温下で曝露され生じる回転成形体の黄変が抑制された回転成形体用ポリオレフィン組成物及び回転成形時の黄変防止方法の提供。
【解決手段】ポリオレフィンと、特定の環状構造(ジベンゾ〔d,f〕〔1,3,2〕ジオキサホスフェピン構造)を有する亜リン酸エステル類とを含有する回転成形体用ポリオレフィン組成物を回転成形用樹脂組成物として使用するか又は、前記の特定環状亜リン酸エステルを添加する工程を有する回転成形方法により回転成形体の黄変防止を防止できる。 (もっと読む)


埋め込まれた面状の電界発光素子を有し、この電界発光素子5、6、7、8の外側の機能層または支持体層が、成形表皮材の粉末状プラスチック材料とほぼ同じプラスチック材料から製造され、まだ完全に硬化および冷却されていない成形表皮材に取付けられる、オフツールの成形表皮材1を製造するための方法。

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【課題】温度によって性質が変化し、微細構造を有するフィルムを製造する。
【解決手段】所定の温度で疎水性と親水性とに可逆的に変化する温度応答性重合体と、ポリスチレンとが溶媒に溶解された溶液をつくる。温度応答性重合体は、疎水性部と親水性部とをもつ第1単独重合体を生成可能な第1化合物と、温度応答性を有する第2単独重合体を生成可能な第2化合物との共重合体であり、疎水性部とを成す第1構成単位と温度応答性部を成す第2構成単位からなる。溶液を流延ベルトの上に流延して流延膜を形成する。流延膜に結露させ、溶媒と水滴とを蒸発させる。 (もっと読む)


【課題】機械的物性、厚さの均一性、表面意匠付与特性に優れる熱可塑性樹脂シートを連続的に製造する方法を提供する。
【解決手段】回転駆動された、離型性のある金属製エンドレスベルト12を有するベルトコンベヤ1の上側搬送面上に熱可塑性樹脂粉末Pを供給して、均一な堆積層を形成し、この堆積層を、前方に搬送しながら、ベルトコンベヤ1前部で加熱し、堆積層における、ベルトコンベヤ1の上側搬送面近傍にある樹脂粉末Pを溶融させて、一体化させることで、熱可塑性樹脂シートSとし、この樹脂シートSをベルトコンベヤ1の上側搬送面から下側搬送面に搬送し、この搬送過程で、樹脂シートS上に残留した未溶融の樹脂粉末MPを回収して、再度、ベルトコンベヤ1の上側搬送面に供給し、ベルトコンベヤ1の下側搬送面に搬送した樹脂シートSを、後方に搬送しながら、ベルトコンベヤ1の後部で冷却固化させた後、樹脂シート巻取装置8により巻き取る。 (もっと読む)


【課題】破断性能に優れたティアラインを有する表皮材を簡単にかつ安価に成形する。
【解決手段】所定温度に加熱されたスラッシュ成形型13が組み付けられた原料ボックスを反転させて熱可塑性粉体樹脂をスラッシュ成形型13の成形面13aに付着させる。原料ボックスを再度反転させて未溶融の熱可塑性粉体樹脂を原料ボックスに落下回収する。スラッシュ成形型13の成形面13aの付着樹脂R1が完全に溶融する前に、エアバッグドア部のティアライン形成予定箇所に対応する付着樹脂R1にエア(温風)A1を噴射してその噴射圧で未溶融の熱可塑性粉体樹脂を吹き飛ばして線状の凹み7を形成する。成形面13aに残った付着樹脂R1を溶融させる。スラッシュ成形型13を原料ボックスから外して冷却し、溶融樹脂を硬化させることにより、ティアラインが形成された表皮材を得る。 (もっと読む)


【課題】従来品よりもReが高くRthが低い位相差フィルムを高速で製造する。
【解決手段】ドープを流延ドラム32に流延して、この流延ドラム32により流延膜33を冷却して固化する。流延膜33を溶媒が含まれた状態のフィルム12として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム12を第1乾燥室19で乾燥する。第1乾燥室19では、フィルム12をバンド46に連続的に接触させて、このバンド46を介してローラ43により加熱して乾燥させる。そして溶媒残留率が120重量%に達したらテンタ18で拡幅し位相差フィルム17とする。 (もっと読む)


【課題】セルロースアシレートフィルムにおけるゲル状の不純物の量を低減する。
【解決手段】硫酸を触媒としたエステル化反応により合成したセルロースアシレートを、加熱下で溶媒に溶解してドープ24とする。前記ドープ24に含まれる水分の割合を0.1質量%以上1.0質量%以下となるようにし、これにより、前記セルロースアシレートフィルム中の結合硫酸濃度が70質量%以下となるようにする。このドープ24をろ過して、走行するバンド82の上に流出し流延膜24aとする。バンド82から剥がした流延膜を乾燥してセルロースアシレートフィルム62とする。 (もっと読む)


【課題】薄膜としてもガラス基盤から偏光板を剥がす際に破れにくいセルロースエステルフィルム、耐湿熱性、透明性、光学的等方性に優れ、かつガラス基盤から偏光板を剥がす際に破れにくいセルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルムを提供する。
【解決手段】アシル基の置換度が2.6〜3.0のセルロースエステルと、ポリエステルエーテル又はポリエステルと、実質的に塩素系溶媒を含まない有機溶媒との混合物をドープとし、得られた該ドープを支持体上にフィルム状に流延し、該支持体に流延した生乾きのフィルムを剥離し乾燥して、膜厚が20〜60μmで、膜厚を40μmの厚さに換算した場合、フィルムの直角形引裂法による引裂強度が3.5N〜7.0Nである単層のフィルムを製造することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法、セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム。 (もっと読む)


【課題】支持体上に不溶解物が析出して汚れが発生するのを抑制する。
【解決手段】混合タンク15の中にホッパ13及び添加剤タンク12、溶剤タンク11からセルロースアシレート、添加剤、溶剤を適宜適量送る。溶剤はそのpHがドープ20の濃度がアルカリ性となるように水酸化ナトリウム水溶液で調節されている。加熱装置22により混合液17を加熱してドープ20とした後、濾過器24に送り、表面に酸性の官能基を持つ多孔質の濾材に通過させる。ドープ20中のCa2+やMg2+を含むアルカリ土類金属イオンが濾材の表面に引き付けられ、捕捉される。ドープ20中ではCa2+やMg2+等のアルカリ土類金属イオンとCOOとが反応し粗大な金属塩が生成する。第1濾過装置26でドープ20を濾過し金属塩を捕捉する。不溶解物を除去した高純度のドープ20を用いることでフィルム製造設備35では支持体表面の汚れの発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、機械的性質に優れたポリイミドフィルムなどの耐熱性高分子フィルムを効率よく製造し得る高分子フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】高分子溶液、ないし高分子の前駆体溶液を供給タンクにおいて貯留する工程、配管を通して支持体上に流延・塗布するまで送液する工程、支持体上に流延・塗布し乾燥する工程を少なくとも有する流延製膜式高分子フィルム製造方法において、供給タンク内の温度を0℃〜10℃の範囲で貯留し、支持体上に流延・塗布するまでの送液工程の配管中で徐々に温度を上昇せしめ、支持体上に流延・塗布する時点での溶液温度を25℃±5℃とする流延製膜式高分子フィルム製造方法。 (もっと読む)


【課題】ドープ内の不純物が冷却ドラム上に析出するのを防止する。
【解決手段】溶解タンク12内でTACを溶媒に溶解させて、膨潤液25を調製する。ポンプ26により膨潤液25を加熱装置15に送り、膨潤液25を加熱する。膨潤液25中の固形分の溶解度を高めてドープ27とする。高温状態にあるドープ27を冷却装置16により冷却する。冷却によりドープ27の温度を支持体の表面温度付近まで下げる。支持体はドープ27を流延するためのものであり、フイルム製造設備40内に設置されている。これによりドープ27中に不純物を析出させる。不純物にはヘミセルロース等が含まれる。濾過装置17でドープ27を濾過し、不純物を除去する。このようにドープ製造設備10内で、ドープを流延に供する前に、冷却ドラムの表面温度付近で析出するドープ27内の不純物を取り除けば、冷却ドラム上に不純物が析出するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】望ましい光学異方性を有しており、偏光膜に直接貼り合わせることが可能なセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】面内方向のレターデーション値(Re)が40nm以上で、セルロースの水酸基へのアシル置換度が2.88以上であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】1種類または複数種類の充填剤の添加により、特性が径方向に任意に傾斜分布した円筒状傾斜機能材料を作製可能な円筒状傾斜機能材料製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】熱硬化性エポキシ樹脂および硬化剤に、その特性を変更可能なアルミナを任意の割合で混合した3種類の部分層用材料a〜cを作製し、これらを、回転ドラム11中に円筒状傾斜機能材料11の最外層形成用のものから順に分割して投入する。その際、各部分層用材料a〜cのドラム投入時期を、直前にドラム投入された材料の熱硬化が略完了後とする。また、ドラム回転速度を、ドラム投入された部分層用材料a〜c中のアルミナが、その材料中で略均一に保持される速度とする。これにより、特性が径方向に任意に傾斜分布した円筒状傾斜機能材料Aが得られる。 (もっと読む)


本発明は、 合成ポリイソプレンラテックス及び合成ポリイソプレンコンドームの製造方法に関する。ラテックスフィルムを製造するのに適した配合合成ポリイソプレンラテックスの製造方法であって、(a)合成ポリイソプレンラテックスを適切な配合剤と配合すること、(b)該ラテックスを熟成させること、及び任意に(c)該ラテックスを貯蔵することを含み;もし含まれている場合には、ステップ(a)、(b)及び(c)は、該ラテックスの前加硫を最小化させるために低温で実施されることで特徴づけられる。コンドームは、本発明の方法に従って製造されるラテックスから製造できる。 (もっと読む)


【課題】 広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能なIPSモードで動作する液晶表示装置(LCD)の視野角拡大の意味において、液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられるセルロースエステルフィルムについて、偏光板用保護フィルムに適した複屈折率の小さいセルロースエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法によりセルロースエステルフィルムを製造する方法であって、ドープの作製にあたり、非塩素系有機溶剤と、セルロースエステルと、リタデーション低減添加剤とを混合する工程、得られた混合物を−100〜−10℃で冷却処理する工程、及び冷却処理後の混合物を0〜120℃で処理する工程を経るものである。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、フィルムの全幅にわたってムラがなく、リタデーション値が実質的にゼロであり、かつ優れた平面性をもつ光学フィルム、及びその製造方法、並びに安定した位相差値を確保できる光学フィルムを用いた偏光板を提供する。広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ウェブの残留溶媒量が80〜120重量%で第1延伸工程を開始し、ウェブの残留溶媒量が10〜60重量%で第2延伸工程を開始することにより、フィルムの面内方向リタデーション(Ro)値が0以上5以下であり、かつフィルムの厚み方向リタデーション(Rt)値が−10以上10以下である光学フィルムを製造する。 (もっと読む)


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