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Fターム[4F205GE10]の内容

Fターム[4F205GE10]に分類される特許

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【課題】 液晶表示装置(LCD)あるいは有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレー等の各種の表示装置に用いられるセルロースエステル光学フィルムの製造方法について、置換度分布の狭いセルロースエステルを使用することにより、コントラストが良好な広幅のセルロースエステルフィルムを高生産で製造することができる、セルロースエステル光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法によるセルロースエステル光学フィルムの製造方法は、セルロースエステル樹脂材料がセルロースアシレートで、かつ分子間置換度分布曲線の最大ピークの半値幅が0.03以下であり、支持体上から剥離後のウェブの搬送速度が100〜150m/sであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ポリマーと溶媒とからなるドープを均一に加熱し、ドープの濃度や粘度を安定化させる。
【解決手段】熱交換器からなる第1加熱器56に熱媒体として、水蒸気53または水54のいずれかを通して、ドープを加熱する。ドープ流量に基づき単位面積当たりの熱交換量を求め、これに基づき用いる熱媒体を決定する。単位面積当たりの熱交換量が1(J/m/s)以上のときに、水蒸気53によりドープを加熱する。単位面積当たりの熱交換量が1(J/m/s)未満のときに、97℃以下の水54によりドープを加熱する。ドープが低流量のときに水蒸気による加熱を行うことがなくなる。ドレインが熱交換器に滞留するストール現象に起因するウォーターハンマの発生を抑えることができ、ドープを均一に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】厚み方向に均一な空孔率を有する多孔質膜を製造する方法及びその多孔質膜を提供する。
【解決手段】(a)ポリエーテルスルホン系樹脂と(b)親水性高分子と(c)溶媒とを含むドープを成膜し、加湿して凝固させて、前記(b)親水性高分子及び前記(c)溶媒を除去し、前記(a)ポリエーテルスルホン系樹脂で構成された多孔質膜を製造する方法であって、前記(b)親水性高分子と(c)溶媒とを、前者/後者(重量比)=1.5/1〜2.7/1の割合で用いるとともに、前記ドープに対し、1〜1000g/m・秒の割合で水蒸気を供給して加湿し、前記(a)ポリエーテルスルホン系樹脂を凝固させて多孔質膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とを非ハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とをハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)の偏光板用保護フィルム、位相差フィルム等に用られるセルロースエステルフィルムの製造装置における金属支持体表面の清掃方法であって、支持体表面の汚れを非常に効率的にしかも確実に除去することができ、最近の高精細、低反射処理したフィルムを使用する装置で顕在化し、問題となっているところの、支持体汚れが転写したヘイズっぽいムラを防止する。しかも清掃後に再び汚れる度合いが少なく、優れた品質を有するセルロースエステルフィルムを長時間継続して製造することができる清掃方法を提供する。
【解決手段】 金属支持体表面を、酸性水溶液、純水、水に非相溶な有機溶剤をそれぞれ浸した清掃布で、前記の順で拭くことにより、支持体表面の汚れを拭き取り、そのときの支持体表面温度を10〜30℃までの温度範囲とし、かつ上記酸性水溶液のpHを、上記の支持体表面温度で3.0〜5.5の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 特に偏光板用保護フィルム及び位相差フィルムに有用なセルロースエステルフィルムの溶液流延製膜法による製造方法であって、流延支持体表面へのカルシウム及びマグネシウム化合物の析出及びこれらが蓄積した付着物(汚れ)の発生を防止する。偏光板の保護フィルムに適した品質の良いセルロースエステルフィルムを、きわめて生産性よく製造する。
【解決手段】 セルロースエステルのドープの作製後に、ドープを溶剤沸点より5℃以下の低い温度にしてから24時間以内に支持体上にドープを流延する。無限移行する無端の支持体のウェブ剥離点から、再びドープを流延する流延地点までの支持体表面近傍の空間に、ウェブを剥離した直後の支持体温度より2℃から10℃の範囲内で低い水露点に制御した風を供給し、かつウェブを支持体から剥離した後、再び支持体上にドープを流延までの時間を1〜5秒とする。 (もっと読む)


【課題】 膜厚方向に負のレターデーション値を有するセルロースアシレートフィルムを提供すること及びこれを位相差板や位相差板の支持体、偏光板の保護フィルムとして使用した優れた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 膜厚方向のレターデーション値が0nm未満であり、セルロースの水酸基へのアシル置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するセルロースアシレートフィルム。
(I) 2.80≦SA+SP<2.87
(II) 0≦SA≦1.0
(III)1.8≦SP<2.87
(式中、SAおよびSPはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSPはプロピオニル基の置換度である。) (もっと読む)


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