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Fターム[4F205GE22]の内容

Fターム[4F205GE22]に分類される特許

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【課題】フィルムに異物が含まれるのを抑制できるセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムの製造方法は、セルロースアシレートを溶媒に溶解し、繰り返し単位のエステル構造を持った化合物を前記溶媒に添加し、セルロースアシレート溶液を準備する工程と、前記セルロースアシレート溶液を支持体上に流延し、流延膜を形成し、乾燥しながら前記流延膜をフィルムとして前記支持体から剥離する工程と、前記フィルムを乾燥しながら搬送する工程を有する。セルロースアシレート溶液中の化合物由来の酸の量が0.03〜1.0μmol/gであり、セルロースアシレートから持ち込まれる鉄の量が0.01〜0.1μmol/gである。 (もっと読む)


【課題】簡易な方法でセルロースエステルの不溶解物を発生させず、欠陥、故障の低減した、特に微粒子の凝集による異物故障が減少したセルロースエステルフィルム及びその製造方法、並びに光学フィルム、偏光板及び表示装置を提供する。更にセルロースエステルフィルムを延伸した時にレターデーション値Ro、Rtのバラツキが少なく、かつ広幅薄膜フィルムを巻き取った時の巻き形状に優れたセルロースエステルフィルム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースエステルとセルロースエステルを主成分とする材を破砕した破砕品とを、各々インラインミキサーにより溶剤と混合攪拌しながら湿らせた後有機溶剤中に投入し、溶解させて得られたセルロースエステルを用いて溶液流延法によりセルロースエステルフィルムを作製することを特徴とするセルロースエステルフィルム及びその製造方法、並びに光学フィルム、偏光板及び表示装置。 (もっと読む)


【課題】チップの再利用と品種切替との両立を実現しつつ、光学特性に優れたフィルムを効率よく製造する。
【解決手段】各ユニット11、12では主溶剤及び副溶剤から第1混合溶剤27及び第2混合溶剤68をそれぞれ調製する。混合部20は、原料ポリマー26及び第1混合溶剤27を用いて原料ドープ28をつくる。溶解部21は、原料ドープ28から第1混合溶剤27の一部を蒸発させて濃縮ドープ53をつくる。チップドープ調製ユニット12は、第2混合溶剤68及びチップ67を用いてチップドープ69をつくる。三方弁15は、濃縮ドープ53とチップドープ69とのうち一方を、流延ドープ80として製膜ユニット13に送る。製膜ユニット13では、溶液製膜方法が行われ、流延ドープ80からフィルムが製造される。 (もっと読む)


【課題】 表面に凹形状部を有する固形物の製造方法を提供する。
【解決手段】 疎水性溶剤を溶剤Bとし、溶剤Bの沸点以上の沸点を有する親水性溶剤を溶剤Aとし、溶剤Bの沸点未満の沸点を有する疎水性ではない溶剤を溶剤Cとしたとき、溶剤A、溶剤B、溶剤Cおよび高分子化合物を含有し、かつ溶剤A、溶剤Bおよび溶剤Cの含有量が下記(1)〜(5)の条件を満たす溶液を使用し、
溶液に含有される溶剤が蒸発する過程において、結露によって溶液の表面に凹形状部を形成しながら溶液を固化させる。
(1)溶剤Aの含有量が0.1質量%以上かつ25.0質量%未満
(2)溶剤Bの含有量が溶剤Aの含有量より大きい
(3)溶剤Bの含有量が5.0質量%以上かつ49.9質量%以下
(4)溶剤Cの含有量が50.0質量%以上かつ94.9質量%以下
(5)溶剤A、溶剤Bおよび溶剤Cの合計含有量が90.0質量%以上 (もっと読む)


【課題】カワバリの発生を抑えて、異物故障の発生が少ないフイルムを製造する。
【解決手段】ドープ貯留装置21はドープ貯留タンク45と溶媒ガス供給部46とを備える。溶媒ガス供給部46は、溶液64を蒸発させて、溶媒ガス64aを生成する。ドープ38がドープ貯留タンク45から流延ダイに供給されると、溶媒ガス64aがドープ貯留タンク45内に供給される。このとき、溶媒ガス64aの供給速度はドープ38の供給速度以上とされる。 (もっと読む)


【課題】ドープ切り替え時に、ドープ製造設備などから排出される廃棄物から、溶媒を効率よく抽出する。
【解決手段】ドープ製造設備10は、TAC300と溶媒301とを含むドープ306を調製する。ドープ306の組成と異なる新たなドープを作る場合には、制御部29により、ポンプ21、31を停止し、弁26a、28aを閉位置にし、ホッパ27からのTAC300の供給を停止した後、ドープ製造設備10をなす各装置に洗浄液310を導入する。各装置内に残留するドープ306を洗浄液310とともに、廃液320として排出される。脱溶媒装置43に設けられた乾燥加熱室51では、廃液320の液面が減率乾燥状態となるまで、乾燥気体400中で廃液320を加熱する。湿潤加熱室52では、湿潤気体410中で廃液320を加熱する。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法を用いて、効率良くフイルムをつくる。
【解決手段】流延ダイ81は、リップ板210、211やインナーディッケル板223、224とを有する。これらの接液面210a、211a、223a、224aが流出口81aを形成する。リップ板210及びインナーディッケル板223は、流出方向A1における稜211cと稜223cとの距離CL1が9μm以下になるように配される。同様にして、距離CL2〜CL4が、それぞれ9μm以下になるように、リップ板210、211やインナーディッケル板223、224が配される。液法用ノズル252、253が流出口81aの近傍に配される。流延ドープ51は流出口81aから流出し、周面82bにかけて流延ビード230を形成する。液法用ノズル252、253は、側端部230aに液法用溶液250を供給する。 (もっと読む)


本発明は、ビソフトセグメントポリウレタン材料の水準の革新的な特性と、一体型非対称膜としての構造体の水準の革新的な特性とを組み合わせた高分子膜及びその合成に関する。高いフラックスのO及びCOの透過性と組み合わせた血液適合性(非溶血性、非血栓形成性及び血小板の非付着性)が、体外血液酸素供給器のような血液との接触を伴う医療機器における膜の使用のために設計され、これはさらに、血液透析器及び免疫分離バリア用に設計することができる。 (もっと読む)


【課題】フマル酸ジエステル重合体からなる透明性、表面平滑性、厚み精度、機械強度に優れるフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】フマル酸ジエステル重合体と有機溶剤からなるポリマー溶液を支持基板上に流延し、溶剤を含む流延フィルムから溶剤を蒸発させる溶液流延法によりフィルムを製造する際に、該有機溶剤が芳香族系溶剤95重量%〜5重量%および非芳香族系溶剤5〜95重量%からなる混合溶剤であり、該ポリマー溶液がポリマー濃度15重量%以上50重量%以下のフマル酸ジエステル重合体溶液であり、かつ30℃で測定した際の溶液粘度が1000cP以上50000cP以下である透明性フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ平面性に優れ、イオン伝導度の高い固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープを支持バンド400で支持された支持フィルム111の上に流延して流延膜24aを形成する。流延膜24aを第1液浴槽405に送った後、支持フィルム111からフィルム410として剥ぎ取る。フィルム410の乾燥をテンタ64により促進させた後、第2液浴槽420に送ってから、乾燥室69で複数のローラに巻き掛けながら搬送する間に十分に乾燥する。続けて、フィルム410を、複数の温度制御ローラ200aを有する温度調整室200と、水蒸気により調湿する加湿室205とに送り込む。各液65a,65bの蒸発によりフィルム410中の有機溶媒は確実に蒸発し、加熱・加湿によりフィルム410を軟化させてフィルム変形を矯正することが出来る。 (もっと読む)


【課題】基材表面に塗布したときに、平滑な塗布層を形成し、しかも、安全性の高いポリスルホン系樹脂溶液組成物、それを用いた積層体及びポリスルホン系樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】環状ジエーテル化合物(a)及び環状ケトン類(b)、又は環状ジエーテル化合物(a)、環状ケトン類(b)及び直鎖状ケトン類(c)からなる混合溶媒(A)と、少なくとも1種のポリスルホン系樹脂(B)とを含むポリスルホン系樹脂溶液組成物であって、各溶媒成分の混合割合(質量比)は、前者の混合溶媒(A)の場合では、(a):(b)=15〜50:85〜50であり、後者の混合溶媒(A)の場合では、(a):(b)+(c)=15〜50:85〜50、かつ(b):(c)=40〜100:60〜0であることを特徴とするポリスルホン系樹脂溶液組成物、それを用いた積層体及びポリスルホン系樹脂フィルムなどを提供した。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制され、耐湿熱性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】 セルロースアセテートプロピオネート(CAP)を原料としてドープを調製する。フィードブロックが取り付けられている流延ダイ70からドープを流延する。ドープは流延ビード80aを形成して流延バンド72上に流延されて流延膜80を形成する。流延ダイ吐出口70aと流延ビード接地位置Aとを結ぶ直線L1と、吐出口配置位置方向である直線L2とがなす角度θを0°≦θ≦70°とする。流延膜80を形成した後に1分以内に5m/s以上30m/s以下の乾燥風を送風する。流延膜の幅方向よりも幅広に乾燥風を送風する。以上の方法により流延膜80にはレベリング効果が発現して、厚みムラが抑制されているフィルムが製造される。 (もっと読む)


【課題】 実質的に光学的等方性であり、さらには光学的異方性の波長分散が小さいセルロースアシレートフィルムを安定かつ迅速に製造する方法を提供する。
【解決手段】 下記式(I)および(II)を満たすセルロースアシレートフィルムの製造方法であって、原料であるセルロースアシレートを溶媒に粗溶解させる第1の工程と、前記第1の工程で粗溶解させた液を送液しながら溶解を促進させてドープを調製する第2の工程とを含むことを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
(I)0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(II)|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
[式中、Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】 ポリメチルペンテン系樹脂を高濃度で安定に溶解できる液状組成物及びそれを用いて得られたオレフィン系樹脂シートを提供する。
【解決手段】 本発明の液状組成物は、メチルペンテン単位を含有するオレフィン系樹脂(A)が、ハロゲン原子を含んでいてもよい炭化水素類(B)、及びエーテル類(C)を含む混合溶剤に溶解した液状組成物であって、炭化水素類(B)とエーテル類(C)との割合(体積比)が、炭化水素類(B)/エーテル類(C)=33/67〜80/20である液状組成物を調製する。炭化水素類(B)は、メチル基を有していてもよいC5-7シクロアルカンであり、エーテル類(C)が1個のエーテル結合を有する3〜7員環状エーテルであってもよい。 (もっと読む)


【課題】 円形変形の発生を抑制し面状が優れているフィルムを得る。
【解決手段】 支持体面用ドープ59,中間層用ドープ54,エアー面用ドープ64をTACとジクロロメタンとその他の添加剤から調製する。フィルムの外層を形成する支持体面用ドープ59及びエアー面用ドープ64の流延温度(34℃)における粘度V1,V2が45Pa・s,45Pa・sとなるように調整する。ドープ59,54,64をフィードブロック70の合流部123で合流させた後に、流延ダイ71のリップ126から支持体上に流延してフィルムを得る。リップクリアランス平均値C1(mm)と外層用ドープ粘度V(V1,V2)との関係をV≦−146C1+219を満たすことにより円形変形の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 優れた寸法安定性を有し、フレキシブルプリント配線基板用ベースフィルムに適した液晶ポリエステルフィルムの製造方法を提供すること、および該製造方法で得られるフィルムの用途を提供すること。
【解決手段】 芳香族ジアミン由来の構造単位およびフェノール性水酸基を有する芳香族アミン由来の構造単位からなる群から選ばれる少なくとも一種の構造単位を全構造単位に対して10〜35モル%含む液晶ポリエステルならびに非プロトン性溶媒を含有する液晶ポリエステル液状組成物を支持体上に塗布し、溶媒を除去した後に、350℃以上400℃以下で1時間以上熱処理する液晶ポリエステルフィルムの製造方法。該製造方法により得られるフィルムを使用してなるフレキシブルプリント配線基板。 (もっと読む)


【課題】 回収溶剤から発生する溶剤ガスを吸脱着処理して系外への排出を防ぐ。
【解決手段】 ドープ12を流延ダイ15から流延して軟性膜25として剥ぎ取る。テンタ式乾燥機26で乾燥させてフィルム27とする。フィルム27を乾燥室31でさらに乾燥させた後に巻取機32で巻き取る。流延室28内の揮発溶剤は凝縮回収設備40で回収する。乾燥室31内の揮発溶剤は主吸着回収設備50で回収する。いずれの回収溶媒も、蒸留塔42で蒸留して各成分毎にストックタンク70,71で貯蔵する。タンク70,71から発生する揮発溶媒は主吸着回収設備50に送風して吸着回収する。主吸着回収設備50の運転停止時には真空ポンプ89で作動する副吸着回収設備80に送風して吸着回収処理する。ボイラを用いる主吸着回収設備50を停止している際にもフィルム製膜設備10からの溶剤排出を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 膜厚方向に負のレターデーション値を有する透明なセルロースアシレートフィルムを工業的に安価に提供すること及びこれを位相差板や位相差板の支持体、偏光板の保護フィルムとして使用した優れた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 膜厚方向のレターデーション値が0nm未満であり、セルロースの水酸基へのアシル置換度が式(I)2.87≦SA+SP≦3、(II)0≦SA≦1.7及び(III)1.3≦SP≦2.9(上記各式中、SAおよびSPはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換度を表し、SAはアセチル基の置換度、またSPはプロピオニル基の置換度である)の全てを満足し、かつパルプ由来であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】 膜厚方向に負のレターデーション値を有するセルロースアシレートフィルムを提供すること及びこれを位相差板や位相差板の支持体、偏光板の保護フィルムとして使用した優れた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 膜厚方向のレターデーション値が0nm未満であり、セルロースの水酸基へのアシル置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するセルロースアシレートフィルム。
(I) 2.80≦SA+SP<2.87
(II) 0≦SA≦1.0
(III)1.8≦SP<2.87
(式中、SAおよびSPはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSPはプロピオニル基の置換度である。) (もっと読む)


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