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Fターム[4F205HA44]の内容

Fターム[4F205HA44]に分類される特許

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【課題】ハニカムコアへの樹脂の流れ込みを防止するために、スキン層とハニカムコアとの間にバリア層を備えたハニカムサンドイッチパネルを提供する。
【解決手段】複合ハニカムサンドイッチ構造であって、(a)コアセルを有するハニカムコア106と(b)コアに接着される繊維で補強されたマトリクス樹脂のプライを有する、少なくとも1つの複合積層板102と(c)積層板102とコア106とを結合させ、かつ、積層板からコアへの樹脂の流れをなくすための積層板とコアとの間のフィルムバリア層110と(d)コアセル106への樹脂流れまたはコアセルへのバリアフィルム110の撓みをなくすための、バリア層とコアとの間の支持スクリムを備えるフィルム状接着剤112とを含む、複合ハニカムサンドイッチ構造。 (もっと読む)


【課題】
物性の優れた繊維強化複合材料構造物を生産性良く製造するためのプリフォーム用基材、プリフォーム、およびこれらを用いた繊維強化複合材料構造物を提供する。
【解決手段】
複数枚の強化繊維シートを積層するとともに該強化繊維シート間を接合したプリフォーム用基材であって、隣接する強化繊維シートを、少なくとも一組の端辺が積層方向と交差する方向に互いに離間し、かつ、平行になるように積層する。 (もっと読む)


【課題】軽量化を図りつつ、長手方向に延びる溝又は中空部を有する形状に形成された繊維強化樹脂製の部材の製作効率を高める。
【解決手段】バンパレインフォース10を構成する繊維製の単一の骨格材11は、炭素繊維製の複数本の第1繊維束19、炭素繊維製の複数本の繊維束20及びアラミド繊維製の複数本の第2繊維束21から構成されている。炭素繊維製の第1繊維束19は、底壁14を構成し、アラミド繊維製の第2繊維束21は、フランジ17,18を構成する。第1,2繊維束19,21の長さ方向は、バンパレインフォース10の長手方向に揃えられている。底壁14は、圧縮荷重を受けると見なされるバンパレインフォース10(骨格材11)における圧縮応力部である。フランジ17,18は、引っ張り荷重を受けると見なされるバンパレインフォース10(骨格材11)における引っ張り応力部である。 (もっと読む)


【課題】部分グリッド挿入の影響により生じる過剰な挿入や、完全グリッド挿入における不完全な挿入を検出する方法を提供する。
【解決手段】システム29は1つ以上のZピン(20)を複合材料積層材24上に配置し、Zピンを複合材料積層材の中へ第1の挿入深度まで押し進められる挿入プロセスを開始するのに充分なレベルの挿入力をZピンに加える。Zピンの第1の挿入深度までの挿入中、Zピンに対し加えられる挿入力を監視するとともに、Zピンの第1の挿入深度までの挿入中、Zピンに対し加えられる挿入エネルギーを算出する。挿入エネルギーのレベルを経験的に導かれる値と比較する。 (もっと読む)


【課題】本発明により、複合材料積層材中への1つ以上のZピンの許容可能な挿入を自動的に確認する方法が提供される。
【解決手段】
この方法には、複合材料積層材上に1つ以上のZピンを配置する最初の工程が含まれる。その後、第1の挿入速度にて複合材料積層材の中へZピンを押し進める挿入プロセスを開始するのに充分な第1のレベルの挿入力がZピンに対し加えられる。Zピンに対し加えられる挿入力は連続的に監視され、挿入力の第1のレベルから第2のレベルまでの増大を監視することに応答して、第1の挿入速度は第2の挿入速度まで減少される。挿入力の第2のレベルから第3のレベルまでの増大を監視することに応答して、Zピンに挿入力を加えることが中断され、挿入プロセスは中断される。許容可能な挿入を確認するため、第1の挿入速度から第2の挿入速度までの減少と、挿入力の第3のレベルまでの増大とが確認される。 (もっと読む)


本発明は、繊維プレフォーム(20)を形成し、プレフォーム中で少なくともその片側から延びた複数の穴(22)を形成し、このプレフォームを気相中での化学蒸気浸透法(CVI)によって少なくとも部分的に形成されるマトリックスで緻密化することにより製造される複合材部品に関する。これら穴(22)は、例えば高圧噴射加工により繊維を破断させて材料を取り除くことにより形成され、穴を提供されたプレフォームにおける繊維の配置は、穴の形成の前の元の配置と比べて、実質的に変更されない。このようにして、緻密化勾配が大いに低減され、従来技術では中間の皮むきによって隔てられた複数のサイクルを必要とする密度を、ただ1つの緻密化段階で得ることができる。 (もっと読む)


硬化性組成物用強化要素である樹脂可溶熱可塑性重合体ベール[ここで、前記重合体要素は固相状態の不織ベールであるが、これは、これを溶かし得る硬化性樹脂マトリクス組成物の成分との接触が前記硬化性組成物が実質的にゲル化および/または硬化し始める温度より低くかつ前記重合体要素が溶融する温度より低い温度で生じた時点で相転移を少なくともある程度起こして液相になるに適する]、それの製造方法、少なくとも1種の熱可塑性ベール要素を構造補強用繊維と一緒に含有して成る硬化性組成物用プレフォーム担体構造物、それの製造方法、少なくとも1種の熱可塑性ベール要素または担体構造物と硬化性樹脂マトリクス組成物を含有して成る硬化性組成物、それの製造および硬化方法、そしてそれから得た硬化複合材料または樹脂体およびこれらの公知および新規な使用。
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本発明は、中空繊維強化構造部材を製造するための方法であって、第1円形ブレード層を形成する段階と、第1ブレード層の表面に対してたて繊維及びよこ繊維を有する少なくとも1つの織物を備える平らな強化された本体を位置付ける段階と、第1ブレード層及び強化された本体の周りに第2ブレード層を供給する段階と、型内で第1ブレード層、強化された本体、及び第2ブレード層の組合せを位置付ける段階と、組合せに樹脂を含浸させる段階と、樹脂と含浸された組合せを型から取り除く段階と、を備える方法を提供する。
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【課題】湾曲した形状の強化繊維プラスチック成形品であっても曲げる工程を得なくて成形できる湾曲した強化繊維プラスチック、および生産性の向上と意匠性の向上を図ることのできる上記湾曲した強化繊維プラスチックのプリフォームの製造方法、ならびにプリフォームの製造装置を提供する。
【解決手段】強化繊維基材とマトリックス樹脂からなる軸心が湾曲した筒状の強化繊維プラスチックであり、強化繊維基材が前記軸心周りに少なくても1周以上巻かれており、前記強化繊維基材をなす強化繊維が軸心の両端部を結ぶ弦に直交する方向に実質的に並行に配置されていることを特徴とする強化繊維プラスチック。 (もっと読む)


【課題】RTM用の基材を用いた強化繊維積層体から3次元の繊維構造体(プリフォーム)を連続的に製造するプリフォームの製造方法、製造装置、およびそれらから得られるプリフォームならびにFRPを提供する。
【解決手段】配列した強化繊維糸条を含む強化繊維基材を複数枚積層一体化した強化繊維積層体であって、該強化繊維基材の層間に熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂材料を有し、かつ、上記強化繊維積層体全体を厚み方向に少なくとも複数枚一体化した強化繊維積層体を用いて強化繊維構造体を一体化する製造方法において、少なくとも下記の工程(A)〜(C)を含むことを特徴とするプリフォームの製造方法。
(A)強化繊維積層体の表面に突起物を一体化させた凸型強化繊維構造体を形成する一次一体化工程、
(B)一体化してなる凸型強化繊維構造体の突起物を基に、凹部に位置決めする位置決め工程、
(C)位置決めした凸型強化繊維構造体を一体化する二次一体化工程。 (もっと読む)


【課題】ポリマーマトリクス複合体の外表皮および発泡体、エンドグレインバルサ材、またはハニカムのいずれかである内部コアで形成されるサンドイッチ構造として知られている、複合積層構造体の改良することであって、より具体的には、複合積層体を通してポリマーマトリクス複合表皮の平面に垂直な何らかのタイプのZ軸繊維強化をさらに有する、これらのサンドイッチ構造を提供すること。
【解決手段】複合積層構造体であって、第1の表皮;第2の表皮;および該第1の表皮から該第2の表皮へと延びるZ軸方向繊維の複数の群であって、該第1の表皮および該第2の表皮で終止しかつそれらの表皮に組み込まれている対向した末端部を有する、Z軸方向繊維の複数の群を備える、複合積層構造体。 (もっと読む)


【課題】三次元形状のプリフォームにおいて、基材の目開きや薄層化を防止し、部分的に強度が低下しない、生産効率の高い製造方法を提供する。
【解決手段】表面が平坦な二次元形状と表面に凹凸を有する三次元形状とを含む所定の立体形状に繊維基材を賦形する場合、連続繊維基材を二次元形状に賦形して凸状部プリフォーム3を得て、短繊維基材を三次元形状に賦形して平坦部プリフォーム4を得て、凸状部プリフォーム3と平坦部プリフォーム4とを接合させる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂が含浸されていない強化繊維を積層してプリフォームを成形する際に、形崩れせずに成形可能とし、樹脂を含浸させてFRP成形品とする際にも、強化繊維と樹脂の量の割合を正確に揃えることのできるプリフォーム及びプリフォームの製造装置及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】 熱可塑繊維を巻回配列する配列装置2を配設して、ブレイディング製法により複数層積層される強化繊維の組成層の上に熱可塑繊維YAを巻回し、前記強化繊維(糸条Y)と前記熱可塑繊維YAとを交互に積層した後で、前記熱可塑繊維YAを加熱溶融して前記強化繊維(糸条Y)の複数の組成層を固着する構成とした。 (もっと読む)


【課題】
一般の荷重分担部材として使用される厚物を含浸できるプリフォームと共に、該プリフォームを用いて成形し優れた力学的特性を発現するFRP、該プリフォームを製造する際の取扱性や賦形性を損なうことがなく優れた含浸性を持ち合わせたプリフォーム用強化繊維積層体を提供すること。また、該強化繊維積層体を安定して製造する方法、及び装置を提供すること。
【解決手段】
少なくとも強化繊維糸条によって形成された強化繊維基材を複数枚積層してなる強化繊維積層体であって、強化繊維積層体内の強化繊維基材層間に熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂材料を有し、かつ、強化繊維積層体の厚み方向に複数枚の強化繊維基材を貫通する孔が形成され、形成された孔の周囲の層間が前記樹脂材料で厚み方向に複数枚一体化してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、補強インサートならびにその製造方法に関する。
【解決手段】このインサートは、ファイバ区間(15、16)を形成するように層(10〜14)を通過する一体化ファイバによって互いに一体化されたファイバの重なった層(10〜14)を備え、これらの区間(15、16)のうちの少なくともいくつかが直線である。これらのファイバ区間(15、16)および層(10〜14)は硬化樹脂(17)中に埋め込まれる。さらに、インサートを構成するファイバの総密度がインサートの体積の50%〜60%であり、ファイバ区間はインサートの体積の3%〜10%を占める。本発明は、少なくとも1つのそのようなインサートを備えるサンドイッチ構造の作製方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】複合材料、特に、繊維強化ポリマー(FRP)複合材を提供する。
【解決手段】繊維強化ポリマー(FRP)複合材構造体は、炭素繊維又は他の高級繊維(1、3)及び形状記憶合金(SMA)のワイヤ(2、4)の列を収容した織りプリフォームを組み込んでいる。SMAワイヤは、FRP複合材の従来の成分よりも遥かに大きな量の歪エネルギを吸収する機能を有し、従って、構造体の衝撃耐性を強化する。この織られた形態は、取り扱い及び性能に関して最適な方法でSMAを構造体に組み込むものである。 (もっと読む)


【課題】物性、含浸性に優れた棒状予備賦形物を得ること、前記棒状予備賦形物を製造する方法を提供すること。
【解決手段】プリフォームのジョイント部に形成される空隙に補強材として充填される棒状予備賦形物であって、該棒状予備賦形物は強化繊維からなる織物基材で構成され、該基材が折り畳まれていることを特徴とする棒状予備賦形物。 (もっと読む)


【課題】 ウェブ部及びフランジ部の各々に応じた剛性を有する繊維強化複合材環状構造体を、比較的短時間で、低廉に製造できる方法及びその構造体からなる航空機胴体用環状フレームを提供する。
【解決手段】 (a) 強化繊維により、平板環状のウェブ部21と上記ウェブ部21に対してほぼ垂直なフランジ部22とを有する環状の基本プリフォーム2を成形し、(b) 上記環状基本プリフォーム2のウェブ部21に、強化繊維からなる平板環状の補強プリフォーム3を接合するとともに、(c) 上記環状基本プリフォーム2のフランジ部22に、強化繊維からなる円筒状の補強プリフォーム4を接合することにより、一体構造を有する環状繊維プリフォーム1を成形し、得られた環状繊維プリフォーム1にマトリックス樹脂を含浸させ、硬化させる方法。 (もっと読む)


【課題】従来の湾曲した強化繊維プリフォームの製作方法では、長手方向において強化繊維層の不連続部位が発生したり、繊維配列に乱れが発生してしまう。
【解決手段】製作目的の強化繊維プリフォームの中心軸の描く曲線に一致する中心軸M1を有するマンドレル1を製作するマンドレル製作工程(ステップ101)と、ブレイダー2による組糸Yの組位置Pを通過するように、湾曲したマンドレル1を移動させて、このマンドレル1上に筒状組物3を製作する組物製作工程(102)と、筒状組物3を中心軸方向に沿って切断して分割し、断面形状が中心軸方向で同一となる一対のC型基材11・12を製作するC型基材製作工程(ステップ104)と、C型基材製作工程で製作された一対のC型基材11・12を、背面11a・12a同士で重ね合わせて仮固定して、H型基材20を製作する重合基材製作工程(ステップ105)と、を備えるものとする。 (もっと読む)


【課 題】ガラス繊維からなる軽量、薄型円筒状シームレス補強材、その製造方法および該補強材を含む繊維強化プラスチック製の耐熱性、耐衝撃性、耐溶剤性および寸法安定性等にすぐれ、肉厚が薄く、軽量の円筒状成形体を提供すること。
【解決手段】1本のガラス繊維糸条を円筒状に綾角度を持たせて複数回巻回してなる筒状であって、目止め剤で少なくとも糸条の交点が固定されていることを特徴とするガラス繊維からなるシームレス補強材。 (もっと読む)


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