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Fターム[4F205HA45]の内容

Fターム[4F205HA45]に分類される特許

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【課題】複合材からなる構造材において3次元的に湾曲する部分においても、複合材シートにシワが生じるのを抑えつつ、構造材の強度を十分に確保し、その製造を効率よく行うことのできる構造材の製造方法、構造材を提供することを目的とする。
【解決手段】稜線部Cに沿って狭幅プリプレグシート20Nを貼り、他の部分に広幅プリプレグシート20Wを貼ることで、稜線部Cの両側の部分においては、切れ目のない広幅プリプレグシート20Wを貼り込む。
また、狭幅プリプレグシート20Nは、スパー10が湾曲する部分において、その軸線方向に複数に分割して貼り込み、スパー10の軸線方向における湾曲部分の曲率半径に応じて狭幅プリプレグシート20Nの長さを調整することで、様々な曲率半径にも容易に対応する。 (もっと読む)


【課題】ストリンガとスキンとの間で剥離が発生しない航空機翼構造の製造方法を提供する。
【解決手段】航空機翼構造が、上側翼半体構造体と、この上側翼半体構造体に取付けられる下側翼半体構造体とから構成され、上側翼半体構造体が、下型31に上側外皮用プリプレグ32が積層され、この上側外皮用プリプレグ32上に複数のストリンガ整形体33が載置され、これらのストリンガ成形体33上に上側内皮用プリプレグ36が積層され、この上側内皮用プリプレグ36上に中間桁を形成するために予め成形された複数の中間桁用プリプレグ成形体38,39が載置されることで上側翼半体プリプレグ成形体61が作製され、この上側翼半体プリプレグ成形体61が真空バッグで覆われて真空引きされ、加熱・加圧により硬化されて作製される工程を含む。 (もっと読む)


【課題】握持した際に滑りが防止され、適切な握持感が得られる管状体を提供すること。
【解決手段】最外層26には、強化繊維14が管状体10の外周面に露出した繊維露出部38と、合成樹脂16が管状体10の外周面に露出した樹脂露出部36とが設けられている。また、繊維露出部38の強化繊維14同士の間には、最外層26の表面から内層側に窪んだ窪み部40が設けられている。窪み部40は管状体10の表面に多数形成され、外側に向けて開口している。窪み部40を設けることにより、釣り人が管状体10を握持した際に、掌が部分的に窪み部40に食い込むため、掌の引っ掛かりがよく、握持した手の滑りが防止することができる。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性のプリプレグテープを用いた連続繊維プリプレグを、生産性を犠牲にすることなく、所期の物性の発現が可能な形状に成形することができる連続繊維プリプレグの成形方法を提供すること。
【解決手段】プリプレグテープ11を複数本のロッド21の間に亘って捲回して周状の連続繊維プリプレグ12を形成する。そして、複数本のロッド21を互いに離反する方向に移動させて連続繊維プリプレグ12に張力を発生させてプリプレグテープ11の弛みをとる。そして、連続繊維プリプレグ12を押し治具41で押して最終形状に成形する。そして、連続繊維プリプレグ12を加熱し加熱後に冷却して硬化させる。 (もっと読む)


【課題】プリプレグシートを積層した石膏内型を加熱して硬化させた後に、当該石膏内型を容易に破壊除去することができる湾曲管の製造方法を提供する。
【解決手段】石膏内型2の表面にプリプレグシート1aを積層し、加熱手段によりプリプレグシート1aを硬化させた後に、石膏内型2を破壊除去して湾曲管1を得る湾曲管の製造方法であって、湾曲面3aを内面に有する分離式雌型3の中心部に、熱または溶剤により溶解する中子4を配置して、分離式雌型3と中子4との間に石膏2aを注入し、石膏2aを乾燥させ硬化させた後に、中子4を溶解除去して石膏内型2を得るとともに、この石膏内型2にプリプレグシート1aを積層して加熱手段により硬化させた後に、石膏内型2を破壊除去する。 (もっと読む)


【課題】印刷基材の生産性が高く、印刷基材の樹脂層の表面がべとつかず、かつ、印刷基材の熱硬化性樹脂組成物の低粘度化を抑制した、印刷基材の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維状物質を含む熱硬化性樹脂組成物(20)を電磁誘導性支持体(10)の表面上に配置する工程Aと、前記電磁誘導性支持体(10)を高周波誘導加熱することにより、前記樹脂組成物(20)が前記電磁誘導性支持体(10)と接する面側から前記電磁誘導性支持体(10)と離れる方向に、前記熱硬化性樹脂組成物(20)を硬化させて、前記電磁誘導性支持体(10)の表面上に繊維強化樹脂層を形成する工程Bと、を含む印刷基材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】強化層の厚み方向の熱伝導率が高く、プレクール条件を緩和できる複合容器を提供する。
【解決手段】強化用繊維と長さ1mm以下の炭素繊維を含有する樹脂組成物の硬化物とからなる強化層を容器の外側に配置した複合容器。強化用繊維と樹脂組成物の組み合わせはトウプリプレグであることが好ましい。容器は口金つきの中空ライナーであることが好ましい。強化用繊維は炭素繊維であることが好ましい。強化層の熱伝導率は3W/(m・K)以上20W/(m・K)以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】シート状の強化繊維基材を湾曲や屈曲した形状の型上に積層する際に生じるしわの防止と、労働負荷の軽減と、作業の効率化とが可能な強化繊維基材積層装置およびこの積層方法を提供することを目的とする。
【解決手段】型15上に積層させる強化繊維基材シート14を繰り出すシート繰り出し手段と、型15上に強化繊維基材シート14を圧接させる圧接手段3と、を有する強化繊維基材積層装置1において、圧接手段3は、強化繊維基材シート14よりも狭い幅を有し、シート繰り出し手段は、圧接手段3との間を負荷しながら強化繊維基材シート14を供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 複合容器の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】 容器を形作るライナー1を回転させつつ、繰出装置17から、熱硬化性の樹脂が予め含浸された繊維Fを繰り出させることで、ライナー1に繊維Fを巻付ける。この際、ヒータ22により、ライナー1の内部から加熱することで、前記繊維Fに含浸された樹脂をライナー1の表面に近い側から離れる側に向けて徐々に硬化させ、この硬化に伴って前記樹脂を発熱させる。前記熱硬化性の樹脂配合物中には多官能性樹脂を配合するとよい。 (もっと読む)


【課題】 略円筒形で、複数のセグメントに分割可能な構成を有する成形型において、各セグメント同士を円筒形に組み立てるときに、各セグメント同士の位置精度を優れたものとし、かつ、組立作業をより簡素化する。
【解決手段】 平板状で、その表面が凸面状となっている第一セグメントおよび第二セグメントを、1個ずつ前記表面を外側に向けた状態で、その端面をサポートリングに固定し、隣接するセグメント同士を側面で結合することで、単一の円筒状の成形型として保持する。 (もっと読む)


【課題】 例えば航空機の胴体部等の製造に用いられる、略円筒形で、複数のセグメントに分割可能な構成を有するマンドレルを、高い位置精度で容易に組み立てることができる技術を提供する。
【解決手段】 セグメント固定工程では、対向配置した一対のサポートリングに沿って複数設定されている固定箇所のうち、1つの特定固定箇所に、固定対象である1個の前記セグメントを固定する。回転工程では、セグメント固定工程の前に、前記特定固定箇所を、サポートリングの最上部に位置させるように、前記サポートリングを回転させる。ここで、前記セグメント固定工程では、固定対象のセグメントを、前記サポートリングそれぞれの間に配置し、鉛直方向に沿って特定固定箇所に対応する高さまで上昇させてから、当該サポートリングに固定している。 (もっと読む)


【課題】プリプレグをしわや層間の隙間無く多重円筒状に効率的に巻回できるプリプレグ巻回方法及び装置を提供する。
【解決手段】定盤10と、この定盤10に対して接離移動可能なマンドレル20と、マンドレル20に対して接離移動可能で平行な軸線を有する押圧ロール30とを準備するステップ;定盤10上に、熱硬化性樹脂シート中に強化繊維を含浸させてなるプリプレグPを載置するステップ;プリプレグPの先端をマンドレル20に巻き付け、該マンドレル20と定盤10及び押圧ロール30との間に該プリプレグを挟んだ状態で、該定盤10とマンドレル20及びマンドレル20と押圧ロール30との間に押圧力を作用させるステップ;及びマンドレル20の軸線と交差せずに直交する方向の相対移動力を与えることにより、該マンドレル20及び押圧ロール30を回転させて該マンドレル20にプリプレグPを巻回するステップ;を有する巻回方法。 (もっと読む)


【課題】 略円筒形で、複数のセグメントに分割可能な構成を有するマンドレルを、容易かつ効率的に分解することができる技術を提供する。
【解決手段】 外周面に密着して複合材料構造物が形成されている状態のマンドレルにおいて、取外し対象である1個のセグメントを最上部に位置させるように、一対のサポートリングを回転させる回転工程と、最上部に位置した取外し対象の前記セグメントを、一対のサポートリングから取り外すセグメント取外し工程とが行われる。このうち、セグメント取外し工程では、一対のサポートリングの間で、取外し対象のセグメントを、鉛直方向に沿って下降させて前記マンドレルの内側に位置させてから、一対のサポートリングの間より搬出する。 (もっと読む)


【課題】様々な曲面に対応して皺無くプリプレグテープの貼着や積層を図ること。
【解決手段】任意の初期座標p0を始点として、プリプレグテープの面Sに予定されているプリプレグテープの貼着方向V(i)に沿う探索ベクトルSVを、所定の微小移動量Δaをスカラとして演算する探索ベクトル演算ステップS101と、演算された探索ベクトルSVの終点peから面Sに下ろした垂線の足ptemp1-3(i, j, k)を演算する垂足演算ステップS102とを含み、所定の終了条件が成立するまで、垂線の足ptemp1-3(i, j, k)と探索ベクトルSVの基点とに基づいて新たな探索ベクトルSVを演算するとともに、この新たな探索ベクトルSVに基づき、垂線の足ptemp1-3(i, j, k)を次の演算の始点として探索ベクトル演算ステップS101を繰り返すナビゲーティングステップS100〜S125を備える。 (もっと読む)


【課題】 層間靭性の向上を図ることができる炭素繊維強化プラスチック成形体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素繊維強化プラスチック成形体(CFRP成形体)1は、炭素繊維からなる複数層の炭素繊維層2と、炭素繊維層2が埋設された樹脂体3と、炭素繊維層2間に掛け渡されるように樹脂体3に形成された複数の孔4に挿入されて固定されたピン5と、を備えている。CFRP成形体1においては、炭素繊維層2間に掛け渡されるように樹脂体3に形成された複数の孔4にピン5が挿入されて固定されることになるので、CFRP成形体1の層間靭性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】平坦状の本体部の一側面に所定強度の立体形状部を容易に成形可能とし、かつ該立体形状部の成形による本体部の他側面のヒケの発生を防止する。
【解決手段】立体形状部3の外面側がプリプレグ13aにより成形されると共に、立体形状部3の内面側がシートモールディングコンパウンド13bにより補強され、かつ立体形状部3の基端縁から本体部2の一側面2aに沿って延びる平板部3bがプリプレグ13a,15のみで成形される。その製造は、立体形状部3形成用のプリプレグ13aにのみ、本体部2成形用のプリプレグ12の一側面に沿って延びる平板部3bを設け、この平板部3bを本体部2成形用のプリプレグ12の一側面に他のプリプレグ15を介して間接的に面接触させた状態で、各素材を一体に溶着、硬化させて当該成形品1を得る。 (もっと読む)


【課題】軽量、高強度の構造体、特に環状の複合構造体を形成するための効率的で且つ効果的な方法、装置及び
システムを提供する。
【解決手段】環状の複合構造体を形成する装置は、環状の形状のツール取扱い組立体660と、形成ヘッド604とを含む。該環状の形状のツール取扱い組立体660は、選択した断面の幾何学的形態の形成面を含む。形成ヘッド604は、ツールの形成面の廻りにて周方向に連続的なプライ層のプライを1つずつ形成する形態とされている。 (もっと読む)


本発明は、複合材湾曲部品の製造方法に関し、この方法では、この部品を形成する複合材繊維層(110)を少なくとも折り曲げ加工工程の間緊張状態に維持し、該層の互いに対する変位をさらに制御する。本発明はまた、このような方法を実施できる装置にも関する。 (もっと読む)


【課題】 ハット型ストリンガを採用したスティフンドパネル構造物の製造に特に好適に用いられ、より多数回の使用が可能となるような耐久性を実現できるブラダタイプの治具を提供する。
【解決手段】 ブラダ10Aの本体となる本体部11は、内部が中空の管状に形成されており、一方の端部が末端金具12で封止され、内部が気密となっている。末端金具12の挿入部12bは、本体部11の端部の中空に挿入されるが、その外周面に、当該外周面を巻き回すように、複数の帯状溝部12dが形成されている。この帯状溝部12dにより、本体部11の内面と挿入部12bの外周面との間には、環状の接着層14が複数設けられることになるので、本体部11と末端金具12の密着性および本体部11の内部の気密性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた強度及び耐衝撃性を兼ね備えた繊維強化複合材料を提供することにある。
【解決手段】強化繊維とマトリクス樹脂とからなる繊維強化複合材料であって、該強化繊維が、単繊維繊度が10〜45dtex、結晶化度が55〜70%の芳香族ポリアミド繊維であることを特徴とする繊維強化複合材料とする。 (もっと読む)


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